最高の大絶景 岩手山(松川ルートピストン)
- GPS
- 09:30
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 1,588m
- 下り
- 1,581m
コースタイム
- 山行
- 8:28
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 9:26
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口の駐車場は7〜8台が駐められそうです。下の方には広めの駐車場がありましたが、登山に利用して良いか分かりません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
姥倉山までは所々滑りやすい道です。雨水で掘り込まれた箇所もありました。 鬼ヶ城は岩山です。一部三点支持が必要な箇所があり、また道が細い箇所もあります。落ちるとケガ以上ですね。気をつけましょう。 それと活火山らしく、所々火山ガス・噴気に注意です。 |
その他周辺情報 | 帰りの温泉は松楓荘。500円。シャンプー、石けんがあります。 なんと桶でお湯を汲んで頭や体を洗い流します。これは面白いっ!ほんのり硫黄臭のある白濁したお湯で気持ちいい。かなり古い建物で昭和の雰囲気があり、一度宿泊してみたくなりました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ(薄)
Tシャツ
ズボン
靴下
キネシオロジータープ
グローブ
雨具(上下)
日よけ帽子
タオル
登山靴(夏)
ゲイター(薄)
ストック
ザック
昼ご飯
ガス
コンロ
コッヘル
行動食(チョコ・塩キャラメル・柿ピー)
飲料(水2ℓ+アクエリアス2ℓ+ポカリ500mℓ)
地形図
筆記用具
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
保険証
JRO登録証
携帯
高度計付腕時計
カメラ
熊鈴
熊スプレー
ビニール袋数枚
ティッシュ3つ
ウェットティッシュ1つ
携帯トイレ
虫刺され薬
ツェルト
細引き
エマージェンシーシート
ファーストエイドキット
お風呂道具
着替え
サンダル
日焼け止め
虫除けスプレー
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感想
【お山紹介】
今回は岩手山。皆さんご存じの日本百名山で、別名には巌鷲山(がんじゅさん)、南部富士や岩手富士と色々な呼ばれ方をしているお山です。標高は2,038m。
岩手県のほぼ中央にあり、県内最高峰、東北でも数少ない2,000mを越えるお山です。盛岡からのアクセスが非常に楽なことから、地元の人だけでなく、県外からも多くの登山者が訪れている大人気のお山です。
7つの登山口を持つほか、登山コースが多くあり、様々な組み合わせで楽しめます。馬返しコースが一般的ですかね。
【地質】
地質図Naviでは第四紀更新世〜完新世の安山岩・玄武岩溶岩、火砕岩とありますが、思いっきり現役の活火山です。東西でその顔つきが異なり、山頂がある東側が新しい山体で成層火山、西側はやや古い山体で大地獄谷や御苗代湖の火口を含むカルデラです。至る所で噴気や地温が高いところがみられ、活火山であることを実感できます。
近年は地震活動や噴気がメインですが、1732年には焼走りの溶岩流を噴出したほか、1919年には大地獄谷で水蒸気噴火をおこしており、一級品の活火山です。1997〜2004年には噴火直前までいったようです。入山の際には情報収集に心がけてください。
↓気象庁HPより
https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/sendai/207_Iwatesan/207_index.html
↓産総研地質図Naviより
https://gbank.gsj.jp/geonavi/geonavi.php#12,39.86003,140.98179
【移動】
松川温泉口には盛岡ICから高速を使って40〜50分くらい。松尾八幡平IC、もしくは西根ICで下りるといいです。高速を下りたら松川温泉の看板に従って進んでください。
松川温泉に着いてからが面倒。峡雲荘の横を抜け(ここでいいの?と悩みます)、松川渓谷を越えて松川荘の駐車場を横切ります。さらに奥に進んで右手に駐車場です。事前に調べてから行くのが無難です。
【山行】
今回は森林浴、眺望が楽しめるロングコースの松川コースを選択。前日の11:00に現地入りし車中泊、結局1台きりでした。4時に起床し準備開始。まだ少し薄暗く、4:45にヘッデンで山行開始です。
最初はだらだらと標高を上げていく。まだ薄暗く、眺望はわかりませんが、樹木が生い茂り森林浴を楽しむ。しばし歩いていると朝日が樹木の隙間からおはよう。どんどん明るくなってきた。
標高1,000mを越えると平坦な登山道がしばらく続きます。高度がなかなか上がらず苦しむも、標高1,200m位から傾斜が出てきて眺望が出てくる。朝日に映える岩手山、八幡平が大きいなあ。反対を見ると秋田駒、乳頭山、その奥には鳥海山が頭だけ出している。いい眺めだ。しばしレリーズタイムとなる。
再び歩き始め、しばらく行くと姥倉山(標高1,517m)に到着。正面に岩手山がどんっと現れた。素晴らしい...再びレリーズモードに。
少しの休憩後、再び山行に戻り、次に出てくるは高温地帯。コースから外れると踏み抜いて高温ガスが出る可能性があるそうな。あちこちから噴気している。
標高1,459mのコルを抜け、黒倉山を回りこみ、鬼ヶ城コース・七滝コース分岐に到着。まだまだ長いな。晴れて暑いので、休憩をこまめにとる。
鬼ヶ城コースに進みしばらく行くと眺望が開け、山頂とカルデラが現れる。岩稜地帯に入ると一気に眺望が開け、ダイナミックな景色が続く。やばい、レリーズで進まない...
岩稜もなかなか手強い。あちこちで三点支持が必要で、なかなかスリリング。しかも長くて面白い。とにかく眺めが良く、何回もレリーズモードに突入。一体何枚撮ったんだ(笑)。
岩稜を過ぎると山頂が目の前に現れ、奥には八号目避難小屋が見えてきた。これまたいい眺めだ。
一旦カルデラ底へ50mほど標高を落とし、不動平避難小屋を横目に通過、最後の登りに差し掛かる。ここがザレてて登りにくい。一歩一歩踏みしめながら登って行き、火口縁に着くと山頂と妙高岳がお出迎え。この景色も素晴らしい...またまたレリーズモード全開。
大迫力の景色に魅了されながら火口縁を時計回りで登り、しばし歩いて祝、岩手山登頂!!東京便の窓からよく見ていた山頂に色々と想像していたが、それ以上の迫力に感動。火口の周りが雲で覆われ始め、なおさら山頂が際立った景色に。やば〜い、写真撮りまくり〜。
こんな幸せの山頂でお昼ご飯。いつものショットは妙高岳と。いい写真になりました。
名残惜しいですが、ロングコースなので下山開始。途中振り返って、山頂に挨拶。また来るよ。
下山は七滝コースを選択。浮き石が多く、低木が生い茂り歩きにくい。眺望もほとんどなく、淡々と下っていく。しばし下ってお花畑に到着。チングルマは綿毛だけどタチキボウシさんがまだ元気だね。
大地獄谷を経由して鬼ヶ城コースへ登り返し、淡々と下る。網張コース分岐では、道中抜きつ抜かれつの神奈川から来られたというご夫婦(速いっ!)と再会を誓ってお別れ。笑顔が素敵なご夫婦でした。
姥倉山へ登り返し、岩手山に最後の挨拶。その後は景色も少なくなり、淡々と下って無事下山となりました。
単独峰に近いこともあり、また岩手山自体が持っている特有の地形から非常に眺めが良く、とても気持ちの良い山行ができました。お気に入りのお山の一つになりました。
さて、北海道へ戻るかな。天気予報が悪いが、残りの休み中にどこか行けるかな。帰りのフェリーで考えるとするか。さてさて、次は何処に〜。
ようこそ岩手山へ
松川ピストンとはやりますね( ̄ー ̄)bグッ!
私も何時かはリボンナポリン、やきそば弁当、半身揚げ、ぱんちょうの豚丼が食べたいです!!!
reka07さん、はじめまして。コメントありがとうございます!
岩手山は数年前から計画していて、松川コースと決めてました。岩手山、いいお山ですね。惚れました。
セイコマご存知のようで(嬉)。北海道が誇るコンビニで、バリバリ愛用してます。北海道へ来られた際は、是非ご利用下さい👍
小樽の半身揚げ、帯広ぱんちょう、有名どこ、押さえられてますね。北海道に来るときは一報下さい。他にもうまい店、ご紹介します✌
連投失礼します<(_ _)>
札幌のすてぃーボーイだと思ったば、秋田の人でねがw
おふくろさんに「ぼだっこのにぎりまま」作ってもらったりww
秋田さ百名山ねども、岩手さ3つもあるどw
PS.秋田県立いぶり学校中等部は1期がおもしぇがったども、2期はおもしぇぐねがったw
もろ、秋田の田舎もんだす(笑)
ぼだっこのにぎりままは最高の山食ですね。ローソンのはまだ甘いですね。
岩手はいい山がたくさんありますね。隣県人として羨ましい限りっすな(T_T)
13日は暑くなかったですか? 私は飯豊山の暑さがこれ程までとは考えておらず、バテバテになってしまいました。
20kmを8時間はさすがですね〜 しかもこれだけ濃厚な写真を撮りながら!
岩手山も近くいきたい山なので、その際はアドバイス宜しくお願いします!
次回のレコも楽しみにしています!
tenjinyamaさん、こんばんは〜。コメントありがとうございます!
流石に13日は暑くなることを予想して、早めに出発して涼しいうちに標高を上げました。なので登りで暑くてツラいのは避けられたかな。水も4.5ℓあげました
急登が少ないコースだったので、CT的には速いかもしれないですね。写真はなんと460ショット!撮りすぎました(笑)
岩手山はあまり詳しくないのですが、今回のコースなら情報提供できます。出来ればご一緒したいですね〜
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