芝沢ゲートから光岳・聖岳

2018年08月04日(土) 〜 2018年08月07日(火)

• GPS: 79:53
• 距離: 46.7km
• 登り: 4,488m
• 下り: 4,477m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:30
• 休憩: 2:25
• 合計: 10:55

4:25 芝沢ゲート
5:25 5:35 易老渡
6:30 6:35
7:15 7:25 面平
8:15 8:25
9:20 9:40
10:35 10:45 易老岳
11:45 12:00 三吉平
13:00 13:25 静高平
13:45 14:10 県営光岳小屋
14:30 14:40 光岳
14:50 14:55 光石
15:05 15:05 光岳
15:20 県営光岳小屋

2日目

• 山行: 5:55
• 休憩: 2:55
• 合計: 8:50

4:20 県営光岳小屋
4:40 5:05 イザルヶ岳
5:20 6:45 県営光岳小屋
7:00 7:05 静高平
7:45 7:55 三吉平
9:00 9:05 易老岳
10:00 10:05
10:55 11:25 希望峰
11:45 11:50 仁田岳
12:05 12:10 希望峰
13:10 13:10 茶臼岳
13:10 茶臼小屋

3日目

• 山行: 7:35
• 休憩: 2:20
• 合計: 9:55

3:50 茶臼小屋
4:30 4:35
5:00 5:05
5:30 5:35 上河内岳の肩
5:45 6:00 上河内岳
6:05 6:10 上河内岳の肩
6:40 6:50 南岳
7:50 7:50 聖平小屋分岐
7:55 8:45 聖平小屋
8:50 8:50 聖平小屋分岐
9:10 9:10 薊畑分岐
9:40 9:45
10:05 10:05 小聖岳
11:00 11:10
11:35 11:55 聖岳
12:40 12:45 小聖岳
13:25 13:30 薊畑分岐
13:40 13:40 聖平小屋分岐
13:45 聖平小屋

4日目

• 山行: 4:55
• 休憩: 1:10
• 合計: 6:05

4:05 聖平小屋
4:10 4:10 聖平小屋分岐
4:30 4:30 薊畑分岐
4:45 4:55
5:30 5:35 苔平
6:15 6:25 大木の広場
7:30 8:05 西沢渡
8:40 8:50 便ヶ島
9:15 9:15 易老渡
10:10 芝沢ゲート

行くだけで大変な南アルプス南部。光岳・上河内岳・聖岳を連続で踏破する上で、年齢と体力を考えて山中3拍とし、プランを考え、1を選択した。
1. 易老渡からまず光小屋泊（光小屋用の食材を担ぐ期間が最短）、2日目は茶臼小屋泊とすると、イザルガ岳や仁田岳に無理なく足が伸ばせる上、天候と体調次第で聖岳は3日目にも4日目にも行ける
2. 易老渡からの逆コースだと、聖岳は初日・2日目の可能性があるので、1とほぼ同条件だが、食材を担ぐ期間が長くなる
3. 静岡県側からだと、茶臼から光をピストンすると、軽身という訳には行かない上に非常に長いし、易老渡に下山すると足の便が悪い
前日に下栗まで移動して（天空の里も見て）宿泊したので、初日の荷上げも何とか乗り切れた。二日目は予定通り、余裕のある計画で、休養にもなった。三日目は最初は快調だったが、小聖岳付近より同行者の体調が思わしくなく、聖岳で折り返して奥聖は割愛。台風接近とのことで、最終日も弁当をもらって早く出発した。西沢渡の橋が修理されていたのに感激。足取りも軽く芝沢ゲートに戻った。

天候

晴天・夕立あり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

飯田ICから遠山郷を経て「高原ロッジ下栗」に前泊。遠山郷ロードマップが役立つ。遠山郷以降は道路が細くて見通しが悪く、落石も多いので通行は注意。
http://tohyamago-com.check-xserver.jp/access/road_map/
下栗から芝沢ゲートまで約30分。仮設トイレあり（易老渡にもあり）。
下山後の帰り（昼間）も送迎タクシーが次々に来るので、対向車に注意。

コース状況／危険箇所等

登山ポストは易老渡にあり。危険度の高い箇所はほぼない。易老渡から最初の30分と易老岳前の30分がやや細い。南岳と聖岳の山頂付近に滑落注意箇所あり。苔平付近は倒木が多く、道を失わないように注意が必要。

その他周辺情報

買い物は遠山郷まで可能。高原ロッジ下栗の宿泊は、初日朝の移動距離が少なく（遠山郷泊よりかなり短縮）、夕食も豪華でオススメ。下山後に寄った「かぐらの湯」は新しくて設備充実、食事も良かった。

写真

8/4 9:20

易老渡から易老岳までの連続した登りでは暑くて蒸せた。全体の80%程のところにあった人面幹。

8/5 7:23

ガレ場の辛い登りが終わって飛び出す静高平の水場。甘くて冷たい、本当の名水。連続する水場のうち、上の方が冷たい。

8/5 7:24

水場の周りは見事なトリカブト畑（お腹を壊したりはなかった）

8/4 15:25

光小屋で小休止して、地味で有名な光岳山頂へ

8/4 15:12

登ってみたかった光石に登る

8/5 4:35

ゼンジガ原からみた光岳と光小屋

8/5 4:37

日の出直前の兎岳・聖岳・上河内岳

8/5 4:59

イザルガ岳からの日の出は最高、オススメします

8/5 5:30

ゼンジガ原は亀甲状土がはっきり

8/5 11:50

仁田岳からの上河内岳と茶臼岳（聖岳は雲に巻かれてました）

8/5 12:53

仁田池付近の気持ちの良い木道

8/5 13:47

8/5 16:48

茶臼小屋の夕食にはウナギ、さすが静岡県！

8/6 4:36

薄暗い山中で撮ったウラジロモミ

8/6 5:25

少ない水を吸って生きている

8/6 5:52

朝方の上河内岳からの兎・聖・赤石・悪沢は、陰影が出て評判に違わぬ素晴らしさ

8/6 6:10

上河内岳頂上からは、茶臼岳方面の滝雲が見事

8/6 6:48

南岳付近から見た、存在感ある聖岳

8/6 6:51

8/6 9:14

8/6 9:23

聖平小屋に荷物を置いて薊畑へ、光岳を望む

8/6 9:32

花が集中している薊畑付近

8/6 10:21

小聖岳を過ぎ、のしかかるような聖岳の姿

8/6 11:36

聖岳への厳しい岩場にも可憐な花が咲いている

8/6 12:15

8/6 12:11

同行者の体調不良があって時間はかかったが、なんとか聖岳に到着

8/6 12:08

赤石岳の勇姿

8/6 13:46

聖平付近も花は豊富

8/6 13:50

8/6 13:51

美味しかった聖平小屋特製のウェルカムフルーツポンチ

8/6 14:33

夏山の午後

8/6 16:30

聖平小屋の夕食も美味しかった

8/7 7:46

西沢渡の橋が復活しており、感謝感激でした

8/7 9:02

便ガ島の炊事場とトイレ

8/7 10:14

芝沢ゲート目前

8/7 13:15

かぐらの湯で食べた昼食、お蕎麦もジンギスカンも美味しかった

撮影機器：

FinePix T300 富士フイルム

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

装備

備考

光小屋は食事提供に制限があり（小屋のHP参照）、初日の昼・夜と二日目の朝・昼を持参。茶臼小屋では夜＋弁当2（パン食とお稲荷さん）、聖平小屋では夜＋弁当（おにぎり）を購入。
携帯トイレのブース・廃棄箱はない。500mLポリビンをビニール袋に入れて持ち歩き、小屋等のトイレに捨てる方が便利。

感想

Jim

緑の南アルプスを満喫した。光岳付近は、森の甘い香りや杉系の香りが素晴らしい。花は茶臼岳以北が多かった。管理人さんの温かさが嬉しい光小屋、うなぎが出てきた茶臼小屋、フルーツポンチの聖平小屋と、どの小屋も印象に残った。水が豊富なのも嬉しい。遠山郷も良いところだった。アプローチが長いので大変だが、機会があれば再訪したい。