記録ID: 1917395
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沢登り
東北
縫戸山（山瀬ダム分岐コース）〜内町沢の林道〜縫戸山送電線巡視路（矢筈沢登り断念）
2019年07月07日(日) [日帰り]
kmbiketrek
- GPS
- 24:00
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 724m
- 下り
- 654m
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（縫戸山山瀬ダムコース登山口まで）
05:47大館市街地出発〜国道7号線北上
06:21白沢で左折
06:26中羽立で右折し北上
06:42粕田林道に入る
06:52分岐点（新伐採場）通過
06:27「八杉沢」の崩落箇所を渡渉
07:08旧伐採場跡通過〜道は狭くなる
07:16陣内林道と合流
07:31「一合目」
07:39南の眺望有り〜狐かテンを目撃
07:46鉄塔分岐〜少し下って登り返し
07:57縫戸山山瀬ダムコース登山口（「三合目」）
（縫戸山山瀬ダムコース）
08:03登山開始
08:11左へカーヴ〜尾根を右に巻く
08:13「四合目」〜ジグザグ道〜尾根を右に巻く片流れ気味の道
08:27「五合目」
08:34 T字路に見える箇所を右折
08:36「六合目」〜ジグザグ道
08:48「七合目」〜ジグザグ道
09:02「八合目」
09:08「仙人杉」
09:11「九合目」T字路右折
09:14縫戸山山頂
09:42下山開始〜縦走路確認
09:49「八合目」
09:58「七合目」
10:05「六号目」
10:09 T字路に見える箇所を左折
10:15「五合目」〜リスの様な黒い影を目撃
10:25「四合目」
10:34「三合目」登山口
（内町沢沿いの道〜矢筈沢登り〜山瀬ダム）
10:39再出発し橋を渡り内町沢の右岸沿いに下る
10:46橋で左岸に移る
10:53不明右分岐有り
10:55伐採場跡より「矢筈沢」登り
11:19標高340m位で諦めて引き返す
11:37自転車回収し先へ進む
11:47石の塔旧登山口分岐で左折〜ススキの原
12:13「大渕大岱橋」
12:18「田代岳大橋」
12:28山瀬ダム堤防下の赤い橋十字路で右折
12:37田茂ノ木のT字路で右折〜アナグマに遭遇
13:06国道7号線に出て左折〜帰路
05:47大館市街地出発〜国道7号線北上
06:21白沢で左折
06:26中羽立で右折し北上
06:42粕田林道に入る
06:52分岐点（新伐採場）通過
06:27「八杉沢」の崩落箇所を渡渉
07:08旧伐採場跡通過〜道は狭くなる
07:16陣内林道と合流
07:31「一合目」
07:39南の眺望有り〜狐かテンを目撃
07:46鉄塔分岐〜少し下って登り返し
07:57縫戸山山瀬ダムコース登山口（「三合目」）
（縫戸山山瀬ダムコース）
08:03登山開始
08:11左へカーヴ〜尾根を右に巻く
08:13「四合目」〜ジグザグ道〜尾根を右に巻く片流れ気味の道
08:27「五合目」
08:34 T字路に見える箇所を右折
08:36「六合目」〜ジグザグ道
08:48「七合目」〜ジグザグ道
09:02「八合目」
09:08「仙人杉」
09:11「九合目」T字路右折
09:14縫戸山山頂
09:42下山開始〜縦走路確認
09:49「八合目」
09:58「七合目」
10:05「六号目」
10:09 T字路に見える箇所を左折
10:15「五合目」〜リスの様な黒い影を目撃
10:25「四合目」
10:34「三合目」登山口
（内町沢沿いの道〜矢筈沢登り〜山瀬ダム）
10:39再出発し橋を渡り内町沢の右岸沿いに下る
10:46橋で左岸に移る
10:53不明右分岐有り
10:55伐採場跡より「矢筈沢」登り
11:19標高340m位で諦めて引き返す
11:37自転車回収し先へ進む
11:47石の塔旧登山口分岐で左折〜ススキの原
12:13「大渕大岱橋」
12:18「田代岳大橋」
12:28山瀬ダム堤防下の赤い橋十字路で右折
12:37田茂ノ木のT字路で右折〜アナグマに遭遇
13:06国道7号線に出て左折〜帰路
| 天候 | 曇り後晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自転車
長期予報では7月の大半は曇りか雨の日になる筈だったのだが、この前日、前々日辺りから急に日が顔を出す様になり、この日も晴れの予報が出ていたので出掛けることにした。最近トレッキングポールの出番が少ないので、今回は新規ルートの開拓ではなく、既知のルートを粛々と登ってみることにする。 先ずは国道7号線を北上し、白沢に来たら左折して西へ向かい、中羽立のT字路に突き当たったら右折する。右手に男神山、前方に送電線鉄塔の建ち並ぶ縫戸山とそれに連なる山並みを見乍ら、田んぼにと低山に挟まれた道を真っ直ぐに北上する。岩本集落の外れ辺りから路面状態が悪化し、やがて森に入ったら「粕田林道」。ここは採石場と伐採場が幾つも有ってひっきりなしに重機が行き来しているのだが、この日は1台も見掛けなかった。鉱業や林業の方々の定休日が何時なのか私は知らないが、この日が日曜日だったからだろうか。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
（粕田林道〜縫戸山山瀬ダム分岐コース登山口） 杉林の中の未舗装路を進む。暫くは自転車でも普通に走れるが、今年になって拓かれた新しい伐採場の先から次第に路面状態は悪化。「八杉沢」の崩落箇所はまだ修復されておらず、幅1m程パックリと道に亀裂が入っているのだが、「通れるものなら通っても良いよ」と云う感じに石が積まれていて、まぁ自動車の性能と腕に自信の有るドライヴァーなら何とか通れそうな具合になっている。この先は更に路面状態が悪化するのでこの手前の車回し辺りに自転車を置いて行っても良かったのだが、この日は内町沢方面にも足を延ばしてみる積もりだったので、この先も自転車は押して持って行く。 道は砂利と雑草と雨裂で次第に劣悪になって行き、送電線鉄塔の下に広がる昨2018年まで作業をしていた伐採場から先は道が狭くなり、更に路面状態が悪化する。暫く黙々と歩いて「陣内林道」との合流地点を過ぎたら左折して西へ。時々頭上に送電線を見上げ乍ら、落石の多い道を登る。合流地点から直ぐ先に有る送電線巡視路は薮が濃く、現在使用可能なのかどうか不明。「一合目」看板はまぁ読み取れるが、周囲の雑草が酷いので、それと判っていなければ気付かずに通り過ぎてしまうかも知れない。大きな岩壁を過ぎた所に昨年若干刈り払われた眺望ポイントが有り、東から南に掛けての眺望が得られる。左に送電線の連なりを見て坂を登り切ると右に分岐路が有るがここはまだ登山口ではなく、材木置き場と鉄塔しか無い。道はそこから少し下って、登り返した先で舗装路に変わり、登り切った先に右分岐路が有るのでそこに入る。 右分岐路を進むと道は3つに分かれる。ピンクのテープが張られた左の道は送電線巡視で（結構な眺望は得られるのだが途中で落石と崩落が酷いのでお勧めはしない）、真ん中の道は橋を渡って左に折れて内町沢を西へ下る道（地理院地図は沢の左岸を通ることになっているが実際は右岸である）。登山口は左の道。沢は前回ここに来た時（ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1906443.html ）よりも更に涸れている。 （縫戸山山瀬ダム分岐コース） 装備を整えて出発。先ずは沢沿いの片流れの道で、直ぐ「三合目」看板がぶら下がっている。ジグザグに進んで沢を離れ、その先も更にジグザグ道。尾根は常時左手に見えており、左に折れて尾根に接近し、尾根筋を辿るか尾根を右に巻くかして次第に尾根の右側に外れて行き、また左に折れて尾根に接近する、と云うパターンを繰り返すのだが、殆どヘアピンカーヴの様な所も多く、仲々真っ直ぐ上に行ってくれない。ヤマドリか何かが急にバサバサと飛び上がってビックリする。 「四合目」の先もそんな具合に進み、「五合目」の少し手前から漸く尾根筋を真っ直ぐ辿ってくれる道に変わる。相変わらず片流れ気味の狭い箇所が頻出するが、気を付けて行けば危険は無い。「五合目」の少し先で溝の様になった所に下りて右に逸れるのだが、ここは見方に依ってはT字路の様にも見え、下山時に間違えそうなので、折れる箇所の左側の地面にその辺の落ち枝を挿して目印にする（これは前回登った時にも同様の措置をしたのだが、冬の間に倒れてしまった様だ。https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1601759.html ）。「六合目」の「砥石採掘跡」を過ぎ、「七合目」の「うぐいす峠」からは東側の眺望が得られるが、雲が依然として厚く、遠方は判別が困難。そこから先のジグザグ道をカーヴする時には、時々頭上に枝が張り出しているので要注意。「八合目」の辺りの笹は綺麗に刈り払われていて通行には全く問題無い。東から南への眺望が時々得られる。「仙人杉」を過ぎ、「九合目」の尾根のT字路に出たら右折。半壊した標識には「縫戸山頂上120M 大日影山5.5K」と書いてある。最後の急登を登って山頂。 （作成したルート図はジグザグの箇所など大分良い加減である。） 山頂には三角点と頂上標識と摩滅して役に立たない山座同定盤。東から南に掛けて大きく眺望が得られるが、樹間から北側の眺望も若干有り、それに先の方で薮化している南沢ルートの急斜面を少し下ると、大日影山へと連なる山並みが見える。だが生憎の分厚い雲が依然として頭上に垂れ込めていて余り爽快感は無い。しかも登って来る最中は割と暑かったのだが、この頃になると風がやたらと吹いて来て、寧ろ寒い。10分や20分待ってみたところで日が出て来る可能性は低そうだったので、休憩が済み次第下山することにする。 下山時は大日影山への縦走ルートを確認。昨年と同じく、「九合目」分岐の直ぐ先で笹薮に埋もれているのを確認。特に何事も無く下山し、「六合目」の先では目印の枝を挿しておいて正解だったことを確認。「五合目」の先で、体長20〜30cm程の黒い影が直ぐ目の前の木の裏側に回って素早く登って行くのを目撃。大きさと動きからするとリスの様だが、リスってあんなに黒かったろうか。 （内町沢の林道〜縫戸山送電線巡視路〜山瀬ダム） さて縫戸山登山口まで戻った後自転車を回収。この後は先述した橋の先へ行き、そこから内町沢に沿って下る（ここの標高は400m程）。地理院地図の記載では沢の左岸を通ることになっているが、実際には右岸を通り、820〜830m程先で橋を渡って左岸に移る。こちらは（名前は何と云うのか知らないが）粕田林道と違って整備状態は良く、落石等も無いが、時々粒の大きな砂利道が出現するのでそれだけ注意が必要。沢の右岸に渡る大きな右分岐路が有るが、これは地理院地図には記載されておらず、Googleの航空写真で確認する限り、万左衛門山の山腹に広がる伐採場に通じているのだろうと思われる。 その少し先で左の急斜面に伐採場が広がっている。鞍部には「矢筈沢」の標識が見える。前回ここを訪れた時には、重機に踏み荒らされていて縫戸山の送電線巡視路に通じる道は消滅しているだろうと思ったのだが、折角なので本当に消滅しているかどうか確かめてみることにする。 一歩いっぽ注意し乍ら伐採場の重機の轍を辿って行くと、ちょろちょろと水が流れているのが確認出来たので、地図には載っていないこの「沢」を登って行く。大岩の辺りにピンクのテープが巻かれており、ひょっとしてと思ったのだがこれは先の方まで続いていなかった。伐採場用の何かの目印だろうと思う。やがてももう踏み跡と呼べる様なものは完全に無くなり、後は石だらけの沢登り。途中で二又に分かれるが、右の鞍部に延びる沢は恐らく違うので無視。ここから先は石がもうとにかく滑る！ 一見乾いている様に見える石でも、実際に踏んでみると苔が薄く表面を覆っていてつるつる滑って非常に危険。神経を擦り減らし乍ら標高340m位までは登ってみたのだが、この難所はその先もずっと続きそうな気配だったので断念し引き返す（縫戸山の送電線巡視路と交差する峠の地点は標高526mである）。 自転車を回収し、引き続き内町沢の左岸に沿って未舗装車道を下る。やがて石の塔の旧登山口分岐に出るので左折し、やがて少し登ってススキの原を通る。本日のお目当てのひとつはここ。草の丈が高くて分け入るのは無理だが、草原と山の組み合わせによる静かな雰囲気が良いのだ。未舗装車道を更に黙々と西へ進み、「大渕大岱橋」で山瀬ダムの真ん中の指を横切り、舗装路に変わった先で「田代岳大橋」で左側の指を横切る。後は普通に南下して国道7号線を通って帰路に就く。 但し途中珍客と遭遇。田茂ノ木のT字路を右折して少し進んだ先で、私から見て20mばかり前方の左側の道路から、黒っぽい猫位の大きさの四足動物がトコトコと車道の真ん中に出て来た。その儘車道を横切るのかと思いきや、道の真ん中で立ち止まってしまった。最初は狸かと思ったが、良く見るとアナグマの様だ。丁度その時対向車線から車が1台遣って来て、私と同じくこれに気が付いて一時停止。アナグマはハッと気が付いて車と私をキョロキョロ見た後、脱兎の如くに（兎に喩えるのもおかしなものだが）元の方向へ駆け出し、側溝の薮の下に潜って行ってしまった。 |
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感想
（縫戸山山瀬ダム分岐コース）
以前にも書いた様に粕田林道内には稼働中の採石場や伐採場が有り、重機が絶えず出入りしているので、通行には十分が注意が必要。工事関係者の休日のスケジュールがどうなっているのかは私は知らないが、この日は（日曜日だったが）一台も重機が動いていなかった。行く時は出来ればこうした工事が休みの日を狙って行った方が吉（私は自転車だからまだ良いが、自動車で行って前方の道を重機で塞がれたら面倒なことになる）。
山瀬ダム分岐コースの各所に設けられている標識は、2009〜2012年に矢立小学校の方々が設置したものらしいが、今はこうした活動は行われているのだろうか。登山コースそのものは、多少狭い片流れの箇所が有るが、羽保屋山などと違って足を痛めそうな傾斜ではない為、気を付けて登れば子供や初心者でもそれ程危険は無いだろう。だが今となっては登山口に至るまでの林道の状況が非常に悪く、車で登るのは難しいのではないだろうか。登山口（標高378m）まで歩いて登るにしろ、落石が予想されるので、出来ればヘルメット着用が望ましいだろう（中学生であれば自転車用のヘルメットを持っている人も多いだろうが、小学生だとどうだろうか）。「一合目」標識の場所から推察するに、以前は陣内林道との合流地点が登山口とされていたのではないかと思うのだが、何れにしろ粕田林道や陣内林道がもっと整備されていた時の話だろう。
縫戸山は見晴らしも良いし他の登山者も居ないしで割と穴場なのだが、やはり登山口までのアクセスが悪い（それでも田代岳や竜ヶ森等に比べればずっと楽だが）。南沢コースや縦走路が全く整備されていないのも残念。縦走路は何時か歩いてはみたいのだが、大日影山の北の又林道が崩落していて途中下山が出来ない為、仮令刈り払われたとしても、縦走にはそれなりの覚悟が要るだろう。
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