伊那 経ヶ岳 あわや遭難顛末記


- GPS
- 13:27
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,807m
- 下り
- 1,936m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一般登山道は危険箇所なし。 黒沢山への分岐箇所からはクマザサ多く藪漕ぎ必要 |
その他周辺情報 | みはらしの湯 500円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
登山ザイル
スパイク
|
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感想
今回の登山は元々5月に8合目敗退したリベンジとして行ったものです。
山頂までは順調でしたが、この後 魔がさしました。
顛末は日記にも書いていますがこんなところです。
山頂で登山者Kさんと会う。
下山途中、Kさんに追いつく。 そして黒沢山へ同行する。
下山方法(ルート)を検索する。
ヤマレコに5月中旬ごろ尾根伝いに行くルートを見つける。
それと同じルートを進むが身の丈まで伸びたクマザサに阻まれまっすぐ進めない。
Kさんは入った場所まで戻り登山道を降りることを提案、自身は体力の消耗のため登り返しは無理と考え、尾根を下る選択をする。
一応、電話番号を交換し、そこでいったん分かれることに。
クマザサの藪漕ぎのため尾根を進もうとしてもやはり尾根がわからず、とりあえず進んでいく。
予想に反して尾根の北側の沢に降りてしまう。
ここで沢を登る時の装備に切り替え、とにかく沢を下っていく。
滝以外は沢の浅瀬を歩くことで何とか体力の消耗をへらしつつ、滝は15mのザイルを使いずぶ濡れになりながらロープ確保で降りていく。
こんな苦労を経て、何とか明るいうちに渓谷口へたどり着く。 。
渓谷の林道でKさんへ連絡、危機を脱したことを伝えると、同じくKさんも登山道を下山中とのことでした。
林道は通行止め状態で崖崩れにより半壊していたが何とか町までたどり着くことが出来た。
何か場所がわかるところまで出て、そこでタクシーを呼んだ。(ゴール地点)
タクシーを確保できたあとにKさんへ連絡したら何とか仲仙寺近くまで戻れたようなのでお詫びをしつつ感謝の気持ちを伝えた。
お互い無事に下山できて本当に良かった。 あと、自販機の場所情報だけで現場まで来てくれた伊那タクシーのドライバーさんには本当に感謝です。
後記です。
今回の経験を前向きに受け止め、これからの登山ライフに活かして行こうと思います。 実際、遭難するかもしれない といった心理的状況を今回実感しました。
私も沢に出るまでは冷静さを失っていたような気がします。 沢に出てもかなりの高低差の崖や滝に出てしまったらといった不安のため尾根に戻ろうとした時はありましたが、地形図を見た感じではそこまで急なところは無かったため、滑らないようにチェーンスパイクを装着し沢の中を歩きました。 結果沢沿いの斜面をトラバースするよりは体力を温存できたと思います。 それにしても入れっぱなしでただの重しとなっていたロープやスパイクがこんなところで役立つとは。 あと、極限状態では水も大事だと思いました。 飲料水が切れたあとは沢の水を汲んで飲んでいました。それにしても沢の水がこんなにおいしいなんて・・・。 無謀なコース決めが招いた遭難未遂ですが、今回は貴重な経験が出来たと受け止め、これを教訓に今後の登山を楽しんでいこうと思います。
今回の動画です。
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