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Yamareco

記録ID: 156098
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積雪期ピークハント/縦走
北陸

荒島岳-新雪、霧氷、青空、大野平野-

2011年12月13日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
10:02
距離
9.3km
登り
1,255m
下り
1,252m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

勝原スキー場駐車場7:15-8:28スキー場トップ8:43-9:40白山ベンチ9:57-11:00シャクナゲ平11:13-12:10前荒島岳12:17-12:48荒島岳13:15-14:17シャクナゲ平14:40ー15:10白山ベンチ15:22-15:53スキー場トップ16:00-16:39勝原スキー場駐車場(気温5度)

歩くのが遅かったのは積雪のせいではありません。昨日来の膝の後ろの痛みを悪化させないため、ペースを落とし、休むたびに入念なストレッチをしたので時間がかかりました。ちなみに膝は昨日より痛みも少なく下山できました。

ルートはGPSデータをアップしたものです。
天候 晴れ時々曇り。ほとんど無風で日がさすと暖かい。
『気象人』の12月13日の天気図は下記アドレスです。
http://www.weathermap.co.jp/kishojin/diary_detail.php?date=2011-12-13
過去天気図(気象庁) 2011年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
勝原スキー場駐車場にトイレあり、トイレットペーパーもありました。トイレ横の電話ボックスに登山届入れがあります。
コース状況/
危険箇所等
積雪がさらに増えると、もちが壁のラッセルが大変です。稜線もブッシュが埋もれるほどの積雪を見ると、クラストやアイスバーンに注意が必要だと思いました。
昨夜来の雨が上がり、雲間から月が出ていた。勝原スキー場Pにて午前6時過ぎ。
昨夜来の雨が上がり、雲間から月が出ていた。勝原スキー場Pにて午前6時過ぎ。
勝原スキー場Pにある荒島岳案内板。
勝原スキー場Pにある荒島岳案内板。
勝原スキー場駐車場(328M)。トイレは画像の後ろ。朝食をとっていたら福井ナンバーの車が来て、単独の若い男性が挨拶をして登って行きました。
勝原スキー場駐車場(328M)。トイレは画像の後ろ。朝食をとっていたら福井ナンバーの車が来て、単独の若い男性が挨拶をして登って行きました。
コンクリートのスキー場中斜面を終えると、ゴロゴロした道に変わる。
コンクリートのスキー場中斜面を終えると、ゴロゴロした道に変わる。
まだスキー場内です。
まだスキー場内です。
雲の切れ目から新雪の山々が見え隠れする。
雲の切れ目から新雪の山々が見え隠れする。
眼下に、猫の額ほどの田や勝原の民家、そして九頭竜川が見えます。新コンデジのHDRアート機能で撮影。クリックしてオリジナル画像で見てください、集落が北陸の秘境みたいに見えるでしょう。
2011年12月13日 08:02撮影 by  EX-Z3000 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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12/13 8:02
眼下に、猫の額ほどの田や勝原の民家、そして九頭竜川が見えます。新コンデジのHDRアート機能で撮影。クリックしてオリジナル画像で見てください、集落が北陸の秘境みたいに見えるでしょう。
白山方面の雲が少しづつ取れてきました。
白山方面の雲が少しづつ取れてきました。
スキー場トップ(670M)に着く。目の前に小荒島岳と思われるピークが見えてきた。青空が広がりテンションが上がる。
スキー場トップ(670M)に着く。目の前に小荒島岳と思われるピークが見えてきた。青空が広がりテンションが上がる。
何の足跡だろう、キツネかな?
何の足跡だろう、キツネかな?
上はどうなっているんだろう、早く見たい衝動にかられる。とにかくこの山はもちが壁を超さないと山頂が見えないらしい。
上はどうなっているんだろう、早く見たい衝動にかられる。とにかくこの山はもちが壁を超さないと山頂が見えないらしい。
白山ベンチに着く。北方の山。
白山ベンチに着く。北方の山。
これは白山です。
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これは白山です。
白山ベンチの看板と白山。
白山ベンチの看板と白山。
白山ベンチに座り、上を見上げると美しいブナと青空が広がっていた。
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白山ベンチに座り、上を見上げると美しいブナと青空が広がっていた。
深谷の頭、1015M。ガスの時は迷いやすいと書いてあった。確かに尾根が広く、残雪期に踏み跡を見失うとガスってたらGPSでもない限り迷うな。
深谷の頭、1015M。ガスの時は迷いやすいと書いてあった。確かに尾根が広く、残雪期に踏み跡を見失うとガスってたらGPSでもない限り迷うな。
このあたりから昨日の雨が、雪になっていたようだ。積雪は20センチを越してきた。
このあたりから昨日の雨が、雪になっていたようだ。積雪は20センチを越してきた。
シャクナゲ平に着く。気温が上がったせいかガスってきた。天気が下り坂というわけではなく、予報では午後遅くなるほど天気が良くなるとのこと。
シャクナゲ平に着く。気温が上がったせいかガスってきた。天気が下り坂というわけではなく、予報では午後遅くなるほど天気が良くなるとのこと。
左開分岐。
もちが壁の登り始め。さほど危険では無い。ただ雪が深いとキツイだろうと思った。
もちが壁の登り始め。さほど危険では無い。ただ雪が深いとキツイだろうと思った。
昨日は、伊吹山で青空をバックしした霧氷が見れなかったので、今日こそは見れると期待してました。御覧のようにだんだんガスが薄くなってきました。
昨日は、伊吹山で青空をバックしした霧氷が見れなかったので、今日こそは見れると期待してました。御覧のようにだんだんガスが薄くなってきました。
おお!やはり青空が広がってきたか!
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おお!やはり青空が広がってきたか!
山の西側のガスがしつこく取れない。
山の西側のガスがしつこく取れない。
前荒島岳1415m。
中荒島岳1445M。
山頂方面。早く晴れてくれ!
山頂方面。早く晴れてくれ!
同じく山頂方面。ガスの切れ目から山頂が見えてくる。
同じく山頂方面。ガスの切れ目から山頂が見えてくる。
念願の青空と霧氷を見ることができた。
念願の青空と霧氷を見ることができた。
とにかくうれしくてルンルン気分で登る。
とにかくうれしくてルンルン気分で登る。
積雪は40センチ。単独の先行者とはもちが壁ですれ違いました。雪質はモコモコした感じで、上部のラッセルは結構キツかったと思いました。
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積雪は40センチ。単独の先行者とはもちが壁ですれ違いました。雪質はモコモコした感じで、上部のラッセルは結構キツかったと思いました。
おお!山頂の社だ。
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おお!山頂の社だ。
山頂の社。西側がガスってるけど、いいねこの感じ。
山頂の社。西側がガスってるけど、いいねこの感じ。
山頂標識。
山頂のパノラマです。
2011年12月13日 12:50撮影 by  EX-Z3000 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/13 12:50
山頂のパノラマです。
確か、南のピークだと思った。
確か、南のピークだと思った。
遠方の山は、山頂部に雲がかかっているけど、この紺碧の空が見れただけで十分です。
遠方の山は、山頂部に雲がかかっているけど、この紺碧の空が見れただけで十分です。
雲がわく景色も好きです。
雲がわく景色も好きです。
山頂でしばらく景色を見ていたら、地元の方が単独で登ってきました。いろいろ話を聞かせていただきました。
山頂でしばらく景色を見ていたら、地元の方が単独で登ってきました。いろいろ話を聞かせていただきました。
小荒島岳の向こうには大野平野が見えました。
小荒島岳の向こうには大野平野が見えました。
山頂で30分ほど滞在して下山しました。登りはガスで山頂方面が見えなかったので、何回も立ち止まっては振り返ってました。
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山頂で30分ほど滞在して下山しました。登りはガスで山頂方面が見えなかったので、何回も立ち止まっては振り返ってました。
サンゴのようにも見えます。
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サンゴのようにも見えます。
笹、霧氷、青空。
笹、霧氷、青空。
厳冬期にはこのブッシュが雪に埋もれて真っ白になるようです。同じ1500mの山でも丹沢や奥多摩とはえらい違いだ。
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厳冬期にはこのブッシュが雪に埋もれて真っ白になるようです。同じ1500mの山でも丹沢や奥多摩とはえらい違いだ。
綺麗な街並みだ。
綺麗な街並みだ。
霧氷、小荒島岳。
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霧氷、小荒島岳。
青空、小荒島岳、大野平野。
青空、小荒島岳、大野平野。
左開からの林道がずいぶん上まで来てるな。ちなみに山頂であった地元の登山者の話では、この林道は軽トラじゃないと無理だそうです。
左開からの林道がずいぶん上まで来てるな。ちなみに山頂であった地元の登山者の話では、この林道は軽トラじゃないと無理だそうです。
もちが壁。
シャクナゲ平。山頂で会った地元の登山者に追いつかれる。ちなみに雪のない時期は2時間台で登るそうです。彼の話では、左から前、中、荒島岳で、葉の落ちた今だから見えるが夏などは見えないそうです。
シャクナゲ平。山頂で会った地元の登山者に追いつかれる。ちなみに雪のない時期は2時間台で登るそうです。彼の話では、左から前、中、荒島岳で、葉の落ちた今だから見えるが夏などは見えないそうです。
白山ベンチまで戻る。白山は雲で見えなかった。登りで見えたので、いいタイミングで登ったものだ。山頂で会った地元の登山者は登りの時も見えなかったそうです。
白山ベンチまで戻る。白山は雲で見えなかった。登りで見えたので、いいタイミングで登ったものだ。山頂で会った地元の登山者は登りの時も見えなかったそうです。
雪が解けて、ひどいぬかるみだ。
2011年12月13日 15:48撮影 by  EX-Z3000 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/13 15:48
雪が解けて、ひどいぬかるみだ。
ゲレンデトップまで戻る。何とか膝は痛くならずに済んだ。よく休んで食べて、休むたびにストレッチしたのがよかったのかな。
2011年12月13日 15:56撮影 by  EX-Z3000 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/13 15:56
ゲレンデトップまで戻る。何とか膝は痛くならずに済んだ。よく休んで食べて、休むたびにストレッチしたのがよかったのかな。
コンクリーの斜面まで戻りました。下に当方の白い車が見えます。ここからは10分ていどです。ここから後ろ向きで下りました。その動画も撮りました。
コンクリーの斜面まで戻りました。下に当方の白い車が見えます。ここからは10分ていどです。ここから後ろ向きで下りました。その動画も撮りました。
撮影機器:

感想

北陸の12月中旬ということで積雪量が一番気がかりでした。ちなみにスノーシューも車に積みました。現地に着いて、必要ないと判断して車に置いてきました。結果的には使いませんでしたが、ピッケルとアイゼンは必需品なんで持って登りました。夜間、雨だったので、上部はアイシーな部分やクラストした雪面がないとは限らないので。積雪量は谷川岳天神平や八方尾根兎平を参考にしました。どちらも50センチ位だったので荒島岳上部はそれと同程度と見ました。

天気は予想していたより若干悪かったが、山頂で青空も広がり、自分的には満足してます。風がなく(山頂でも風速2m程度)、標高が低いので気温も高く(山頂でもマイナス1度位)、寒さを感じない冬山登山となりました。霧氷や青空だけでなく、雲の切れ目から見えた大野平野が美しく印象的でした。

地元の登山者がこの時期に来てくれてうれしいと言ってました。荒島岳は展望も山頂直下まできかないし、伊吹山みたいに高山植物が多いわけでもないので、なんでこれが100名山だいう人が多いと言ってました。自分は荒島岳は冬と決めていた。真っ白になる2月でもよかったが、この初冬の時期もまた良かったと思ってます。

日本百名山 登頂一覧
http://www5f.biglobe.ne.jp/~teen2/100.html

YouTubeの動画は山頂でぐるっと360度回ってコンデジで撮りました。40秒ほどです。12月から2月中旬頃までの北陸の山ではスカット晴れることが少ないので、遠望が利きませんでしたが自分としては満足のいく天気でした。

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