高賀山 〜薫風香る初夏の信仰の山 超絶cuteな登りトレーニングと眺望のなかの冷やし中華始めました、のつもりが人生初の救急搬送。 大反省〜
- GPS
- 04:07
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 791m
- 下り
- 784m
コースタイム
天候 | 快晴 ドライナミックメッシュ+半袖ポロ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
入り口から見て右側は登山開始後日向に。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
御坂峠までは超絶cute。 特に林道出合から先が。 消えかけですが矢印やテープもありますし、一本道ですので踏み跡探せば困らないと思います。 |
その他周辺情報 | 美濃市、武芸川町あたりまでで飲料水、食料等を調達しておかないと、コンビニありません。 |
写真
感想
僕の夏山シーズン準備。
GW開幕ルーティンの第3戦。
1戦目:掴んで登るを思い出す御在所岳。
2戦目:平均的な距離と標高差を思い出す伊吹山。
3戦目:仮想笠新道 この標高とご近所なら超絶cuteな急登を登り降りする高賀山。
で、3戦目。
記録に残ってるだけで10回目。
記録残す前を入れたら多分15回目くらいなお話。
ここの目的は御坂峠までの超絶cuteな山腹の急登のやりとり。
わかっていてのスタート。
だって今まで「急登」と言われるコースでも。
確かになるべく避けてはいるけど、笠新道だって「うん、高賀山が長いだけ」って思えたし。
合戦尾根がなにがcuteなのかわからないし。
五月には高賀山の超絶cuteにまず悶絶しておきたい。
体調問題は特になし。
ただ久々。
あれ?林道出合までってこんなにチョイcuteやったっけ?って思いながら。
いやいや、去年も思ったしと記憶を思い出して。
快晴だから暑いと思いきや。
カラッとして、沢沿いだし、素敵な風が吹く中頂上まで快適快適。
ただ、去年の今頃の方がコシ痛いの多かったし。
なんせ、去年は蕪山を腰痛で撤退してモネの池に行ったくらいやし。
いくら、去年より一つジジイになったとはいえ。
いくらなんでもねー。
と思いつつ、林道出合に向かうけど。
やっぱり去年より遅い。
えー。
46が47になるだけで、こんなにちゃう?
腰痛おじさんが、腰痛ジジイ化していくので、こんなにイメージ違う?
実際はとにかく足が出てた43くらいのイメージとのギャップに悩んでるけど。
でも、そんな成長期の記録やなくて、去年の腰痛おじさんの時の記録見て来たし。
普段なら、高山病対策思い出すために、なるべく長く息を吐くことに集中してるけど。
どう考えても、スローペース。
腰痛はマシになったけど、坐骨神経痛が時折出て。
見たことのない小人が、僕の太ももの裏側を中からギューって掴むし。
ロキソニン効くまでの時間は酷い。
でも、腰痛おじさんが1時間半で行けた行程を今日は2時間以上ペース。
イヤだ。
がんばれオレ。
ハアハアハアハアハアハア、でストップ。
ハアハアハアハア、でストップ。
ハアハアでストップ。
休憩ばっかり。
呼吸忘れてた。
結局超絶cuteな急登にメロメロにされながら。
振られそうになっても心折らず、告白し続け御坂峠に。
ここからの稜線はニセピーク5つにやられるけど。
もう知ってるし。
ただ、超絶cuteなあの娘の余波で稜線と頂上へのワクワクで気にならなかったとこまでハアハアハアハア。
なんとかトータル心折れずに高賀山頂に。
頂上までもいい風吹くしー。
こんな快適な風ある?
いつもより飲料を飲んでなくてもいいし。
ハアハアはハアハアだけど。
山頂は元々知ってる眺望満点。
さっぱりiPhoneカメラじゃ撮れないけど。
僕の遠くだけはむちゃくちゃ見える老眼で白山も御嶽も北アルプスも堪能。
御嶽見ながら、冷やし中華 始めました〜。
で、下り。
登りはハアハアだったけどさー。
下りはね。
稜線下りながらお知り合いの大先輩御一行に遭遇。
お久しぶりでございました。
嬉しいご対面。
御坂峠まではクルマとのこと。
僕はトレーニング目的ですから。
素敵な眺望楽しんで下さいと、御坂峠からのcuteな下り。
快調に下りてきたら岩屋あたりからハアハア。
え?下りで息切れるの?
こんなん初めてなんですけどー。
そのうち、ハアハア止まらず。
いかーん。
呼吸に集中。
なるべくゆっくり吐いて。
どうせ吐いたら入ってくるし。
とにかくゆっくり長く吐くことに集中。
でも、ハアハアするし。
坐骨神経痛は止まってるけど、それはロキソニンのおかげ。
ハアハアしちゃう。
その結果、肩凝りしない僕が肩凝り始まって。
ロキソニン飲んでるのに若干の頭痛。
手が痺れてきて。
これは、槍ヶ岳初挑戦で断念した高山病症状やん。
1222mで?
しかも下り半分以上来てて?
おかしいやん。
林道出合以降の下山は頭クラクラも追加。
それにより、いつもより下見てるからか肩凝り激化。
なんとか、下山するも、ヘロヘロ。
挙げ句の果てに、6時間腸の蠕動止める「ロペラマックサットを服用してるのに、4時間前後でお腹痛いし。
ヘロヘロのまま、高賀神社の公衆トイレに急ぐ。
こんな経験ここでは初めて。
そして、ここからは人生初の出来事。
<ここから先は汚いお話し出ます。次の<>までは飛ばして下さい>
高賀神社でなかなかないトイレタイム。
ロペラマックサット飲んで時間前に来たのは多分二回目。
多分150以上の僕の記録以上で。
6時間後に丁度来たことはあったけど。
おかしいなと思いつつ、クラクラが止まらない。
大体こういう時は足を少し上にして胸元とお腹の服ゆるめて寝るものだし。
円空仏の美術館裏でやってみる。
ゆっくり呼吸してみる。
あんまり吸えない。
あんまり吸えないと言えば、去年の「チャドクガ アナフィラキシーショック アル中 入院事件」。
肝臓が腫れ上がって横隔膜を下げれず、運動してないのにハアハアハアハアハアハア」
そんなに呑んだかなぁ?
ていうか、なにかに刺された?
チャドクガ?
と、悩みながら寝てみると、少し呼吸が長くなり。
とにかく家に帰ろう。
と、立ち上がると、胃がムカムカ。
少し吐いてクルマに戻り。
うーむ、神社汚すのやだから、とにかく帰ろうとエンジンかけると、またムカムカ。
ムカムカのクラクラ。
ゴメンなさいとまたトイレ。
お腹は落ち着いてるし、クラクラもクルマに乗ってみるとチョイいい。
とにかく神聖な神社出て帰宅しようと。クルマ走らせ始めると、くらーくらー。
チョイ行くとムカムカ。
ホントにおかしい。
これは、道の駅 ラステンほらど までトイレないし、なんとかそこまで運転して。
でも、くらーくらーはクラクラに。
ムカムカは周期的に。
手足は痺れ。
なんだこれ。
ラステンほらど、に行くまでの路側帯の停車場で戻し。
だんだんと停車自体が荒くなり。
冷やし中華は全部出て。
それでも止まらないムカムカ。
<ゴメンなさい いつか掃除に行きます>
ダメだ。
確実に事故起こす。
疲れているのとワケ違う。
ゆっくり走りながらも、でもなんとか道の駅まで行かないと人いないし。
対向車線にはみ出ることはなかったから運良く事故にならず。
後続車にはご迷惑をおかけしながら、産直市場的なお店見ても、公衆トイレっぽいのないし。
どうしようって思ってたら右側にレストラン。
左側に駐車場。
右折入庫しくじると右直事故しちゃうから左側の駐車場に無理矢理イン。
とにかくお店で少し休ませてもらえれば。
そしたら片側一車線道路を渡りたいのに、両足の前面全体が痺れて、足が前に出ない。
タイミング間違えたらこの道路渡る間にはねられる。
それでも、なんとか道を渡り、店内へ。
15時過ぎてたので、休憩中かと思ったら、ご家族でくつろいでらしたのか。
おそらく、道をフラフラ渡るボウズを見てらっしゃったのか。
すぐに三列席に寝かせてくださいましたけど。
今となっては怖かったでしょうね。
フラフラしたボウズが、膝曲げずにおかしな歩き方して道渡るの見てるの。
怖かったでしょう。
すみませんでした。
僕はクラクラとムカムカと手足のビリビリとハアハアが止まらない。
さらにひどくなっていく。
「ぬるいお茶用意しろ」とかお気遣いいただきありがとうございました。
あの時点で飲んだら僕の胃の方は最高潮で反応しそうでしたから、頂きもせず、誠に申し訳ございませんでした。
で、チョイ休めばなんとかなるって僕の希望よりも、ご家族様のお助けで救急車を呼んで頂き。
途中からはお電話借りて自分で説明して、救急車来。
人生初の救急車による搬送です。
僕が乗ってきてた僕の営業車は、お店で預かっていただけるとのこと。
誠に申し訳ございませんです。
<ここからも次の<>まで飛ばして下さい>
クルマって座って運転するものであり、僕は座って移動するのに慣れてたんだと痛感しました。
横になって自動車の振動を感じるのは初めての経験。
元々、クラクラやビリビリが止まらない上に胃のムカムカがあった僕は、店内で我慢しきったムカムカをストレッチャーの移動で最高潮になり、始まって。
救急車移動の酔い、ストレッチャー移動の酔いなどで、次々と最高潮となり、ご迷惑をおかけし続け、胃の中全てを空にしてもまだ続けて。
大変ご迷惑をおかけし続け、誠に申し訳ございませんでした。
<せっかく色々していただいているのに 心からお詫び申し上げます>
結果、危険なところ確認で、基本的なバイタル、血液検査からのリンゲル点滴、脳のCT、肺辺りのレントゲン、血液検査の結果からの腹部CTなど、様々な検査や処置をしていただき、すごく親身にご心配いただき。
大変ありがとうございました。
元々、飲み過ぎなのも含めて先のご心配までいただき、大変ありがとうございます。
再度、月曜日に通院することとなりました。
何卒、よろしくお願いします。
で、何が起きていたか。
自分の反省と先生からのご説明を合わせて。
カラダに起きていたのは。
1.脱水
2.過呼吸
先生の所見
1.発汗過多と摂取水分のアンバランス
2.過呼吸が起きていた事実
先生からのご説明を聞いて僕の思い当たる節
1.脱水
本日は「暑い」と思いきやカラッ」として爽やか
先週の伊吹や養老の方が僕には発汗過多で、今日は僕にとって少ない
そう暑くないから、総行程で750ml程度しか飲んでない
そもそも単独行だから、ザックおろしてボトル入れ替えるのを無意識にめんどくさがった
2.過呼吸
去年の記録より遅いのの出だしは坐骨神経痛であるものの、それをなんとかしようとムリをした
そもそも過去との差にとらわれ過ぎた
で、ハアハアになっても休憩しなかった
山頂での大休止でしっかり休まなかった
下りは昔通り行きたいとハアハアになるまでやった
胃のムカムカの結果、ハアハアになった
今後について
a 昔のタイムにとらわれない
b 呼吸を必ず意識する
c 知ってるしと去年の自分の記録を基準にせず、ガイドブック、山と高原地図、などのコースタイムに合わせる計画をする
d ハアハアになったら時間をとっても諦めて休む
e 本格的にハアハアになったらビニール袋を使う
f そもそも前に戻れないことを認めてあきらめる
g 行って登って降りて帰って山行であることを再認識する
今回については大反省。
というか、昔にとらわれている僕そのものから大反省。
その、つまらない自分のこだわりから自己完結の趣味だったはずが、お店の方、救急隊の方、医療機関の方、家族、汚しちゃった地域の方などをはじめ、僕がまだ気づいてない全ての方々にご迷惑をおかけいたしました。
さらには、お店の方には車を預かっていただいて、まだまだご迷惑をおかけし続けています。
心よりお詫び申し上げます。
登山は行って登って、下りて帰ってで完結とは思っていたつもりでしたが。
完全に僕の「つもり」でした。
行って、登って、下りてまではなんとかなりましたけど、帰ってができませんでした。
本当に申し訳ございませんでした。
現在は、皆さまのご温情により回復しておりますが。
心よりお詫び申し上げるとともに、心より深く反省し。
さらに精進してまいります。
誠に申し訳ございませんでした。
おはようございます。
ご無沙汰しております。
昨日は大変だったですね。
木陰もあるとはいえ、昨日は気温も高く平地にいた私も少しのアップダウンで汗が沢山出るほどでした。
事態は大変でwakabonさんが一番お辛かったと思いますが、振り返られる文面見て脱水という課題、私も勉強になりました。
益々暑くなっていく気候、私も用心していきます。
まずは、体力回復するまでお大事に(^^)
ご心配ありがとう。
暑そうでいながら、実は森歩きだし、沢沿いだし。
しかも、今までで一番爽やかな風が吹いて、暑さは感じず。
ただ、超絶cuteで汗はかいたけど、冷える手前のいい感じすぎて、飲料を飲むのが少なかったかも。
ただ、僕は過呼吸の方が驚いた。
思うように登れずいつもの呼吸を忘れた方がいかんかったんだけど。
登りの問題を大休止で解消できなかったから、下りで過呼吸になったらしく。
初めての経験だったし、リベンジするつもりだけどね。
暑さ対策だけではなく、加齢による衰えと向き合って安全な登山をもう一度考えます。
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