楽しい瑞牆山へ、山ガールと。
- GPS
- 06:45
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 891m
- 下り
- 899m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
天鳥川の徒渉点から瑞牆山頂への道は踏み跡が複数にわかれていたりしますが、選択の余地があるという感じで、迷うということはないと思います。また、固定ロープが張られた箇所がいくつかありますがいずれも容易です。山頂南側は崖なので、うっかり落ちないように注意。 水場は富士見平小屋の直下にあります。テント泊のロケーションもよさそうなところでした。 |
写真
感想
ちょうどいい具合に休日出勤が続くので、またも代休の月曜日。
現地集合で山梨在住の新人山ガールとの山行。
朝方まで雨が残る予報にやきもきさせられたけど、予想より早い気圧の谷の通過で明け方には青空が出た。
そんな予報もあって少し遅めの動き出しにしたら、瑞牆山荘の無料駐車場に着いたときには雲ひとつない快晴だった。
人気の瑞牆山も平日の朝とあって、駐車場はガラガラ。
本来、CLはパーティーの最後尾につくものだけど、振り返り振り返り自分が先頭を歩く体制で登った。
コースタイムくらいで富士見平小屋に着く。最初はここで1本の予定だったけど、少し手前で休んだので先に進む。いったん下って天鳥川を徒渉してからが瑞牆山の本領発揮。
大きな岩をくぐったり巻いたりしながら、登って行く。けど高度感があって怖いという感じでもなく、なんだか面白い山だなあと思った。
やがて視界に現れるひときわ大きく奇怪な岩が大ヤスリ岩。これを巻いてさらに登る。だんだん体が温まって山ガールも元気だ。
最後に短いハシゴを登ると樹林の向こうに光があふれている。そこが頂上だった。この頂上への出方がまたたまらなくいい。
頂上からの展望は360度。八ヶ岳の上部は雲がかかっていたけど、富士山、南アルプス、金峰山とどこもすばらしい展望。下を見ればさきほどの大ヤスリ岩が擬音にするとまさに「にょき」っていう感じで生えていて、心和む風景を形成している。
山頂では人も少なかったのでランチ休憩を兼ねて1時間以上のんびりした。それでもなかなか立ち去りがたいものがあったけど、そうもいかないので下山。
スタートがゆっくり、タイムもゆっくり、頂上でもゆっくりだったのでけっこういい時間になってしまった。
単独のときは日帰りでもテントでも午後早めに行動を終えるようにしているので日暮れが迫る時間に山中を歩くのはほとんど初めてだったけど、西日がきれいで、よかった。
日没の少し前に瑞牆山荘に到着。
新人山ガールとはいえ、中学の学校登山で赤岳に登った山梨の人だけあって、なかなかのものだった。
快晴の瑞牆山でデビューしたのはなかなかいい思い出になるのではないかと思う。
実際に登った百名山はまだ20に満たないけど、滋味深い山、厳かな山、崇高な山、かっこいい山、端正な山、優美な山、といろいろな個性の山がある中で、瑞牆山はなんていうか派手というかキッチュというか、百名山界のやんちゃ坊主みたいな、遊び心をくすぐる山だと思った。もちろん森はとてもきれいだし。
次回はテント泊で金峰山とセットで登ろうと思う。
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