秋田県大館市：縫戸山（山瀬ダム分岐コース断念）

2018年06月20日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.9km
• 登り: 224m
• 下り: 212m

コースタイム

06:44大館市街地出発
07:30粕田林道に入る
07:54陣内林道分岐
08:04「一合目」の看板と沢〜あれこれ迷走
09:57「一合目」から陣内林道を先へ
10:07鉄塔と材木置き場の有る場所を捜索
10:11諦めて下山
12:00大館市街地に戻る

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自転車

　大館市街地から国道7号線を北上し、白沢の交差点を左折。突き当りの中羽立のT字路（タイヤ製の人形が立っている）を右折しその儘直進。岩本集落を過ぎて未舗装の粕田林道に入る。途中まで路面状態は良く、工事車両の入っている分岐点や、その先の伐採場までは普通車両でも通行可能だろうが、伐採場の先からいきなり雑草が道を覆っていて通行が難しくなる。自転車も降りて進むしか無い。その先も落石や雨裂や倒木が酷く、工事用の特殊車両か本格的なオフロード車でもないと、車での通行には無理が有るだろう。突き当りは陣内林道で、そこを左折。右の道は若し通れれば国道7号線の陣場の手前辺りに出られる筈だが、現在は廃棄されているとのこと。
　カーヴの続く陣内林道を進むと、涸れた沢の脇に「一合目」の看板。『大館トレイルガイド』には「登山口から右手の山腹を沢沿いに登ります」と有るので、標識は無いがまさかこれだろうかと思って念の為沢の奥へ進んで確認すると、運の悪いことに腐食した金属製の梯子が掛かっており、その先に踏み跡が続いている。登ってみるとこれが山腹を10分位はそれらしく歩けてしまうので勘違い。鉄塔に行き当たった所で行き詰まり、そこから尾根に出てみるが完全な藪。暫く周囲をうろうろしてみるが、結局どうにもならないと諦めて引き返す。
　『ガイド』には「陣内林道を登りつめた峠が登山口」と有るので、やはりもっと登らなければ駄目だと思い、林道を更に登る。10分程行くとどうやら上り坂は終了。実際にはここから少し下ってまた直ぐに登り返すのだが、この時は全く気付かなかった。しかもそこは車が何台も停められそうな程に開けており、鉄塔と伐採された木材の置場になっているので、ここが目指す峠だと勘違い。登山口や沢を探すが、丈の高い雑草ばかりで見当たらない。
　結局途方に暮れて、この時はこの儘下山した。状態の悪い林道を自転車で走り下りる際には相当気を張った。

コース状況／危険箇所等

　先述した様に林道の状態は相当に悪い。迷い易いルートではないが、登山口に辿り着くまでが大変なパターン。車で行く時には、粕田林道の入口に駐車し、林道は徒歩で行った方が無難だろう。工事現場や伐採場の脇に駐車させて貰えればそれでも良いかも知れないが、一旦林道内に入ってしまうと駐車出来る場所やUターン出来る場所は極く限られて来るので、困ったことになる前に手を打っておいた方が良いだろう。

感想

kmbiketrek

　帰宅してから改めて各種の地図とにらめっこし、間違いを検証。恐らく後もう10分程度も先に進んでいれば正解に辿り着けた筈。林道の路面状態が劣悪な上、紛らわしい箇所が2ヶ所も有る。登山口に辿り着くまでが大変だ。登山口から先だけを見ていたのでは、観光資源としての総合的な山の評価は出来ない。