涼風と石楠花の甲武信ヶ岳〜十文字峠（毛木平から周回）

2018年05月25日(金) 〜 2018年05月26日(土)

• GPS: 32:00
• 距離: 15.5km
• 登り: 1,362m
• 下り: 1,347m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:20
• 休憩: 1:00
• 合計: 5:20

9:40 毛木平
10:00 10:00 大山衹神社
11:30 11:40 なめ滝
12:50 13:20 千曲川・信濃川水源地標
13:40 13:40 2353m地点
14:20 14:40 甲武信ヶ岳
15:00 15:00 甲武信小屋
15:00 宿泊地

2日目

• 山行: 4:50
• 休憩: 2:00
• 合計: 6:50

6:20 宿泊地
7:00 7:20 三宝山
7:50 8:00 尻岩
9:30 10:10 大山
10:50 11:40 十文字小屋
11:40 11:40 十文字峠
12:50 12:50 水場(五里観音)
13:10 毛木平

今シーズンはたくさん登山をしたいから、早めに登山向けの体力をつけておこう。というわけで、奥秩父のちょっとロングトレイルで、荷物はソロのフル装備で小屋泊りを計画。
雲取にするか？甲武信にするか？それはつまり、ハンバーグにするか？カレーにするか？じゃなく、石楠花が見頃だよね〜、で甲武信を選択。地元の山ではあるけれど、シーズン前半に膝を壊したくないので、緩やかなコースの毛木平まで遠征しました。

天候

1日目：晴れ　　2日目：薄曇り〜晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

毛木平駐車場利用
中部横断自動車道の八千穂高原IC開通のおかげで、上信越道からのアクセスが楽になりました。

コース状況／危険箇所等

良好

写真

5/25 9:38

金曜日ですが駐車場は9割うまっていました。ゲートを越えて出発。

5/25 9:41

シロバナヘビイチゴが咲き乱れています。

5/25 9:49

タチツボさんも

5/25 9:53

マルバダケブキも群生しています。7月頃には花が咲くでしょうか。

5/25 10:03

安全祈願

5/25 10:06

涼しい沢音と沢風。

5/25 10:27

落葉松の緑も爽やか。

5/25 10:30

明るい落葉松の林。綺麗な林です。

5/25 10:44

サルオガセさん、お久しぶり。

5/25 10:53

これは何じゃろ？

5/25 10:54

キバナノコマノツメかな？

5/25 11:13

ミヤマカタバミ。沢に近づくと花が増えます。

5/25 11:33

ナメ滝で小休止。

5/25 12:10

新旧どちらも使えそうです。

5/25 12:20

登山道で私を見つめていた鹿ちゃん。避けてくれました。結構ハンサムさんです。

5/25 12:29

沢の音が細くなって、源流域に近づいてきました。

5/25 13:12

千曲川源流。ここまでは穏やかなロングハイキング。

5/25 13:15

この奥から少しづつ湧き出しています。とても冷たい水で、美味しい。

5/25 13:30

ここから一気に高度を上げます。

5/25 13:44

稜線到着。いつか右にも行ってみたい。

5/25 13:45

3年振りのフル装備を背負って、へばりかけているタヌキ。

5/25 13:48

バイカオウレンに癒されまくり。

5/25 13:51

奥秩父主脈のメイン風景、好きです〜。

5/25 13:57

今日は富士山も見えています。雲が噴煙っぽくたなびいていて、原始の雰囲気。

5/25 13:58

目指す頂上を眺めて息を整える。

5/25 14:16

このルートではいつものことで、気がはやるのに、足が疲れてる(+_+)

5/25 14:22

到着〜。(^o^)／

5/25 14:24

ここで富士山が見えたのは初めてなので、ちょっと嬉しい。

5/25 14:23

八ヶ岳の残雪が良い具合に綺麗です。

5/25 14:25

白根三山が薄っすら見えます。

5/25 14:25

甲斐駒、鋸も薄っすらと。

5/25 14:25

金峰山の五丈石が目立つ。

5/25 14:29

まだ5月。風が吹くと寒い。

5/25 18:03

大好きな甲武信小屋でのんびりします。

5/25 16:01

青い空が、ホントきれいだ〜。こんな空の青さ、初めて見た。

5/25 16:05

今年のお楽しみは、山でウイスキー(*^_^*)　途中で汲んだ千曲川源流水をチェイサーに

5/24 21:59

甲武信ヶ岳のイメージで選んだのは、ロイヤルロッホナガー12年。甘い口当たりとウッディな余韻が心地良い。

5/25 17:07

楽しみにしていた「The甲武信小屋カレー」程よい辛さが疲れを癒して元気も回復。ちょっと大盛りでいただきました。

5/25 16:39

ファニーな感じの動物風ストーブ。この周りでしばし歓談を楽しみました。

5/25 18:47

そろそろ寝ましょうか。

5/26 4:33

2日目、朝の天気はちょっと残念なご来光。

5/26 6:07

富士山が見えていて良かった。端正な姿。

5/26 6:19

小屋奥の巻道から縦走路へ向かいます。

5/26 6:29

のんびり行きましょうかね。

5/26 6:36

鳥の声、風が枝葉をなでる音。たっぷり森林浴。

5/26 6:38

バイカオウレンの明るく可憐な姿。

5/26 6:56

三宝山への登りから甲武信を振り返る。

5/26 7:03

まずは、三宝山到着。

5/26 7:05

4年前に秩父農工の生徒達製作の標識を担ぎ上げて設置したものです。

5/26 7:08

一等三角点です

5/26 7:29

立派なダケカンバ

5/26 7:50

尻岩で休憩。次の登りに備えます。

5/26 8:08

ここから大山までは、奥秩父らしい岩と緑の縦走路。疲れるけど気持ち良い。

5/26 8:29

歩きやすく整備されています。

5/26 8:29

綺麗な岩峰。懐かしさも感じる。

5/26 8:32

武信白岩。存在感あります。

5/26 8:41

同じペースのパーティに白岩頂上へ誘われましたが、今回はパスしました。

5/26 8:54

大山手前から石楠花が咲き始めました

5/26 8:54

明るい雰囲気に変わって楽しいです

5/26 9:32

ここを登りきると

5/26 9:37

大山到着。ここは居心地が良いので、ゆっくり休憩します。

5/26 9:40

今日は快調です

5/26 9:39

歩いてきた稜線。大きくまるい三宝の左が甲武信、そして木賊。

5/26 9:37

雄大な八ヶ岳

5/26 9:39

両神山、奥には御荷鉾山かな。

5/26 9:39

幾重にも山が重なって、中央に達磨さんの背中のような武甲山。ここは秩父市内からいつも見ている山。武甲山の左が我が街秩父。

5/26 9:54

甲武信小屋の笛吹川源流水でコーヒーブレイク！

5/26 10:17

川上村のレタス畑。いつもスーパーで買って食べているレタスの故郷だなぁ。

5/26 10:20

岩を降りて大山を後にします

5/26 10:49

さぁ石楠花が現れましたよ！

5/26 10:50

石楠花三昧です〜

5/26 10:50

こんな登山道、楽しいですね！

5/26 10:20

この辺の花は

5/26 10:20

まだまだフレッシュです

5/26 10:51

右も左も石楠花

5/26 10:52

見上げれば石楠花

5/26 10:53

生まれて

5/26 10:53

育って

5/26 10:54

花開いて

5/26 10:54

羽ばたく！？

5/26 10:56

まさに十文字

5/26 10:58

石楠花に埋もれる十文字小屋

5/26 10:59

例年よりも10日ほど開花が早いようです。

5/26 10:59

少し霧があったりすると、もっと印象的かもしれませんね。

5/26 11:01

それにしても、みごとです。

5/26 11:08

ミヤマエイレイソウが静かに咲いていました。

5/26 11:20

十文字小屋の水を頂いて、お昼にします。

5/26 11:37

石楠花をじっくり見おさめて

5/26 11:38

今回の山行も終盤です

5/26 12:35

毛木平へ向けて下山。下りは気楽だなぁ〜

5/26 12:45

途中水場が2か所ありました

5/26 12:51

一里観音。ここは秩父と長野を結ぶ古道。

5/26 12:56

瀬音が涼しい、明るい落葉松林に戻ってきました。

5/26 12:59

それにしても、シロバナヘビイチゴは可愛いです。

5/26 12:59

立派な橋がかかったんですね。

5/26 13:02

これを食べれば仙人になれるのかな？

5/26 13:11

我が愛車、お待たせ〜

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

装備

個人装備

長袖Ｔシャツ フリース ダウンジャケット ズボン 靴下 グローブ 雨具 帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池一式 筆記用具 ファーストエイドキット 洗面道具 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ ラジオ バーナー クッカー 小屋泊用着替え

感想

Noromatanuki

職場の同僚に十文字峠の石楠花を見に連れて行ってもらったのは、27年くらい前のこと。それが、登山の楽しみに目覚めた日でもあった・・・遠い目(ー_ー)　大山まで足を延ばして食べた弁当のメニューを今でも覚えている。その後、甲武信ヶ岳を中心に雁坂峠や十文字峠エリアを歩き回ったのは、仕事がらみ。何故か富士山が見えない天候ばかり。いや〜、プライベートでソロで楽しむ甲武信ヶ岳って楽しい〜！今回は、念願の富士山も見えたし、懐かしの石楠花も満開だし、登って良かった。

この時期の甲武信ヶ岳は初めて。さすがに十文字峠の石楠花の時期だけあって、甲武信小屋の金曜日の宿泊は30名ほど。布団1枚にゆったり寝返りOK。土曜日は80〜90名と聞きました。今がピークなのでしょうかね。私が過去泊まったのは7月8月。真夏の奥秩父は静か〜で、宿泊者は私達のパーティ3名なんてこともありました。次は紅葉の時期の平日に行こうかな。

それにしても、久しぶりに小屋泊りの山行でした。楽しかった。独りなんだけど、道中や小屋での会話が病みつきなんです。今回は、チェコ？スロバキア？から来日したばかりで甲武信小屋にお泊りの若いお嬢さんとも楽しい会話をさせてもらいました。
他にも、ためになる話、興味深い話、美味しい話、出会った皆さんありがとうございました！またどこかの山でお会いしましょう。

コメント

yamaonse

シャクナゲ天国
Noromatamukiさん、こんばんわ。甲武信岳、シャクナゲが見頃を迎えていますね。自分も（ちょっと最近ですが・笑）２０年近く前に、会社の山仲間誘ってシャクナゲ見て甲武信小屋に泊まったことを思い出しました。渋い針葉樹の森に妖しく咲くバイカオウレン、きれいですね。山深く通好みの奥秩父の山々、派手さはないけど、奥ゆかしさがあって憧れます。

Noromatanuki

Re: シャクナゲ天国
yamaonseさん、こんばんは。今年は花が咲くのが早いですね。それに、毎週末の天気が良くて、休日になる度に山が誘っているような気がしてしまいます。確かに奥秩父の山は渋いですよね。若い頃はその渋さを敬遠して日本アルプスに憧れたのものですが、今になって歩いてみると、その個性が愛おしいと思うようになりました。奥秩父好きが集まる山小屋で過ごすのも、楽しく幸せな時間でした。