昆布岳

2018年05月27日(日) [日帰り]

• GPS: 04:57
• 距離: 11.5km
• 登り: 897m
• 下り: 887m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:50
• 休憩: 1:08
• 合計: 4:58

7:19 昆布岳登山口
8:17 8:17 メガネ岩
9:22 10:29 昆布岳
11:22 11:23 メガネ岩
12:17 昆布岳登山口

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

札幌方面から行く場合、国道230号線を経由して留寿都村三ノ原の交差点を右折（信号・右折レーンあり）、その後すぐに左折して道々777号線に入り、何度も右左折を繰り返しながら道々914号線沿いの登山口駐車場を目指すことになります。ただ、いつもナビ頼りなので、自力で行ったことがありません。。
^^；
登山口のすぐ側に民家（農家？）があり、道路を挟んだ向かい側が駐車場。15台程度は止められる広さで、トイレも設置されています。

ここに至る道路は地図で見ると特徴的なカーブや直線道路の組み合わせになっていますので、目的地はナビセットし易いと思います。いい加減な説明でごめんなさい。。

コース状況／危険箇所等

登山口にポストがあります。登山道は広くてとても歩きやすく、特に危険箇所はありません。8合目までは緩い登りが続き、昆布岳本体に取り付いてから急登となりますが、距離は長くないので、比較的上りやすい山だと思います。途中に雪渓も残っていましたが、アイゼンは必要無いでしょう。

唯一難儀したのは、駐車場の虫（ブヨ）。テールゲートに座りながら靴を履き替えていると、草むらの中から無数に沸いてきました。虫除けスプレーは必須です。ただ、歩き始めたらウソのように虫が少なくなったのは救いでした。

写真

5/27 6:15

この日は朝から快晴！
往路から既に羊蹄山が鮮やか！
もう期待しかありません！

っと、思っていたら。。

5/27 6:15

目指す頂の周りに雲の塊。。^^；
まあ、これも上に着くころは解消されているでしょう。

5/27 7:13

ナビに頼りながら駐車場到着。

5/27 6:53

目に鮮やかな青と緑！
やっぱり期待しかない！

5/27 7:15

準備を整え、道路を挟んだ向かい側の登山口へ。農家の納屋が目印です。

5/27 7:15

この時期にして満開の八重桜を愛でながら。。

5/27 7:16

登山ポストへ。

5/27 7:18

届けに記帳して。

5/27 7:20

行ってみましょう！

5/27 7:22

程なくして道が分岐します。「登山道」と書かれた案内板の通り、右へ進みます。

5/27 7:24

真っ青な空に映える鉄塔を通過。ここ、ジーーーっていう音がしていてちょっと不安なのですが、この日は静かでした。

5/27 7:39

この登山道、広くてとても歩きやすいのですが。。

5/27 7:40

ダラダラとした登りが続いて高度を稼いでいる実感が無く。。

5/27 7:49

結構退屈。

5/27 8:03

でも、この爽快な青と緑のコントラストが全てのネガティブな要素を吹き飛ばしてくれます。

5/27 8:15

1時間ほど進んで5合目。コースも中盤です。

5/27 8:17

名物の窓岩を通過する頃から。。

5/27 8:34

時折雪渓が出現します。でも、アイゼンまでは不要、踏み抜きもありませんでした。コースを見失う心配も無いでしょう。

5/27 8:49

終盤に差し掛かると、山頂が姿を見せ始めます。上空の雲は、すっかり消え去ったようです！
良かった〜。

5/27 8:50

8合目。青空は、まだまだ最高の状態を維持しています。

5/27 9:01

ここで、今シーズン初のフローズンなっちゃん！
夏山の季節が来たことを実感せずにはいられません。ほど良く融けたサクサクの氷が喉に染みます！

5/27 9:04

さて、期待が最高潮に高まった頃、9合目手前の展望台から見える景色。稜線から蝦夷富士様のお姿がチラ見え。今日が最高の日になることは約束されました！

5/27 9:06

9号目。最後の登り。

5/27 9:07

青空へ向かって突き進め！

5/27 9:15

昆布が見えた。

5/27 9:21

絵の具を塗ったような青空に映える昆布！

5/27 9:22

到着〜！

5/27 9:23

そこには、想像を超えるクリアな展望が広がっていました！

5/27 9:23

洞爺湖もクッキリ。^ ^

5/27 9:23

駒ケ岳も余裕。恵山方向はやや霞んでいますが、それでも先端までちゃんと見えています。

5/27 9:24

噴火湾に浮かぶ渡島半島。

5/27 9:29

駒ケ岳の剣が峰から山肌の様子までが手に取るように。。

5/27 9:24

雪渓を残す蝦夷富士。

5/27 9:25

端正な稜線と裾野に広がる畑作地帯。見事なコントラスト！

5/27 9:25

そして、この日、羊蹄山以上に美しかったのがニセコ連峰。

5/27 9:26

アンヌプリからイワオヌプリ、シャクナゲ岳、チセヌプリ。

5/27 10:16

アンヌプリにズーム。こっちに行くことも考えていました。きっと素晴らしい景色だったことでしょう。

5/27 9:26

目国内岳から雷電山方向。

5/27 9:26

青空のキャンバスに描いた風景画のようです。
美しすぎる。。

5/27 9:30

こちらは、手前が尻別岳、奥に札幌岳から徳舜瞥山ににかけての稜線。全部見えます。パーフェクトです！

5/27 9:54

では、この辺でお弁当をいただきましょう。朝早くから有難うございます。
^^
こんな景色を見ながら食べられるなんで、至福のひと時でした。

5/27 10:12

食べ終わっても、青空はまだまだ続いています。
狩場山と周辺の山並み。

5/27 10:13

多くの雪が残されているようです。

5/27 10:18

無意根山、中岳、札幌岳、狭薄山。札幌方面から見るのとは全ての並びが逆順で新鮮。

5/27 10:19

手前に尻別岳と橇負山。奥に恵庭岳。すっかり初夏の風情ですね。

5/27 10:20

日本海と。。

5/27 10:21

太平洋が同時に見えるなんて。。なんという贅沢な眺望！

5/27 10:25

有珠山と昭和新山。サミットの開かれたホテルが良いアクセント。

5/27 10:27

手前がニセコ町、奥が倶知安町のそれぞれ市街地です。

5/27 10:29

徳舜瞥山とホロホロ山。今年は行けるかな？

いつまでも見ていたい景色ですが。。もうきりがありません。そろそろ失礼すると致しましょう。

いや〜、でもホントここに住みたい！通勤片道4時間くらいかな？あらっ、何とかなるかも？！

5/27 10:29

では、後ろ髪を引っ張られながら下界へ戻ることにします。。

5/27 10:37

下山時もこんな景色が見られます。ますます帰りたくなくなります。

5/27 11:21

窓岩。いつまでもこの姿を保っていて欲しいですね。

5/27 12:04

かなり高度を下げても駒ケ岳が見えていることに初めて気づきました。

5/27 12:10

緑の回廊を充実感たっぷりで進みます。

5/27 12:12

にしても。。なんという素晴らしい空！
青空と送電線との組み合わせって、なんか好きです。

5/27 12:17

下山完了。

5/27 12:21

今日も無事戻って来られたことに感謝です。
久しぶりにゆっくり時間が取れて、素晴らしい週末になりました。
有難うございます！

5/27 13:14

帰りにちょっと寄り道。カツカレー食べようと思ったのですが。。

5/27 13:17

あれ？メニューが随分変わってしまったんですね。。
ピザも悪くないんですが。。頭の中のカツカレーモードを切り替えることはとても困難です。。

5/27 13:22

なので、少し戻って国道沿いにあった御食事処みゆきさんへ。

5/27 13:30

念願叶いました！
なかなか良いお味でしたよ。
ご馳走様でした！

5/27 14:06

更にあと一箇所、寄り道してから帰りましょう。
ここは、尻別岳の登山口から更に進んだ先にある橇負山の頂上付近。昆布岳の山頂からも見えていた、ルスツのウエストMT.です。

5/27 14:04

尻別岳から見るのとさほど変わらない羊蹄山を、手軽に拝むことができます。

5/27 14:04

そして、さっきまで居た昆布岳も。
最後の最後まで素晴らしい景色を堪能することができました！

撮影機器：

EOS 40D CANON

AQUOS EVER SH-02J docomo シャープ

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 コンパス 笛 ヘッドランプ GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 サングラス タオル カメラ 虫よけスプレー ステッキ 財布 ゲーター 氷 保冷剤 保冷バッグ 予備電池（単4・ヘッドランプ用） 予備バッテリー（カメラ用）

感想

ayap-jk

銭天で足慣らしをした翌日、この日も夕方の買い物まで自由時間です。
(^^

しかも、前の日から快晴の予報！

心躍らせながら早起きして、まるで遠足に行く小学生みたいな心境、いや、遠足より100倍のワクワク感が止まりません！こんな日は、やっぱり360度の視界が望める山をと思い、しばらく行ってなかった昆布岳まで足を延ばしてみることにしたのですが。。山頂には想像を超えるクリアで爽快な超絶展望が待っていました！

これ以上は望めないと言えるほどの条件が揃い、しばらくゆっくり山行できなかったもやもやを一気に吹き飛ばし、更にお釣りが来るほどの充実感を味わうことができて、感謝しております。

昆布岳は、標高こそさほど高くありませんが、山頂の周囲に遮るものが無く、羊蹄山やニセコ連峰から札幌周辺の山並み、更には噴火湾を挟んだ駒ケ岳を始めとする道南の山並み、その中間の遊楽部や狩場山まで、天気が良ければ広大な範囲が見渡せる素晴らしい山です。

それから、今の時期ならタケノコを楽しみにここへ来られる方も多いと思うのですが、残念ながら登山道から確認できる範囲に収穫意欲をそそるサイズは殆どありませんでした。既に取り尽くされたのか、時期が早かったのかは分かりませんが、地面から10センチぐらい顔を出しているのを数本見かけた程度です。ただ、採った跡も無かったように思いますので、恐らくまだ早かったのかと。この日から1週間後には、そこそこ期待出来るのではないでしょうか？

紅葉の季節に行ったことが無いので、今年の秋にまた登ってみたいと思っています。