山上ヶ岳・稲村ヶ岳（洞川温泉から周回）

2018年07月16日(月) [日帰り]

• GPS: 06:50
• 距離: 20.6km
• 登り: 1,417m
• 下り: 1,416m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:05
• 休憩: 0:46
• 合計: 6:51

9:15 洞川温泉バス停
9:20 9:20 洞川温泉
9:28 9:28 稲村ヶ岳登山口
9:41 9:41 母公堂
9:58 9:58 大峯大橋（清浄大橋）
10:09 10:09 一ノ世茶屋跡
10:29 10:29 一本松茶屋
10:51 10:52 お助け水
11:09 11:11 洞辻茶屋
11:19 11:19 陀羅尼助茶屋
11:23 11:23 松清店
11:48 11:52 西の覗岩
12:06 12:14 山上ヶ岳
12:34 12:40 レンゲ辻
13:15 13:15 山上辻
13:19 13:20 稲村小屋
13:32 13:32 大日山
13:41 14:00 稲村ヶ岳
14:08 14:08 大日山
14:20 14:20 稲村小屋
14:48 14:49 パオーン杉
15:10 15:13 法力峠
15:52 15:52 稲村ヶ岳登山口
15:57 15:57 洞川温泉
16:01 16:02 洞川温泉バス停
16:06 洞川温泉センター

天候

晴れ後曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

奈良交通バス
行き：
下市口駅 (8:20) → 洞川温泉 (9:21)

帰り：
洞川温泉 (17:58) → 下市口駅 (19:08) *下市口駅直通の臨時便が出ました

片道\1280

コース状況／危険箇所等

道は全区間はっきりしています。山上ヶ岳付近は岩場多めで、山頂からレンゲ辻への下りなどに注意。全体的にトラバース道が多いので道が狭い場所でバランスを崩さないように。

その他周辺情報

洞川温泉センター（日帰り入浴施設）
600円

写真

洞川温泉からスタート、暑くて舗装路歩きが辛い

女人結界門をくぐるとようやく登山道が始まります

植林の中を緩やかに登っていく

ヤマアジサイ

左手に沢が並走してくると稜線は近い

各所に仏像があって修験道の道らしいです

稜線に上がる

ニガナ

洞辻茶屋

洞辻茶屋から大峯奥駈道に合流します。この辺りはなだらかで心地よい樹林

左の行者道へ

癒しの緑

ちょっとした鎖場あり、階段も多く息が上がります

幽玄の趣

コアジサイ

鐘掛岩の上からの眺望、洞川温泉の集落と右端に大天井ヶ岳

有名な行場、西の覗にやって来ました

迫力満点です。ちょっと体を乗り出してみましたが身震いしました

絶壁の際に咲くヒメレンゲ

ミゾホオズキ

山上ヶ岳山頂の大峯山寺

本堂に参拝し、しばし休憩

山頂西側は開放的な笹原が広がっている

奥に控える大日山・稲村ヶ岳方面へ向かいます。ここはちょっと高度感のある下りです

岩峰が立ちはだかる。道は右下へ大巻きします

岩峰を巻き終えるとそこがレンゲ辻で、女人結界はここで終わり

トラバース道では沢を横切る場面も多いですが、幸い大雨の影響は見られませんでした

この辺りの樹林は素晴らしかったです

ハウチワカエデとブナが多くを占めていて、秋にはさぞ綺麗だろうと思います

大ブナ

山上辻で一息入れて稲村ヶ岳へ

存在感抜群の大日山が近づいてくる

大日山は左をトラバース、後ろから回りこんで登れるようですが遠慮しました

稲村ヶ岳山頂そのものは全く展望なし、デッキに登ると四方を見渡せます

山上ヶ岳

弥山・八経ヶ岳は雲の中

大日山のトラバースはこんな感じ

帰り道にちょっと陽が差して緑が輝く

山小屋のある山上辻に戻って法力峠を目指す

この橋は以前から壊れていたようです

法力峠までのトラバース道には綺麗な青色のヤマアジサイが多かったです

もうヤマジノホトトギスが咲いている

単調な道をひたすら歩いて法力峠に着き、「15:58のバスに間に合うのでは？」と急いで下山するも5分遅れで間に合わず、2時間待ちなので温泉に入って帰りました

感想

field8us

3連休に遠出できれば良かったのですが忙しくて計画が立てられず、猛暑なので日帰りで行ける範囲で少しでも涼しそうな大峰山系に出かけることにしました。

稜線までの登りはとても丁寧につけられた道で、単調すぎて退屈するのが難点ですが急登を避けてゆっくり標高を上げていくのでこの暑い日には助かりました。奥駈道の稜線に出る頃には日も隠れて、動かなければ涼しい、程度の気温になってくれました。

登路・下山路の単調さに比較して、山上ヶ岳の行者道から稲村ヶ岳までは変化に富んで楽しい稜線でした。冬に登った観音峰はそれほど特徴的な山ではなかったと思いますが今回のルートは険しさあり、優しさありで、より大峰らしさを感じることができました。最後はバスを逃して不可抗力により温泉でくつろぎ、帰宅は9時を回ってしまいましたが充実した1日でした。
大峰の山はとても興味があるのですが車がないと厳しいですね。