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Yamareco

記録ID: 157986
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

富士見高原から編笠山

2011年12月25日(日) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:19
距離
11.2km
登り
1,323m
下り
1,303m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

登山口4:46-6:50標高点(2095m)-8:32網笠山8:48-9:10青年小屋9:19-9:51網笠山-12:05登山口
天候 晴れだが山頂は霧・強風
過去天気図(気象庁) 2011年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
富士見高原ゴルフ場手前から未舗装の林道を上がって1370mの登山口に駐車
コース状況/
危険箇所等
標高1600mまで林道が何回も横切り、分かれ道も多いが、道標は親切に整備されている。上部の樹林帯では雪が積もってトレースがないと道を外し易い。山頂付近の露岩帯では雪に隠れていないマーキングが頼り。
富士見高原ゴルフ場から林道を少し上がり、登山口を見つける。
2011年12月26日 07:05撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/26 7:05
富士見高原ゴルフ場から林道を少し上がり、登山口を見つける。
林道などが複雑に交差するが、道標は親切にある。柱の札は反射板になっていて、ヘッドランプの光でかなり遠くから認識できる。
2011年12月26日 07:05撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/26 7:05
林道などが複雑に交差するが、道標は親切にある。柱の札は反射板になっていて、ヘッドランプの光でかなり遠くから認識できる。
樹林帯を登って行くが、時々岩を越えるような所がある。
2011年12月26日 07:05撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/26 7:05
樹林帯を登って行くが、時々岩を越えるような所がある。
日が昇ってきた。
2011年12月26日 07:05撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/26 7:05
日が昇ってきた。
編笠山山頂、着く直前にガスに巻かれてしまった。
2011年12月26日 07:05撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/26 7:05
編笠山山頂、着く直前にガスに巻かれてしまった。
ひっそりと青年小屋
2011年12月26日 07:05撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/26 7:05
ひっそりと青年小屋
権現岳へ行くのを止めて、編笠山に登り返す。
2011年12月26日 07:05撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/26 7:05
権現岳へ行くのを止めて、編笠山に登り返す。
下り途中にある、岩小屋。
2011年12月26日 07:05撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/26 7:05
下り途中にある、岩小屋。
2000m以下では雪は少ない。
2011年12月26日 07:05撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/26 7:05
2000m以下では雪は少ない。
林道終点の登山口に戻った。
2011年12月26日 07:05撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/26 7:05
林道終点の登山口に戻った。

感想

 前日の蓼科山に続いての日帰り登山だが、本日は単独。
 富士見高原ゴルフ場辺りに車を止めるつもりで行ったが、ゴルフ場手前から未舗装の林道が伸びていて、その終点に編笠山方面の登山口が見つかった。ゴルフ場よりは標高で40m程上だった。
 ヘッドランプの明かりで登り始め、標高1600mまでは林道その他の道が複雑に交差しているので迷いやすいかと思ったが、道案内が整備されていて問題なかった。雪も非常に少ないので、四駆なら1600mまで登って来られたと思う。
 標高を上げるごとにだんだん寒くなってきた。昨日蓼科山で山頂休憩時に問題なかった服装と同じで、フードも被って閉める所を皆閉めて、一生懸命登っているのにそれでも寒い。まだ2400mまでは樹林帯で風も弱いのに。ついには虎の子のフリースジャケットを引っ張り出して着込んで、これまでの冬山でも一番の厚着をしてなんとか凌いだ。温度計を持って来なかったが、同じ日に西天狗に登ったchilliさんが、-20度の温度計写真を公表していて11時登頂時と思われる。こちらの方が標高は少し低いが、夜明け前でもっと寒かったかも知れない。
 標高2000mから2300m位の間は、樹林帯で傾斜も比較的緩いのだが、雪の下に隠れた夏道を正確にたどるのが結構難しい。藪も薄いのでどこでも歩けてしまうのだが、道を外すとやがて行く手を塞がれて後戻りする羽目になる。木にテープの目印があれば安心するが、必ずしも親切についてはいない。
 標高2400mで頂上直下の露岩帯となり、いよいよ強風と闘いながら登る。岩につけられたマーキングが概ね雪に隠れずに見えていて、それらを辿って岩から岩へと乗り越していく。既に朝日が昇っていて、麓の富士見高原と、その向こうに南アルプスが見えている。そして、それはそれは優美な、富士山のシルエットが見えて来た。山頂では素晴らしい大展望が楽しめるだろう、と頑張って登ったが、なんということだ、山頂に着く寸前にガスがかかり、何にも見えなくなってしまった。待っていればまた晴れるだろうと期待したが、二、三度は一瞬のガスの切れ間はあったが写真を撮れるようなものではなく、その内全く切れ目もなくなってしまった。見えていた時に写真を撮るんだったと悔やまれる。
 登って来た道と反対側の、山頂の北東側は直ぐに樹林帯となっていて、そこに逃げ込めば風は凌げる。そこに一人の登山者が既に来ていた。権現岳周辺でテン泊し、朝ここまで来たと思われる。観音平方面に下りて行った。
 実は権現岳まで行こうと思って早立ちしてきたので、一旦青年小屋まで進んで様子を見た。しかし権現岳方面もガスに隠れて全く見えないし、見えてくる気配もない。ガスの中を行っても相当厳しいし、一層寒い目に会うだろう、と言うわけで急速に進む気をなくし、今日は編笠山で十分だと戻ることにした。青年小屋付近では所々膝くらいまで潜る積雪だが、もうトレースのついた雪道を編笠山頂まで登り返した。下りは強風の露岩帯を我慢して、樹林帯に逃げ込めば一安心、2000m以下まで下りればすっかり暖かくなった。

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