東のナメ沢
hiro-p
ytado
コースタイム
- 山行
- 7:50
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:50
| 過去天気図（気象庁） | 2018年05月の天気図 |
|---|
写真
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感想
釜の沢を遡行していると必ず目に付く大スラブ。東のナメ沢。
昨年、企画するも前夜の雨にで気持ちが折れて中止。今回は万全の天気のもと決行。
ひさびさの東沢のアプローチ。晴天の下、澄んだ流れが気持ちよい。
ところどころに見える焚き火後を羨ましく思いながら足早に進む。
久々のわるさんとの山行。相変わらず歩くスピード早い・・がこれに慣れないと夏の本番がきついので頑張ってついていく。
ほどなくして、ナメ沢の前に。スカイラインまで続く大スラブ、相変わらず見事。
これを登ると思うとワクワクする眺めだ。
2段目までフリーで登り、3段目からロープ登攀。
じゃんけんして奇数をリードで登る。
1P目、ところどころ潅木とリングボルト。
ランナウトは10m単位だけど角度の変わり目だけ気をつければ平気そう。緊張感が心地良いくらい。III級？ボルト3本が目に入りピッチをきる。
2P目わるさん、凹角沿いに潅木、残地ハーケンでランナーとりながら。III級？
水線沿いはハンガーボルトがあった。こっちは角度がきついのでチャレンジラインか。弱点としては凹角沿いが自然。リングボルトが2つ並んだところでピッチをきる。
3P目、できれば水線間際をせめてみたいが支点が取れそうな算段がつかないので凹角沿いに。潅木とカムで支点がとれる。途中、泥でぬめったセクションがあって、乾いてる部分を飛び石のように渡る。雨の後だとつらいだろう。
そこそこ太い潅木があるので適当にピッチがきれるが、目前の傾斜がたっている部分がルート核心なので取り付きまでロープを伸ばす。
残り5mくらいでロープがいっぱいになり、コンテで登ってもらう。取り付きはカムで支点が豊富に取れる。リンクカム、黄、紫で作成。III級？
4P目わるさん、壁の傾斜もありクライミング要素があり楽しめる。
要所要所、カムとナッツでランナーを取っていた。�検楜蕁�
壁が寝たところで、そのまま釜を横切り対岸へ移動。解除してもらいわるさんをボディビレイ。
5P目、スラブ、あまりランナーの取れそうなところはない。左岸の樹林帯から巻けるが、つまらないので登る。
上りだしてみると、割とNPでランナーが取れる。ワンポイント、乗り込みがシビアなところがあった。��-級？ スラブが終わると200mくらい平らなナメ床が広がり、大滝終わりのためロープを解除。
時間の余裕があるので休憩を入れる。沢沿いなので風が抜けてここち良い。
昼寝したい誘惑をたちきって、つめを再開。
うんざりするガレ沢つめたのち、鶏冠尾根のコルへ。
鶏冠尾根は、話にきくほどのうんざり感はなく、初回はほどほどに楽しい岩尾根歩きだった。樹林帯に入ってからは迂闊に転べない急傾斜が続き、足がよれる。
後半、傾斜が緩んでからは駆け下りるような速さのワルさんに必死で付いていきハイペースで鶏冠谷出会いへ到着。思ったより大分早く、下山してしまった。
アプローチ（下山）と比較してお楽しみ要素（大滝登攀）は少し物足りなかったけど、広大なスラブ、スカイラインから落ちる一条の流れは見事な景観でアプローチの苦労を忘れさせてくれる。また、ひさびさに足を使った山行だったので脹脛が疲労感心地よく、満足感のある山行だった。
わるさん、お付き合いありがとう。焚き火の横でごろ寝したいっすねー。
東のナメ沢へ前から行きたいと思っていた沢
これからやりたい登川金山沢やオツルミズへ向けたスラブ登攀&沢マルチピッチトレーニング沢としても理想的。
パートナーも安心して組めるメンバーがお付き合い頂き、出遅れた今期初沢登りとなった。
歩きやすいナメ滝までの道のりだが久々の沢登りでフツーの沢登歩きに違和感を感じスピードが乗らない、まだまだ歩き感覚は戻らない。
4段300mのスラブ滝が見え始めるとその迫力にちょっと興奮。
こんな自然が作った迫力ある地形を登れるんやなーと。
1段、2段と水流右手をロープなしで登る、そこから水流をクロスし、草付が増えたあたりから他の記録である様に、ロープを出す。
クライミングシューズを出す程の登りで無さそうなので、そのまま沢履で登る。
そこから2Pは�卦蕕覆い�らいの登り、3P目は染み出しのトラバースがある、クライミング要素は無いが微妙に怖い。
このピッチは50mで足りず、途中同時登攀に切り替える。
4Pはフツーのクライミング、4級くらい。
残置あり、カムやナッツでプロテクションがとりやすく乾いているので気持ち良く登れる。
5P目は水流をまたぎスラブ登攀、出だし8mくらい？
典型的なスラブ。
ここを上がって終了。
ほぼ2時間くらい。
予定より早めなのでダラダラして、残りを詰める
いきなりスラブ滝が出てくるが右側から巻くとすぐ分岐、右側に入って鶏冠尾根まで。
1850mあたりから一本右側に入ると楽。
下山も思っていた程でなく、展望がいい鶏冠尾根を
楽しめた。
いやー沢に入れて良かったけど、今度は焚き火したいっす！
もっともっと山に入りたい！
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