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記録ID: 1447405
全員に公開
雪山ハイキング
大峰山脈

山上ヶ岳

2000年01月09日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
16.5km
登り
1,218m
下り
1,219m

コースタイム

日帰り
山行
5:36
休憩
0:59
合計
6:35
8:00
12
スタート地点
8:12
18
9:50
10:00
60
11:00
11:30
20
11:50
33
12:23
23
12:46
13:05
0
13:05
85
14:30
5
14:35
ゴール地点
アクセス
かねてから歩いてみたかった山岳信仰の山・大峰山脈の主峰・山上ヶ岳を訪れました。
かねてから歩いてみたかった山岳信仰の山・大峰山脈の主峰・山上ヶ岳を訪れました。
女人禁制の山と唱うだけあって、切り立った岩峰群が集まってゴツゴツしてた男性的な山容が目立ちます。
女人禁制の山と唱うだけあって、切り立った岩峰群が集まってゴツゴツしてた男性的な山容が目立ちます。
洞辻茶屋。登山口から山頂までの間に4つの休憩所(○○茶屋)があり、いずれも登山道を包むように休憩舎が建てられています。
洞辻茶屋。登山口から山頂までの間に4つの休憩所(○○茶屋)があり、いずれも登山道を包むように休憩舎が建てられています。
泥辻茶屋から山頂までの間は表行場といわれる修行道となります。急登・鎖場が目立つうえに雪道になりました。
泥辻茶屋から山頂までの間は表行場といわれる修行道となります。急登・鎖場が目立つうえに雪道になりました。
鐘掛岩からの眺めは絶品である。特に台高方面の霞のかかった山並みは美しいです。
鐘掛岩からの眺めは絶品である。特に台高方面の霞のかかった山並みは美しいです。
有名な修行場です。山上ヶ岳に来た!と実感します。
有名な修行場です。山上ヶ岳に来た!と実感します。
山頂近くの宿坊群です。
山頂近くの宿坊群です。
本堂に着きました。ひっそりとしています。
本堂に着きました。ひっそりとしています。
バックは大普賢岳へと続く奥掛道の尾根群です。
バックは大普賢岳へと続く奥掛道の尾根群です。
山頂を後にして稲村ヶ岳へ続く吊り尾根へ入ります。
山頂を後にして稲村ヶ岳へ続く吊り尾根へ入ります。
稲村ヶ岳の向こう(左)は弥山です。
稲村ヶ岳の向こう(左)は弥山です。
稲村ヶ岳に着きました。見晴らしがとてもいいです。大峰の主峰がすべて見渡せます。
稲村ヶ岳に着きました。見晴らしがとてもいいです。大峰の主峰がすべて見渡せます。
稲村ヶ岳側からみた山上ヶ岳です。
稲村ヶ岳側からみた山上ヶ岳です。
稲村ヶ岳から見たバリゴヤの頭、奥は弥山です。しばらく景色を楽しんだのち、洞川温泉へと下りました。
稲村ヶ岳から見たバリゴヤの頭、奥は弥山です。しばらく景色を楽しんだのち、洞川温泉へと下りました。

感想

○目的
 かねてから歩いてみたかった山岳信仰の山・大峰山脈の主峰・山上ヶ岳を訪れることとする。
○アプローチ
・8時に母公堂についた。車は母公堂手前200mの道脇に停めた。
・そこから登山口である大峰大橋までの車道を歩く。
・大橋からはこれから訪れる山上ヶ岳の山並みを望む。
・女人禁制の山と唱うだけあって、切り立った岩峰群が集まってゴツゴツしてた男性的な山容である。
○大峰大橋〜洞辻茶屋
・橋を渡って直ぐに「女人結界門」書かれた木枠の門が登場。
・門の隣に「平成10年9月にある報道機関により、恰も女人禁制が解かれたかのような報道がなされたが、大峯山寺ではそのような決定・発表をしておらず、未だ女人禁制を守り続けているので、女性の方の入山はお控え願います。」なる意味の看板。
・登山口から山頂までの間に4つの休憩所(○○茶屋)がある。
・いずれも登山道を包むように休憩舎が建てられており、休憩舎の中には売店が並んでいる。
・これらは修験者・参拝者のための休憩場である。
・御助け水という水場から先の登山道が氷結していた。登山道だけでなく水場も凍結しており水はなかった。
・洞辻茶屋の休憩舎は他に比較して大規模であり、養鶏場のように細長い建物である。中には数多くのイスが並べられており、百人以上が収容できそうである。
○洞辻茶屋〜山上ヶ岳
・山上ヶ岳までは表行場といわれる修行道。今までの整備された道とうってかわって急登・鎖場が目立つ。
・鎖場では鎖が雪に埋没しており、手がかりが得られぬ箇所があって緊張させられた。
・急登は傾斜が緩やかになり始める鐘掛岩まで続く。鐘掛岩からの眺めは絶品である。
・本堂付近は大きな御堂の前に砂利を敷き詰めた広場があり、対面には管理棟が配置されたごく一般の寺の佇まいであった。
・山上ヶ岳の山頂は本堂前の小ピークにある。ピークを示す三角点はひっそりと林に囲まれた御神体と見られる岩の前に埋められていた。
○山上ヶ岳〜山上辻
・山上ヶ岳から先は下降となるので簡易アイゼンを着ける。
・急降下してたどり着いたレンゲ辻には例の「女人結界門」が存在した。
・レンゲ辻から先の山道は尾根線の北側に回り込む。傾斜が急であり積雪が多い。
・登山道は雪に埋まっており、1本の細いトレースが斜面を切ってトラバースしているだけである。
・谷を渡る箇所は氷結しており、危険を感じる場所があった。一番ひどいのはトレース幅が足幅しかなく、踏み外したらそのまま滑り落ちてゆくと思われる箇所である。
○稲村ヶ岳
・山上辻から稲村ヶ岳を往復する。
・登山道は大日岳の東面をトレバースしているが、ここも雪で道が埋まっており、滑らないように注意して歩いた。
・大日岳は槍状のピークであり、登ってみたかったが、足周りが不十分であることと、苦労して登る割には展望がなさそうなのでやめた。
・稲村ヶ岳は他の大峰山群に取り囲まれる位置に存在し、大峰山脈がすべて見通せる。
・北は吉野から山上ヶ岳に続く高地。東は先ほど登ってきた山上ヶ岳から大普賢岳に続く山塊。南は近畿最高峰の弥山・八経ヶ岳、さらに背後の奥駆け南部の峰峰。北西には水越峠のキレットが特徴的な葛城・金剛。
・帰りはもの凄いスピードで、山上辻を経て母公堂へ下った。下山後は楽しみの一つである洞川温泉へ直行した。

《費用》
洞川温泉入館料 \510

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