大文字山
- GPS
- 04:17
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 542m
- 下り
- 560m
コースタイム
- 山行
- 4:02
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 4:16
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
・帰:蹴上駅〜京都駅(地下鉄東西線) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・道の状況-危険個所なし |
写真
感想
梅雨入り直前に京都の山をよく知る山友に「大文字山」を案内してもらう。京都の北山や比良山系の山は沢山歩いているけれど、大文字山は初めて登る山。大文字山は「五山の送り火」で有名な京都東山にある山、その山麓には有名な神社や寺院が並んでいる。
今回は登山口が「銀閣寺」、下山口が「南禅寺」と超人気の寺院です。
当初のコースは銀閣寺から中尾城跡を通って谷筋へ、谷を上り詰め尾根から大文字山への予定であった。「大文字山は初めて」というと京都市街を一望できる「火床」に寄るコースに変更してくれた。
AM9:00に「琵琶湖疎水」が流れる銀閣寺橋を渡り参道を進む。20分ほど川沿いを進む。直進せずに渡渉して右側の尾根に取り付く。銀閣寺の裏山沿いに尾根道を歩く。「東山三十六峰」の「月待山」、「善気山」を更に進むと前方に火床が現れる。大文字の大の字の三画の急坂を登り火床の中心に9:40に到着する。火床には「弘法太子の御堂」があり、京都市街が眼下に拡がり、市街を包み込むように京都西山から愛宕山まで山脈が連なっている。
火床から尾根を北方向に下り、「中尾城跡」手前を右折し谷筋を進むと小さな「中尾の滝」が現れる。静かな新緑の空間に暫し佇む。
10:10中尾の滝から沢沿いの道をゆっくり進む。
10:30「幻の滝」に到着。この滝は大雨の後にしか見られない幻に滝です。
中尾の滝から幻の滝、そして沢を上り詰めた源頭、出会坂の尾根道までは素晴らしい沢道です。沢を流れる水は少ないが透き通り、花崗岩の白い川砂に黄色の雲母がゴールドに輝く川床は不思議な感覚だ。
沢筋のもみじの新緑は鮮やかで、沢を通り過ぎる風は冷たく心地良い。
10:40尾根道に到着、そこには「出会坂」の表示がある。
出会坂から尾根道を南に進む。急坂を登り切り、火床からの北尾根と合流すると大文字山山頂です。
11:10山頂に到達。山頂は広く三等三角点が設置されている。山頂からの展望は素晴らしく、京都盆地と山科盆地の市街が拡がり、盆地を取り巻くように北側に北摂や京都北山の山脈が連なり、南側遠方に生駒連山が遠望できる。
山頂の登山者は3名、想像以上に少なく静かだ。南風を受けて木陰に佇むと汗が引き身体が冷えてくる。
暫く休息し山頂を後にする。
山頂から緩やかな西南尾根を下る。この尾根道は「京都トレイル」の道でもあり、尾根道は固く踏み固められ滑り易い。登りの沢道は落葉で柔らかく涼しいが、下りは硬くて日差しを受けると暑い。対照的なコースになっている。尾根道には沢山の登山コースが合流し、時々立ち止まり思案することもある。
13:00「南禅寺釣鐘堂」が現れ、その横を琵琶湖疎水が流れている。疎水から下に降りると煉瓦造りのアーチ橋が境内を横切っている。
これが「南禅寺水路閣」だ。違和感のない自然と調和した造形物だ。
観光客の溢れる南禅寺境内を横切り、蹴上に向かう。
地下鉄蹴上駅横に赤煉瓦のトンネルがある。レンガを斜めに積み上げた捻じれた感じの不思議なツイストトンネル。「ねじれマンポ」と呼ぶ。
13:00無事に下山する。
京都市街地に隣接した東山の大文字山を訪ねることができました。
これを機会に、様々なコースに足を運べたらと思います。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する