利尻山(鴛泊港〜北麓野営場・テン泊)


- GPS
- 20:01
- 距離
- 27.4km
- 登り
- 2,188m
- 下り
- 2,174m
コースタイム
- 山行
- 2:47
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 3:03
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 7:48
天候 | ガスのち山頂高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
船
1日目:新潟港11時45分発、小樽行きのフェリーに乗船 2日目:4時半小樽着。そこから稚内へ移動し10時50分の利尻島行きフェリーに乗船。12時40分利尻島鴛泊港入港。 そこから姫沼を散策しながら北麓野営場まで向かいテン泊。 3日目:夜中から利尻山に向かってスタート。下山後09:20の礼文島行きフェリーに乗船。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆鴛泊港〜姫沼経由・北麓野営場 ・姫沼まではアスファルトの舗装道路歩き。1時間ちょい。 ・姫沼〜北麓野営場までは獣道のようなワイルドな登山道を行く。静かで誰もいないが崩落している個所もあるので注意する。 ・北麓野営場はテント一人500円。炊事場、トイレ、靴洗い場完備で広くて快適。ただカラスには注意が必要。 ◆北麓野営場〜利尻山往復 ・北麓野営場スタート後すぐのところに日本百名水の甘露泉水があるので水を補給すべし。(ここが最終水場) ・特に危険個所なし。 ・山頂直下は急なザレ場なので下山時は滑らないように若干注意が必要。 ◆北麓野営場〜鴛泊港 ・ふつうは歩かないようだが歩いても40分程度。 |
その他周辺情報 | 北麓野営場から30分程度下ったところのキャンプ場に温泉あり。(今回は利用しなかった) |
写真
感想
一年に一度の夏休みがやってきた。
同僚との調整で時期は調整できるが今年は北海道は大雪の花を見てみたいと7月上旬に休暇を取得することにした。
大雪〜トムラウシまでテントで縦走しようと計画していたが前週まで全国的に歴史に残るような記録的な豪雨が続き、さすがに今週は治まるだろうと期待していたが我が北陸は梅雨明けしたものの肝心の北海道は前線の真下・・・ツイてない。
それでもさすがに一週間も滞在していればチャンスはあるだろうと予定通りフェリーで北海道へ向かうことにした。
そして北海道へ上陸。
朝4時半に小樽港へ降り立った。
予定では大雪へ・・・しかしやはり予報は悪い。
天気予報を眺めていると道内で利尻のみ晴れマークがついていた。
もう高速を走っていたが急遽行先変更!
この辺は地元でも北海道でも同じ、ベストなタイミングでベストな山をチョイスすべし。
ほとんど思いつきに近い形で稚内へと走り始めていた。
稚内から再びフェリーに乗って利尻島へ。
曇っていたものの海上から突き上げる利尻山の姿を初めて目の当たりにして興奮気味。明日はこの穂先へ登るんだ。
YSHR先生は原チャリ借りて日帰りしたらとアドバイスしてくれたが翌日の方が天気が良さそうなので、ということで北麓野営場にテン泊していつものように夜中スタートでご来光登山を狙ってみることにした。
北麓野営場はまるでオートキャンプ場のように広くて平らで炊事場、トイレ、ゴミ収集もアリとまさに下界のキャンプ場。山のテン場では考えられない。
だだっ広いテン場にポツンとテントを張らせてもらいのんびりと過ごした。
夜になると雨の音で目が覚めた。
ええー!?晴れるんじゃなかったの?
モチが下がりそうだがここまで来たら行くしかないと自分に言い聞かせて予定通り夜中にスタート。
霧雨がまとわりついてくる。
カッパを着ると暑いのか寒いのかよくわからない状態になる。
しかし神はいた。
長官山へ着くと前方左側にうっすらと三角形の影が空に浮かんだ。
利尻山だ!
そうしているうちにどんどんガスが晴れていく。
東の空には雲海と赤く染まった地平線がはっきりと映し出された。
先ほどまで影だけだった利尻山もはっきりとその姿を見せてくれた。
テンションアップでガンガン登っていく。
山頂に到着すると360度の雲海が広がり影利尻がその上に映し出されていた。
最高のご褒美だ、雨の音に惑わされずに登ってよかった。
しばらく静かな山頂を堪能したら下山開始。
ザレ場で足を滑らせないように注意しよう。
先ほどまでの静かな利尻山が嘘のように続々と後続の登山者が登って来ていた。
テントを撤収したら鴛泊港へ歩いて向かおう。
アスファルトだったが途中ウッドチップの歩道もあって歩行者にやさしい道だった。
鴛泊港に到着したのはまだ9時過ぎだったがそのまま次の行先である礼文島へ向かうことにする。
そんなこんなで初利尻はこれ以上ないドラマチックな展開となった。
旅は礼文島へと続く・・・
さんちゃん、エンジョイしてますな!
しかし、利尻でウナギって、何それ?山盛りのウニ丼か、少なくとも海鮮丼でしょ!
ところで、礼文山はおもしろくないので行かないほうがいい。桃岩のあたりが一番よかったなあ!
クマ
kumaさん、こんにちは。
クマさんには負けますがそれなりにエンジョイさせてもらっています。
確かにご当地グルメを楽しみたいのは山々なんですが僕は料理が大の苦手なのでレトルト食品の中から選択することになります。よってウニとか候補になりえません(笑)
けどちゃんといただきましたよ
礼文岳、どうやら皆さん評判がイマイチなのでパスしました^^;
Sanchanさん、お久しぶりです。
初利尻、お疲れ様でした。
利尻登山もやはりSanchanさんらしいレコだなと思って見ていましたよ。
夜中スタート、山行の速さ、朝焼けの大雲海…
そう思ったヤマレコ北海道ユーザーも多いのでは(^^;
先月下旬から蝦夷梅雨が続く北海道。
今年は特に長雨ですが、その中でも見事絶景を引き当てましたね!
さすがです。
フェリーから見た利尻山、八合目から見た穂先、
自分も随分興奮したのを思い出します。
利尻登山にはドラマがある。同感です。
いい夏の旅でありますように。
次回はスキーですな^ ^
nishiyanさん、どうもご無沙汰しています。
今回の北行きでnishiyanさんに声をかけるべきか正直悩んだんですが平日だし変に気を遣わせたら申し訳ないということで遠慮させてもらいました。
旅行前は天気図見てどうなることかと心配しましたが結果オーライ、最高の思い出作りになっています。
今回の山行で利尻の状況がわかったので次回チャンスがあれば是非スキーでお邪魔したいところです。
nishiyanさんもまた本州に来られることがあれば声をかけてください。
記憶が蘇る.鴛泊YHのご来光登山に参加した20歳の僕も,出発点どんより曇りで「登っても意味あんのかよ」が雲を抜けて,山頂では360度の雲海に,昇る朝日と影利尻岳に感動したのが本格的に登山を始める一つのきっかけだった.その後利尻島一周のサイクリングもしたなぁ.
礼文は高い山はないが,自動車道のない西海岸のトレールは花と海に挟まれたアップダウンで悪くないと思う.
Nishidenさん、こんにちは。
ああ、いつもの「あれから30年」ネタかと思ったら41年ですか!?
二十歳のNishidenさん、見てみたいような、でも今とさほど変わっていないような(笑)
Nishidenさんも利尻登山がある種のきっかけだったんですね。
利尻も礼文もサイクリングするには最高ですよね、次回は持っていこうと思いましたよ。
礼文では原チャリ借りて観光してました
何もかもがsanchanさんらしいですね。
まず利尻山がプランBって人は稀でしょう、しかも鴛泊港から全て歩きとは。
それでも一直線に北麓野営場からピストンなら結構見かけますが、姫沼からとはビックリです!でそっちから行ってポン山無しですか?このルート自体も急遽決めたのですか?
私も今年行った時ご来光ハイク考えましたが諸事情で辞めました、羨ましい!
やっぱり独立峰の雲海は最高ですね、まあ利尻の場合雲海無くても大海原だから好き好きかな。
・・・でウニ丼は?昆布ラーメンは??
もし食べてないなら西穂で西穂ラーメン食べない以上の大罪ですよ(笑。
あっ、礼文で食べますよね!期待してます。
kabukiyaさん、こんにちは。
いやー、本当は前々から利尻は行きたかったんですがkabukiyaさんが行かれたので遠慮してたんですよ(これほんと)
結果的に逃げ場がなくなったので遠慮なく行っちゃいましたが(笑)
初日に利尻に到着した時間が中途半端で、利尻登山はちと厳しいしかといってテン場直行だと暇だし・・・ということで姫沼でお茶濁ししてました。
ウニ丼は実は2回いただきました。利尻1回と礼文1回。
ラーメンは食べてないのでちょっとやらかしちゃってますねぇ。
とにかく思い立って出かけたので色々と準備不足でした。
おいしい店とかリサーチしておけばよかった。
ってことで、また再訪します(笑)
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