記録ID: 1447289
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雪山ハイキング
北陸
越後駒ヶ岳 天空への白銀の道
2018年04月29日(日) [日帰り]


- GPS
- 11:35
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,226m
- 下り
- 1,226m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トンネルから出て突き当たり右手へ登山口である石抱橋を偵察に。4〜5台ほど橋の脇に駐車してあり、まだまだ止められそうだがトイレが閉鎖されていたので、来た道を戻り、遊覧船乗り場の広く整備された駐車場にて車中泊。(綺麗なトイレあり) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登りはツボ足、下りは安全のためアイゼン。 ・川沿いを進む際は、油断して落ちないように注意が必要。 ・道行山の取り付きが全く不明瞭で、距離感つかめず沢を渡ってからしばらく進み、戻ってきて沢沿いにヒントを探すも、結局、明瞭な下山者の足跡1つを信じて急登をひたすら登る。雪がクサリ気味なので、ズリ落ち注意。 ・尾根に上がると視界が一気に開け、夏道も確認出来るようになる。イワウチワが歓迎してくれます。 ・道行山山頂で直角に折れ、少し下る。ゴールである山頂まで続く雪の尾根道は余りに気持ち良く、『これぞ残雪期の春山!!』と叫んでしまう。 ・小倉山山頂付近にて、再度、直角に曲がる。山頂への急登を避けトラバース。一番低い位置の足跡を頼りに進みながらよくよく足跡を確認すると、、、画像へ。 トラバース路の途中の立木帯にて倒れた木を跨ぎ足を着いた瞬間、隠れていた木のにズリっと足を持っていかれ、あわや滑落寸前。左足をグッと踏ん張り、ピッケルを差込み何とか持ち堪える。(後に膝をヤラれました。) ・しばらく穏やかなウネウネ尾根歩きが続くも、さっきまで見えた山頂が見えなくなる急登が現れます。(百草ノ池まで) ・急登を登り切ると、そこは山頂ではなくリッジ?!を横から見ていたような格好の場所で、しばらく左右の所々スリットがパックリ口を開けていて少し恐怖心を煽らる道が続きます。 ・百草ノ池付近?!にテントが2張。月夜が綺麗だったでしょうね。 ・仕上げは山小屋までの急登。雪の状態はツボ足でも一発で差込める程よい硬さで助かりました。旗棒ごとに呼吸を整え、景色に気持ちを紛らせながら登り切ると、これまた立派な小屋とドボドボ溢れる水場が目の前に。 ・山頂へは直登も可能なように見えましたが、初めてのため安全を期してトレースのある夏道上を回り込むように登る。立派な雪庇と転げ落ちた雪庇の大きな机を見ながら山頂へ。 ・下りは小屋からの下りが、急な上、左右に開け過ぎているため、転がるとすがれる物がないという精神的に追い詰められる感じがします。ただ、冷静に踏み込みながら降れば何てことはありません。 ・あとはひたすら下るだけ。 トラバースのスリップで負った膝の故障が下るにつれ痛みを増し、庇う右足の付け根まで痛くなる始末。単独行は本当に自分との闘いだと思いました。(笑) |
その他周辺情報 | ・朝、釣り人がワンサカ来ます。始めは登山者だと思い、登山口に車を止められないのではないかと焦りました。 ・フキノトウが沢山生えていて下山時、収穫している方が結構いらっしゃいました。 ・イワウチワ(大きなイワカガミだと思ってました。)、カタクリ、シャクナゲ、タムシバ(コブシだと思ってました。花の下に二枚葉が付いているのがコブシだそうです。) ・白銀の湯という温泉が近くにあります。 ・シルバーラインを下ってしばらく行くと山の幸を売っているお店がありました。 ・シルバーラインは無料です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ピッケル
クッカー
ガス缶
バーナー
携帯トイレ
|
---|---|
備考 | ・4月22日のレコが大変参考になりました。 ・踏み抜きを恐れワカンかスノーシューを携帯しようかと悩みましたが、レコを拝見し止めて良かったです。 ・無風時は暑いくらいですが、少し風が強いだけで寒さを感じますので、天候の悪い時はシッカリした装備が必要です。 ・照り返しがキツく日焼け止めをオススメします。(面倒くさがったため、今日、ヒリヒリです。) |
感想
白銀の道は険しく、長かった。
足を引きずり車に着くまでは『2度と来ることはないだろう』と思い続けるも、こうしてレコを書いているそばから、『また行きたいな』、『緑の季節も良さそうだな』と思う始末。
道中お会いしたステキな女性は山レコユーザー、yasubeさんで、早速、レコアップされておりました。
そこで、山頂を直登、下山時に山菜収穫されていたのが、レコ仲間のjimnyさんとokutoneさんでらしたようで、やはりこの時期、この山にいらっしゃるのは『筋金入』の方々ばかりだと思いました。
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