あこがれの 泉水十字路 + 大黒茂林道 <大菩薩・熊情報>


- GPS
- --:--
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 917m
- 下り
- 1,697m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<天庭谷> 分岐は明瞭です。植樹標識のすぐ右です。 5分で沢にぶつかります。一時的に道が消失しますが、そのまま左岸を下ります。沢を越える踏跡もあるの要注意です。その後も、ときどき道がなくなりますが、要は沢沿いに下ればよいだけです。但し、右岸を高巻く区間もあります。堰堤が見えると、すぐに林道です。 <泉水十字路へ> 分岐は、2つとも明瞭です。一つ目では、ルートが一旦沢から離れるので不安になりますが、ご心配なく。 <泉水十字路以降> 泉水十字路からは妙にしっかりした道が続きます。松浦本よりも状態は改善されたようです。出発前日に、大黒茂林道は2007年に再整備されたとの記述をネットで見つけました。但し、大黒茂谷・ノーメダワ間はかなり荒れています。とても再整備されたようには見えませんが、橋が3つほど付け替えられ、2箇所ほどで土止めも施されていました。危険というほどの箇所はありませんが、慎重な通行が必要な箇所は2箇所ほどありました。分かりにくい箇所もありますが、ここに足を踏み込むほどの人なら少し悩む程度ですむでしょう。一番分かりにくい箇所は、泉水十字路から最初にぶつかる沢でしょうか。道が消失しますが下に目を向けると橋が見えます。登りの時は悩むかもしれません。 |
その他周辺情報 | <熊情報> 1. ブドウ沢峠付近で小型の熊が上方10mの斜面を南へ逃げて行きました 2. ノーメダワまで5分、「57|58」標識の西10m地点の下方20mで子供2匹(?、一瞬見ただけ、1匹は木に登っていた)を遊ばせている親熊に見つかってしまいました。定石通り追い払いに来ます。ザックを盾に構えて拾った枯れ木を振りかざし「来るんじゃねえよ」と怒鳴ると2m(切ってただろうなあ)手前で止まり、一瞬対峙しただけで引き返して行きました。ご理解いただけた様で何よりです。 |
写真
感想
<プランニング>
・参考資料:松浦隆康「バリエーションハイキング」。
手持ちの昭文社1995年版には丸川峠から泉水十字路が実線になっています。それが2014年版では泉水十字路はほぼ文字のみに。ロマンだなあと思っていましたが、十分な情報が取れず(山レコでも2件しか見つかりません)、自分の力量との対比ができないでいました。しばらく前に松浦本の存在を知り、09年のガイド的な記録を読むことができ、独自のプランを立てました。
・松浦本掲載の写真が魅力的だったので、天庭沢にも行きたいな。となると、エンマ御殿までは無理だな、と。エンマ御殿は行くこと自体に意味があるだけで、場所としては面白そうじゃないな、と。機会をあらためて足を運ぼうとは思っています。
・昭文社95年版に廃道となっている、ノーメダワへのルートと組み合わせることにしました。出発直前に、これは大黒茂林道の一部であることを知りました。
・ノーメダワで疲れを感じたので、胴切尾根経由を止めて直近で下山しました。
<熊に関する考察>
そもそも熊を現認した時点で、しゃがんで様子を見るべきでした。平面なら20mはアウトという知識はありましたが、高低差20mに油断したのか、さっさと通り過ぎようとしてしまいました。現認後の一連の行為は思考を伴わない反射的行為だったわけですが、やはり一種のパニックに陥っていたのかもしれません。拾ったのが枯れ枝というのもいかがなものか。至近距離から顔へ叩きつける大き目の石であるべきだったのでは?。その場合、その後は素手になってしまうのだが?。一方、攻撃によって相手が凶暴化してしまう可能性も考慮しなければなりません。攻撃をザックで受け止めて枯れ枝を顔に突き刺すというイメージがあったようにも思います。非現実感はありましたが恐怖感はありませんでした(終わってから少しだけ足がすくみました)。甚だしい思い違いではありますが、太ったのろまの犬みたいなものだと思い、勝てるとまで感じていました。逆にこれが良かったとは思います。態度に反映し、気迫勝ちしたという要素もあったでしょう。子供を逃がす時間は十分確保できたという判断が基本だったかもしれませんが。鈴を鳴らしていたのですが音が小さかったのかもしれません(逆に、鈴の音で気付かれた可能性さえあります)。
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