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Yamareco

記録ID: 1462548
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東海

中ノ尾根山 〜 兵越峠から往復 〜

2018年05月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:18
距離
23.7km
登り
1,849m
下り
1,838m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:37
休憩
0:41
合計
12:18
6:01
22
6:23
6:23
85
7:48
7:48
16
8:04
8:05
60
9:05
9:09
148
11:37
11:38
9
11:47
11:48
34
12:22
12:25
30
12:55
13:21
6
13:27
13:28
79
14:47
14:48
44
15:32
15:34
17
15:51
15:51
55
16:46
16:46
74
18:00
18:01
18
18:19
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◇自家用車を兵越峠の駐車場に駐車。
コース状況/
危険箇所等
【兵越峠⇔朝日山】
◆踏み跡が薄い所もありますが、ルートであることを示すピンクテープが一定間隔でつけられているので、ピンクテープを辿れば道迷いを防ぐことができます。
◆小ピークがいくつかあります。一つ一つの登り返しは大したことないのですが、アップダウンの繰り返しは、帰路の疲れた足には結構な負担となります。
【朝日山⇔三又山】
◆朝日山から笠松山(2013mピーク)まではそれなりにピンクテープや赤テープがつけられてはいます。
◆朝日山近辺はのっぺりとした地形で、地形的には少し分かりづらいかもしれません。
◆平森山の山頂からは朝日山(兵越峠)方面へと西側の尾根を進む道、白倉川へと南側の尾根を下る道、白倉山(三又山)方面へと北東側の尾根を進む道の三ルートの踏み跡が比較的濃くあり、印もつけられています。
◆平森山前後は倒木が多く、倒木を乗り越えたり、潜ったりして歩くため、時間も体力もかかります。
◆白倉山前後は笹藪で獣道が錯綜しています。
◆笠松山から三又山にかけての区間は印がないわけではありませんが、少な目です。踏み跡もあまりはっきりしていません。ただ、それほど広い尾根ではないので、尾根筋を歩くことを心がければ、致命的な道迷いをすることは避けられると思います。
【三又山⇔中ノ尾根山】
◆ルートであることを示す印はほとんどありません。
◆ドーム山頂北側手前は木枝が邪魔していて歩きにくい所があります。
◆ドームの南側の崩壊地の脇を歩行する場合は慎重に歩行する必要があります。
◆ドームから一下りした地点から中ノ尾根山までの区間は踏み跡がはっきりしません。
その他周辺情報 ☆遠山温泉かぐらの湯で入浴。
・大人620円。
兵越峠からスタート。
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兵越峠からスタート。
100mほど林道を歩く。
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100mほど林道を歩く。
ここから尾根に取り付く。
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ここから尾根に取り付く。
タチツボスミレ
コミヤマスミレ
水梨山に到着。
新緑を味わいながら歩く。
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新緑を味わいながら歩く。
ミツバツツジ
比較的新しい標識
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比較的新しい標識
まずは朝日山三角点に向かう。
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まずは朝日山三角点に向かう。
朝日山三角点に到着。
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朝日山三角点に到着。
朝日山山頂にも寄り道。
ここで休憩。
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朝日山山頂にも寄り道。
ここで休憩。
朝日山山頂付近はのっぺりとした地形で進むべき方向が少し分かりにくい。
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朝日山山頂付近はのっぺりとした地形で進むべき方向が少し分かりにくい。
倒木を乗り越えたり、潜ったりして、進む。
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倒木を乗り越えたり、潜ったりして、進む。
平森山までやってきた。
ここでも休憩。
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平森山までやってきた。
ここでも休憩。
中ノ尾根山が見えてきた。
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中ノ尾根山が見えてきた。
コミヤマカタバミ
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コミヤマカタバミ
笹原と白樺の木々
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笹原と白樺の木々
白倉山に到着。
笹原エリアが終わり、原生林エリアに突入。
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笹原エリアが終わり、原生林エリアに突入。
コケの胞子
笠取山までやってきました。
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笠取山までやってきました。
バイカオウレン。
笠松山を過ぎると、そこかしこにバイカオウレンが咲き誇っていた。
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バイカオウレン。
笠松山を過ぎると、そこかしこにバイカオウレンが咲き誇っていた。
ふんわり雲が拡がるやさしい青空に癒される。
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ふんわり雲が拡がるやさしい青空に癒される。
木枝をかき分け進む所も。
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木枝をかき分け進む所も。
ちょっと尾根が痩せている区間もあるが、危険な感じはしない。
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ちょっと尾根が痩せている区間もあるが、危険な感じはしない。
この日見かけたバイカオウレンで最も形が整っていた一輪。
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この日見かけたバイカオウレンで最も形が整っていた一輪。
急斜面を登っていく。
ここまでが緩登だったので、きつく感じる。
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急斜面を登っていく。
ここまでが緩登だったので、きつく感じる。
木々の間から池口岳が見えた。
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木々の間から池口岳が見えた。
三又山に到着。
遠くに見えた南駒ケ岳から木曽駒ケ岳を拡大。
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遠くに見えた南駒ケ岳から木曽駒ケ岳を拡大。
ドームに向かう。
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ドームに向かう。
白倉川と登ってきた尾根を見やる。
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白倉川と登ってきた尾根を見やる。
熊伏山を拡大。
光岳方面。
遠く富士山も頭を覗かせている。
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光岳方面。
遠く富士山も頭を覗かせている。
光岳を拡大。
ドーム手前は少し藪漕ぎ。
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ドーム手前は少し藪漕ぎ。
大無間山や合地山を望む。
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大無間山や合地山を望む。
ドームを通過すると笹原の急斜面。
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ドームを通過すると笹原の急斜面。
中ノ尾根山
踏み跡は崩壊地の脇に付けられている。
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踏み跡は崩壊地の脇に付けられている。
青空に一筋の飛行機雲が書き込まれていく。
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青空に一筋の飛行機雲が書き込まれていく。
遠くに見えた御嶽山を拡大。
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遠くに見えた御嶽山を拡大。
春らしい青空がじんわり心に沁みる。
遠くに恵那山も見えている。
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春らしい青空がじんわり心に沁みる。
遠くに恵那山も見えている。
中ノ尾根山へは笹原を適当に登る。
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中ノ尾根山へは笹原を適当に登る。
中央アルプスとその奥に御嶽山。
この日は春にしては展望が効き、肉眼では遠く白山まで見えていた。
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中央アルプスとその奥に御嶽山。
この日は春にしては展望が効き、肉眼では遠く白山まで見えていた。
ドームを振り返る。
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ドームを振り返る。
南アルプス方面を振り返る。
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南アルプス方面を振り返る。
兎岳と聖岳を拡大。
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兎岳と聖岳を拡大。
中ノ尾根山に到着!
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中ノ尾根山に到着!
山頂付近はまだ雪が残っていた。
(浜松)市内にまだ雪があるなんて驚きだ。
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山頂付近はまだ雪が残っていた。
(浜松)市内にまだ雪があるなんて驚きだ。
ドームに戻る途中に見た南アルプス方面。
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ドームに戻る途中に見た南アルプス方面。
池口岳を拡大。
光岳山頂付近を拡大。
光石もバッチリ分かる。
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光岳山頂付近を拡大。
光石もバッチリ分かる。
ドームに登り返す。
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ドームに登り返す。
ゴールの兵越峠は遥か先。
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ゴールの兵越峠は遥か先。
大無間山方面。
クモイコザクラ発見!
市内で見ることができるとは!
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クモイコザクラ発見!
市内で見ることができるとは!
ホソバヒメイチゲ
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ホソバヒメイチゲ
ドームまで戻ってきた。
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ドームまで戻ってきた。
この写真を撮影した辺りでトレッキングポールの先端をどこかで落としてしまったことに気付く。
30分ほど探したが見つからず…。
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この写真を撮影した辺りでトレッキングポールの先端をどこかで落としてしまったことに気付く。
30分ほど探したが見つからず…。
往路ではアスレチック感覚で楽しめた倒木も帰路では単なる障害物。
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往路ではアスレチック感覚で楽しめた倒木も帰路では単なる障害物。
平森山まで戻ってきた。
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平森山まで戻ってきた。
中ノ尾根山を見やる。
往路でこんな景色見えたっけ?とふと思ったが、朝だったし、少し寝ぼけていたのでは、と勝手な結論を出し、さらに下ってしまった。
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中ノ尾根山を見やる。
往路でこんな景色見えたっけ?とふと思ったが、朝だったし、少し寝ぼけていたのでは、と勝手な結論を出し、さらに下ってしまった。
見える風景からさすがにおかしいと思い、スマホで位置確認すると南の尾根を下っていることが判明。
下ってきた尾根を登り返す羽目に。
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見える風景からさすがにおかしいと思い、スマホで位置確認すると南の尾根を下っていることが判明。
下ってきた尾根を登り返す羽目に。
兵越峠はこちらを進む。
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兵越峠はこちらを進む。
日が長いとはいえ、陽がだいぶ傾いてきた。
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日が長いとはいえ、陽がだいぶ傾いてきた。
水梨山まで戻ってきた。
ここからは下るだけ。
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水梨山まで戻ってきた。
ここからは下るだけ。
ようやく林道まで下りてこられた。
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ようやく林道まで下りてこられた。

感想

この日は、ある意味、厄日だった。
まず、30分ほど車を走らせた時点で気が付いた。
カメラや着替えを入れたスタッフバッグを家に置き忘れた!
家に一度取りに帰るも、約1時間のロス。久しぶりにやらかしてしまった。
次に、平森山から白倉山を過ぎた地点までの1時間ほどログが取れていなかった。
スマホの状態が悪かったのだろうか?
そして、この日最も痛かったのは、トレッキングポールの先端を落としてしまったこと。
フリップロックが外れ、ポールの先端が無くなってしまっていた。
30分ほど探すも、見つからず。
笈ヶ岳で片方のトレッキングポールが急流に流されてしまい、新たに買ったばかりだったので、ショックが大きかった。
さらに悪いことは続くもので、平森山から誤った尾根を下ってしまった。
久しぶりに派手に道誤りして、精神的な打撃はかなり大きかった。
とまあ、家に帰りついた際には惨憺たる一日だったと思ったわけだが、書き出してみると大したことはない。どれもこれも、ある意味不幸中の幸いとも言える状況だったのだ。
まずは忘れ物の件。無事に取りに戻れたわけだし、高速道路も使っていなかったので、車の燃料3ℓほどのロスで済んだ。
ログが取れなかった件も、あくまで往路の1時間ほどだけで、帰路ではきちんとログが取れたので赤線つなぎにも問題なし。
つぎにトレッキングポールの先端を失くしてしまった件。
笈ヶ岳で失ったのは片方だけ、つまり、片方ずつ失くしたことになり、ワンセットは手元にあり、新たに買う必要はない。
最後に道誤りだが、それなりの体力は使う羽目になったが、道迷いしたわけでもない。

この日は、良いこともたくさんあった。
まずは、中ノ尾根山に無事に登頂できた。
中ノ尾根山は、登ろう、登ろうと前々から考えていたものの先延ばしになってしまっていた。
中ノ尾根山は浜松市の最高峰。知名度は低いが、登頂できた満足感はかなり高い。
つぎに、この日は、展望を楽しむには絶好の一日だった。
予想以上に展望が効き、大パノラマを楽しめた。
展望はあまり期待していなかったが、中央アルプスや南アルプスはさることながら、北アルプスや白山までも肉眼では望むことができた。
道中では、花にも癒された。この時季恒例のコミヤマカタバミやバイカオウレンたちが元気に咲き誇っていた。そして、なんとクモイコザクラに出会うことができた。
この日、最も印象に残ったのが、春らしい青空。
青空は、雲に薄く覆われ、優しさを感じさせる水色の空。空を眺めているだけで、心が軽くなっていくようだった。
下山後は久しぶりにかぐらの湯も堪能できた。

この日は、なぜかネガティブな感情に支配されがちだったが、それだけ心が疲れていたのかもしれない。
そんな疲れた心も自然に癒され、うまくリフレッシュでき、活力を取り戻せたと思う。明日から良い1週間が始まりそうだ。

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コメント

お会いしたというか・・・
usofuyuさん、はじめまして。
 12日に兵越峠の駐車場に車が停まっていたので、お会いするかも、とは言っていたのですが、三又山あたりですか、「gさん、人がいますよ」と言っていたのが私です。
 適当に歩いているので、藪の中でのすれ違いでしたね。でも、登山者がいるものだと驚きでした。往復するのは、体力もモチベーションもいりますからつらいですよね。おつかれさまでした。
2018/5/14 10:50
Re: お会いしたというか・・・
naoeさん、はじめまして。
naoeさんのレコは何度か拝見しているので、「はじめて」お話しする気はしませんけど

確かに、三又山からの下りで、人の声が聞こえ(たような気がし)ました。
ただ、トレッキングポールの先端を失くしてしまったショックから立ち直れていなかったため、「姿が見えないし、ひょっとして、これって幻聴ってやつ?気が動転して、おかしくなったのか?やだ、やだ」とアホなこと考えて、そのまま下ってしまいました。
そして、兵越峠の駐車場に停まっている車を見て、空耳などではなく、ニアミスだったんだと気が付きました。

naoeさんたちは、宿泊装備を背負って、鶏冠山前後の難路を越えて池口岳登山口まで歩かれたんですよね!
中ノ尾根山ピストンなんかより、よほど体力もモチベーションもいる行程ですよね !
ホントお疲れさまでした。
2018/5/14 18:37
お会いできずに残念!
gakukohと申します。naoeさんがいうように、
多分、偶然ですが、隣をガサゴソと通過でした。
樹木が邪魔して見えませんが、人の通過を感じましたよ。
往復だとすごい距離、達成感ありますね。(g)
2018/5/14 17:25
Re: お会いできずに残念!
gakukohさん、こんばんは。
gakukohさんのレコは何度も拝見しているので、お会いして、お話ししたかったです!
ほんと残念 です。

いえいえ、兵越峠から池口岳登山口までのハード山行と比べれば、大した達成感はありませんよ。

同じ浜松市民ということですので、またどこかで近いうちにお会いしそうですね。
今後もよろしくお願いします。m(_ _)m
2018/5/14 18:46
Re[2]: お会いできずに残念!
こちらこそ、よろしくお願いします。(g)
2018/5/14 19:44
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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