梅雨明け・山伏沢下降→樅ノ木沢遡行


天候 | 晴れ・ガスかかる |
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過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
沢登り初級。樅ノ木沢ゴルジュの巻きは滑りやすく注意。 時間もかかり体力は必要。 |
その他周辺情報 | 石割の湯を利用。大混雑。800円払って10分しかいなかった |
写真
感想
6月に梅雨が明けるとは思わなかった。確かに連日天気がよく、暑い。
梅雨時の山は行く場所に苦労するが、今年は川崎ガイドが、西丹沢の山伏沢下降から樅ノ木沢遡行を企画していたので申し込んでいた。
山伏沢はGWに単独で行ったが、樅ノ木沢は世附川流域ではスケールが大きいので、リスク回避でガイドと一緒に行くことにした。
前夜は須走の天恵に宿泊。日帰り温泉だったが宿泊も可能となった。
ただ食事が5時からで、メニューもパッとしない。安いのだけが取り柄だ。
翌朝山伏峠へ。9時集合だが、8時過ぎにはつく。
川崎さんも8時半くらいにはつく。ゲストは僕を入れて3人。
支度をして出発。
大棚の頭まで直登して藪を少し分けてトラバース道へ。
分岐点のテーブルで沢靴に履き替えて、コルまで下り、沢に降りる。完全に前回の時の逆ルートである。
山伏沢は相変わらずきれいで、ナメを水流が洗う。下降だから多少足下に気を使う。
だが、やはり沢は下るより登る方がよいようだ。
沢を離れ古い林道を歩く。途中でショートカットし、斜面を下れば樅ノ木沢に降りつく。
西丹沢のど真ん中で、人里から一番離れているようなところだ。いるのは熊だけか。
ここから遡行。すぐに西沢を左に分けて堰堤をまく。
樅ノ木沢は水量が山伏沢よりはるかに多く、透き通っている。ゴーロで歩きにくいのがたまにきずだ。
ゴルジュは前半のハイライト、股まで水に浸かって4メートル滝を登る。
次の8メートルは登れないので右のグズグズ斜面を巻いていく。
滑落のリスクがあるので、念のためロープをつなぐ。歩きにくい斜面だが何とか突破。
次のハイライトはミニ両門の滝。
奥秩父釜ノ沢とは比べものにならないが、紅葉の時期にはきれいだろうと思う。ここは左へ進む。
両門の滝を越えるとナメが現れ、楽しく登れる。
途中の二俣では左俣に入る。こちらのほうがナメが長いとは川崎さんの弁。
詰めの急登を笹の根を握りながら登って、縦走路につく。ここで靴を履き替える。
下り登りとも沢だから、暑い時期にはよいと思うが、時間はかかるし、かなりのアルバイトである。
ここから山伏峠まで1時間半強。上り下りが結構あって、足が上がらない。
8時間の実働。僕はかなりくたくたになって下山。
帰りは石割の湯によって、御殿場経由で帰ろうと思ったが、石割の湯は芋の子を洗うような混雑で、とてもゆっくり入っていられない。さっさと洗って、道志みち経由で帰宅する。
道志みちは長く、通行量も多いが、下道でなく圏央道に入ったので、予定より早く帰ることができた。
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