加賀甲(中ノ又谷遡行)
- GPS
- 06:31
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,008m
- 下り
- 993m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
3〜5台分の駐車スペースあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・最初廃道化した林道を進み、薮が煩くなる所で入渓した。その後快適な沢登りとなる。今日はロープなしで登攀できた。途中の二股は左の支流の方へ。 ・後半に10mの滝があるが、これは左岸のルンゼに入り、途中からさらに右に高巻きして、適度なところでトラバースして滝の上部に戻った。数日間雨がなかったので、草付きの泥壁は乾いており、灌木を利用して進むことができた。もしここが泥濘んでいたら、ゴルジュハンマーを使って攀じ登り、ロープで確保が必要である。 ・10m滝以降も快適な遡行が続き、途中から枯れ沢になるが、しばらく進むとまた水が出てきて助かった。 ・その後は沢の源頭まで進み、あとは15分程度藪漕ぎに入る。GPSを見ながら加賀甲山頂の大日小屋目指して進み、登山道に出る。 ・大日小屋からはブナの原生林も残る整備された登山道を下った。 |
その他周辺情報 | 山中温泉ゆけむり健康村ゆーゆー館 500円なり。様々なお湯と露天風呂や水風呂があってとても良い。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
着替え
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
携帯
時計
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
ヌンチャク3本程度
渓流シューズ
防虫ネット(顔用)
クマベル
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---|---|
共同装備 |
・ロープ2本
・ツエルト3張
・カム
・ゴルジュハンマー2本
・ハーケン
・クマスプレー
|
感想
約30年ぶりの,そして北陸では初めての沢登りでした。沢登りの感触,歩き方を思い出そうとする準素人の僕には規模,難易度共手頃な沢でした。
しかし初めて履く渓流シューズにも慣れてないし,怪我をしたくないので慎重に足を進めたい僕にとっては,チカウさんの先導ペースはとても速くて,離されたら楽に行ける所でペースアップしてヒーハー言ってなんとか追いつく有様でした。
休憩の度にチカウさんに「やわやわ(ゆっくり)行かんけ」と言うとチカウさんも「やわやわ行きましょう」とは言うのですが,この言葉はチカウさんには単なる挨拶でしかなく,一向にペースは緩まりません。
詰めの藪漕ぎはルート読みが抜群で短めで済み,全くなくても拍子抜けですが適度な手ごたえで,登山道に抜けた嬉しさも一入でした。
源流で水を汲めるだけ汲んで担ぎ上げ(皆に担いでもらい),避難小屋で素麺を茹でます。水を潤沢に使うほど良いのですが,水道や水源のある所と同じには行きません。一回に3束150gを3回茹でましたが,茹で湯は1回に500ml,洗い流しはせずに漬け水方式で400ml使い,毎回取り換えて提供,文句を言われない出来にはなったかと思います。薬味で紫蘇と薄焼き卵を用意したのもポイント。
下に下りてくるとオロロの襲来を受け、振り払い逃げ惑う最後でした。翌日の今は痒いところが3ヵ所ほどでこれは蚊でしょう、痛いオロロには咬まれず済んだようです。調べると、梅雨明け直後のオロロは容赦なく、活発なのは明け方と夕方とのことで、一番危ない条件にはなっていなかったのでしょう。風が吹くところには集まりにくいそうで、チカウさんの観察は流石です。
次はもう少し大きな沢に行けたら良いなと思います。今回よりは歩き慣れると思いますが,もうちょっこし,やわやわ行かんまいけ。
台風予報を見ながら半日で遊べる沢をチョイス。この日は久々にサンちゃんも参加してくれて、気分も盛り上がる。駐車スペースあたりはオロロがたくさんいて、防虫スプレーをガンガン使ってなんとかしのいだ。不思議と橋の上はオロロが来なかった。林道から沢に降りて、遡行を開始する。水温も適度で気持ちよく進む。
今回はtakanosuさん、ニシデン師匠、シンモンさん、サンちゃんと健脚ぞろいで、なおかつ体幹も鍛えられており、不安要素は全くない。みんな好きにジャブジャブする。ナメあり、美瀑あり、釜あり、ヘツリあり、シャワークライムありで、全員子供に戻った様にはしゃいでいた。最後は藪漕ぎも少しあるが、とても良いコースであり、なんちゃって沢ヤの私には適度な今年の初沢登りだった。ロープを使わなかったこともあるけど、このコースを4時間で遡行するのはハイペースだと思う。
小屋についてからはニシデン師匠の独壇場。美味しいそうめんを振る舞って頂き、皆から拍手喝采されていた。ありがとうございました。takanosuさんとは沢は初めてご一緒させて頂いたが、大学時代から沢登りをしてきた大ベテランで、今回ご指導頂き、嬉しかったです。またお願いします。シンモンさんは脚力ではまったくかなわないし、落ち着いた足さばきですばらしい安定感だった。あっぱれです。そして沢二回目とは思えないサンちゃん、あなたはなぜそんなになんでもできるの?このまま凄い沢ヤになるのでしょう。今回のような軽い沢でお茶にごしする時はご一緒してくださいね。とにかく、素晴らしいみんなに感謝です。事情によりクマサンが参加できなくてちょっと寂しかったけど・・・
先週の別山に続き沢登り2回目となる今回は久しぶりにミリオンピークスの山行に参加させてもらうことになった。
行先は山中温泉の加賀甲。
加賀大日山の隣にある大日小屋に向かって中ノ又谷を詰めるという計画だ。
とはいえ台風が接近中ということで天気は微妙。
早めに登って早めの下山が望ましい、ということで朝5時出発ということになった。
普段は夜中スタートが多いので前日車中泊のパターンが多いのだが今回はのんびりスタートなので・・・ということで自宅で寝てから朝出発することにした。
しかしこれが失敗だった。
2時にセットした目覚ましに気付かずに寝坊・・・なんと4時に目が覚めた。
布団の寝心地が良すぎたのか、アラームの音が小さすぎたのか・・・不幸中の幸いで支度は全部済ませてあったので速攻で車に飛び乗って山中温泉に向かってぶっ飛ばす。
途中NishidenさんとChikauさんに連絡するものの通じず・・・2時間かかる予定のところ1時間ちょいで到着した、が、結局1時間遅れでスタート・・・皆さんご迷惑をかけてすみませんでした。
Chikauさん、Nishidenさんとまともに山行するのは昨年12月の鍬崎山の山スキー以来だしShinmonさんとは実質今回が初山行となる。
Tanadaさんは初めまして、いきなり初対面で遅刻してすみません;;
自分は沢登り2回目なので当然今回のルートは初めてだが、そもそも大日山すら登ったことがなかったので見るものすべてが新鮮に映る。
(石川県民なんだから地元の山にもっと登りなさい!という突っ込みがありそう)
言い訳すると越前甲には登ったことあります。(これにはむしろ福井でしょ!という突っ込みがありそう)
今は沢が楽しくて仕方ないので皆さんが普通に岸を歩くところも敢えて水の中に突入。馬鹿ですね。
経験豊富なChikauさんがリードしてくれたという安心感もあったが、やはり先週YSHR先生と登った別山と比べると難易度は低くこれがホントの初級者コースなんだなと再認識した。
(つまり先週YSHR先生が初級者コースだと言っていた岩屋俣谷〜別山は全く初級者コースじゃなかったということが判明(笑))
皆さん健脚なので予定より早く大日小屋に到着。
当初予定していなかったのだがNishidenさんがそうめんを担ぎ上げてくれていたので皆で舌鼓を打った。
Nishidenさん、ありがとうございました。
帰りは夏道を軽快に下山、最後は沢(風呂じゃなくて)で汗を流してサッパリしてから帰路についた。
皆さん、お疲れさまでした&ありがとうございました。
IMPのリーダー・サンちゃんとは実質的に初めての山行、よろしくです!
冬場はまだまだ同行できる力がないので、沢で遊んでくださいませ。
Tさんは太郎平小屋でもご一緒しましたが、山行ははじめましてです。とはいえ御本人のブログや近隣の方のブログは以前から拝見していたのでなんとなく存じ上げておりますです、はい。よろしくお願いします。
どうせ濡れるのだからとがんがん水に入っていろんなルートをたどって沢歩きを楽しみました。自分の中の野生(=サル度)を少々あげられたかなぁ…
上部はここしばらくの好天で水は少なめだったので、やや早めに暑苦しさを感じました。そのかわりルート選択が完璧で(Chikauさんありがとうございます)、藪漕ぎが思ったほどでもなく拍子抜けでした。
暑くなったあとは涼しげにそうめんを頂き(Nishidenさんありがとうございました)、
大日避難小屋ではそうめんという習慣!?が形成されたようです。
冬場にも来ようと思っていますが、ナスでも持ってきて煮込めばよいでしょうか…
道具的には、ジャラジャラといろんなものをぶら下げていきましたが全く使わず。
また使い古したザックを用いましたが、濡れると重くなるので専用のザックがあった方が良いかなと感じました。物欲が刺激されそうです。
皆さんお疲れ様でした。楽しく気持ちよく遡行できました。またよろしくお願いします。
暑い日が続くので、chikauさんにお願いして、同行させていただきました。皆さんのスピードについて行くのは、なかなか大変だと思いました。苔むしたしっとり感の沢でした。(薬師沢は正反対の明るく開放的なカラッとした沢だと思います。)また、これほどの数のオロロに襲撃されたのは、初めてでした。かつてここに生活していた人達の苦労を感じました。とても楽しかったです。また、ご一緒させてください。
コメント
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みなさん、タナダさん、
今回は参加できなくてすみませんでした。
おふくろはとりあえず入院させ、療養病院だのローケン(介護施設)だのいろいろ説明を受けてます。まあ、ちょうど介護世代なのでしょーがないです。
しかし、チカさんはいつもそーですよ。雪山でも夏山でも、言ってることと全然ちゃうんですからね(笑)。
次回はみなさんといっしょに渓中泊で、たき火して、イワナを現地調達して食いましょう!
クマ
クマサン、まいどです。
お母様早く良くなって、一緒に沢に行けることを祈っています。
ちなみにニシデンさんは全然遅れていません。実は入渓してしばらくニシデンさんとサンちゃんを観察しながら遡行していたのですが、まったく問題なく、私ごときから何かアドバイスすることもありませんでした。ですから途中からノーマークにさせて頂きました(ニシデンさんは一度マムシを観察しておられ、遅れたことがありましたけど)。
ボクこそみんなに追い立てられ、ちょっとモタモタしようものなら、サンちゃんやシンモンさんが先に行っちゃうみたいな構図でした。でもちょっとペースは速かったので、次回はもうちょっこりやわやわっと遡行を楽しみたいです。
tanadaさんもとてもヤマ経験豊富な先輩で、クマサンに紹介したいし、次回はご一緒しましょう。
kuma-san、今回は残念でした。
大事なことをしっかり済ませて、また山に行きましょう!!
虫のいない渓中泊なら(そんなのあるのかしらん)、いつでも喜んで!!
みなさんお疲れさまでした
それにしても、すっごい楽しそう
女子にとって冷えは大敵
冷たい沢はいまひとつ飛び込む勇気なかったのですが
こうも暑いとそそられますねー
それにそれに・・・
クマさんの焚火してイワナって・・・そそられるーー
なけなしのボーナスで沢靴買おうかな?
カズミさん、ご無沙汰です。
カズミさんが沢靴購入されたら
きっとみんな喜びますよ
ぜひぜひご検討を・・・
(お金持ちだから検討の余地無し!)
暑い夏は沢登りも楽しいですよ。
Let's ジャボーン!
岩好きのkazumiさんならハマること間違いなしと思われます。
ぜひぜひ水に飛び込みましょう!
みなさん、天気も崩れることなく、お疲れ様でした。
みなさん、続々と沢に行かれているので、興味は湧くのですが、今年まで週末は自由に動けないので、気持ちを抑えています。来年、お願いします‼
さんちゃん、あと鞍掛山で加南三山ですよ。90才くらいに登りましょうよ‼
koueiさん、こんばんは。
登りの途中でkoueiさんの噂してました。
小松からチャリで来て尾根を走って避難小屋で待っているんではないかって!
普通にありそうなだけに、「だよねー居そう居そう」って感じの反応でしたよ。
こうえいさん、
まいどです。
大日小屋で待っていたのですが、
いらっしゃらなくて残念でした。
もしかしてコソ練ですか?
それ以上強くなってどうするの。
鉄人レース入賞狙っているのかな・・・
ボクは今年、応援にまわります。
頑張れー!
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