鬼が面山〜ユネスコエコパーク只見〜

2018年05月06日(日) [日帰り]

• GPS: 05:08
• 距離: 8.8km
• 登り: 877m
• 下り: 870m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:36
• 休憩: 0:32
• 合計: 5:08

5:45 六十里越登山口
6:44 6:47 P962
6:55 6:56 六十里越
8:31 8:32 南岳
8:54 9:18 鬼が面山
9:43 9:44 南岳
10:28 10:29 六十里越
10:51 10:52 六十里越登山口
10:53 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

R252号線　六十里越トンネル入口（新潟県側）に駐車

コース状況／危険箇所等

特になし。
沢横断部に残雪。稜線に出てからは半分くらいが残雪

写真

5/6 6:19

国道脇の登山口から登って稜線部に出たところにある雨量観測施設。
天気が良いのでここから前毛猛山方面に進んでみることにした。

5/6 6:27

残雪期のこの時期にしか歩くことのできないルート。
当たり前ながら誰もいない。。。

5/6 6:34

気持ちよい斜面。雪も締まっていて歩きやすい。
ブナの新緑がきれい

5/6 6:44

登りきったピーク(H=962m地点）でコーヒータイム。
田子倉ダムもきれいに見える。
ここから先は藪がすごく、前毛猛側には進むことを断念。
しばし景観を楽しむ

5/6 7:07

太郎助山や桧岳といった奥只見の山々がきれい。
魚沼アルプスと呼びたい（笑）

5/6 7:12

いったん鬼が面山に向けて進む。

5/6 7:13

ブナの若芽

5/6 7:25

クロモジの新芽

5/6 7:28

マイクロ中継局（H=1,125m)
通常の登山道を進めば、ここまではほぼ夏道。

5/6 7:37

燧ケ岳

5/6 7:38

田子倉湖

5/6 7:38

R252号線の福島県側。
田中角栄総理大臣が尽力し、自衛隊まで動員し開通させたという。

5/6 7:45

カモシカの足跡。さすがエコパーク

5/6 7:51

こんな斜面を進む

5/6 7:52

警戒音がずっと聞こえていたら、進路上にカモシカ出現。
ここは私たち登山者がビジターなんですね。

5/6 7:55

ここは電源開発の歴史と切り離すことができない地勢地。
したがって、多くの作業道があり、登山道とうまく導線されている。

5/6 7:57

それにしても田子倉ダムはみごとな自然美であり造形美。
人造湖としては東洋一の大きさとのこと。

5/6 8:07

登ってきたところを振り返る。
自称「魚沼アルプス」(笑)
素晴らしい景観だ。

5/6 8:21

足跡に眼をやると。。。

5/6 8:19

ショウジョウバカマ

5/6 8:20

カタクリ

5/6 8:26

進む先には浅草岳の雄姿

5/6 8:26

魚沼アルプスの背後には、越後三山の魚沼駒ケ岳・中の岳・八海山が見える。
ここに来ないとみることができない景観。
全部「越後三山只見国定公園」です

5/6 8:30

南岳着。
足元に眼をやれば。。。

5/6 8:30

イワウチワ

5/6 8:31

谷底を覗くと、緩斜面にはブナ林が発達している。

5/6 8:31

たぶん、ハクサンシャクナゲ

5/6 8:43

南岳はこんなにせりたっている。

5/6 9:03

鬼が面山山頂の道標が見えてきた

5/6 9:23

鬼が面山から。
守門岳

5/6 9:25

マンサク

5/6 9:26

これなんだあ。

5/6 9:31

咲くとこうなる。コブシ

5/6 9:26

これなんだあ。
バルタン星人みたいな冬芽

5/6 9:46

開くとこうなり。

5/6 10:25

咲くとこうなる。オオカメノキ

5/6 9:37

自然の造形美。
雪庇が発達。豪雪地帯なのがわかりますね

5/6 9:40

こちらはヒメイチゲ。
足元にも小さな花々がある

5/6 9:57

新潟県側はブナの伐採が進んだため、ミヤマナラになっている。

5/6 10:11

「魚沼アルプス」の先には、三丈が岳と荒沢岳が。

5/6 10:26

ユキツバキ。
春は赤い花が目立ちます

5/6 10:38

ミヤマカタバミ

5/6 10:41

登山道の雪解け水を逃がす水切り。
登山道の洗掘防止

5/6 10:46

キクザキイチゲ

5/6 10:59

なんだかんだでもう下山。
変化に富んだ楽しい山。

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100 SONY

感想

manzayoitoko

ゴールデンウイーク最終日に、鬼が面山へ。
越後三山只見国定公園とユネスコエコパークに指定されている大自然の山域。
ここは手つかずの自然が残されており、いまの時期は登山者も少ない。
あまりに天気が良かったので、残雪の今しか行けないので、ちょっと登山道を外れてみたりもしました。特に鬼が面山の反対方向へは初めて登ってみることができ、ブナの新緑や眼下に広がる田子倉湖の雄大な景観に心奪われました。
鬼が面山は浅草岳へと至るルート上にあり、変化に富んだ地形の中を進みます。
植生はもちろん、切り立った痩せ尾根部分もあるので、高度感もスリルも体感できます。
時折、ごーという雪崩音も聞こえ、少しビビりましたが、春のさわやかな一日を楽しむことができました。