記録ID: 8293379
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無雪期ピークハント/縦走
道北・利尻
強風とガスの利尻山
2025年06月15日(日) [日帰り]


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 09:11
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,806m
- 下り
- 1,799m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:03
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 9:49
距離 17.6km
登り 1,806m
下り 1,799m
14:59
天候 | 天気予報は曇り。 利尻島入りした日は、羽田発から 航空会社のトラブル(機材調整による遅延)や 乗継ぎでの利尻空港へは 天候調査中、離陸するも風の強さで 引き返す可能性有りとの事でした。 地元の方いわく 利尻島、礼文島はほぼ風がある島だと 聞かされた。 登山当日も風と8合目以上にガス(雲)が 湧き立つ天気。 山頂晴れる予報があったが それは13~16時の間。 今回は登山者の性である 早出早着は、展望の観点から言えば無意味であったかも。 →天気予報を信じて、狙う事もアリだったと 教えられた日であった。 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
船 飛行機
風強く、機体が大きいANA機(新千歳から)は欠航だったらしい。 丘珠からのJAL機はプロペラ機。 地元の方いわく 冬でもJALは飛んでおり、機体も自動運転では無い分、 パイロットさんの腕で運航されている とか。(欠航少ない) 空港より 宿泊地周辺の鴛泊へは、歩けそうだったが 風の強さと地理感がわからないため タクシーを利用した。 途中、セーコーマートで買い物したため 待機時間も換算されたため、キャンプ場ゆ~にまで 3000円であった。 しょうがない笑 離島の際はフェリー利用。 港までゆ~にや 街の宿泊施設から歩いていける距離。 海やペシ岬、利尻山の全景など眺めながら歩くのは気持ち良かった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
1週間位前までの皆さんのレコを拝見させて貰い 参考にしていた。 その時点では、山頂直下に雪があったとか。 チェーンスパイクを持って上がったが 結果、その恐れていた残雪もなく、 全て夏道であった。 ・5合目辺りまでは、裾野を登っている感覚。 以降は、岩など散見する山道となるが 登りやすい印象を受けた。 ・長官山への登りはキツイ。 振り返ると、鴛泊の町が箱庭のように見えて元気を 取り戻す。 ・7合目以降の胸突き八丁も 恐れていたほどではなかったが、下りは疲れも含み 急登ではあったなあと振り返る。 ・8合目長官山からは避難小屋まで 頑張る山道 長官山山頂で、樹木など低くなるので 雨具ジャケット、防風着などを着用する人が多かった。 ・避難小屋から先は稜線歩きが楽しい はず。 今回はガス(視界が無くなるほどでは無い) と西側からの強風とガスが濃いと 雫で濡れて凍えるほどでは無いが、風で体温を 奪われに無いよう自分の身体との対話に 励む。 ・9合目の標識には 「ここが正念場」との記載。 まさしく急登が続く。 途中、崩壊地があるがキワを通らないよう 慎重に。 下山時、改めて崩壊場所を見ると 結構エグれていたのを見てちょっと怖かった。 ・山頂は元火山らしく、赤い |
その他周辺情報 | 宿泊地 キャンプ場ゆーに 下草がフカフカで寝心地最高でした。 テント場からは利尻山の頂上が眺められる。 テント泊 一泊520円 常設キッチンカーが14時から19時まで営業 生ビールからワインなど揃い、鮭とば、ポテチ菓子 地元ので上がった魚を調理したつまみセット、 ホッケ、ひらめのフィッシュ&チップス ジンギスカン弁当、焼き魚定食(ホッケ、ニシン)。 この店だけでキャンプ場から出ないで大満足 利尻富士温泉 入浴料500円 トロトロのお湯で、熱すぎず 長く入れるので登山後にのんびり 湯に浸かりながらマッサージ。疲れ知らずに。 ここの自販機にも サッポロクラシック 350 缶と500 缶アリ 350缶で250円 北麓野営場 登山口。朝5時半ごろ通過したが、まだ営業していなかった。 もし必要な携帯トイレは、登山前日までに揃えておく事。 販売品はガスカートリッジ等で、お土産になるような物は無いらしいとの事 キャンプ場としては、森の中で静か。 セイコーマート キャンプ場から歩いて10分程度。 なんでも揃う。 |
写真
装備
個人装備 |
雨具(上下)
飲料水
軽食
行動食
帽子
日焼け止め
ストック
常備薬
必要な場合により
ガスバーナー
コッヘル
チェーンスパイク
防寒着
携帯トイレ
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感想
利尻山は登りやすい印象を受けた。
が、それも自分だけの印象であるかもしれない。
2月に膝靱帯を痛め、すでに航空機の予約など入れてしまっていたので
引くに引けないと、その後から山慣れして
足の筋力や持久力をつけようと
筑波山から始まり、数日前に登った塔ノ岳で仕上げた。
残雪が予想されたので
蓼科山や横岳も良い練習になった。
結果、利尻山には残雪なくいらない心配であったかもしれないが
遠征山に安全に登るためには
自分の体力を計れて良かった。
キツイ8合目から高山植物が咲き、
イチゲの花もフレッシュで下山時は
写真を撮りながらゆっくり歩き無理をしない歩行で
良かった。
見逃した花もあったかと思うけど
そこはまた来たいなって思うモチベとして。
ガスって山頂からの眺望が見れず
残念ではあるが、山自体を楽しむ事ができ
大変良い山に登れた事を嬉しく思う。
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北海道の中でも
とりわけ登ってみたかった利尻山へ行けた
だけでも幸せだと思う事にします!
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