浅草岳(ネズモチ平からピストン)
- GPS
- 06:40
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 890m
- 下り
- 871m
コースタイム
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・ネズモチ平までの道が工事中で、約2.5km手前で通行止めになっています ・雨だったので全体的に滑ります、特に下りは難儀しました |
写真
感想
4月末ぐらいに父からの誘いを受けてOKを言ったのは5月末。
泊まりで行くというから、てっきり山小屋とかに泊まるのかと思ったけど、
「浅草岳」と聞いて調べてみても山小屋は無し。
よくよく聞くと、下山したら温泉に泊まるとのことだった。
しかし金曜日から雨。
正直全然気乗りしなかった。
宿をとってなかったら間違いなく行かないだろうけど、
とっちゃったので気分重く実家に前のり。
土曜日の3時ごろに出発して高速を飛ばすがずっと雨。
途中雨が止んだが、只見線沿いを走っていたらまた雨が酷くなった。
あー、登る気しねぇ・・。
そもそも何故「浅草岳」なのか。
どうやら山の番組でヒメサユリを見て、写真を撮りたくなったそうだ。
登山口手前2.5km地点について雨はパラパラな状態でスタート。
のんびりと進む。
登山口から最初の渡河地点までで歩きづらいと感じたのか、
父から「戻るか」と言うが、「え、もうやめちゃうの?」と言って進む。
しかし急登が始まる直前の場所で「下りるわ」というので、
まあこんな天気だし調子も悪そうだから仕方ないなと思った。
でも当初の乗り気のなかった気持ちとは逆で、
僕はせっかく来たんだからと山頂まで行くことにした。
その際にヒメサユリの写真を撮ってきてほしいとカメラを預かる。
実はその時点では「ヒメサユリ」という名前もちゃんと聞いてなくて、
どんな花かもわからなかったので、目についた花を一通りカメラにおさめていった。
父と別れた個所から10分ほど登った地点でそれは現れた。
ピンク色の百合の花、もしかしてこれじゃね?と思って何枚も写真を撮っておいた。
あとで写真を見せたら正解だった。
見た瞬間に「おお!」と言ってしまったぐらい、珍しい花だと思ったしね。
それはそうと浅草岳の手前の「前岳」までの急登が長かった。
しかも見た瞬間「これ下りるときどうしたらいいだろうな」と思うような
とんでもない段差とか滑りそうな土と岩の場所が何か所も出てくる。
やっぱ一緒に下りた方が良かったかなと思ったけど、
いやいや、普段の僕の行動範囲から行って、次また来るかといえば
恐らく来ない場所だろうから山頂は行っておきたい。
なんて考えながらどうにか前岳、そして浅草岳まで。
景色が堪能できないし、長居してもしょうがないので、15分程休んだら下山開始。
滑るのでちゃんと地面を踏みしめながらゆっくり下りて行く。
晴れて乾いていればこんなところ・・・と思うような場所なので、
なかなか下れない状態にイライラしながらも落ち着きを失わないようにする。
普段よりも脚に力が入ってしまってだんだん痛みがでてきて疲れる。
途中で年配の15人ぐらいの団体が登ってきてすれ違う。
あの人たちもこのあとここを下るのか、大丈夫かななんて考えたり、
父も途中で引き返して正解だったなとつくづく思った。
これで下山したら間違いなく滑って危なかったかもしれない。
雨の日に初めての山、そして急登の登りと下り。
いつもより距離が短いのに異様に疲れた。
でもヒメサユリを見ることができたから行った甲斐があった。
どうせならヤマレコオススメの田子倉からのコースを歩いてみたいところだ。
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/guide_detail.php?route_id=1033
コメント
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hiroumiさん こんばんは
浅草岳はお父様のリクエストだったのですね
ヒメサユリは個人的にNO1の花です。
香りがとても良いのですよ!!
ユリ系のキツイ香りとは違って、爽やかで甘い香りがします。
次回もし機会があったら確認されて下さい。
niiniさん、こんばんは。
僕は電車で日帰りで行ける範囲の活動範囲なので、
新潟県というのはなかなか行きませんね
なんの前提知識もなく見かけたヒメサユリは個人的には収穫でした。
さすがに香りまでは試さなかったので、それはいつかのために覚えておきます
hiroumiさん、こんばんは。
計画に浅草岳があがった時、ヒメサユリ目的だなとすぐ思いました。私もみてみたいと思いつつ、浅草岳は遠いのでなかなか行けないでいます。
お父様、あと10分でみられたのに残念でしたね。でも写真プレゼントできてよかったですね。
雨で大変な山行だったようですが、温泉も一緒に泊まって父の日のいい親孝行になりましたね。お疲れ様でした。
Etsunoさん、こんばんは。
ヒメサユリ、有名なんですねぇ、全然知らなかったですよ
でもピンクの見た目はインパクト大で、これは見ることができて良かったです。
早朝実家を発ったので下山後は眠くてしょうがなかったです
温泉に長く浸かったけど脚は筋肉痛が取れません・・。
こんばんはhiroumiさん。
計画書を拝見した時からお父様がヒメサユリ目的なんだろうなと気がついておりました お父様、雨の中頑張って上がられたのにあと少しでちょっぴり残念でしたね。
ヒメサユリは山に登って観る以外ですと私が行ったところでは植生ですが三条駅近くの群生地ですとか、南会津の南郷スキー場の群生地が見事です。もち、頑張って登って発見!の感動はないのですけれど^_^;大ぶりな姿でピンク色で美しく、ネーミングといい大好きなお花のひとつです。お父様も同じ思いなのですかね
雨降る中、遠征の親孝行山行お疲れ様でした
moonsetさん、こんばんは。
目的がバレてましたか
浅草岳自体初耳だったので、僕自身はあまり情報を持たず、
どのルートから行くのかだけ気にしていました。
なぜ今回のルートだったかと言うと、弟があの辺りまで釣りに行くことがあるそうで、
そこからルートを知ったそうです。
山に登らなくても見ることができるなら、その情報を父にも伝えておこうかと思います。
ありがとうございます
貴方がコメントに書いた15人の団体(団体とは少し大げさかな)の一人です。こちらは富山を出るときも曇り、途中小雨に会いながらネズモチ平登山口へ着き、雨こそ降ってないが周りはガス、私達も宿を予約していた手前、憂鬱な気分で登りました。もちろん山頂からの景色なんてないし、早々下山しました。(私は、花はあまり写真に撮らないのですが、なぜか途中に咲いていたヒメサユリを撮っていました)
言われる通り、何人かはよーーく滑ってました。
私達も、通行止めのカンバンで躊躇していたら、工事していた方が手招きで行ってもいいとの合図で通過しました。確かに、看板の手前に車が止まっていたのを覚えています。
お父さんも、ここから歩かなければ一緒に山頂に行けたかも、でも、昨日の雨で下山はよく滑りやすい登山道になっていたので、途中でリタイヤしたのは正解かも。いい親孝行になったのでは。
いつかどこかの山で、お会いするかも。
ja9eoqさん、こんばんは。
覚えているかどうか分かりませんが、僕はみなさんに「あと20分ぐらい」と伝えた者です。
前岳から10分ちょっと下りてきただけで足元が危うくて嫌だなぁと思っていたので、
お昼近い時刻であの天気の中登ってこられる皆さんとちょっとだけでも会話できたので、
ある意味励まされました
父も1人だと自分のペースで行けば登れるようですが、
僕といくとどうも無理するというか、自分のペースで歩いているつもりでもそうじゃないのか、
いつも途中までで終わってしまいます・・・。
でも今回は仰る通り、途中で下山して良かったと思っています。
ja9eoqさんをはじめ、皆様も天候悪い中お疲れさまでした。
今後も良い山行を楽しみましょう!
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