【津軽・序】白神岳と十二湖のブナの森

2018年08月14日(火) [日帰り]

• GPS: 05:48
• 距離: 13.3km
• 登り: 1,126m
• 下り: 1,126m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:34
• 休憩: 0:15
• 合計: 5:49

6:39 白神岳登山口駐車場
6:47 6:47 旧登山口
7:15 7:15 二股分岐
7:51 7:51 蟶山コース最後の水場
8:18 8:18 マテ山分岐
9:28 9:28 大峰岳分岐
9:43 9:43 白神岳避難小屋
9:46 9:51 白神岳
9:52 9:52 白神岳避難小屋
10:06 10:07 大峰岳分岐
11:05 11:06 マテ山分岐
11:24 11:31 蟶山コース最後の水場
11:59 12:00 二股分岐
12:22 12:22 旧登山口
12:28 白神岳登山口駐車場

天候

14日　くもり
15日　どしゃぶりの雨
16日　大雨警報　午後には晴れた

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往路：川越IC〜秋田中央IC（8670）一旦下りて給油〜能代南IC（1240）101号線を北上
駐車場：白神岳登山口駐車場　デカい休憩小屋、トイレ、靴洗い場あり
下山後：一度秋田に戻りキャンプ　101号線で鯵ヶ沢からつがるでキャンプ　五所川原バイパスから7号線北上し青森

コース状況／危険箇所等

終始よく整備された登山道
登山口から少し上がった所の旧登山口にポスト
山頂手前にトイレと避難小屋あり

その他周辺情報

コンビニはローソン八峰町八森店　その先は鯵ヶ沢までなし
（深浦にマックスバリュあり）

不老ふ死温泉　http://www.furofushi.com/
内湯から海辺の露天風呂へは一度服を着て移動　大人600円

御所の台オートキャンプ場　http://www.akitashirakami.jp/theme3/594.html
一度秋田に戻る　海辺のキャンプ場　芝生のフリーサイト利用1100円

八森いさりび温泉ハタハタ館　http://www.hatahatakan.jp/index.html
キャンプ場横の宿泊施設　キャンプ場利用の場合400円で入浴できる　レストラン、売店、海産物販売所あり

十二湖　森の物産館キョロロ駐車場　普通車400円
鯵ヶ沢　汐風ドライブイン　ヒラメヅケ丼　1080円
きくや商店　イカ焼き販売　ブサ犬わさおが有名
スーパーさとちょう　弘前近辺展開のローカルスーパー

つがる地球村　http://www.chikyuumura.co.jp/html/top.html
電源なしサイト利用　1188円　車横付け　芝生サイト　日帰り入浴500円

三内丸山遺跡　全て無料　ボランティアガイドあり　縄文ロマンの宝庫
札幌館　味噌カレー牛乳ラーメン　820円　しょっぱい
旬肴ひでか　青森の郷土料理と日本酒が豊富
市内コインパーキングで車中泊　300円

写真

8/13 19:45

まさかの大雨予報。仕事終了後ふじみ野のワイルドワンで慌てて新しいタープを購入。川越ICからロングドライブスタート。

8/14 0:32

長者原SAで休憩。夏限定のみぞれそば美味し。

8/14 4:36

空白むころローソン八峰町八森店に到着。白神山地はギリギリお天気持ちそうな雰囲気。

8/14 4:41

鹿の浦展望台。さて、未踏県青森に上陸だ。

8/14 6:41

白神岳登山靴駐車場。思っていたよりも車があった。

8/14 6:43

キレイなトイレと立派な休憩所。でも宿泊は不可だと。

8/14 6:48

ヒメシャジン。

8/14 6:48

しばし舗装路歩き。

8/14 6:52

旧登山口。ポストと靴底拭きマット。舗装路はここまで。

8/14 6:57

歩きやすい道。

8/14 7:06

ミズナラぼっくり。

8/14 7:09

早くも気持ちの良いブナの森。

8/14 7:11

カニコウモリ。

8/14 7:21

二股コースは通行禁止。やむなくピストン。

8/14 7:21

マテ山ルートへ。

8/14 7:36

苔むす。

8/14 7:37

鮮やかな森。

8/14 7:41

差し色。

8/14 7:41

トリアシショウマ。

8/14 7:46

今年はシシウドの当たり年だとか。

8/14 7:47

腰掛け。

8/14 7:55

ムシカリ。

8/14 7:57

水場はチョロチョロ。

8/14 7:57

まあ足りるから大丈夫です。

8/14 8:27

たまに森が切れる。涼しい風が吹き抜ける。

8/14 8:32

モヌケノカラ。

8/14 8:38

タチハイゴケ。

8/14 8:46

ぽっきり。

8/14 9:00

にょー。

8/14 9:03

ぴょっこり。

8/14 9:06

ぐんにゃり幹は雪深い証。

8/14 9:09

ミヤマクサゴケ。

8/14 9:11

ゾワゾワする。

8/14 9:12

海岸線見えた。

8/14 9:14

カギカモジゴケ。

8/14 9:25

早くも稜線。

8/14 9:25

なんかあるな。

8/14 9:27

キオン。

8/14 9:27

蟶山の蟶はマテ貝のマテ？

8/14 9:34

シラネセンキュウ。

8/14 9:34

稜線に乗った。

8/14 9:35

わかってはいたが。

8/14 9:36

眺望は。

8/14 9:37

ないな。

8/14 9:37

しかたない。

8/14 9:40

海に白い影。

8/14 9:40

フェリーだ。

8/14 9:41

ハナゴケ。地衣類。

8/14 9:43

気持ちの良い稜線歩き。

8/14 9:45

カサカサと音がした。ヤマカガシだった。

8/14 9:47

稜線と海。

8/14 9:48

立派な建物はトイレでした。

8/14 9:49

チシマフウロかしら。

8/14 9:49

こちらが避難小屋。

8/14 9:51

少し行くと二股の通行止め。

8/14 9:47

山頂。

8/14 9:52

降られなかっただけ、良しとしよう。

8/14 9:52

白神山地。

8/14 9:52

お岩木山。もう一声！

8/14 9:53

パノラマどーん。日本海。

8/14 9:57

アキタコマ？

8/14 10:00

おじゃましました。

8/14 10:07

最高所はここかしら。

8/14 10:07

風車の丘が見える。

8/14 10:07

深浦の漁港。

8/14 10:08

岩崎あたりか。

8/14 10:12

十二湖への縦走路は藪が濃そう。

8/14 10:13

奥が深そうな森だ。

8/14 10:18

上からシシウド。

8/14 10:22

ほんのりと秋。

8/14 10:23

ミズナラ。

8/14 10:24

ニッガーナ。

8/14 10:26

赤い人たちがウジャウジャ。

8/14 10:29

青い人も。

8/14 10:31

もじゃもじゃゲート。

8/14 10:57

何かのスイッチか。

8/14 10:57

苔むす敷石のよう。

8/14 11:05

ぴょこぽこ。

8/14 12:28

あっという間に登山道終了。

8/14 12:33

ここからも駐車場に下りられるようだ。

8/14 12:35

お天気は何とかもちました。

8/14 13:06

風車の麓の不老不死温泉。昔は海とつながっていたとか。鉄の匂いのするしょっぱい湯。

8/14 17:13

一旦秋田にもどりニュータープ初張り。いつ降ってきてもいいように万全の態勢。

8/14 17:29

イカは県境のドライブインで、ハタハタは売店で購入。

8/14 17:40

肴は焙ったイカがいい。

8/14 17:45

魚卵ファンの皆様お待たせしました。ブリコ5尾とハラコ5尾。

8/14 19:57

アメニモマケズ。焚火は燃える。ムシムシと寝苦しい夜だった。

8/15 9:09

翌朝。撤収したとたんに雨が本降りに。タイミングよかったなあと朝風呂へ。

8/15 11:20

十二湖ハイキング。傘さして歩く皆さんを横目にレインとゲイターでばっちり雨装備。

8/15 11:23

先に森を歩こう。

8/15 11:24

ケトバの池。

8/15 11:27

舗装路歩き。

8/15 11:29

東屋のところで皆さん雨宿り。気にせず森の中へ。

8/15 11:32

水を得て美しいブナの森。

8/15 11:32

誰もいない森を進む。

8/15 11:37

なかなかの雨だが森が守ってくれる。

8/15 11:38

ちょっと横道それてみたり。

8/15 11:40

つやっつや。

8/15 11:42

ブナの道。

8/15 11:43

カエデも青々。

8/15 11:43

羊歯がきれい。

8/15 11:46

階段を下る。

8/15 11:47

鬱蒼とした細道。

8/15 11:49

時たま差し色。

8/15 11:52

振り返る。

8/15 11:53

幻想的な。

8/15 11:55

煙る木立。

8/15 11:57

煙る池。

8/15 11:58

沸壺の池。

8/15 12:06

ここもなかなかに青い。

8/15 12:00

降りやまぬ激しい雨。

8/15 12:14

そうだね森では深呼吸。

8/15 12:24

階段を下りると人だかり。

8/15 12:27

青池。ここだけはひっきりなしに人が歩いていた。

8/15 12:29

晴れていたらもっと青いらしい。

8/15 12:29

以外と深いな。

8/15 12:45

この辺りで雨量は最高潮に。

8/15 12:47

どしゃ降りの雨が池に跳ねる。

8/15 12:51

レインウエアもビッショリ。おつかれさま。

8/15 13:52

海岸線まで下りてきたら雨はピタリと止んだ。

8/15 13:54

出島の祠にお参りがてら濡れた物をバサバサと干す。

8/15 15:04

鰺ヶ沢に到着。名物ヒラメヅケ丼。食べていたら再び雨がドシャーっと降り出した。

8/15 16:22

鰺ヶ沢と言えばブサ犬わさお。お、いるいる。

8/15 16:23

思っていたよりも小さいし、ブサイクじゃない。わさおはお散歩中とかで、使命感に燃えたこの方が鎮座して写真撮影に対応してくれていた。

8/15 17:36

つがる市まで来たら雨上がる。岩木山も顔を出した。近くの地球村キャンプ場へ。

8/15 20:07

地元スーパー「さとちょう」にてバラ焼きパックを発見。玉ねぎ2個と炒めるだけと。本物を食べた事ないからとりあえず自己流で。

8/15 20:44

なんか玉ねぎから水気が出て牛丼のあれみたいなものになってしまった。

8/15 21:48

仕方がないので直火でジュウジュウと炒める。まあ、それはそれで美味しくいただいたが。

8/16 11:27

翌日も雨降り止まず。予定変更で青森観光。三内丸山遺跡へ。

8/16 11:33

エントランスにデカイ土器。入場無料。ボランティアガイドツアーに参加。

8/16 12:27

ガイドさんの説明を聞きながら竪穴式住居やら。

8/16 12:39

発掘土器群を見てまわる。

8/16 12:29

大型竪穴式住居跡。

8/16 12:55

こんな空間が5千年前にあったとは。多分何かの作業場か冬の共同生活スペースだったのではないかと。

8/16 12:47

そして4.2m間隔に6つ空いた大きな穴。

8/16 12:12

名物の縄文タワー。これが出てきたのでここに作ろうとしていた野球場を他に移したのだという。

8/16 12:18

直径1m高さ20mの柱が6本。推測だが人が乗れる足場が渡されていてムラのシンボルだったとか祭壇だったとか。

8/16 12:40

敵をいち早く見つける物見塔だったのでは？と聞いたら「縄文時代には人々が争った形跡がない」と。ステキすぎるな縄文時代。

8/16 13:46

三内丸山遺跡といえば板状土偶。

8/16 13:48

このヒスイが5千年前に糸魚川から海を渡って来たとかすごい。

8/16 14:02

縄文時代には既に犬を飼う文化もあったらしい。

8/16 14:29

味噌カレー牛乳ラーメン。味噌5カレー4牛乳3。足して10越えちゃってる感じの塩っぱさ。

8/16 16:48

いっこうに雨がやまないので洗濯。

8/16 17:40

青森市内に向かっている途中でパーッと晴れて空に大きな虹。

8/16 18:24

津軽海峡夏景色を眺めに。

8/16 18:27

八甲田山は雲がモックモク。

8/16 18:37

やがて暮れゆく青森市。

8/16 18:42

栄華を誇った八甲田丸も今はのんびりと浮かんでいる。

8/16 19:40

飛び込みで入った店の帆立刺しがプリ甘で笑いが止まらない。

8/16 20:31

ホヤ刺しを八戸の酒「八仙」で流し込む至福。夏限定ブルーボトルが美味すぎてグイグイ。

撮影機器：

PENTAX K-50 ペンタックス

iPhone 7 Apple

装備

備考

14日　白神岳
15日　十二湖散策
16日　青森観光
17日　弘前観光
18日　十和田湖、奥入瀬
19日　八甲田山
20日　岩木山

感想

otkme

久しぶりにまとまった夏休みがとれた。

テントを背負って山中を彷徨うとか、いろいろなプランは頭を過ぎったが、未踏県であった青森に行く事に。

白神山地、岩木山、八甲田山の順で巡り、余った日程で観光して、あわよくば帰りしなにどこか東北の山でもとか目論みつつ、車を走らせる。
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上空にいた怪しい前線が一気に南下。青森県内は豪雨警報の出るレベルの雨。先に白神岳を登り、翌日は土砂降りの雨の中、池とブナ林歩き。

夜はキャンプ場でタープの下、焚き火眺めながらダラダラとお酒を呑むという、ゆったりと時間の流れる夏休み。
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三内丸山の遺跡の事は以前から気になっていた。これまでの縄文時代の概念を覆す集団生活の痕跡の数々。

紀元前5500年から4000年くらいまでの約1500年、この土地には確かにムラがあった。豊かな自然の恵みがあり、きちんとしたルールがあり、他の地域との交易もあった。らしい。

ボランティアガイドさんから「縄文時代の道具は沢山出土しているが、兵器は見つかっていない」との説明を聞いた。

青森の酒と貝に舌鼓を打ち、人と人が争う必要がなかった時代に想いを馳せながら眠った。