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Yamareco

記録ID: 1573581
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アルパインクライミング
ヨーロッパ

スイスの山登攀記 その3(マッターホルン 4,478m)

2018年08月22日(水) 〜 2018年08月23日(木)
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yamazukin1gou その他3人

コースタイム

1日目
山行
13:27
休憩
1:43
合計
15:10
4:50
10
5:00
5:20
118
取り付き
7:18
7:43
143
10:06
10:23
150
12:53
13:11
166
15:57
16:10
190
19:20
19:30
30
フーリー
20:00
ツェルマット
このレコは、8月17日〜8月27日にかけてマッターホルン登頂を目標にスイスに遠征し、以下の日程で行動した内、(6)及び(7)の記録です。
(1)8月17日(金)羽田空港発(木)24:01
(2)8月18日(土)ドーハ着→ジュネーブ→ザースフェー(車で移動)
(3)8月19日(日)ドライホルリニ(岩登りトレーニング)
(4)8月20日(月)ワイスミス登攀(高度順応トレーニング)
(5)8月21日(火)ゴルナーグラッド展望台(休養日)
(6)8月22日(水)ヘルンリ小屋へ移動
(7)8月23日(木)マッターホルン登頂
(8)8月24日(金)スネガパラダイス
(9)8月25日(土)イェッギーホルン登頂(12ピッチのクライミング)
(10)8月26日(日)ジュネーブ空港へ移動(車で)→ジュネーブ発
(11)8月27日(月)ドーハ着→羽田着 22:40

・日本とツェルマットの時差は、日本が7時間進んでいます。写真の時間設定はいじっていないので、写真の時間情報−7時間で現地時間をみています。
・フーリーからのタクシーでツェルマットまで戻りましたが、時間は推測です。

・上の標高グラフは、明かにおかしいですね。
天候 晴れ、曇り
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
ゴンドラでシュバルツゼーまで上がります。
2018年08月22日 20:12撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/22 20:12
ゴンドラでシュバルツゼーまで上がります。
ヘルンリ小屋を目指してゆったりとハイキング
マッターホルンの頂上もうっすら見えます
下部の雪田の右側にちっちゃく白いものが見えますが、ヘルンリ小屋です
2018年08月22日 20:49撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
8/22 20:49
ヘルンリ小屋を目指してゆったりとハイキング
マッターホルンの頂上もうっすら見えます
下部の雪田の右側にちっちゃく白いものが見えますが、ヘルンリ小屋です
つい2、3日前には途中の道が一部崩壊し通行止めでしたが、昨日オープンしたとか。ラッキーでした。
2年くらい前に建て直したきれいな小屋ですが、なにせ大男仕様で小便器には爪立てしても届かずまいりました( ´艸`)
2018年08月22日 22:54撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/22 22:54
つい2、3日前には途中の道が一部崩壊し通行止めでしたが、昨日オープンしたとか。ラッキーでした。
2年くらい前に建て直したきれいな小屋ですが、なにせ大男仕様で小便器には爪立てしても届かずまいりました( ´艸`)
明日は絶対に登るぞ!とやる気満々です
5
明日は絶対に登るぞ!とやる気満々です
ゴンドラの最終に間に合うように下山したい、、、、
無理だった( ノД`)シクシク…
2018年08月23日 01:14撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/23 1:14
ゴンドラの最終に間に合うように下山したい、、、、
無理だった( ノД`)シクシク…
とにかく、量が多い
2018年08月23日 02:02撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/23 2:02
とにかく、量が多い
でかい!
味はよいが、、、、日本食が恋しい( ´艸`)
2018年08月23日 02:20撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/23 2:20
でかい!
味はよいが、、、、日本食が恋しい( ´艸`)
小屋から10分弱で取り付き
20分待ち
太いフィックスロープを使ってグイグイ登るが、慣れないとけっこう大変
2018年08月23日 12:00撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/23 12:00
小屋から10分弱で取り付き
20分待ち
太いフィックスロープを使ってグイグイ登るが、慣れないとけっこう大変
取り付きの20分待ちを除けば、約2時間でソルベイ避難小屋に到着
ツェルマットの地元ガイドは、ここまで2時間30分以内につかなければ強制的におろすそうだ。
以前に、納得のいかない米国人がゴネたら、麓からヘリがやってきて強制的に降ろされたそうだ。こわっ!
2018年08月23日 14:26撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
8/23 14:26
取り付きの20分待ちを除けば、約2時間でソルベイ避難小屋に到着
ツェルマットの地元ガイドは、ここまで2時間30分以内につかなければ強制的におろすそうだ。
以前に、納得のいかない米国人がゴネたら、麓からヘリがやってきて強制的に降ろされたそうだ。こわっ!
アイゼンをつけたままフィックスロープで登る個所がある
雪壁はアイゼンでガシガシ登る
2018年08月23日 16:32撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
8/23 16:32
アイゼンをつけたままフィックスロープで登る個所がある
雪壁はアイゼンでガシガシ登る
先行者
2018年08月23日 16:32撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
8/23 16:32
先行者
聖像、、、、登山者の安全を見守っているそうな。
頂上もまもない
2018年08月23日 17:03撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/23 17:03
聖像、、、、登山者の安全を見守っているそうな。
頂上もまもない
ビクトリーロード
2018年08月23日 17:04撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/23 17:04
ビクトリーロード
イタリアの頂上を目指して、最後の雪壁を登る石坂さんとFさん
2018年08月23日 17:08撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/23 17:08
イタリアの頂上を目指して、最後の雪壁を登る石坂さんとFさん
イタリア側頂上手前の十字架でポーズ
Fさん、かわいいポーズ
おめでとう!
2018年08月23日 17:09撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/23 17:09
イタリア側頂上手前の十字架でポーズ
Fさん、かわいいポーズ
おめでとう!
続いて我々も
ひかえめに「ヤマネチ」ポーズ
Fさんは、ヤマネチを知らなかった!当たり前か(笑)
さすがに、逆さヤマネチは、、、、、、ね。
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ひかえめに「ヤマネチ」ポーズ
Fさんは、ヤマネチを知らなかった!当たり前か(笑)
さすがに、逆さヤマネチは、、、、、、ね。
イタリア側頂上
セブ、ありがとう!!
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イタリア側頂上
セブ、ありがとう!!
スイス側頂上
こっちの方が高い
Fさん、ひょっこりはん?
2018年08月23日 17:25撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/23 17:25
スイス側頂上
こっちの方が高い
Fさん、ひょっこりはん?
エーデルワイス
われわれもスイス側頂上で記念写真
2018年08月23日 17:26撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/23 17:26
われわれもスイス側頂上で記念写真
下山はローワーダウンで楽ちんをするが、その分時間もかかる。
結局、下山にも5時間くらいかかり、最終ゴンドラの時間に間に合わず、ヘルンリ小屋からフーリーまでまたまたハイキング、19時頃にフーリーにつきタクシーでツェルマットのアパートまで帰りました。
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下山はローワーダウンで楽ちんをするが、その分時間もかかる。
結局、下山にも5時間くらいかかり、最終ゴンドラの時間に間に合わず、ヘルンリ小屋からフーリーまでまたまたハイキング、19時頃にフーリーにつきタクシーでツェルマットのアパートまで帰りました。
最後には、小雨にあたりましたが、きれいな虹も出て登頂を祝福されているような気分でした。
2018年08月24日 02:15撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/24 2:15
最後には、小雨にあたりましたが、きれいな虹も出て登頂を祝福されているような気分でした。
これはハイキングガイドの仕事をしていたMちゃんが、
われわれが登っているあたりに撮った「逆さマッターホルン」
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これはハイキングガイドの仕事をしていたMちゃんが、
われわれが登っているあたりに撮った「逆さマッターホルン」
さすがガイドはスポットを知っていらっしゃる((´∀`))
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さすがガイドはスポットを知っていらっしゃる((´∀`))

感想

天候にも恵まれ念願の登頂を果たした。出だしは息も荒く、苦しい登りが続いたが絶対に登るという強い気持ちで我慢するうちに、呼吸も整いだした。コースは複雑で、ガイドレスの登頂はかなり難しいと感じた。太いフィックスロープの場所は3,4か所あり腕が疲れる。オーバーハング気味の所ではロープを頼りに強引に足を上げなければならず、事前のトレーニングが必要と感じた。
頂上にはすれ違う人もいなかったので、我々の貸し切り状態であった。
登頂した次の日は雨模様で、その次は雪だったようで今シーズン最後の登頂者だったかもしれない。
二人のガイドとFさん、応援してくださったみなさんに感謝します。

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