中ノ尾根山 〜 兵越峠から往復 〜
- GPS
- 12:18
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 1,849m
- 下り
- 1,838m
コースタイム
- 山行
- 11:37
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 12:18
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【兵越峠⇔朝日山】 ◆踏み跡が薄い所もありますが、ルートであることを示すピンクテープが一定間隔でつけられているので、ピンクテープを辿れば道迷いを防ぐことができます。 ◆小ピークがいくつかあります。一つ一つの登り返しは大したことないのですが、アップダウンの繰り返しは、帰路の疲れた足には結構な負担となります。 【朝日山⇔三又山】 ◆朝日山から笠松山(2013mピーク)まではそれなりにピンクテープや赤テープがつけられてはいます。 ◆朝日山近辺はのっぺりとした地形で、地形的には少し分かりづらいかもしれません。 ◆平森山の山頂からは朝日山(兵越峠)方面へと西側の尾根を進む道、白倉川へと南側の尾根を下る道、白倉山(三又山)方面へと北東側の尾根を進む道の三ルートの踏み跡が比較的濃くあり、印もつけられています。 ◆平森山前後は倒木が多く、倒木を乗り越えたり、潜ったりして歩くため、時間も体力もかかります。 ◆白倉山前後は笹藪で獣道が錯綜しています。 ◆笠松山から三又山にかけての区間は印がないわけではありませんが、少な目です。踏み跡もあまりはっきりしていません。ただ、それほど広い尾根ではないので、尾根筋を歩くことを心がければ、致命的な道迷いをすることは避けられると思います。 【三又山⇔中ノ尾根山】 ◆ルートであることを示す印はほとんどありません。 ◆ドーム山頂北側手前は木枝が邪魔していて歩きにくい所があります。 ◆ドームの南側の崩壊地の脇を歩行する場合は慎重に歩行する必要があります。 ◆ドームから一下りした地点から中ノ尾根山までの区間は踏み跡がはっきりしません。 |
その他周辺情報 | ☆遠山温泉かぐらの湯で入浴。 ・大人620円。 |
写真
感想
この日は、ある意味、厄日だった。
まず、30分ほど車を走らせた時点で気が付いた。
カメラや着替えを入れたスタッフバッグを家に置き忘れた!
家に一度取りに帰るも、約1時間のロス。久しぶりにやらかしてしまった。
次に、平森山から白倉山を過ぎた地点までの1時間ほどログが取れていなかった。
スマホの状態が悪かったのだろうか?
そして、この日最も痛かったのは、トレッキングポールの先端を落としてしまったこと。
フリップロックが外れ、ポールの先端が無くなってしまっていた。
30分ほど探すも、見つからず。
笈ヶ岳で片方のトレッキングポールが急流に流されてしまい、新たに買ったばかりだったので、ショックが大きかった。
さらに悪いことは続くもので、平森山から誤った尾根を下ってしまった。
久しぶりに派手に道誤りして、精神的な打撃はかなり大きかった。
とまあ、家に帰りついた際には惨憺たる一日だったと思ったわけだが、書き出してみると大したことはない。どれもこれも、ある意味不幸中の幸いとも言える状況だったのだ。
まずは忘れ物の件。無事に取りに戻れたわけだし、高速道路も使っていなかったので、車の燃料3ℓほどのロスで済んだ。
ログが取れなかった件も、あくまで往路の1時間ほどだけで、帰路ではきちんとログが取れたので赤線つなぎにも問題なし。
つぎにトレッキングポールの先端を失くしてしまった件。
笈ヶ岳で失ったのは片方だけ、つまり、片方ずつ失くしたことになり、ワンセットは手元にあり、新たに買う必要はない。
最後に道誤りだが、それなりの体力は使う羽目になったが、道迷いしたわけでもない。
この日は、良いこともたくさんあった。
まずは、中ノ尾根山に無事に登頂できた。
中ノ尾根山は、登ろう、登ろうと前々から考えていたものの先延ばしになってしまっていた。
中ノ尾根山は浜松市の最高峰。知名度は低いが、登頂できた満足感はかなり高い。
つぎに、この日は、展望を楽しむには絶好の一日だった。
予想以上に展望が効き、大パノラマを楽しめた。
展望はあまり期待していなかったが、中央アルプスや南アルプスはさることながら、北アルプスや白山までも肉眼では望むことができた。
道中では、花にも癒された。この時季恒例のコミヤマカタバミやバイカオウレンたちが元気に咲き誇っていた。そして、なんとクモイコザクラに出会うことができた。
この日、最も印象に残ったのが、春らしい青空。
青空は、雲に薄く覆われ、優しさを感じさせる水色の空。空を眺めているだけで、心が軽くなっていくようだった。
下山後は久しぶりにかぐらの湯も堪能できた。
この日は、なぜかネガティブな感情に支配されがちだったが、それだけ心が疲れていたのかもしれない。
そんな疲れた心も自然に癒され、うまくリフレッシュでき、活力を取り戻せたと思う。明日から良い1週間が始まりそうだ。
コメント
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usofuyuさん、はじめまして。
12日に兵越峠の駐車場に車が停まっていたので、お会いするかも、とは言っていたのですが、三又山あたりですか、「gさん、人がいますよ」と言っていたのが私です。
適当に歩いているので、藪の中でのすれ違いでしたね。でも、登山者がいるものだと驚きでした。往復するのは、体力もモチベーションもいりますからつらいですよね。おつかれさまでした。
naoeさん、はじめまして。
naoeさんのレコは何度か拝見しているので、「はじめて」お話しする気はしませんけど
確かに、三又山からの下りで、人の声が聞こえ(たような気がし)ました。
ただ、トレッキングポールの先端を失くしてしまったショックから立ち直れていなかったため、「姿が見えないし、ひょっとして、これって幻聴ってやつ?気が動転して、おかしくなったのか?やだ、やだ」とアホなこと考えて、そのまま下ってしまいました。
そして、兵越峠の駐車場に停まっている車を見て、空耳などではなく、ニアミスだったんだと気が付きました。
naoeさんたちは、宿泊装備を背負って、鶏冠山前後の難路を越えて池口岳登山口まで歩かれたんですよね!
中ノ尾根山ピストンなんかより、よほど体力もモチベーションもいる行程ですよね !
ホントお疲れさまでした。
gakukohと申します。naoeさんがいうように、
多分、偶然ですが、隣をガサゴソと通過でした。
樹木が邪魔して見えませんが、人の通過を感じましたよ。
往復だとすごい距離、達成感ありますね。(g)
gakukohさん、こんばんは。
gakukohさんのレコは何度も拝見しているので、お会いして、お話ししたかったです!
ほんと残念 です。
いえいえ、兵越峠から池口岳登山口までのハード山行と比べれば、大した達成感はありませんよ。
同じ浜松市民ということですので、またどこかで近いうちにお会いしそうですね。
今後もよろしくお願いします。m(_ _)m
こちらこそ、よろしくお願いします。(g)
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