現地ガイドとともに「大台ヶ原から大杉谷渓谷」
komagoejin
体力度について
- GPS
- 27:33
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 663m
- 下り
- 1,937m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 6:52
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 8:06
| 天候 | 4日晴 5日晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス
|
写真
日出ヶ岳展望台までは一般客でも行ける。
ここから、下って行く毎にシャクナゲの淡いピンクの花が多くなってゆく。
取り付けた人は、こんなになることを想像しただろうか。
右ルートに行くと避難小屋（堂倉小屋）があるが、
粟谷小屋が開いているときは、閉まっている。
崩落した岩石と、堆積した砂利。川の水は伏流して岩石の下に消えている。10年もの間通行禁止となっていた。地元の関係者の尽力で通行が可能になったという。
3
岩石は切り口が刃のように鋭く割れているところがあり注意。
感想
5月4日：天気晴れ、風やや強く7:55出発時の気温7℃。薄いフリースを羽織って出発。
日出ヶ丘までは、観光客が登って行ける整備された、登りの長い階段が続く。山頂は風が吹いていたが、熊野灘が遠くに見えていた。
粟谷小屋まではシャクナゲ、アケボノツツジの花、花蕾を沢山つけたシロヤシオなどの木々を見ながら、特に危険な処もなく、なだらかに下って行く。林道に出て左に粟谷小屋がある。
堂倉滝までは、粟谷小屋から少し林道を歩き登山道に入る。少し登り切った所から、木の根が張った歩きにくい、初めての鎖場が現れる登山道を下る。堂倉滝で初めて花の咲いたシロヤシオがあった。
桃ノ木小屋までは宮川の吊橋を渡る毎に、切り立った右岸から左岸へと細く、時には滑り易い道を鎖に掴まりながら下って行く。第三発電所登山口までの間で多くの登山者の事故があったという。この日も外国人の登山者が救助ヘリで運ばれたそうである。
桃ノ木小屋では、湯船に3人、洗い場2人の小さな風呂には並んで入浴。夕飯は定番のカツカレー。カレーはお代わり自由。
夕食後はガイドの森さんの、伊勢神宮と大杉谷のお話を聞くことができた。
5月5日：昨日よりも気温は高く、風もない。肌着とシャツでスタート。
第三発電所登山口まで6ヶ所の吊橋を渡り、時には黒部水平歩道並？の鎖に掴まって、ニコニコ滝、千尋滝を見ながら歩く。下りだけではなく、かなり急登の登りも繰り返し続くが、下りだけの足への負担も少なくなる。京良谷の河原で休憩時、ヒルがいるので落ち葉の無いところで休憩を促された。登山口でヒルにやられたのに気が付いた仲間が一人。桃ノ木小屋から下はヒルに要注意です。
伊勢神宮へ流れ出る宮川の流れる大杉谷渓谷の歴史、何百年もの樹齢の杉、桧、シロヤシオ等々の木々などの話を聞きながら歩いた二日間だった。
上りルートが一般的であり、ガイド仲間でも下りは殆どやらないとのことだったが、コースタイムで上りより2時間15分短縮される分、ガイドさんの説明を多く聞くことができたのではないかと思う。
良い天気に恵まれ、良いガイドさんに案内していただき、大変楽しい大杉谷渓谷を満喫できました。森ガイドさん、ありがとうございました。
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