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Yamareco

記録ID: 155757
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雪山ハイキング
比良山系

武奈ヶ岳 アイゼンの安心感は絶大!

2011年12月11日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
8.1km
登り
1,006m
下り
998m

コースタイム

08:05市民センター駐車場
08:15明王院登山口
10:15ワサビ峠
10:55武奈ヶ岳山頂11:00
11:35ワサビ峠11:40
12:55市民センター駐車場
       歩行時間4時間40分
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年12月の天気図
アクセス 国道367号線(鯖街道)
朽木(くつき)から南下すると左側に「明王院」の大きな看板あり
信号機のある交差点を右折、橋を渡ると、市民センターの広い駐車場、トイレあり
交差点を渡ってすぐの場所にもトイレあり
「明王院」の入口にも駐車スペースがあるが10台位
コース状況/
危険箇所等
「明王院」裏山の杉の植林地をいきなり急登
標高が上がるにつれて積雪、登山道の凍結場所あり
一旦尾根に出て下りが僅かにある場所でアイゼンを着けるべきでしたが
知らない山の悲しさ、二回目の急坂の凍結がひどく
急坂の途中でアイゼンを着けました。
おかげで山頂までは不安なく行けました。
西風が吹き付ける斜面で日陰、ここが核心部かと思います。
ワサビ峠直下にも急坂がありますが左側に注意すれば問題ないでしょう
ワサビ峠から武奈ヶ岳山頂までの道は展望が開け、雪が足に優しい道
他にもいろいろ良いコースがあるようですが
時間的にも、眺望にも変化があって初めてでも楽しめたコースでした
昨日の蓬莱山の静けさとは打って変わり、
大勢の方が雪山登山を楽しんでおられたのが印象的
気温が上がって、全然凍結の心配もなく下れました。
早めにはずさないとアイゼンの歯の間に団子のように氷塊が挟まって歩きにくく
かえって不安定
突き当たりが「地主神社」
左に曲がると明王院
2011年12月11日 21:39撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
12/11 21:39
突き当たりが「地主神社」
左に曲がると明王院
境内を横切って
この奥から登山道が始まります
2011年12月11日 08:12撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
12/11 8:12
境内を横切って
この奥から登山道が始まります
日影で湿気が多いのでしょうか
標識が物語っています
2011年12月11日 08:13撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
12/11 8:13
日影で湿気が多いのでしょうか
標識が物語っています
杉林を抜け
明るい雑木林の尾根に
2011年12月11日 09:23撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
12/11 9:23
杉林を抜け
明るい雑木林の尾根に
雪の量が増えてきました
2011年12月11日 09:29撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
12/11 9:29
雪の量が増えてきました
樹間に垣間見えるのは
蓬莱山のスキー場でしょうか
2011年12月11日 09:34撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
12/11 9:34
樹間に垣間見えるのは
蓬莱山のスキー場でしょうか
命の最後の輝き
そのまま立ち去れず、シャッターを
2011年12月11日 09:44撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2
12/11 9:44
命の最後の輝き
そのまま立ち去れず、シャッターを
雪とパステルカラーの空
このやさしい色合いが見たくて
冬の山に来るのかも
2011年12月11日 09:47撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2
12/11 9:47
雪とパステルカラーの空
このやさしい色合いが見たくて
冬の山に来るのかも
左側、足下は鯖街道と呼ばれた
国道367号線
急斜面です
2011年12月11日 21:40撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
12/11 21:40
左側、足下は鯖街道と呼ばれた
国道367号線
急斜面です
湿った雪なのか
木に重そうに貼りついています
2011年12月11日 10:00撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
12/11 10:00
湿った雪なのか
木に重そうに貼りついています
あと一息、道筋が見えています
あのトレースを辿るのですね
2011年12月11日 10:50撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
12/11 10:50
あと一息、道筋が見えています
あのトレースを辿るのですね
武奈ヶ岳山頂です
とうとう着きました
2011年12月11日 21:40撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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12/11 21:40
武奈ヶ岳山頂です
とうとう着きました
一瞬雲が切れ
素晴らしい眺望が
2011年12月11日 11:01撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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12/11 11:01
一瞬雲が切れ
素晴らしい眺望が
ワサビ峠に向かう道
登山者の姿が遥かに点々と見えます
2011年12月11日 11:05撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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12/11 11:05
ワサビ峠に向かう道
登山者の姿が遥かに点々と見えます
晴れてきました!
気まぐれ天気ですが
気持の良い山歩き♪
2011年12月11日 11:08撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
12/11 11:08
晴れてきました!
気まぐれ天気ですが
気持の良い山歩き♪
振り返ります
名残惜しい美しい尾根
夏は一面の笹原なのでしょうか
2011年12月11日 11:12撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4
12/11 11:12
振り返ります
名残惜しい美しい尾根
夏は一面の笹原なのでしょうか
すっかり遠ざかってしまった
武奈ヶ岳
たおやかな山!
2011年12月11日 11:19撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
12/11 11:19
すっかり遠ざかってしまった
武奈ヶ岳
たおやかな山!
これから視界のない樹林帯をひたすら
下ります
2011年12月11日 11:27撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
12/11 11:27
これから視界のない樹林帯をひたすら
下ります
気まぐれな天気は
再び山を雲の中に隠そうとしています
駐車場に着いた時に小雨が降り出していました
2011年12月11日 11:33撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
12/11 11:33
気まぐれな天気は
再び山を雲の中に隠そうとしています
駐車場に着いた時に小雨が降り出していました
日本海から吹きつける風が
こんな風に木の腰を曲げてしまうんですね
冬の厳しさを感じます
2011年12月11日 11:39撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
12/11 11:39
日本海から吹きつける風が
こんな風に木の腰を曲げてしまうんですね
冬の厳しさを感じます
この三本の木がユニークに
ねじれて、曲がっています
2011年12月11日 11:40撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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12/11 11:40
この三本の木がユニークに
ねじれて、曲がっています
無事県境まで帰ってきました
残照の恵那山の美しさに圧倒されます
神坂PAは恵那山の展望台でした
2011年12月11日 16:12撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
12/11 16:12
無事県境まで帰ってきました
残照の恵那山の美しさに圧倒されます
神坂PAは恵那山の展望台でした
撮影機器:

感想

昨晩は皆既月食でした。11年ぶりということです。
案外、月の夜にしては暖かい夜でしたから、
左隅から欠けていく月をゆっくり眺めておりました。
11年前何をしていたか、とんと思い出せません。思い起こすことも止め、月を眺めます。
また次の月食まで私がこの世に滞在しているのかも未定。
月は満ちては欠け、諸行無常です。

少しでも気温が上がり始めてからの方が安全と思い
ゆっくり目のスタートにしました。
帰路400km以上運転しなければならないので本当は早めに下山したいところです。
葛川市民センターの駐車場は先行車数台ほど、ゆったり車を置けました。
それでも、次々に登山の支度をされた方々が現れ、昨日に比べ数段心強く感じます。

交差点を渡るとすぐに「地主神社」
角を左に曲がると鮮やかな赤い橋が目に飛び込んできました。
橋の手前右に登山道入り口がありました。この道は蓬莱山に至る道のようです。
市民センターをベースに二山も楽しいなと計画時、わくわくしたけれど
蓬莱山までの往復所要時間がかなり長くなりそうなので今回は諦めです。

「明王院」は急峻な山を背負って建てられているのが、歩き始めてすぐわかりました。
登りやすく綴れ折りに折られているものの標高を一気に上げる斜度。
朝の内は体力があるからでしょう、あまり苦労も感じないのですが
下山時には、この急斜面をあまり気にせずに登った自分に労をねぎらいたくなります。

杉林を抜けやや平坦な尾根に辿りつき、二度目の急坂には苦しめられました。
アイゼンを早めに着ければ何の問題もなかったのですが
もう終わるだろうなどと勝手な憶測が間違いの元。
危険を感じたら直ちに処置することの大切さを改めて自戒。

再び尾根に出、いつのまにか山腹をトラバースしていました。
陽だまりの、実に気持ちの良い道でした。
雲が多くて残念ですが、樹間に蓬莱山らしい山が見えています。
昨日の吹き溜まりと強風を思い出しますが、結果的には無事下山でき、十分楽しめた山。
有難う、いつか機会があったらまた…と蓬莱山につぶやいてしまいます。

ワサビ峠からの展望は素晴らしく、このルートを選んで良かったと思う一瞬でした。
雲の流れが速く、彼方の頂(山頂は隠れているそうです)が見え隠れしています。
まだあんなに遠いの!とひるむ気持ちをなだめながら、少し急坂を下ります。
雪の道は柔らかく、日差しもあるので快適、これで山頂の雲がなくなれば…

願いが通じたのか、山頂では、風に吹き払われて周囲の山々を見渡すことができました。
登山者も大勢います、この季節でも人気の山なのですね。
アイゼンをしっかり装着されていて、冬山の訓練で来ていらっしゃる方も多いようです。
「トレイルをしっかりつけておいたからね!」と通りすがりに元気な声をかけてくださった下山する方の声が今も心地よく耳に残っています。

余談ですが、367号線は地図に「鯖街道」と記されていました。
「塩の道」などのように鯖が運ばれたのでしょうか?
興味のあるところです。調べてみたいと思います。
高速SAで鯖寿司をお土産に買い、帰宅して家族でいただきました。
昆布と鯖の味がマッチしてまろやか、癖になりそうです!

余談その2です。琵琶湖大橋では「琵琶湖周航の歌」が奏でられているんですね。
思わず、運転しながら一緒に歌ってしまいました。
快晴の湖を眺めながら歌う気分は最高潮!
マイナーですが、「雪よ!岩よ!我等が友よ!俺たちゃあ町には住めないからに!」
と気持ちよく歌える道路があります。
群馬県の旧鹿沢(きゅうかざわ)温泉の近くです。
黒斑山、浅間隠山、角間山などにいらした折、興味のある方は通ってみてください。

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コメント

はじめまして!
kyom4さん こんばんは

比良はいかがでしたか?御在所、藤原岳など鈴鹿の山々とは少し違う感じがしませんでしたか 私の家は琵琶湖大橋の畔にあり毎日比良山系を眺めながら通勤しています

鯖街道は若狭湾の鯖を京の都に運んだ道で、福井県小浜市から京都市まで続いています。

また、関西遠征される際に必要な情報がいるようでしたらご連絡ください
2011/12/13 21:01
hirasuzukaさん、こんばんわ はじめまして
いつも拍手有難うございます。なにしろ、初めての山に行くものですからいつもうろうろ準備不足ばかりのうっかり者です。ヤマレコを拝見するようになってから、情報がリアルタイムで入手でき、本当に助かっています。
琵琶湖の畔は快晴でとても気持の良い所ですね。北国とは全く違いますね。琵琶湖大橋の上で琵琶湖周航の歌を歌うのは旅行者だけでしょうか 鈴鹿の山と比良の山は初めてですので違いがまだよくわからないのが残念です。雪の量が北に位置する分、かなり違うのでしょうね?
これからもまだまだ出没する予定ですが、やはり雪の量とか凍結などが心配です。情報よろしくお願いします。
2011/12/13 21:23
二日続きの登頂・・・お疲れさまでした。
こんばんは〜<(_ _)>
二日続けて滋賀へ・・・本当にようこそです
武奈ヶ岳への登り口は色々ありますが、是非・春にイン谷口から・・・・
武奈ヶ岳も色々な顔があります
今年は、特に堂満岳のシャクナゲが見事でした
登山後は国道161号線手前の温泉「比良トピア」で汗を流して帰ってください
2011/12/13 21:24
山頂でお会いしていたかも?
kyam4さん、こんばんは!
同じ時間(11時)に山頂に立っていました。

青いウインドブレーカーのひげ面(口ひげだけ)のおっちゃんでしたがどうですか? 覚えはないですか?

比良にようこそ
絶好の雪上ハイキング日和でしたね
高い山とは言えませんが、周囲の地形や気象 の影響でさまざまな顔を見せてくれる山ですよ。
ぜひまた足を運んでください
2011/12/13 21:49
ibuki89さん はじめまして コメント有難うございます
前々から是非武奈ヶ岳と蓬莱山に続けて登りたいと思っておりましたがようやく実現の運びとなり、本当にうれしいです。蓬莱山もそうですが、ルートが色々あって悩みましたが、結局一番は時間の制約の足かせにより、ルートを決めなくてはならなくて、それが残念です。時間が出来たら是非イン谷からの周遊もしてみたいですね。
「比良とぴあ」には前日、蓬莱山下山後寄りました。露天風呂の紅葉がきれいでした
2011/12/13 22:06
はじめまして
はじめまして。
二日続けての比良山系、お疲れさまです。
お元気ですね

坊村からの登りはほんと嫌になりますが、御殿山からの稜線の気持ち良さがあるから頑張れます

蓬莱山も、
権現山→ホッケ山→小女郎峠→蓬莱山の南比良稜線で一度歩いて見てくださいね。
琵琶湖を見下ろしながらの気持ちの良いコースです。
2011/12/14 12:34
tomokikiさんこんばんわ、コメント有難うございます
百聞は一見にしかずですね。歩いてみて沢山のコースがある事がわかってきました。違う季節に違うコースを歩いてみたら、別の山のように新しい発見があるでしょうね。
私も御殿山までの登りがとても長く感じました。急坂のせいもあるでしょうね。下山はその分加速度がついて足がどんどん前に進んではかどったように思いました。琵琶湖を眺めながら歩いていたらずっと歩いていたくなってしまうのではないでしょうか
比良山系に又お邪魔したいです。比良岳も歩いてみたいです。宜しく
2011/12/14 18:52
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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