伊吹山


- GPS
- --:--
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,153m
- 下り
- 1,153m
コースタイム
14:42山頂-15:40五合目15:48-16:03三合目-17:05登山口
天候 | 晴れときどき曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山道 三合目過ぎから雪が現れます。以降、雪は増えていきますが道は融けて泥の川状態。八合目より上は部分的に融け残っていますが、凍っておらずアイゼンなしで通行できました。ただ、岩場は滑るので特に下りは要注意。 山頂で歩いた(狭い)範囲に限ると積雪20cmくらいのところはありましたが、トイレや日本武尊像など主だった所へ行く道は踏まれており雪にはまらず歩けました。 ・登山ポスト:登山口にあり。用紙あり。 ・トイレ:登山口、一合目、山頂にあります。一合目、山頂は協力金100円程度。 *三合目のトイレは改修のため12月10日まで使用不可とのこと。 ・六合目避難小屋:きれいな小屋です。定員10名くらいでしょうか(作り付けのベンチに座れそうな人数)。 *土足厳禁です。スリッパが5足ありましたが、団体で使用の際は持参された方がいいかもしれません。 *ローカルルールのある山です(ペットの同伴についてなど)。詳しくは掲載写真を参照してください。 *次の降雪から本格的な雪山になるかもしれません。ご注意を。 ・温泉:登山口の近くに「伊吹薬草の里文化センター 薬草の湯」があります。400円。 *ボディーソープあり。シャンプー・リンスなし(販売しています)。ドライヤーはあり。 |
写真
感想
名神高速を滋賀に入りしばらく進み、不意に中腹まで雪化粧している伊吹山がずどんと目に飛び込んできました。その堂々たるお姿に一瞬言葉が出ません。標高こそ1500mに満たないですが、独立しているので本当に大きく、威厳すら感じられます。
登山口は晴天。駐車場のおばあさんに「今日はいい天気で登山日和」と言われ、期待を胸にいざ。伊吹山は「○合目」の標示があるので進み具合がつかみやすく、また道中に伝承などを紹介する案内もあり、それを読むのも楽しかったです。三合目までは長く感じましたが、白く染まった頂上がちらちら見え出すとテンションが上がり、五合目に着くと山頂が「おお〜」と目の前に。泥の川のぬかるみと濡れた岩場に注意しながらえっちらおっちら登ります。特に急ではないので楽です。八合目を過ぎたあたりから融け残った雪の方が多くなりましたが、しっかり踏み込めば特に問題なし。白銀の山頂平地に乗ると、いままでのドロドロとの対比で雪の美しさが二倍、三倍に感じられました。
実は出発前に天気予報とにらめっこしながら、今日(26日)か明日かで随分悩みました。26日は「曇り後晴れ」、27日は「晴れ」で、風は26日の方が穏やか、気温は27日の方が高いという予報でした。ただ、天気図を見ると27日には日本海上に低気圧が発生するようです。さんざん迷ったあげく26日にしましたが、雲が予想以上に多く、山頂の展望はいまいちでした(風は予報通り穏やかで快適でした)。今日で良かったのかいまいちはっきりできませんでしたが、それでも今年初の雪に、というか雪とほぼ縁のないところで生活しているので目にするだけで嬉しくなり、「まあいっか」としました。
下山は琵琶湖と湖北の山々がきれいでした。夕陽を見ながら、湖面や空の色の移り変わりを見ながら、「長い時間夕陽を眺めることってないな」と感慨にふけります。伊吹山は下りにも魅力がありますね。結局日没を見届け、いそいそと下り、その後は「薬草の湯」で温まり、醒ヶ井のマス料理を堪能。甘露煮も塩焼きも洗いも最高でした(西向きに下りるとはいえ、日の入り後30分でたいてい真っ暗になります。一合目以下に樹林帯があるので日没観賞をする際はヘッデンをお忘れなく)。
末尾に反省を。靴のランドラバーがめくれて浸水し、靴下が濡れてしまいました。予備の靴下がなく、応急的に靴の中と靴下および足の水分を取り、レジ袋を靴下の上に履いて対処しました。追加の浸水から足を守れるか心配でしたが、レジ袋が足に対してゆとりがあったせいか破れることなく、幸いにも足は濡れず、冷えも蒸れもありませんでした。ただ、靴の中で足がつるつる動いて踏ん張りに影響しました。これは靴ひもを固めにしばるとなんとかなりました。
今回は乗り切れましたが、対処法として妥当だったのかはわかりません。靴を修理に出す際に聞いてみようと思います。くれぐれもメンテナンスは十分に。予備の靴下も忘れずに。以上、他山の石にして下さい。【後日、修理のときお店の人に聞いたところ「足を濡らさない・冷やさない」ことが最重要で、対処法としては良かったと。ただ、未然に防ぐことが何より大切で、靴の状態のチェックを怠らず、メンテナンスをしっかりするよう言われました。恥ずかしながら追記いたします】
初めましてguhikazukiです。
この日は天気にも恵まれ新雪にも恵まれて最高でしたね。
俺は奥伊吹のブンゲンという山に登ってましたがこちらも最高でしたよ。
ただ伊吹山が大きな雲に隠れていたため伊吹山の山頂はどうなっていたのか気になってましたがやはり巻かれていましたか。
ただこの日は空気が澄んでたこともあり、幻想的な夕日になってますね。
この伊吹の降雪は今シーズン2度目。
次に降雪したら里にも雪が降り出してきますね。
guhikazukiさん、記録を拝読いたしました。
伊吹山頂は晴れ渡る時間帯があったようですが、私のいる間には残念ながら訪れませんでした。その代わりではないですが、とてもきれいな夕陽が心に残っています。
ブンゲンは初めて知りました。雪の真新しさが写真からよく伝わってきます。大変な山行であったと想像しますが、貴重な記録ありがとうございました。参考にさせていただきますね。
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