ホワイトクリスマスの薊岳&明神平



- GPS
- 07:40
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,238m
- 下り
- 1,231m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
薊岳直前はヤセ尾根と岩場が雪が深いと足下に注意です。 明神平からの下りの最後の渡渉地点は、2年前に比べると大変渡りやすくなっていました。 |
写真
感想
紀見峠と御所の市内は路面やや凍結、この先どのあたりでチェーンを巻こうか戦々恐々。
大淀町に入ったとたんに凍結の「と」の字もありません。東吉野村に入っても変わらずで大又までなんともあっけない嬉しい誤算。しかし、山にも雪が無ければ喜んでいる場合ではないと、今度は贅沢な心配です。
集落を過ぎたあたりに駐車して笹野神社の階段を上った右の小道から取り付き、植林された林道と山道を延々の歩き。
途中2箇所のトラバース道の崩落箇所を過ぎるのが変化といえば変化。もういややと引き返そうと思う頃にやっと大鏡池らしきところに出て、少し右手に寄り道すると、ん、これ? ここで霧氷+少しだけの青空が見えたのでよしとしましょう。
行動食をお腹に入れて少し進んで植林地帯から解放される頃になると、霧氷の世界が広がって+少しだけの青空もかろうじてまだ残っています。
今までの不平不満は何処とも無く消え去って、テンション全開。
すぐに青空は消えて、ガスがかかったり視界が広がったりですが、雪山最高! ですね。
雪で隠された足下に注意してヤセ尾根と岩場を越えると薊岳山頂です。
が、四方ガスに包まれています。とにかく行動食でも食べようかとおにぎりを頬張ったとたんに木ノ実矢塚への稜線が現れ、次に明神平への稜線も! やはり、普段の行いがいいのでしょう。青空・・・まで望むのは足ることを知らないというものです。
ここで今日初めての登山者と出会います。大又手前で追い越したバスに乗っておられた方で、これから木ノ実矢塚経由で麦谷林道を大又まで下ると。しかし、木ノ実矢塚への下りが何とも雪に覆われて判然としませんし、ガスに包まれてロストコースしてしまう危険も感じられたのか、明神平から大又へご一緒しましょうということになりました。
さて、薊岳から明神平まではバージンスノウと霧氷の森の中のメルヘンティック街道で、特に前山からはお伽の世界に居るような錯覚さえ覚えます。
ここまでは風も弱くほとんど寒さを感じなかったのが明神平まで来るとかなりの風が吹いており、風よけのためにあしび山荘の外壁にへばりつきますが、効果薄しで早々に退散。
明神平を後にすると帰る気が急いたのか、ほとんど休憩をとらなかったツケが回ったのか、日頃の鍛錬不足か、突然両足に異変。ま、足が吊った訳です。しかも、足の吊ること、この後2回。倅にマッサージしてもらうという大きな借りを作ったのが何とも残念な山行となりました。
最後の渡渉地点は2年前はもっと嫌味だった覚えがあるのですが、台風の影響でなんか大変渡りやすく変わったような。大又までの長〜い林道歩きも眼下の流れがみたらい渓谷を思わせるような奇麗な谷で、車だと通り過ぎる七滝八壺も見られ素晴らしい一周コースでありました。
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