渋描き隊長&ai♡ ゲンコツ山!いずこにある?伊豆や…はずやま!(矢筈山/危ないコンビ第18弾)
- GPS
- 02:34
- 距離
- 4.1km
- 登り
- 368m
- 下り
- 368m
コースタイム
天候 | |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下山後、前日より天城高原ゴルフ場駐車場に置いてあるaideieiを取りに行く |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険でないところも危険!(by hamburg) 低山でもヘルメットを被りましょう!(低山でもヘルメット着用推進本部) 三角点を大切にしましょう。(by aideiei) 🌸名 間違っていたらご指摘ください。(by hamburg) |
その他周辺情報 | 矢筈山:山と高原地図「伊豆・天城山」に記載あり (伊東市大室山の左、万二郎岳の右斜め上) 標識少なく、登山道不明箇所多数あり(感想参照) |
写真
感想
昨日(6/3)、aideieiさんと天城縦走路を歩き、天城温泉郷に宿泊しました(記録No.1482529)。天城高原ゴルフ場駐車場に停めたaiさんの車を取りに行くついでに矢筈山に登りました。
矢筈山は地元のヤマレコユーザーcubatamaさんから教えて頂いた山で「ピンクリボンを目印に往復するのですが、毎回違うルートで下山させられます。無事降りられるのですが、不思議な山です。往復3時間弱とルート的には物足りないかもしれませんが、登山の要素がぎっしり詰まっている山で侮れません。渋描き隊長にピッタリの山なので是非登ってみてください」と勧められました。地元ではゲンコツ山と呼ばれているそうです。
どんな山かと興味深々で思い登ってみると、本当に不思議な楽しい山でした。
登山道に入り5分も経たない内に道を間違えました。GPSをふと見るとルートがいつのまにかそれていました。行きと帰りでルートが違うのは、そのせいです。
しばらく進むと沼地と平坦な樹林帯が現れました。赤テープを意識していないと、すぐにルートから外れてしまいます。極め付けは後半の岩場です。道は無く赤テープを目指して好きな岩の上を歩きます。約30分の岩登りの後、やっと山頂に着きました。
下山は登りとは別の道(ヤマレコマップに踏み跡あり)で下りようと数メートル進みましたが目印の赤テープはなく、古いガムテープが木に巻かれているだけでした。GPSを見ながら慎重に進めば行けなくはなさそうでしたが、かなり時間がかかりそうなため、来た道を戻ることにしました。登って来た道でさえ、違うところを歩いていることがあり、同一ルートでの下山で正解だったと思います。機会があったら、このような山好きな“あの山”の方を誘い、別ルートの下山に挑戦してみたいと思います。
cubatamaさん、面白い山を教えて頂きありがとうございました。
aideieiさん、二日間ありがとうございました。
とても充実した二日間となりました。
hamburg
渋描き隊長
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天城の山旅、2日目は矢筈山となりました。なぜここになったのかは隊長の感想に詳しいので、私は山を登った感想として書かせていただきます。山と高原地図では実線ルートですが、限りなく破線に近いルートです。
GPS必須、ルートファインディング能力必須、滑りやすい岩登り要素、一歩間違えたらどこか体を売って行動不能に陥ってしまう要素がたくさんあります。
鹿路庭峠から着々と登ってゆきますが、そのうち左側に多数倒木があるポイントがあります。それを高巻くようにして登山道はつけられていますが、そこに右側に上ってゆく道があるのです。我々はこの道を登ってしまったのです。そうすると道はなくなり、ふみ跡が歩かないかわからないような広尾根を登ることになりますが、ヤマレコマップなどの赤線からはどんどん外れていきます。ここで隊長が気付き、左側の広尾根を下って登山道に復帰しました。
その後、沼に流れ込む水の流れを2度渡り、高度を上げてからまた高度を下げます。そこは、まさに大平原。木がたくさんあり、平たんな道を木に付けられた赤テープを探しながらまっすぐ歩いてゆきます。ここはたぶん迷わないでしょう。本当に平坦で広い道です、水場があればキャンプができたことでしょう。
平原のラストから、また登りが始まります。最初は緩くきちんとした道。途中からは岩々の道、金峰山や蓼科山の岩々の道に全部苔がついていて滑りやすいということを想像してもらえるとこの道の難易度が想像できます。
滑ったら滑落、そんなには落ちないとは思いますがどこかをぶつけることとなるでしょう。息も上がってくる、汗もどんどん出てくる。次の赤線を見据えてまるでパズルのように登ってゆくのです。私はストックを使いましたが岩場のストックを慣れていない人はしまったほうが無難でしょう。そして、これだけの岩場がありながら梯子やロープ、鎖などは全くないのです。すべて手掛かりを探して体を上に持ってゆくのです。
こうして、我々2名はあぶない道を登り矢筈山山頂にたどり着きました。記念撮影などを行い暫時休憩、本当は反対側から周回するルートがあるのですが入り口で危険を感じ来た道を戻ることとしました。しかし、同じ道であれば下りのほうが気を使います。一歩一歩気を使いながら岩ゾーンを超え、大平原に戻ってきたときようやく安心感を感じました。そして、登るときの道の検証です。道をどんどん下ります。尾根を下って合流したところからさらに登山道で下ると、そこは大量の倒木でした。これでは通過することはできません、というよりもこちらに行こうと思わず高いほうに道らしきものが見えたらそちらに行ってしまうでしょう。という結論になりました。
検証を終えようやく登山口に戻ってきました。準備を済ませ、天城高原ゴルフ場まで送っていただきます。ここからは別行動、私は今日も大汗をかいたので、道の駅「伊東マリンタウン」へ。温泉があるのでゆっくりつかり、マリンタウン内のラーメン屋で冷やしあさりラーメンとサザエご飯セットをいただき悠々と地元に戻ってきました。
隊長、2日間ご一緒させていただき、ありがとうございました。念願だった天城山塊の縦走路に加えてこんな危なくて素敵な山に登ることができました。
コメント
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hamさん aiさん 飲んだ後もしっかりと、登山されたっbですね
でも、人を迷わす山なんですね 二日酔いではないですよね
樹林帯の広い道って、迷いやすいですよね
気を付けなくては(メモ)
でわ、、近いうちに、、、
muttyann
muttyannさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
2日で2レコですね。これも予定の行動です。2日あって天候良ければ登らなきゃ。そして、さすがHBさん、いい山を紹介してもらいました。
なかなかきつい山でしたが、この夏の日本アルプスに向けてのいい練習になりました。というような山容でした。
aideieiでした。
mutちゃん
コメントありがとうございます。
aiさんも感想・コメントに書かれていますが、登山の力量が試される山です。
何れ伊豆に行く機会がありましたら、是非テストを受けてください。
登頂出来ないとゲンコツが飛んできますよ
hamburg
hamさん
aiさん
こんばんは
短い距離で濃い山歩きいいですねー
地図で矢筈山探して見たら確かに実線になってました
でも俺の地図は2015年版なので、最新版はどうなってるかなぁ〜
getでした
getさん、こんんいちは。コメントありがとうございます。
ルートファインディング能力、岩場通過能力、苔の岩通過能力、急登登山能力、渡渉能力、倒木通過能力などが試される道でした。getさん好きかも。
私としては「破線でしょ?」「バリでしょ?」と思いながらも、見た地図では実線なんですよね・・・。
aideieiでした。
getさん
コメントありがとうございます。
私の持っている山と高原地図(伊豆)2016年版でも実線です。
でも「崩壊のため通行禁止」と記載されています。現地に通行禁止の標識があった場合は、登るのを止めようと思っていましたがありませんでした。
ヤマプラも実線で通行禁止の記載はありません。
イズか一緒に行きましょう
hamburg
聞いたことがなかったお山ですが
なかなかに大変な感じなんですね
あまり歩かれていないお山なんですかね
無事のご登頂 おめでとうございます
cyberdocさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
人は入っている感じですが、地元の人以外は検討にすら上がらない山だと思います。でも、楽しい山でした。そして、トレーニングにいいかもしれませんね。非常に滑りやすくてしっかり踏む癖がつきそうですし、手で岩をつかみ木をつかみして登る感覚も楽しかったです。
ぜひ登ってくださいとはいえないのが残念ですが。楽しい山歩きでした。
aideieiでした。
cyberdocさん
コメントありがとうございます。
私もcubatamaさんから聞くまでは聞いたことがありませんでした。
予備知識無しで歩いたら、とても驚いたと思います。
hamburg
地図で見るだけでは分からない不思議な山域なのですね。
方向感覚が微妙にずれてしまう・・・なんて、常にGPSで軌跡を確認しながら歩くことになりますね。
この日はあさかわ食堂で常連の皆様をお待ちしていたのですが・・・。
そうか、浄蓮の滝の近くだったと言うことで・・・チャン!チャン!
隊長
半袖隊長、こんにちは。コメントありがとうございます。
GPS必須、地図読み能力必要、岩場通過スキル必須という玄人受けする山ですね。様々なヴァリエーション多く、飽きない山ではありました。
天城高原ゴルフ場から伊東駅か伊豆高原駅まで歩けばこの赤線も自宅からの赤線と繋がります。きっと、この冬に歩くことになるのかなあと思っています。
aideieiでした。
隊長
コメントありがとうございます。
赤テープ、所々に標識もあり、隊長の昇仙峡までの道ではないですよ。
最近はGPSがあるので「尾根ぇさん事件です!」には、ならずに済むようになりました
なお、この日(6/4月)はあさかわ食堂はお休みでした。
hamburg
隊長、げんこつ山においでになったのですね!
短いコースの割には、道迷いに、急登に、全身でよじ登る系岩場にと、ギッシリ詰まったお山でしたでしょ。
ご近所山でいつでも行かれる所なのですが、一人で登る気にはなれない山なのですよ。万三郎は一人でも行くのですが・・以前に遭難のニュースもあったし、私の能力では迷うの必至な感じで。でも、面白いですよね。私達姉妹の間では、山の小人が標識イタズラして登山者を迷わせてるのでは?って噂しています。
前日の八丁池はホント気持ちいい場所ですよね。何時でも昼酒昼寝しに行きたい。
また、伊豆の山へあそびに来て下さい。
かぶ
cubatamaさま
コメントありがとうございます。
「山の小人が標識イタズラして登山者を迷わせてるのでは」には笑ってしまいました
記録にも書きましたが、本当は山頂から別ルートで下山したかったのですが、時間がかかりそうなので来た道を戻りました。
Iさん、I子さん、cubatamaさん皆で探検行きたいです
お会い出来る日を楽しみにしています
hamburg
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