龍蔵寺〜愛宕山 (篠山市−三田市)

2018年05月03日(木) [日帰り]

• GPS: 02:46
• 距離: 4.9km
• 登り: 553m
• 下り: 540m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:31
• 休憩: 0:15
• 合計: 2:46

11:30 龍蔵寺駐車場
12:53 13:08 愛宕山（兵庫県篠山市・三田市）
14:16 龍蔵寺駐車場

天候

くもり　のち　はれ　　　

最寄のアメダス観測点『柏原』当日の気温
■朝の最低気温 　12.3℃ (22:30)
■日中最高気温 　22.0℃ (08:48)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

龍蔵寺門前駐車場利用。
■20台程度か？
※篠山市登山マップ(H26/3発行:篠山市)によると駐車スペース50台。数ヵ所合わせての台数かと？

コース状況／危険箇所等

先人のレコ、篠山市登山マップの情報を頼りに訪れました。
少し遊歩道っぽい整備を期待していたものの、歩いたコースの大半はあまり踏まれていない山道レベル。登山マップに記されたコースも怪しい雰囲気でしたが、現地案内版に記された他のコースを辿るのは、あまりお奨めできる状況ではありません。

■龍蔵寺〜忍の滝〜石のとりい
この区間の大半は歩かれた痕跡が薄く、あまり利用されていない様子でした。踏み跡は希薄ながら、忍の滝道との看板がある急坂区間迄は概ねロープが張られており、それを辿る事が出来る限り迷う事はないでしょう。
当日は雨後も影響して堆積した落葉が滑りやすい状況でした。冬場は北斜面の谷に付凍結、積雪の影響が予想され、春以降は既にシダ等が邪魔となりつつある状況から通過にも苦労しそうです。
忍の滝傍の岩場にもロープが設置されていましたが、滑りやすそうで先へは進みませんでした。

■石のとりい〜愛宕堂〜愛宕山
この区間は案内図上の中央ルート、近畿自然歩道と重複します。道標では石のとりい〜愛宕堂は200m、この間は5分程度で到着。石のとりい〜愛宕山は400mとありますが、こちらは愛宕堂への寄道を考慮しても30分近くを要しました。
後から見掛けた国道372号沿いのコース案内看板に、『愛宕山登山は手を使わないと登り下りできない難所があります』との注意書きがある通り、二足歩行では困難な急坂区間があり、特に下りはお薦めできません。
要所に道標、それなりに踏み跡は解る程度。この区間にもガイドロープが張られている区間があります。一部急坂区間はロープを頼りに登りましたが、体を預けるには少々心許ないロープでした。

■愛宕山〜武庫川源流〜龍蔵寺
山頂より、現地案内版に記された尾根坂を辿り大岩場では鎖場を確認、おそらくコース通りに歩いた筈です。ここまでは踏み跡の解りやすい山道レベルでしたが、森の坂区間はテープ頼りとなります。
武庫川源流の南コースにて下山しましたが、かなり荒れています。下る程に治山堰堤も現れ道っぽい雰囲気が強まるものの、倒木や崩落等、歩き易いのは龍蔵寺手前からでした。

※篠山市登山マップ
https://www.city.sasayama.hyogo.jp/pc/group/kanko/sightseeing/post-56.html
※『篠山市登山マップ』掲載の登山ルートの情報について
https://www.city.sasayama.hyogo.jp/pc/group/kanko/sightseeing/post-100.html
マップ発効後にコース情報が更新されるのは有難いものです。但し、今回歩いた愛宕山エリアは情報無。。

写真

5/3 11:31

龍蔵寺の駐車場を利用させていただきました。
説明看板。

5/3 11:31

同じく案内図。
まずは南ルート、森の歩道を探すが。。

5/3 11:39

…それらしき道の痕跡は解らず。。

5/3 11:42

入り口にはそれらしい階段があったのですが。。

5/3 11:43

気を取り直して。。
左手前が駐車場。
多分？正面奥が愛宕山。

5/3 11:47

ここがコースだろうと？
正面左上の建物がおそらく修行堂？

5/3 11:49

踏み跡は希薄ながら、補助ロープが設置されています。

5/3 11:53

…ロープが続く。急坂の補助用ではないようで。。

5/3 11:58

コースの案内として設置されている様子。

5/3 11:59

洞窟っぽい水溜まり。

5/3 12:00

正面奥に忍の滝か？

5/3 12:01

ロープは滝と尾根側へ分かれる。

5/3 12:02

滝側は2足歩行不可！

5/3 12:05

巻道っぽい尾根側も急斜面ながら、何とか歩けるか。。

5/3 12:11

道標！

5/3 12:12

登ってきたコースが、忍の滝道だったようです。
…下りたくない道でした。。

5/3 12:14

遊歩道には程遠いものの、一応道っぽくなってきた？

5/3 12:15

左手に石垣！

5/3 12:16

この山中にこの規模⁉
圧倒されます！

5/3 12:18

静寂に包まれた壊れかけの鳥居と灯篭、そして苔生した石段。
不気味…というより、何か別世界に迷い込んだような不思議な感じでした。

5/3 12:18

近畿自然歩道の道標も佇む。。

5/3 12:21

古い道標に従って。。

5/3 12:23

巻道？より愛宕堂へ。

5/3 12:24

焚火の跡はそれほど古くないようです。

5/3 12:24

4基の灯篭、元禄3年(1690)と読めます。
結構古い！

5/3 12:28

船坳口？

5/3 12:30

一応道標？

5/3 12:33

並みの山道程度には歩けます。

5/3 12:35

またもやロープのガイド。

5/3 12:38

滝谷口。分岐には見えません。。

5/3 12:40

この先、かなりの急坂。
2足歩行不可！

5/3 12:47

向山坂到着。

5/3 12:48

再び近畿自然歩道の道標。
先の急坂がルートだったのか( ゜Д゜)

5/3 12:50

埋もれつつある看板。

5/3 12:52

愛宕山山頂着。

5/3 12:54

北側のみ、眺望が広がります。
右奥に多紀連山。
ここでパンをかじりながらしばらく休憩。

5/3 12:54

北西方向。
右端は松尾山方面？

5/3 13:09

下山は、三田・篠山市境界の稜線上をイメージして。。

5/3 13:11

画面中央あたりに青い紐、左端に赤い布切れ。
『山火事注意』とか書かれていた旗の残骸かと？

5/3 13:11

テープあり。

5/3 13:13

またもや赤い布切れ、西へ。
コース図の尾根坂あたりかと思いつつ。。

5/3 13:18

迂回した岩場は鎖場でした。
おそらくこれが大岩場かと？

5/3 13:19

鉄塔巡視路に合流？

5/3 13:22

赤布が多い。。
コースとして整備された際に相当数が設置されたようです。

5/3 13:26

食樹林へ。
基本、三田市側が人工林のようです。

5/3 13:29

森の坂に差し掛かったか？

5/3 13:33

下り始めると道は消える。
残地テープが目安になるか？

5/3 13:39

下っても道はなく。。

5/3 13:41

テープに頼って北へ。
南コースを目指す？

5/3 13:43

テープはあれど。。
道はなし。

5/3 13:44

ガレ気味の急な下り、振り返ると武庫川源流と書かれた木片が設置されていました。

5/3 13:47

再び赤い布。道らしくなってきた？

5/3 13:51

ちょっと滑りやすい丸木橋。

5/3 13:56

画面中央左に小さな祠。
奥は多分この谷最奥の砂防ダム。

5/3 13:59

振り返って。画面右上より降りてきましたが、左側よりより明瞭な林道と合流。

5/3 14:00

束になった丸木橋。
でも、滑りやすい。。

5/3 14:03

またもや丸木橋。

5/3 14:05

奥にガードレール！
手前の倒木を超えるのに一苦労。。

5/3 14:07

舗装路になっても倒木！

5/3 14:08

舗装路ですが、行く手を木々に阻まれる。

5/3 14:11

ここで道標。

5/3 14:11

無事下山。

5/3 14:12

近畿自然歩道の道標。
階段が正規ルートです。

5/3 14:14

右奥より入山しました。

5/3 14:15

早春はミツマタの群生が楽しめるようです。

5/3 14:15

比較的最近整備されたようで。。

5/3 14:17

駐車場着。他に駐車無。
山中、お寺付近ともに誰も出会わず。。

5/3 14:25

国道沿いの近畿自然歩道看板。

5/3 14:25

的を得た注意が書かれてました;;

撮影機器：

iPhone 7 Apple

感想

inakabus

先人のレコより、案内図の設置されたハイキングコースなのは確認しており、現在の管理状況ともかく、散策気分で歩けるだろうと思っていましたが、全くの的外れ。
おそらく今回歩かなかった東ルートは平成20年以降に森林整備事業が行われている事から比較的歩き易い状況のようですが、南ルートについては通過するには少々危険を伴うような荒れ具合でした。
近畿自然歩道のトレースについては、特に迷うことは無さそうですが、再訪するならそれなりの覚悟で挑むべきコースでした;;

コメント

うみさま

天狗が住んでそうな雰囲気
天狗の生活知りませんが

inakabus

Re: 天狗が住んでそうな雰囲気
画像からは伝わり難いかもですが、
ジブリに例えば、もののけ姫の森みたいな所でした。