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Yamareco

記録ID: 1500260
全員に公開
雪山ハイキング
大雪山

忠別岳(大雪高原温泉から)

2018年06月16日(土) 〜 2018年06月17日(日)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
26:58
距離
17.7km
登り
993m
下り
990m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:06
休憩
1:04
合計
9:10
距離 13.6km 登り 957m 下り 435m
6:08
118
8:06
8:16
46
雪壁取付
9:02
9:14
161
雪壁終了
11:55
12:35
156
忠別岳
15:11
15:13
5
高根ヶ原分岐
15:18
宿泊地
2日目
山行
1:59
休憩
0:25
合計
2:24
距離 4.1km 登り 18m 下り 546m
6:42
48
宿泊地
7:30
7:55
71
高原沼の近く
天候 晴れ、後ちガス
過去天気図(気象庁) 2018年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大雪高原温泉に駐車。国道から10kmほど砂利道。
その他周辺情報 大雪高原温泉、日帰り温泉700円(営業時間10:30〜17:00)。露天風呂有り。
下山後、1時間ほど待って入った。朝一なので貸し切り状態かと思いきや、結構、他の客も入っていた。
Co.1260の渡渉点の一本橋。初見のため少しビビッて他の渡渉点を探していると、後続のスキー・ボードのパーティが馬乗りであっさり渡ったので、後に続いて同じように渡った。大雪高原温泉では5℃。
2018年06月16日 06:40撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2
6/16 6:40
Co.1260の渡渉点の一本橋。初見のため少しビビッて他の渡渉点を探していると、後続のスキー・ボードのパーティが馬乗りであっさり渡ったので、後に続いて同じように渡った。大雪高原温泉では5℃。
Co.1320位でコンスタントに雪が出てきた。先行したスキーパーティはスキーを履いたり、担いだままだったりしていた。
2018年06月16日 06:56撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
6/16 6:56
Co.1320位でコンスタントに雪が出てきた。先行したスキーパーティはスキーを履いたり、担いだままだったりしていた。
淵無し沼の近くで、真新しい熊の足跡を見つけた。
2018年06月16日 07:26撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
4
6/16 7:26
淵無し沼の近くで、真新しい熊の足跡を見つけた。
淵無し沼から忠別岳方向を見る。忠別岳は隠れて見えない。
2018年06月16日 07:47撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
6/16 7:47
淵無し沼から忠別岳方向を見る。忠別岳は隠れて見えない。
高原沼から一番近い真正面の雪壁を登ることにした。あちこちにシュプールが残っていた。アイゼンとピッケルを装着した。10℃。
2018年06月16日 08:14撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
6/16 8:14
高原沼から一番近い真正面の雪壁を登ることにした。あちこちにシュプールが残っていた。アイゼンとピッケルを装着した。10℃。
ガレ場と雪のコンタクトラインを目指して登る。下部は、雪が柔らかったが、コンタクトラインの近くでは氷化していて硬く、アイゼンの前歯しか刺さらない箇所もあった。雪の柔らかい場所を辿ることになり、結局一番傾斜のキツイ所を登らされた。アイゼン、ピッケルが無かったらヤバかった。
2018年06月16日 08:25撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
1
6/16 8:25
ガレ場と雪のコンタクトラインを目指して登る。下部は、雪が柔らかったが、コンタクトラインの近くでは氷化していて硬く、アイゼンの前歯しか刺さらない箇所もあった。雪の柔らかい場所を辿ることになり、結局一番傾斜のキツイ所を登らされた。アイゼン、ピッケルが無かったらヤバかった。
余裕をなくして、ゼーゼーと息を切らして稜線に到着。稜線では外国人3人組のパーティが自分が登るところを見ていた。写真は稜線から旭岳、白雲岳方向をみたところ。
2018年06月16日 09:02撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
6/16 9:02
余裕をなくして、ゼーゼーと息を切らして稜線に到着。稜線では外国人3人組のパーティが自分が登るところを見ていた。写真は稜線から旭岳、白雲岳方向をみたところ。
少し稜線を廻り込んで雪壁をみたところ。クレバスの所にスキー・ボードのパーティがいる。彼らは自分のルートより少し右寄りのところをストック、ツボで登ってきた。
2018年06月16日 09:17撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
1
6/16 9:17
少し稜線を廻り込んで雪壁をみたところ。クレバスの所にスキー・ボードのパーティがいる。彼らは自分のルートより少し右寄りのところをストック、ツボで登ってきた。
夏道を辿って忠別岳へ向かうが、途中で夏道を少し外して雪堤を歩いた。下りに忠別沢を使う事を考えて偵察したが、隠れて見えない箇所で雪が切れている可能性を捨てきれなかったので、諦めた。
2018年06月16日 09:54撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
6/16 9:54
夏道を辿って忠別岳へ向かうが、途中で夏道を少し外して雪堤を歩いた。下りに忠別沢を使う事を考えて偵察したが、隠れて見えない箇所で雪が切れている可能性を捨てきれなかったので、諦めた。
忠別沼の手前から忠別岳を見たところ。12℃。何だか、軽い目まいがするので、ゆっくりゆっくり歩いた。
2018年06月16日 10:48撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
6/16 10:48
忠別沼の手前から忠別岳を見たところ。12℃。何だか、軽い目まいがするので、ゆっくりゆっくり歩いた。
忠別岳に到着。忠別岳から南側(トムラウシ方向)はガスっていた。あとで到着した外国人のパーティはここから更に南へと向かっていった。今夜はヒサゴ沼までだろうか。
2018年06月16日 11:55撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
5
6/16 11:55
忠別岳に到着。忠別岳から南側(トムラウシ方向)はガスっていた。あとで到着した外国人のパーティはここから更に南へと向かっていった。今夜はヒサゴ沼までだろうか。
忠別岳から引き返し、天場を探しながら高根ヶ原を歩く。結局、三笠新道の折口でテントを張った。念のために熊除けとして火を焚いた。すぐに乾いている枯れ枝が集まって、あっさりついた。
2018年06月16日 17:48撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2
6/16 17:48
忠別岳から引き返し、天場を探しながら高根ヶ原を歩く。結局、三笠新道の折口でテントを張った。念のために熊除けとして火を焚いた。すぐに乾いている枯れ枝が集まって、あっさりついた。
翌朝はテント内から夜明けを見ることが出来た。夜間のテント内は0℃だったが、朝、テントは凍っていた。
2018年06月17日 03:36撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2
6/17 3:36
翌朝はテント内から夜明けを見ることが出来た。夜間のテント内は0℃だったが、朝、テントは凍っていた。
今回は、トランギアのアルコールストーブを持ってきた。ガスストーブ並みに力強く雪を溶かしてくれるので、心強い。(※ガスストーブの弱火並みですが。それでも一人用の水作りには充分です。)
2018年06月17日 04:01撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2
6/17 4:01
今回は、トランギアのアルコールストーブを持ってきた。ガスストーブ並みに力強く雪を溶かしてくれるので、心強い。(※ガスストーブの弱火並みですが。それでも一人用の水作りには充分です。)
昨日は夕方頃からガスっていたが、今朝はすかっぱれ。高根ヶ原には風がコンスタントに吹いていた様だが、天場はほとんど風が当たらず、快適だった。
2018年06月17日 05:31撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2
6/17 5:31
昨日は夕方頃からガスっていたが、今朝はすかっぱれ。高根ヶ原には風がコンスタントに吹いていた様だが、天場はほとんど風が当たらず、快適だった。
今回の足回り。靴は厳冬期縦走用。非常に軽い上に足入れも良く歩き易いので、今時期に履いていても苦にならない。この靴にアルミアイゼンは初めてだったが、うまく調整できた。
2018年06月17日 06:33撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2
6/17 6:33
今回の足回り。靴は厳冬期縦走用。非常に軽い上に足入れも良く歩き易いので、今時期に履いていても苦にならない。この靴にアルミアイゼンは初めてだったが、うまく調整できた。
白雲岳の上に巻雲。右側は緑岳。なお、見える範囲で大雪高原温泉〜緑岳のルートに雪はなさそうだった。
2018年06月17日 06:40撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
6/17 6:40
白雲岳の上に巻雲。右側は緑岳。なお、見える範囲で大雪高原温泉〜緑岳のルートに雪はなさそうだった。
天場から見た、石狩岳とニペソツ。10℃。日が出ると、すぐに暖かくなる。
2018年06月17日 06:41撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
6/17 6:41
天場から見た、石狩岳とニペソツ。10℃。日が出ると、すぐに暖かくなる。
三笠新道上部から見た、高根ヶ原と忠別岳。北側から見る忠別岳はまるでピーク感がない。
2018年06月17日 06:44撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
1
6/17 6:44
三笠新道上部から見た、高根ヶ原と忠別岳。北側から見る忠別岳はまるでピーク感がない。
三笠新道の折口は急な雪面となっており、少し高度感がある。ピッケルかアイゼンが無いと少し怖いかも。夜間の稜線は、まだ零下になるので早朝に下る場合には有った方が良いと思う。
2018年06月17日 06:51撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
6/17 6:51
三笠新道の折口は急な雪面となっており、少し高度感がある。ピッケルかアイゼンが無いと少し怖いかも。夜間の稜線は、まだ零下になるので早朝に下る場合には有った方が良いと思う。
スキーで下る場合、左側には広い雪面があるので、快調だと思う。正直、雪壁を滑るより三笠新道を滑る方が楽しいのでは。シュプールも多数あった。
2018年06月17日 07:00撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
6/17 7:00
スキーで下る場合、左側には広い雪面があるので、快調だと思う。正直、雪壁を滑るより三笠新道を滑る方が楽しいのでは。シュプールも多数あった。
三笠新道の下部で、あらためて高根ヶ原方向を見たところ。
2018年06月17日 07:04撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
6/17 7:04
三笠新道の下部で、あらためて高根ヶ原方向を見たところ。
大雪高原温泉に到着。14℃。出発時は4台くらいだったのだが、すごい台数が止まっていた。下りの際にすれ違ったのは3人だけだったので、多くが緑岳へ登っているのだろうか。
2018年06月17日 09:05撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
6/17 9:05
大雪高原温泉に到着。14℃。出発時は4台くらいだったのだが、すごい台数が止まっていた。下りの際にすれ違ったのは3人だけだったので、多くが緑岳へ登っているのだろうか。
大雪高原温泉から忠別岳の方向を見たところ。尖っているピークは忠別沢の右岸のポコ。
2018年06月17日 10:02撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
1
6/17 10:02
大雪高原温泉から忠別岳の方向を見たところ。尖っているピークは忠別沢の右岸のポコ。
撮影機器:

装備

個人装備
ストック ピッケル アルミアイゼン 冬期縦走用登山靴
共同装備
長袖シャツ ズボン 靴下 手袋 予備手袋 帽子 ザック スコップ 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯電話 時計 サングラス ナイフ カメラ 無線機 ミラー ウィンドブレーカー 雨具 自立式ツェルト マット 携帯トイレ アルコールストーブ 燃料用アルコール320ml コッヘル メタ 熊撃退スプレー 爆竹
備考 残量を気にせず贅沢して使った結果、燃料消費量260ml。

感想

もう一回、残雪の稜線で天泊しようと考えていたところ、大雪高原周辺にはまだ雪が多くあるとのことで、出かけてみた。ここは、紅葉の時期に銀泉台から日帰り縦走して以来の2回目であったが、アイディア次第でまだ色んな山行が出来そうだ。

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