お中道(須走口6合目〜御殿場口)

2018年05月20日(日) [日帰り]

• GPS: 04:47
• 距離: 9.7km
• 登り: 715m
• 下り: 1,352m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:43
• 休憩: 0:17
• 合計: 5:00

9:40 須走口5合目
9:54 9:54 スタート地点
10:38 10:42 須走口登山道 六合目
11:04 11:09 須走口登山道 本六合目
13:56 14:04 次郎坊
14:34 14:34 大石茶屋
14:40 御殿場口新五合目

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

コース状況／危険箇所等

須走口登山道はやや荒れ気味
お中道区間は薄い踏み跡
御殿場口下山道は普通

写真

5/20 9:40

御殿場駅を時刻0835に出た季節運行のハイキングバスが須走口5合目に到着したのは0930頃。人影はまばら。5合目公衆トイレはオープン。

5/20 9:47

須走口登山道、上り初めてすぐの区間はは荒れ気味

5/20 10:00

須走口下山道と合流して最初に頂上が見えるところ。
ここで頂上が見えるとやっぱ嬉しい〜

5/20 10:16

登山道が荒れているのは下の方だけみたい

5/20 10:39

長田山荘通過

5/20 10:53

長田山荘から瀬戸館の間のルートも健全に保たれてました

5/20 11:07

瀬戸館到着。本日の上りはここでほぼ終了〜

5/20 11:09

お中道に入ります。とりあえず、瀬戸館から登って1つ目の角をに突っ込む

5/20 11:14

突っ込むとこんな感じで、毎年、秋頃にははっきりした踏み跡が出来ていたりするのだけれども、シーズンはじめはあったり無かったり。一応、白ペンキのマークがあるのだけど、見つけにくい。

5/20 11:23

なんやかんやで須走口下山道に合流

5/20 11:24

須走口〜御殿場口間のお中道探検のコツと行っては何だけど、
瀬戸館から高度を落とさないように注意して歩くのが吉。
御殿場口までのトータルで見ると高度は上がり気味なのです

5/20 11:31

溶岩が露出しているところにはたいていマークがある
これが見つかると安心

5/20 11:31

でも、基本的にはこんなところを適当に歩いて行くのだけれど、
ルートを外しても適当に歩けるのだけれども

5/20 11:39

でも、それでも踏み跡らしき平に続いてるところは歩きやすいし、そういうとこにはマーク付きの石が流されずに転がっているのです

5/20 12:05

ブル道を横切って、やがて雪渓になっている「不浄流し」溶岩流を通過

5/20 12:06

ここは近年有名になった「幻の滝」の上流です

5/20 12:09

で、いま「お中道」として歩かれているのはこの高度だけど、もう少し昔はこの溶岩流の上端付近を歩いていたらしい

5/20 12:17

不浄流しを過ぎた辺りから如何にも御殿場口らしい感じに地面の感じが変わってくる。意外にもこの辺りの方が昨シーズンからの踏み跡が残っているみたい。

5/20 12:46

向こうになにやら垂直に立ってる棒が見えたら安心

5/20 12:48

これは山頂へ電気を送っている電源設備らしいです。
いまでも現役かどうかは知らんが。

5/20 12:52

電源設備からはちょっと上りです。踏み跡が判るはずで、その先に

5/20 12:53

御殿場口からお中道に入る目印の大岩があります。
岩には幾つかマークが付いています

5/20 12:55

大岩からブル道を横切った先に御殿場口の登山道があります。
ここは御殿場口新6合目の休業小屋から登って、最初のブル道交差後にもうちょい登ったとこ

5/20 13:00

で、更に宝永山方面に進むのには登山道を少し登る。
本来はもっと登って「プリンスルート」に入るのだけれど今回は

5/20 13:00

昔のお中道があったと思われるとこを行ってみようと

5/20 13:03

ほら。マークのある石が転がっている。

5/20 13:05

御殿場口の下山道を下りて行くと、宝永山馬の背くらいの高さにあるこの特徴的な2本の棒くいに気づくことがあるかと思います。どうも以前はこの間を通ってお中道は続いていたのではないかと

5/20 13:05

棒くいの手前にもまたマーク付きの石がありました

5/20 13:08

じつは2012年に初めてお中道を歩いたときには、
2本の棒くいの間を通って宝永馬の背に続く踏み跡があったのでした。
でも、近年は踏み跡が無くなってしまっているみたい

5/20 13:17

結局、2本棒くいから先はマークも何も見つからなくなったので、
適当に下山道と合流〜

5/20 13:19

フツーにおります

5/20 13:22

御殿場口下山道の途中から見る富士山頂上方向の景色が大好きなです

5/20 13:36

富士山の下山道で一番楽ちんに下りれるのは須走口のだと思ってるんですが、御殿場口下山道のこの景色は大好きです

5/20 14:34

大石茶屋は自販機もまだやってませんでした

5/20 14:42

到着〜

5/20 14:42

バスに乗って御殿場駅経由で帰りました

撮影機器：

COOLPIX AW100 ニコン

感想

izunomasa

富士山のまだ頂上へ気楽に行けない時期は中腹辺りをうろうろするのが毎年恒例で、今年もお中道へ。

で、このお中道なのだけど、昔はもっと上の方を歩いていたらしく、今の須走口6合目瀬戸館から更に登ったところにある小屋跡らしき更地の高度を通っていたらしく、
そこから不浄流し溶岩流の上端をかすめていたらしい。

つーのは国土地理院が公開している70年ころの航空写真にそのルートらしい踏跡が写っていて、以前、ちょいと探検に行ったらその痕跡らしきマークがちらほら。
いまのプリンスルートと御殿場口が合流する手前の大岩に黄色い丸印と矢印が着いているのですが、どうやらあれもその昔の御中道のマークの痕跡らしいです。