記録ID: 1524712
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ハイキング
尾瀬・奥利根
鬼怒沼山 * 奥鬼怒の高層湿原と温泉を巡る *
2018年07月14日(土) 〜
2018年07月15日(日)
ピアソラ
その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 10:55
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 1,274m
- 下り
- 1,298m
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1日目
- 山行
- 1:52
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 1:59
2日目
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 2:13
- 合計
- 8:48
16:08
女夫渕温泉
【1日目】
○ CT（標準） ： 2時間00分
○ CT（実績） ： 1時間50分 （休憩含まず）
【2日目】
○ CT（標準） ： 7時間25分
○ CT（実績） ： 6時間35分 （休憩含まず）
○ CT（標準） ： 2時間00分
○ CT（実績） ： 1時間50分 （休憩含まず）
【2日目】
○ CT（標準） ： 7時間25分
○ CT（実績） ： 6時間35分 （休憩含まず）
| 天候 | 【1日目】 ○ 天気 ： 曇り 時々 晴れ。 ○ 風速 ： 弱め（5m/s程度）。 ○ 気温 ： 暑め（26℃程度）。 ○ 視程 ： 短め。 【2日目】 ○ 天気 ： 快晴。 ○ 風速 ： 普通（稜線上で10m/s程度）。 ○ 気温 ： 暑め（28℃程度）。 ○ 視程 ： 普通。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
・09:15 {自宅} - 13:50 女夫渕駐車場 ※高速利用 ： 桜川筑西IC〜壬生IC、鹿沼IC〜日光IC ※途中、昼食に寄りました（1時間程度）。 ○ 復路（約165km） ・16:30 女夫渕駐車場 - 21:00 {自宅} （渋滞あり） ※高速利用 ： 日光IC〜宇都宮IC、宇都宮上三川IC〜桜川筑西IC ※途中、夕食に寄りました（30分程度）。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
○ 丸山分岐から小1時間急登が続きます。 なお、「山と高原地図」では、丸山分岐からオロオソロシの滝展望台までの CTが15分となっていますが、30分は見ておいた方が無難です。 ○ 急登が終わると鬼怒沼までは1時間程度の緩やかな登りです。 ○ また、鬼怒沼山直下も（短いですが）急登が続きます。 ○ 全体的に、道標も豊富で、手入れの行き届いた登山道です。 |
| その他周辺情報 | (1) トイレ �� 女夫渕駐車場 (2) 登山ポスト 日光澤温泉にあります。 (3) 温泉施設（その壱） 1日目の宿泊先である「日光澤温泉」では日帰り温泉もやってます。 ほんのり硫黄が香る良いお湯です。但し、混浴（露天風呂）です。 ※営業時間 ： 9:00 〜 15:00 ※料金 ： 500円／人 ※参考HP ： http://www.nikkozawa.com/ (4) 温泉施設（その弐） 2日目の下山後に「加仁湯」の日帰り温泉に寄りました。 源泉掛け流しの白濁の湯がお薦めです。 ※営業時間 ： 9:00 〜 15:00 ※料金 ： 800円／人 ※参考HP ： http://www.naf.co.jp/kaniyu/ |
写真
【1日目】
アプローチの途中の昼食に嫁が選んだのは、霧降高原の「山のレストラン」。さすがグルメ。
アプローチの途中の昼食に嫁が選んだのは、霧降高原の「山のレストラン」。さすがグルメ。
女夫渕温泉駐車場に到着。ここから山小屋まで約5kmの道のりです。この日は泊まるだけなので、ゆっくりめのスタートです。
奥鬼怒遊歩道はいきなり急な階段から始まりました。観光客にはちょっと険しい尾白川渓谷の遊歩道を彷彿させましたが、急なのは最初だけでした。
5
7/14 14:00
奥鬼怒遊歩道はいきなり急な階段から始まりました。観光客にはちょっと険しい尾白川渓谷の遊歩道を彷彿させましたが、急なのは最初だけでした。
奥鬼怒温泉郷の4つの温泉までの所要時間が記された看板がありました。
アサギマダラ。長距離を移動することで有名な蝶にこんな場所で出会いました。
秘湯を守る会の会員宿でもある八丁湯に着きました。ここの温泉も一度浸かってみたいですが今回はスルーです。
続いて加仁湯。昭和レトロなファサード。本当はここに泊まりたかったのですが、満室で予約が取れませんでした。人気ですね。
そのすぐ先、今回泊まる日光澤温泉に到着しました。奥鬼怒温泉郷中、最も質素な宿（ほぼ山小屋）です。個人的には結構好みですが。
14
7/14 15:43
そのすぐ先、今回泊まる日光澤温泉に到着しました。奥鬼怒温泉郷中、最も質素な宿（ほぼ山小屋）です。個人的には結構好みですが。
早速露天風呂に。周囲を崩落防止のコンクリで固めてあるため風情こそあまり無いですが、ほんのり硫黄が香る白濁のお湯は最高でした。
16
7/14 17:02
早速露天風呂に。周囲を崩落防止のコンクリで固めてあるため風情こそあまり無いですが、ほんのり硫黄が香る白濁のお湯は最高でした。
夕食はこの部屋で頂きました。奥に囲炉裏があります。なかなか良い雰囲気です。
【2日目】
翌朝7:20出発。宿の渡り廊下の下が登山口になってます。
翌朝7:20出発。宿の渡り廊下の下が登山口になってます。
あの山が鬼怒沼山（きぬぬまやま：2141m）かなー。と思って沢山写真を撮りましたが、違ったようでした（笑）。
鬼怒沼山と同じく2141mの名もなきピークのようです。鬼怒沼山はこの偽ピークの奥にあってここからでは見えないみたい。
振り向けば、、、おおおおっー！あのプリンみたいなのは奥白根山（おくしらねさん：2578m）ではないですかっ。ちなみに、左（から二番目）の尖がりは根名草山（ねなくさやま：2330m）です。
14
7/15 9:56
振り向けば、、、おおおおっー！あのプリンみたいなのは奥白根山（おくしらねさん：2578m）ではないですかっ。ちなみに、左（から二番目）の尖がりは根名草山（ねなくさやま：2330m）です。
鬼怒沼に映る「逆さ鬼怒沼山」のつもりで撮った偽ピーク（笑）。なんか悔しい。
湿原の奥へと進むと、去年登った燧ヶ岳（ひうちがたけ：2356m）が見えてきました。
一旦湿原を抜け鬼怒沼山に向かいます。手前の偽ピークを本物と思い込んでいたので、ちょっと寄り道のつもりが、やけに時間が掛かって不安になりました。
2
7/15 10:15
一旦湿原を抜け鬼怒沼山に向かいます。手前の偽ピークを本物と思い込んでいたので、ちょっと寄り道のつもりが、やけに時間が掛かって不安になりました。
でもって展望は小窓から奥白根が見えるのみでした。え？そうです！鬼怒沼山から鬼怒沼は俯瞰できないのでした（涙）。そんなことがあって良いのだろうか（反語）。
6
7/15 10:38
でもって展望は小窓から奥白根が見えるのみでした。え？そうです！鬼怒沼山から鬼怒沼は俯瞰できないのでした（涙）。そんなことがあって良いのだろうか（反語）。
衝撃を受けて下山開始。あまりのショックの大きさに物見山（ものみやま：2113m）はパスすることにしました（暑かっただけです）。
3
7/15 10:43
衝撃を受けて下山開始。あまりのショックの大きさに物見山（ものみやま：2113m）はパスすることにしました（暑かっただけです）。
カメラのフィルムシミュレーション機能でクラシック調に撮ってみました。さすが富士フイルム。色が相当良い。
10年以上28mm（35mm判換算）のカメラを使ってきたので、新しいカメラの画角（35mm）は狭く感じます。慣れが必要ですね。
11
7/15 11:27
10年以上28mm（35mm判換算）のカメラを使ってきたので、新しいカメラの画角（35mm）は狭く感じます。慣れが必要ですね。
もう見頃は過ぎてますが、今年はコバイケイソウの当たり年だったそうです。
急な坂を登り詰めた山奥に何故こんな空間が広がっているのか。不思議でなりません。
モウセンゴケが。意外と小さいんですよね（直径1cmくらい）。
加仁湯の日帰り温泉で汗を流しました。噂通りの良いお湯でした。次回はゆっくり泊まりたいです。
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
カメラ
|
|---|
感想
胸を突く急登を小一時間登り詰め、トウヒやコメツガなどが生い茂る
美しい針葉樹林を抜け、本当にこんなところに湿原なんてあるのだろうか、
と不安を覚え始める頃、予告なしに目の前が開けました。
鬼怒沼湿原です。
標高約2000m。あの尾瀬ヶ原よりも600mも高い場所に広がる奇跡の箱庭。
鏡のようにその水面に周囲の山々と青空を映す大小様々な池塘が点在し、
タテヤマリンドウやトキソウなどの高山植物が咲き競う、
美しい風景がどこまでも続いていました。
やはり高層湿原は良いです。季節を変えてまた訪れたいです。
少し頑張れば日帰りで行けなくもないコースでしたが、敢えて
一泊することで、温泉も含めてゆっくりとした時間を楽しめました。
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