平ヶ岳〜「ぼくたちのP（パラダイス）を探しに、猛暑の山行」〜

2018年07月14日(土) 〜 2018年07月15日(日)

• GPS: 08:03
• 距離: 19.0km
• 登り: 1,743m
• 下り: 912m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:00

16:20 清四郎小屋

2日目

• 山行: 10:43
• 休憩: 0:27
• 合計: 11:10

4:15 宿泊地
4:27 4:27 鷹ノ巣登山口
6:05 6:10 下台倉山
6:50 6:51 台倉山
7:00 7:01 台倉清水
7:41 7:41 白沢清水
8:44 8:49 池ノ岳
9:17 9:22 平ヶ岳三角点
9:26 9:26 平ヶ岳
9:35 9:35 平ヶ岳三角点
9:59 9:59 平ヶ岳キャンプ指定地
10:17 10:27 玉子石
10:51 10:51 池ノ岳
11:39 11:39 白沢清水
12:15 12:15 台倉清水
15:25 清四郎小屋

電池切れでゴール地点が違っています

天候

晴れ。山頂は涼風でしたが、それ以外はほぼ無風
朝霧が蒸発してからは展望良好。近隣の山々がハッキリと見えました

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

登山口に登山ポストあり
下台倉山までの尾根はやせ尾根の急登。風化した花崗岩のようなザレ場が多く、急なところはトラロープはあるが、特に下山時に注意。このコースでここが核心部か？
台倉山から池ノ岳の取り付きは針葉樹林帯で、倒木が数ヶ所あり。この日はここが日射を遮り、少しは涼しかったです。
玉子石は一見の価値はありますが、体力に自信がない方はパスした方が無難かも？
テント指定地？近くに水場があります。この日は残雪からの流れで冷たい水を飲みました。台倉清水と白沢清水は期待できません。

その他周辺情報

清四郎小屋（テン場）
一区画￥1500
利用料（一人に付）￥200
駐車場￥400
お風呂￥400

写真

7/14 16:20

清四郎小屋のテン場
この日は4・5張でした

7/14 16:20

清四郎小屋
小屋の横の沢に、夜7時半になると蛍が舞います

7/14 16:55

夕食の焼肉
イス・テーブル、水場、水洗トイレ、照明完備

7/15 4:15

翌朝日の出前の清四郎小屋

7/15 4:26

満車の駐車場
路肩もいっぱい
仕方なく清四郎小屋にUターン

7/15 4:27

登山口

7/15 4:54

下台倉山までの長いやせ尾根

7/15 4:57

同じく

7/15 5:07

同じく
先行者がいっぱいいます

7/15 6:10

やっと下台倉山に着きました

7/15 6:50

台倉山に着きました

7/15 6:51

朝霧が蒸発する中、燧ケ岳が見えました

7/15 7:32

ゴゼンタチバナがいっぱい

7/15 7:37

白沢清水
このままでは飲めそうにありません

7/15 8:03

池ノ岳の登り

7/15 8:27

池ノ岳はもう少し

7/15 8:27

振り返ると燧ケ岳

7/15 8:41

平ヶ岳が近づいてきました

7/15 8:42

池ノ岳の肩から今登ってきた道を振り返る

7/15 8:44

姫ノ池
雲上の楽園

7/15 8:45

タテヤマリンドウ、モウセンゴケ、ワタスゲ等いっぱい

7/15 8:45

姫ノ池から平ヶ岳

7/15 8:51

ワタスゲがいっぱい

7/15 8:52

ハクサンシャクナゲ

7/15 8:53

ハクサンシャクナゲ
花付がいい

7/15 9:18

玉子石への近道

7/15 9:20

平ヶ岳山頂

7/15 9:21

山頂下の見晴しデッキ

7/15 9:25

行止まりまで行きます
ボウシが嫌いなAさんは日傘

7/15 9:25

ぼくたちのパラダイス

7/15 9:30

越後駒

7/15 9:32

行止まりにあった説明板

7/15 9:36

快晴、涼風

7/15 9:58

テント指定地？

7/15 10:05

玉子石への途中の池塘

7/15 10:07

玉子石への道

7/15 10:17

玉子石

7/15 10:17

玉子石と池塘、巻機山方面に見とれるAさん

7/15 10:37

ぼくたちのパラダイス

7/15 10:41

登山道に唯一あった雪渓
美味しそうに食べている登山もいました

7/15 12:36

燧ケ岳

7/15 21:17

「ぼくたちのP（パラダイス）」

撮影機器：

AQUOS ZETA SH-04H docomo シャープ

感想

女峰の爺

先日読んだ「ぼくたちのP（パラダイス）」（にしがき ようこ作、小学館発行）の舞台を探しに猛暑の平ヶ岳に行って来ました。
この小説は、群馬・新潟県境にある百名山が舞台となっています。これに該当する山は、谷川岳、巻機山、平ヶ岳だけですが、どうも巻機山と平ヶ岳をミックスしたようです。
この小説に出てくるような池塘を見たいという山友Aさんのお誘いで、登山口近くの清四郎小屋のテン場に前泊しました。ここは車の乗り入れができ、夜には蛍が舞い、水場・水洗トイレ・イス・テーブルが近くにある、ありがたいテン場でした。
ここに到着して車から降りると、2・3匹のスズメバチのようなアブのお出迎えを受けましたが、あいさつが終るとすぐに去って行きました。
翌朝4時すぎに車で登山口に向かいましたが、なんと駐車場も路駐可の路肩もいっぱい。仕方なく清四郎小屋に戻って、そこから歩きました。
下界は予想最高気温36℃の日、下台倉山までの尾根は照りつける朝日で汗だく、この先の長い道のりを考えると心が折れる思いでした。
池ノ岳・姫ノ池に着くと今までの苦労が吹っ飛ぶような、草原と池塘、さわやかな風の別世界。まさに、「ぼくたちのP」の舞台でした。
その後、頂上から玉子石に足を運び下山しましだが、気温が急上昇しているかのような猛暑でバテバテ。2．5リットルあった水を飲みつくし、写真を撮る気力もなくなりました。
下台倉沢に着くと顔を洗い沢水をがぶ飲みし、清四郎小屋に戻ってきました。朝は結露で濡れていたテントもすっかり乾き、撤収して帰路につきました。
帰宅して体重を計ったら、なんと5キロ強も落ちていました。恐るべし猛暑❗️