大山(夏山登山道往復)
- GPS
- 03:20
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 1,030m
- 下り
- 1,028m
コースタイム
- 山行
- 2:48
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 3:14
天候 | 快晴 無風・微風 気温高く暑い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口が少し分かりづらかったが、歩き始めれば山頂まで迷うところはない。夏山登山道を歩く限りでは、危険箇所もない。ハイキングの気分で往復できる。 |
写真
感想
鳥取遠征初日は大山。この日の鳥取地方は5月だというのに真夏日予報が出ていて、実際にとても暑かった。それでもほぼ1ヶ月ぶりの登山で足の痙攣などなく無事帰って来ることができたので、取りあえずは良しとしたい。詳細は以下に。
米子空港でレンタカーを借りて一路大山を目指す。天気快晴で、市街からも大山がくっきりよく見える。とても目立つ山だと思った。朝一の飛行機で米子に着きクルマを飛ばして駐車場に着いたのは10時前。駐車場がよく分からずウロウロして5分くらいロス。登山口に最寄りの駐車場は満員だったので少し下がって停める。食事と準備をして行動開始だが、準備の時点で既に暑い。真夏のようだった。外気温は25度程度。湿気があまり感じられないのが幸いだった。普段なら下山している時間だが、飛行機を使った遠征登山なので、出発が遅いのは致し方ない。少し車道を歩き登山口を探すが間違えてしまう。行きつ戻りつしてようやく到達。樹林帯の中を歩き始める。盛夏であればセミの大合唱が聞こえそうなくらいの立派な森を歩く。歩き出しは坂も緩やかで楽勝だったが徐々に傾斜が出てくる。よく考えれば、山登りそのものが1ヶ月ぶりだし、それ以上に無雪期の山行は昨年12月以来5ヶ月ぶり。雪のある時期は基本山スキーで、シール歩行だとすり足だが今日はしっかりもも上げして歩かないと躓いて転ぶ。何せ久々なのでしんどい。ペースがちっとも上がらずもどかしいが、久しぶりなので諦めて適度なペースで登る。平日なので登山者はどうかと思ったが、想像以上に多い。登りで追い抜く以外に下りですれ違うことも多々。犬連れの登山者も見かける。さすがに百名山の最短ルートだと実感する。天気が抜群に良いことも影響しているだろう。六合目付近で樹林帯が切れ遠くが見渡せるように。霞んでいるが海まで見える。スキー場も見られるので、このあたりは冬は雪が多いのだろう。積雪期の登山も大いに気になる。山体もよく見える。大山は崩壊が進んでいると聞いていたが、そのとおりだと思った。ある程度決まったところ以外は歩けない山だろうし、今後そのルートがずっと利用できるかは微妙かもしれない。六合目の避難小屋付近で学校登山と思われる小学生の団体と遭遇。50人ほどいただろうか、あれだけ元気におしゃべりしながらでも登れるのだから、子供の体力というか馬力は馬鹿にできない。というかうらやましくさえ思う。自分には到底まねできない。こちらはペースを落とさずただ黙々と暑い中登るのみ。八合目を過ぎ岩室へのルートを見送り山頂方向を目指す。このあたりからは木道の上を歩く。傾斜が案外きついので、雨の日は滑って厄介そうだ。出発から1.5時間強で無事山頂というか、最高点に到達。大山の本当の山頂や本当の最高点が別にあることは見聞きして知っているが、山頂から先を見てもかなり険悪そうなのでこれは無理だと納得できる。というか普通の人は入ってはいけないだろう。山頂付近はやはり木道が張り巡らされていて、そこで多くの人が休憩していたが、自分も座って水分と栄養を補給。そういえば今日は登りの間一度も休憩しなかった。暑かったので汗はそこそこかいたが、途中からは風も抜けるし、更に稜線歩きになってからは風が心地よくて結局山頂まで無休憩来てしまった。山頂は1700メートルほどあるが、長袖シャツ一枚でも全く寒さを感じず。気温が高く、風も弱いのが快適な理由だろう。適度に休んでから下山開始。山頂の避難小屋を少しのぞき、更に岩室の方を回って下る。高山植物もちらほら咲いていた。既に正午を回っているが、学校登山の団体を含め、多くの人がまだ登っていた。日の長い時期で、たぶん19時頃まで明るいだろうから。そして今日は終日晴れ予報なのでとに多少遅くなっても問題ないだろう。帰りは来た道をひたすらとにかく下る。スキーならあっという間なのに、と何度も思ったがとにかく転ばずに歩く。どこまで登りの人とすれ違うかと思ったが、一合目付近が最後だった。ペースによるが、このパーティは帰りは暗くなるかもしれない。無事登山口に到着、あとは炎天下の中を駐車場まで戻るのみ。最寄りの駐車場は早朝出発の人が帰ったと見えて、空きが見られた。駐車場への途中にモンベルのお店を発見。あることは知っていたが、登山口にこれほど近い登山用品店はなかなかないと思う。今回は買うものが特になくウィンドウショッピングのみで通過。13時30分を過ぎた暑い時間帯に駐車場到着。暑いし、汗もたっぷりかいたがなんとか足が攣ったり転倒することなく無事無傷で帰還。今シーズンの無雪期山行一発目としては距離も時間も短いが、暑かったのでこの程度でも良いのかもしれない。明日筋肉痛にならないといいのだが、多少は出そうな雰囲気。
大山は遠くて再訪はおそらく無理だが、季節を変えて来てみたいと思わせる山だった。雪のある時期に歩いてみたい。
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