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Yamareco

記録ID: 1490201
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ハイキング
東海

梅雨前の快晴に安倍奥の大谷崩れから山伏周回

2018年06月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:22
距離
13.3km
登り
1,326m
下り
1,335m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:54
休憩
0:27
合計
5:21
5:25
6
5:31
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8
5:39
5:40
47
6:27
6:29
16
6:45
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50
7:35
7:55
5
8:00
8:01
44
8:45
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29
9:16
9:17
23
9:40
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4
9:44
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62
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2018年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大谷崩れ登山口前の駐車スペースに駐車
10台くらい駐車可能
朝5時の時点では1台(消防車)
11時に戻ってきたときには7〜8台とまっていました

登山口の手前に簡易トイレあり
コース状況/
危険箇所等
●大谷崩れ登山口〜新窪乗越
名前の通り大規模な崩落によってできた岩だらけの沢を登っていきます
大小の岩や瓦礫で結構足を取られます
正確には沢の左端にある登山道を歩きます
沢の真ん中付近と比べれば比較的歩きやすくはなっていますがあくまで多少マシくらいです

●新窪乗越〜山伏山頂
山伏までは稜線上を歩いていきますが、平坦な道ではなくそこそこアップダウンがあり、20〜30mごとに上り下りがある感じです
山伏周辺は歩きやすい道ですが、新窪乗越周辺は少しガレていたり尾根が細かったりで山道に慣れていない人は少し怖く感じるかもしれません

●山伏〜山伏登山口
「歩きやすい道で特に危険はない」と書かれている記事もありますが、登山口から山頂まで1000m以上の標高差があるので楽ではありません
道もところどころ大きな段差や細いところがあったりするのでこちらも山道に慣れていない人は少し怖く感じるかもしれません
途中沢を渡ったり登ったりするところがいくつかありますが、水量が大きいところには橋がかかっているのでよっぽど大雨後で増水している時でなければ大丈夫と思います

●山伏登山口〜大谷崩れ登山口
山伏登山口周辺はオフロード、少し進んだ分岐点からは舗装された林道になります
道路なので危険はありませんが早歩きでも1時間半くらい延々と林道を歩くので精神的にちょっと辛いです
その他周辺情報 ●立ち寄り湯
梅ヶ島温泉 黄金の湯
朝5:00過ぎに大谷崩れ駐車場に到着。誰もいないと思ったらこんな早朝になぜか消防の車が!?見たら「訓練中」のプレートが貼られていました。どうやら泊まり込みで訓練を行っているよう
2018年06月03日 05:19撮影 by  SO-01G, Sony
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6/3 5:19
朝5:00過ぎに大谷崩れ駐車場に到着。誰もいないと思ったらこんな早朝になぜか消防の車が!?見たら「訓練中」のプレートが貼られていました。どうやら泊まり込みで訓練を行っているよう
駐車場から登山口までは一般の車は入れません。すぐ先に工事関係者用に簡易トイレあり(利用可能)
2018年06月03日 05:24撮影 by  SO-01G, Sony
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6/3 5:24
駐車場から登山口までは一般の車は入れません。すぐ先に工事関係者用に簡易トイレあり(利用可能)
登山口手前の石碑。地図上の名称は「記念碑公園」となっているけど公園な感じは特になし
2018年06月03日 05:25撮影 by  SO-01G, Sony
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6/3 5:25
登山口手前の石碑。地図上の名称は「記念碑公園」となっているけど公園な感じは特になし
駐車場から10分ほどで登山口へ。瓦礫の沢を歩くと思ったら前半はしばらく林の中の道を歩く
2018年06月03日 05:27撮影 by  SO-01G, Sony
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6/3 5:27
駐車場から10分ほどで登山口へ。瓦礫の沢を歩くと思ったら前半はしばらく林の中の道を歩く
ところどころで沢を横断
2018年06月03日 05:31撮影 by  SO-01G, Sony
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6/3 5:31
ところどころで沢を横断
沢を登っていくのかと思ったら左側にあるのが登山道。よく見渡せばケルンや赤く塗られた石があるので間違うこともないかと
2018年06月03日 05:36撮影 by  SO-01G, Sony
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6/3 5:36
沢を登っていくのかと思ったら左側にあるのが登山道。よく見渡せばケルンや赤く塗られた石があるので間違うこともないかと
スタートから20分ほどで扇の要に到着
2018年06月03日 05:39撮影 by  SO-01G, Sony
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6/3 5:39
スタートから20分ほどで扇の要に到着
このあたりで下山中の3人組の下山者と出会う。おそらく消防士の方々でしょうが結構な荷物とテントを背負っておりました。
2018年06月03日 05:48撮影 by  SO-01G, Sony
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6/3 5:48
このあたりで下山中の3人組の下山者と出会う。おそらく消防士の方々でしょうが結構な荷物とテントを背負っておりました。
登山口から30分ほどで林を抜けてひらけたところに。ここからは大小の石や瓦礫の混ざった道でとても歩きにくい。脇にある九十九折の道を歩きますが多少マシという程度
2018年06月03日 05:55撮影 by  SO-01G, Sony
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6/3 5:55
登山口から30分ほどで林を抜けてひらけたところに。ここからは大小の石や瓦礫の混ざった道でとても歩きにくい。脇にある九十九折の道を歩きますが多少マシという程度
奥に見えるのが新窪乗越。あそこまで登っていくのかあ…(絶望)
2018年06月03日 06:02撮影 by  SO-01G, Sony
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6/3 6:02
奥に見えるのが新窪乗越。あそこまで登っていくのかあ…(絶望)
6:30 スタートから1時間ちょっとで新窪乗越到着。途中結構な絶景でしたが登るのに精一杯で写真はほとんどなし
2018年06月03日 06:28撮影 by  SO-01G, Sony
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6/3 6:28
6:30 スタートから1時間ちょっとで新窪乗越到着。途中結構な絶景でしたが登るのに精一杯で写真はほとんどなし
新窪乗越から下の方。木々に覆われているのであまり良く見えません
2018年06月03日 06:29撮影 by  SO-01G, Sony
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6/3 6:29
新窪乗越から下の方。木々に覆われているのであまり良く見えません
少し休んで山伏方面に向かいます。このあたりは多少道もガレていて慣れていないと少し怖く感じるかも
2018年06月03日 06:33撮影 by  SO-01G, Sony
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6/3 6:33
少し休んで山伏方面に向かいます。このあたりは多少道もガレていて慣れていないと少し怖く感じるかも
途中シロヤシオが咲いているところもありましたが…
2018年06月03日 06:47撮影 by  SO-01G, Sony
6/3 6:47
途中シロヤシオが咲いているところもありましたが…
ほとんどのところではピークは過ぎてすでに散っていてました
2018年06月03日 06:47撮影 by  SO-01G, Sony
6/3 6:47
ほとんどのところではピークは過ぎてすでに散っていてました
山伏に近づくと道もなだらかになってくる
2018年06月03日 07:01撮影 by  SO-01G, Sony
6/3 7:01
山伏に近づくと道もなだらかになってくる
7:30 スタートから2時間少々、山伏頂上に到着!
2018年06月03日 07:33撮影 by  SO-01G, Sony
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6/3 7:33
7:30 スタートから2時間少々、山伏頂上に到着!
まだ早い時間帯ということで山頂には誰もいなかったのでしばらく独り占め。快晴で空も青くとてもいい雰囲気
2018年06月03日 07:42撮影 by  SO-01G, Sony
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6/3 7:42
まだ早い時間帯ということで山頂には誰もいなかったのでしばらく独り占め。快晴で空も青くとてもいい雰囲気
名物の木々の間からの富士山。この時期にしてはまずまずきれいに見えました
2018年06月03日 07:55撮影 by  SO-01G, Sony
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6/3 7:55
名物の木々の間からの富士山。この時期にしてはまずまずきれいに見えました
多少雲もありましたが南アルプス方面もまずまず良く見えました
2018年06月03日 07:43撮影 by  SO-01G, Sony
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6/3 7:43
多少雲もありましたが南アルプス方面もまずまず良く見えました
山頂はとても良い雰囲気でしたが昼には帰らなといけないので名残惜しいですが滞在時間は20分ほどで退散
2018年06月03日 07:55撮影 by  SO-01G, Sony
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6/3 7:55
山頂はとても良い雰囲気でしたが昼には帰らなといけないので名残惜しいですが滞在時間は20分ほどで退散
さよなら富士山、また来るよ。毎日家から見てるけど
2018年06月03日 07:56撮影 by  SO-01G, Sony
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さよなら富士山、また来るよ。毎日家から見てるけど
西日影の登山道はところどころ道が細かったり段差があったりで初心者が歩くのは少し怖いかもしれません
2018年06月03日 08:15撮影 by  SO-01G, Sony
6/3 8:15
西日影の登山道はところどころ道が細かったり段差があったりで初心者が歩くのは少し怖いかもしれません
頂上から1時間ほどで蓬峠。下山中10組くらいの登山者とすれ違いましたが、色んな人から「もう登ってきたの?」と言われました
2018年06月03日 08:44撮影 by  SO-01G, Sony
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6/3 8:44
頂上から1時間ほどで蓬峠。下山中10組くらいの登山者とすれ違いましたが、色んな人から「もう登ってきたの?」と言われました
ところどころ道が細くて足を踏み外すとちょっと危険なところがあります
2018年06月03日 08:48撮影 by  SO-01G, Sony
6/3 8:48
ところどころ道が細くて足を踏み外すとちょっと危険なところがあります
途中いくつか沢を渡ったり上ったりしますが、水量の多いところにはきちんと橋があるので大丈夫
2018年06月03日 09:07撮影 by  SO-01G, Sony
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6/3 9:07
途中いくつか沢を渡ったり上ったりしますが、水量の多いところにはきちんと橋があるので大丈夫
大岩。左下にある3畳くらいの小屋がミニチュアに見えてしまうほどのデカさ
2018年06月03日 09:10撮影 by  SO-01G, Sony
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6/3 9:10
大岩。左下にある3畳くらいの小屋がミニチュアに見えてしまうほどのデカさ
西日影沢の登山口
2018年06月03日 09:36撮影 by  SO-01G, Sony
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西日影沢の登山口
西日影沢方面の駐車場入り口
2018年06月03日 09:42撮影 by  SO-01G, Sony
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西日影沢方面の駐車場入り口
すぐ脇にあるのが駐車場ですが、崩落が進んでスペースがなくなってきたためあまりここにとめる人はいないようです
2018年06月03日 09:42撮影 by  SO-01G, Sony
6/3 9:42
すぐ脇にあるのが駐車場ですが、崩落が進んでスペースがなくなってきたためあまりここにとめる人はいないようです
すぐ下の河原。こちらに10台くらい駐車されていました。沢からも距離があるのでよっぽど増水しなければこちらに止めたほうが良いと思います
2018年06月03日 09:46撮影 by  SO-01G, Sony
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6/3 9:46
すぐ下の河原。こちらに10台くらい駐車されていました。沢からも距離があるのでよっぽど増水しなければこちらに止めたほうが良いと思います
山伏登山口と大谷崩れの分岐点。ここから1時間近く長〜い林道歩きが始まる(しかも上り)
2018年06月03日 09:59撮影 by  SO-01G, Sony
6/3 9:59
山伏登山口と大谷崩れの分岐点。ここから1時間近く長〜い林道歩きが始まる(しかも上り)
途中にある別荘地。来るまではバブル時代にできた廃墟と思っていましたがキレイに整備された建物が多く、所有者の車や人もちらほらいました
2018年06月03日 10:01撮影 by  SO-01G, Sony
6/3 10:01
途中にある別荘地。来るまではバブル時代にできた廃墟と思っていましたがキレイに整備された建物が多く、所有者の車や人もちらほらいました
スタートから5時間ちょっとで大谷崩れまで戻ってきました。駐車場には7〜8台くらいとまっていました
2018年06月03日 10:47撮影 by  SO-01G, Sony
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6/3 10:47
スタートから5時間ちょっとで大谷崩れまで戻ってきました。駐車場には7〜8台くらいとまっていました
駐車場から大谷崩れ。よくまああんなところまで登ったなあと思いながら帰路につく
2018年06月03日 10:52撮影 by  SO-01G, Sony
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6/3 10:52
駐車場から大谷崩れ。よくまああんなところまで登ったなあと思いながら帰路につく
撮影機器:

感想

梅雨入り前の最後の週末。
静岡市内に住んでいながら一度も登ったことのない安倍奥方面の山へ。

朝4時に家を出た時は薄曇りで嫌な感じでしたが、梅ヶ島周辺に着いた頃には雲もなくなり快晴。

5時過ぎに大谷崩れの登山口に到着。
一番乗りかと思ったら駐車場にはなぜか1台の消防の車が!?
事故?と思ったが車をよく見ると「訓練中」のプレートがかけられていて、どうやら数日前から泊まり込みで訓練に来ているようでした。

大谷崩れの登山道はずっと石の沢を登っていくと思っていましたが、前半は林の中を歩き、後半も沢の中央ではなく左端にある九十九折の道を歩いていきます。
沢の中央付近に比べれば多少歩きやすいというくらいで、瓦礫が多いのでかなり足を取られてます。

下から見ると結構なガケに見えますが、実際に歩くとそこまでではないので、足を滑らせても1mくらい滑るだけで滑落したり大怪我したりすることはないと思います。
どちらかというと落石のほうが注意したほうがいいです。

新窪乗越から山伏までは稜線上を歩きますがそこそこアップダウンがあります。
あと北側から結構冷たい風が吹き付けてくるので風が強い日は防寒対策が必要かもしれません。

山伏山頂はひらけていて景観もよく、とても良い雰囲気でした。

下山は西日影沢方面を降りました。
「歩きやすい道」「特に危険はない」という記事の情報もありますが、傾斜もそこそこあってところどころ段差やガレているところもあるので山道に慣れていない人には結構キツイと感じました。

下山中にすれ違った人は10組ほど。日曜だけど紅葉シーズンでもないこの時期はそれほど登る人も多くないようです。

山伏も大谷崩れも登山口からピストンなら問題ないですが、周回の場合は1時間以上林道を歩くことになるので精神的に結構キツイです。
今回4時間近くの登山の後に最後の林道歩きというのもあって(しかも上り)ここが一番厳しかったです。
途中で観光や登山の車が通るかなと思ったりしましたが、1時間の間で1台も通りませんでした。

今回は大谷崩れを見たいこともあってこのルートを選びましたが、大谷崩れの登山道は大小の石や瓦礫が多くて歩きづらく落石の危険もあるので、山伏に登るだけなら西日影沢から登ったほうが良いと思いました。

ただどちらの登山道もけっこう体力勝負なところがあるので、それなりに準備は必要かなと思います。

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