記録ID: 1544907
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬
日程 | 2018年08月04日(土) [日帰り] |
---|---|
メンバー | |
天候 | 快晴 |
アクセス |
利用交通機関
行き:阪急芦屋川駅
電車
帰り:神鉄有馬温泉駅
経路を調べる(Google Transit)
|




地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/ 危険箇所等 | 岩梯子・七右衛門嵒は落ちると危険。それ以外は特に危険箇所はなし。最大の危険は高温でした。。。 |
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その他周辺情報 | 有馬温泉には、温泉施設・カフェ・レストラン多数あり。 六甲山山頂付近に、軽食・かき氷の一軒茶屋。飲み物の自販機もあります。 |
過去天気図(気象庁) |
2018年08月の天気図 [pdf] |
装備
個人装備 | ザック(1) アルパインパンツ(1) Tシャツ着替え用(3) 登山靴(1) 帽子(1) タオル(3) ヘッドランプ(1) ヘッドランプ予備電池(1) コンパス(1) トレッキングポール 凍らせたプラティパス(1リットルx2) 保冷バッグ 塩飴 塩分チャージタブレット 冷たいバランス栄養食2個(ゼリータイプ) サングラス iPhone7 SkyWalking |
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Myアイテム


山岳地帯など、ネットに接続できない環境での道迷いを防止することを目的として開発しているアプリで、iOS端末(iPhone, iPadですね)で利用できます。アプリのダウンロードや使い方などの詳細は、下記SkyWalking オフィシャルサイトをご覧ください。
http://deepkick.com/skywalking/
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写真
感想/記録
by deepkick
今回は久しぶりの山行で、なんやかんや大学院での勉強や用事で忙しく、今年は全然山に行けてなく、山歩きらしい山歩きは今年始めてかも。とある地理関係の有志グループで、来月富士山登山を計画しており、その練習も兼ねてグループで六甲山へ行ってきました。
六甲山は私の出身地・神戸を代表する山で、4年前の春にふと思い立って六甲全山縦走路走破を試みて、須磨浦公園から宝塚まで歩いたことがあるのですが、今回のルートは、芦屋川駅から荒地山・雨ヶ峠・六甲山山頂を経由し、有馬温泉へ下山する六甲山ハイキングでは定番と言えるコースですが、私にとっては初めてのコースでした。
猛烈な酷暑の中、芦屋川駅から坂を登り始めるとすぐに猛烈な汗が。私は暑さに弱い体質なので、熱中症にならないように水分補給しながら慎重に登り、岩梯子へ到着。この時点では猛烈な暑さは感じながらも、まだまだ元気で、メンバーの岩登りをサポートしたり、岩梯子上に出て、時折感じる風を爽やかに感じながら、眼下に迫る神戸や大阪の街並みや港の眺望を楽しむ余裕がありました。
そして荒地山に到着。休憩後、荒地山山頂からのルートを間違えて一旦引き返し(SkyWalkingでルートを確認し、すぐに引き返したため、事なきを得ました)、ここまでは順調に進んでいました。しかし少しずつ熱中症の症状が現れていたようです。
ご存知のように、この時期連日のように熱中症による危険性がニュースなどで報道されており、私は元来暑さに弱い体質で、普通の人よりすぐに熱中症の症状が現れやすいため、万全を期して今回の山行に参加したのですが、登り始めて3時間がたった荒地山への分岐点あたりから、あきらかに疲労感があって足取りが重くなり、膝周辺に異変を感じだしました。こまめに休憩を入れて、凍らせておいたプラティパスを首に当てたりして、体温を下げようとしたのですが、立ち止まって腰を下ろしている間はいくぶん楽になるのですが、再び登り始めると息が続かず、足に力が入らず、すさまじい疲労感が一気に襲ってきました。マラソンをやっていたころも、ペース配分を間違えて前半飛ばしすぎてしまい、途中でどうにも体が動かなくなることがあったのですが、それと似たような状況です。あきらかにエネルギー不足ですが、固形物を食べる気力がなく、冷たい水と塩飴、ゼリータイプの栄養食を口にするのがやっとでした。
途中リタイヤすることも考えましたが、ここまで来てしまうと六甲山山頂までたどりついた方が良かったので、休みを入れながら少しずつ急登を登り、フラフラになりながらもどうにかこうにか一軒茶屋へたどり着くことができました。正直、最後の急登はよく覚えておらず、フラフラしており危なかったです。今回ばかりは、自分の暑さに対する弱さと、私が40代半ばで、他の20代のメンバーとの体力差を痛感しましたね。暑さに対する抵抗力には、年齢も関係しているのでしょうか。
一軒茶屋の涼しいところでかき氷を食べながら体を休ませ、汗だくのTシャツを着替え、少し動ける程度に体調が戻ってきました。あともう少し登りが続いていたら、かなりヤバかったと思います。ここで十分休憩を取ることができたおかげで、下山するための体力と気力も戻ってきました。あとは六甲山山頂を踏んで、有馬温泉まで一気に下山し、今回の目的の富士山登山へ向けての練習もいちおう達成できました。有馬温泉にたどりついたときは、本当にホッとしましたね。ハイキングでここまで熱中症の症状に陥るのは初めての経験で、自分にとってどのあたりが危険レベルなのか、よく分かりました。単独行動だったら、こりゃマズイということで、おそらく荒地山の分岐点あたりでリタイヤしていたと思います。
有馬温泉では、金の湯で温泉につかり、なんとか最後まで踏ん張ってくれた自分の足をいたわりつつ冷たいシャワーを浴びて足や体を冷やし、ビールを飲んで快適でしたが、まだ食欲は湧かず、固形物は食べられませんでした。体のあちらこちらに熱中症によるダメージを感じました。
教訓としては、人によって暑さに対する抵抗力や熱中症のなりやすさは違うと思いますが、私の場合、ちょっとやそっとの熱中症対策でどうにか克服できるものではなく、そもそも気温が高くなるこの時期は、「屋外での運動は原則禁止」の言葉通り、日中の低山に行くのは控えた方が良いと思いました。富士山登山のためのグループの練習ということで、今回は致し方なかったのですが。
以上、熱中症対策の参考になれば幸いです。決して無理はしないように気をつけましょう。なお、SkyWalkingによるGPSロギングは、いつもどおり正確に取れていました。
====== 今回のGPSログ取得データ ======
■ 使用アプリと機器:SkyWalking x iPhone 7
■ activity type:フィットネス
■ GPSの精度:最高精度
■ 位置情報の取得間隔:10メートル
====== 登山用GPSロギングiOSアプリ・SkyWalking について ======
山岳地帯など、ネットに接続できない環境での道迷いを防止することを目的としているGPSロギングアプリで、iOS端末(iPhone, iPadですね)で利用できます。インストール直後の機能制限版は無料で利用できます。
アプリのダウンロードや使い方などの詳細は、下記SkyWalking オフィシャルサイトをご覧ください。
http://deepkick.com/skywalking/
SkyWalkingの主要な機能を約4分の動画で紹介しています。
六甲山は私の出身地・神戸を代表する山で、4年前の春にふと思い立って六甲全山縦走路走破を試みて、須磨浦公園から宝塚まで歩いたことがあるのですが、今回のルートは、芦屋川駅から荒地山・雨ヶ峠・六甲山山頂を経由し、有馬温泉へ下山する六甲山ハイキングでは定番と言えるコースですが、私にとっては初めてのコースでした。
猛烈な酷暑の中、芦屋川駅から坂を登り始めるとすぐに猛烈な汗が。私は暑さに弱い体質なので、熱中症にならないように水分補給しながら慎重に登り、岩梯子へ到着。この時点では猛烈な暑さは感じながらも、まだまだ元気で、メンバーの岩登りをサポートしたり、岩梯子上に出て、時折感じる風を爽やかに感じながら、眼下に迫る神戸や大阪の街並みや港の眺望を楽しむ余裕がありました。
そして荒地山に到着。休憩後、荒地山山頂からのルートを間違えて一旦引き返し(SkyWalkingでルートを確認し、すぐに引き返したため、事なきを得ました)、ここまでは順調に進んでいました。しかし少しずつ熱中症の症状が現れていたようです。
ご存知のように、この時期連日のように熱中症による危険性がニュースなどで報道されており、私は元来暑さに弱い体質で、普通の人よりすぐに熱中症の症状が現れやすいため、万全を期して今回の山行に参加したのですが、登り始めて3時間がたった荒地山への分岐点あたりから、あきらかに疲労感があって足取りが重くなり、膝周辺に異変を感じだしました。こまめに休憩を入れて、凍らせておいたプラティパスを首に当てたりして、体温を下げようとしたのですが、立ち止まって腰を下ろしている間はいくぶん楽になるのですが、再び登り始めると息が続かず、足に力が入らず、すさまじい疲労感が一気に襲ってきました。マラソンをやっていたころも、ペース配分を間違えて前半飛ばしすぎてしまい、途中でどうにも体が動かなくなることがあったのですが、それと似たような状況です。あきらかにエネルギー不足ですが、固形物を食べる気力がなく、冷たい水と塩飴、ゼリータイプの栄養食を口にするのがやっとでした。
途中リタイヤすることも考えましたが、ここまで来てしまうと六甲山山頂までたどりついた方が良かったので、休みを入れながら少しずつ急登を登り、フラフラになりながらもどうにかこうにか一軒茶屋へたどり着くことができました。正直、最後の急登はよく覚えておらず、フラフラしており危なかったです。今回ばかりは、自分の暑さに対する弱さと、私が40代半ばで、他の20代のメンバーとの体力差を痛感しましたね。暑さに対する抵抗力には、年齢も関係しているのでしょうか。
一軒茶屋の涼しいところでかき氷を食べながら体を休ませ、汗だくのTシャツを着替え、少し動ける程度に体調が戻ってきました。あともう少し登りが続いていたら、かなりヤバかったと思います。ここで十分休憩を取ることができたおかげで、下山するための体力と気力も戻ってきました。あとは六甲山山頂を踏んで、有馬温泉まで一気に下山し、今回の目的の富士山登山へ向けての練習もいちおう達成できました。有馬温泉にたどりついたときは、本当にホッとしましたね。ハイキングでここまで熱中症の症状に陥るのは初めての経験で、自分にとってどのあたりが危険レベルなのか、よく分かりました。単独行動だったら、こりゃマズイということで、おそらく荒地山の分岐点あたりでリタイヤしていたと思います。
有馬温泉では、金の湯で温泉につかり、なんとか最後まで踏ん張ってくれた自分の足をいたわりつつ冷たいシャワーを浴びて足や体を冷やし、ビールを飲んで快適でしたが、まだ食欲は湧かず、固形物は食べられませんでした。体のあちらこちらに熱中症によるダメージを感じました。
教訓としては、人によって暑さに対する抵抗力や熱中症のなりやすさは違うと思いますが、私の場合、ちょっとやそっとの熱中症対策でどうにか克服できるものではなく、そもそも気温が高くなるこの時期は、「屋外での運動は原則禁止」の言葉通り、日中の低山に行くのは控えた方が良いと思いました。富士山登山のためのグループの練習ということで、今回は致し方なかったのですが。
以上、熱中症対策の参考になれば幸いです。決して無理はしないように気をつけましょう。なお、SkyWalkingによるGPSロギングは、いつもどおり正確に取れていました。
====== 今回のGPSログ取得データ ======
■ 使用アプリと機器:SkyWalking x iPhone 7
■ activity type:フィットネス
■ GPSの精度:最高精度
■ 位置情報の取得間隔:10メートル
====== 登山用GPSロギングiOSアプリ・SkyWalking について ======
山岳地帯など、ネットに接続できない環境での道迷いを防止することを目的としているGPSロギングアプリで、iOS端末(iPhone, iPadですね)で利用できます。インストール直後の機能制限版は無料で利用できます。
アプリのダウンロードや使い方などの詳細は、下記SkyWalking オフィシャルサイトをご覧ください。
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SkyWalkingの主要な機能を約4分の動画で紹介しています。
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この記録に関連する本
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山/行った場所
- 六甲山 (931.28m)
- 高座の滝 (190m)
- 荒地山 (549m)
- 一軒茶屋 (878m)
- 雨ヶ峠 (600m)
- 鷹尾山 (272m)
- 芦屋川駅 (32m)
- 奥高座の滝
- 本庄橋跡
- かんぽの宿 有馬
- フィンガーマジック (500m)
- 立烏帽子 (490m)
- プロペラ岩 (482m)
- キャッスルウォール(基部) (355m)
- ブラックフェース(基部) (400m)
- 黒岩
- テーブルロック
- 荒地山への分岐
- 七右衛門嵒
- 芦屋川、高座の滝方面分岐
- 高座谷への分岐
- なかみ山 (537m)
- 城山・荒地山方面分岐点
- ロープウェイ有馬温泉駅駐車場
- 本庄堰堤北側の分岐 (595m)
- 射場山 (690m)
- 岩梯子 (410m)
- 城山 (260m)
- 双ヶ石
- 筆屋道分岐 (632m)
- 雨ヶ峠三角点 (621.3m)
- 六甲最高峰トイレ (879m)
- 黒五谷入口 (433m)
- 炭屋道分岐上 (620m)
- 東屋 (619m)
- 有馬里駐車場
- 愛宕山(有馬) (461m)
- 稲荷神社鳥居口 (433m)
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