長野・群馬県境の大上峠から「海岸線から一番遠い地点」
- GPS
- 10:42
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 1,241m
- 下り
- 1,248m
コースタイム
1308m標高点 _________ 05:55 〜 06:05
1450m(広小屋山の東肩) ____ 06:45 〜 07:00
矢沢峠____________ 07:30
1410m標高点 _________ 08:00 〜 08:05
約1400mピーク ________ 08:35 〜 08:40
余地峠____________ 09:00 〜 09:15
1331m標高点巻き径終了(北側) _ 09:50
1337.5m三角点(鉄平石山) ___ 10:30 〜 10:50
約1180mコル _________ 11:10
日本で海岸線から一番遠い地点_ 11:40 〜 12:15
約1180mコル _________ 12:30
1337.5m三角点(鉄平石山) ___ 13:05 〜 13:15
1331m標高点巻き径終了(北側) _ 13:35
余地峠____________ 14:05 〜 14:15
林道合流(1150m地点) _____ 14:30
南牧村自然公園________ 15:00 〜 15:15
大上峠____________ 16:00
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・8月中旬と言うこの時期でもブッシュ(藪)は皆無でした。 クルブシの高さの笹原が何か所も出てきて実に爽快なルートでした。 ・全体的に 径=踏み跡 があります。 何ヵ所かで 径=踏み跡 は消えますが、それは(下山時に気が付いたのですが)藪が皆無で幅広い斜面や平坦地でどこでも歩けるので人の足跡が一本線に収束しないから 径=踏み跡 として残っていないのだと思いました。 カヤトが出てくると踏み跡は一本道に収束して明確になります。 ・1337.5m標高点(鉄平石山)の北斜面 ルート上の北尾根に直接乗ろうと北斜面を下降するとひどく急でした。 なだらかな西尾根を50m程進んでから北斜面を右へ右へと下降すれば、通常のストック歩行のまま北尾根に乗れます。 |
その他周辺情報 | 古谷(コヤ)ダム 駐車場 本当は登山開始点の大上峠(オオガミ峠)が平らで広いので車中泊したいのですが、真っ暗闇。 妖怪が怖くって私には無理。 (古希の爺さんの言うことか? 笑) 古谷ダム駐車場はきれいなトイレがあります。 電気は点きませんのでヘッデンが要ります。 国道299 お店はおろか自販機一つありません。 国道141号線沿いで買い物は済ませておきましょう。 |
写真
感想
例年のごとく夏は穂高へと思っていたんですが、今年の猛暑の中を歩く自信がなく結局一度も穂高に入ることはできませんでした。
そうしたらこの週末はグッと冷えるとのこと。
夏草が最も茂っている時期だけど、気温が下がれば藪山だって歩けるだろう、とこっちにやってきた。
入山時の大上峠(オオガミ峠)の気温は11℃、戻ってきたときは16℃、とウソのような涼しい山歩きが出来ました。
夏草は、というと、これまた皆無で晩秋とかと変わらぬ雰囲気の尾根歩きでした。
一ケ月続いた猛暑がウソのような涼気に包まれて第4ゴール「日本で海岸線から一番遠い地点」に辿り着きました。
【 日本で海岸線から一番遠い地点 】
今年の4月にこの赤線延ばしの山旅を再開したころ、 u2hs さんが4月16日に登られたダジャレタイトルのレコ『「日本で海岸線から一番遠い地点」の認定証を「茂来山」(信州百名山-68)』をあげられた。
「日本で海岸線から一番遠い地点」 ? どこだろうとそのレコ覗いてみたら、それはそのうち歩きたいと思っていた尾根のわずかに100m程西だった。
じゃあ寄って行ってみよう、と言う程度にその時は思った。
ところで、私が楽しんでいる、そして今は完全に嵌まっている 赤線延ばしの山旅、一応自分なりのルールがあります。
入山路、下山路を除いて延ばしている赤線、これを メインパス と呼んでいる、は「繋ぐ」のではなく先へ先へと「延ばして」います。
なのでメインパス上、前回の到達点が次回のスタート地点になります。
山中では予定外の事が起こってどこから下山するかわからないので下山路では一切の制約は付けていませんが、入山路は完全に計画上で予定するルートになるので一つのきつい制約があります。
それは、入山路は過去の通ったメインパスもこれから通るメインパスも通ってはならない、と言う制約です。
これらの条件、メインパス上前回の到達点が今回のスタート点、入山路ではメインパスを通ってはならない、というのはなかなか難しいです。
丹沢山塊から甲武信岳のように入下山の登山道がいくらでもあるところは悩みませんが、甲武信岳から先の長野県と群馬県の県境尾根のように登山道のない山域では、入山路と下山路をどこにしようか悩みます。
(その答えを設定するのが楽しくって、今、赤線延ばしの山旅 に嵌まっているのですけど)
そんな入下山路をどこにするか考えているときにフト気が付いたのが、「日本で海岸線から一番遠い地点」を佐久市が観光用にしようとしているのならきっと登山道はあるよね、と調べるようになりました。
「日本で海岸線から一番遠い地点」は太平洋の海岸線、小田原市国府津まで114、862m。
これって「磯砂」クンの生まれ故郷 大磯海水浴場 のすぐ隣だ。
そうだこの「日本で海岸線から一番遠い地点」をゴールにしよう。
この「日本で海岸線から一番遠い地点」を通るから 赤線延ばしの山旅 に意味が出てくる。
今までは職場の人に「山、登ってる?どこ登ってきたの?」と聞かれてもその返事が「長野県と群馬県の県境の 名前のない山」と答えても「フーン?」で会話は終わってしまっていた。
明日からは違う、「『日本で海岸線から一番遠い地点』へ 大磯海水浴場から 山から山へと歩いてきたの」と答えたらきっと「えっ!」と驚かれるだろう。
【 大上峠 − 「日本で海岸線から一番遠い地点」 9.3 km 】
【 大磯海水浴場 − 「日本で海岸線から一番遠い地点」 222.4 km 】
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