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Yamareco

記録ID: 1584078
全員に公開
ハイキング
中国

岡山県美作市 大芦高原〜妙見山〜上山の千枚田 実りの秋ロード

2018年09月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
1
日帰りが可能
GPS
04:20
距離
8.5km
登り
241m
下り
258m
歩くペース
ゆっくり
1.71.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:21
休憩
0:55
合計
4:16
7:54
15
大芦高原温泉雲海第2駐車場
8:09
8:09
7
妙見山登山道入口
8:16
8:20
5
妙見山路傍休憩地
8:25
8:26
5
8:31
8:31
34
アスファルト道合流点
9:05
9:13
11
上山夢ヘリポート展望台
9:24
9:24
44
大芦高原&上山の千枚田分岐
10:08
10:09
3
案内板&棚田展望所
10:12
10:16
1
上山神社
10:17
10:22
20
案内板&棚田展望所(2回目)
10:42
10:56
9
上山の千枚田
11:05
11:05
20
案内板&棚田展望所(3回目)
11:25
11:25
14
大芦高原&上山の千枚田分岐(2回目)
11:39
11:57
13
高原動物園
12:10
大芦高原温泉雲海第2駐車場
棚田の風景や旬の動植物観察を楽しむコース
歩行距離8.5km、歩行時間3時間20分、歩行数12,400歩、消費カロリー1,650Kcal
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大芦池の南の奥池の南道路沿いに大芦高原温泉雲海の駐車場があり、敷地外の第2駐車場には自動車120台程停めることができます。その他にも高原プール用や世界の国のバンガロー宿泊者専用駐車場など何ヶ所か駐車場があります。
コース状況/
危険箇所等
 妙見山登山道入口<写真05>から妙見山頂上<写真11>を経てアスファルト道に出るまでは土道や砂利道、ゲンノショウコ<写真68>と棚田ズーム<写真69>撮影地点周辺は雑草が膝まで茂った道、それ以外はアスファルト道です。日陰が少ないので、熱中症に要注意です。
その他周辺情報  大芦高原には高原動物園<写真78〜84>の他、温泉、テニスコートやグラウンドゴルフ場などのスポーツ施設、バンガローなどがあります。また、東には去年7月にリニューアルオープンした大芦高原キャンプ場があり、ここを起点とし上山の千枚田<写真66〜69>に至る「大芦高原フォレストランコース」という林間部の道が整備されているようです。今回はキャンプ場はイベント開催中だったため、立ち寄りませんでした。
01アジサイ
駐車場から出てすぐ、向かいの植え込みに咲いていました。さすがに、変色していないのは数個くらいでした。高原なので、朝8時はまだ涼しく快適でした。
01アジサイ
駐車場から出てすぐ、向かいの植え込みに咲いていました。さすがに、変色していないのは数個くらいでした。高原なので、朝8時はまだ涼しく快適でした。
02ヤマハギ
萩は秋の七草の一つです。花枝が少し短めなのが気になりましたが、翼弁が龍骨弁よりも短いのでマルバハギではなくヤマハギだろうと思いました。
02ヤマハギ
萩は秋の七草の一つです。花枝が少し短めなのが気になりましたが、翼弁が龍骨弁よりも短いのでマルバハギではなくヤマハギだろうと思いました。
03サルスベリ
幹がすべすべしており、サルでも滑って登れないというのが名前の由来です。この1本だけでしたが、よく咲いていました。丸いのは実です。側のグラウンドでは野球の練習中で元気な声が響いていました。
03サルスベリ
幹がすべすべしており、サルでも滑って登れないというのが名前の由来です。この1本だけでしたが、よく咲いていました。丸いのは実です。側のグラウンドでは野球の練習中で元気な声が響いていました。
04シロオニタケ
カサの直径10cm、高さ15cm程、立派な毒キノコでした。テングタケの仲間ですがつばはありませんでした。シロオニタケモドキなどとは違い、つばは早く落ちてしまうそうです。
1
04シロオニタケ
カサの直径10cm、高さ15cm程、立派な毒キノコでした。テングタケの仲間ですがつばはありませんでした。シロオニタケモドキなどとは違い、つばは早く落ちてしまうそうです。
05妙見山登山道入口
前回(2016年7月18日)にはなかったように思います。去年7月30日に妙見山頂上にある妙見大士宮の復活大祭が行われたそうなので、そのときに整備されたのかもしれません。
05妙見山登山道入口
前回(2016年7月18日)にはなかったように思います。去年7月30日に妙見山頂上にある妙見大士宮の復活大祭が行われたそうなので、そのときに整備されたのかもしれません。
06ひょろひょろキノコ
雨上がりで少しぐちょぐちょの木陰道は薄暗く、蚊が1匹ついてきました。丸太の階段状の歩きやすい道の真ん中にキノコが生えていました。カサの直径5cm、高さ10cm程で、カサ裏には白いひだがあります。弱々しい姿が印象に残りました。
06ひょろひょろキノコ
雨上がりで少しぐちょぐちょの木陰道は薄暗く、蚊が1匹ついてきました。丸太の階段状の歩きやすい道の真ん中にキノコが生えていました。カサの直径5cm、高さ10cm程で、カサ裏には白いひだがあります。弱々しい姿が印象に残りました。
07妙見山路傍休憩地
東屋の奥はかなり植物が茂っていた記憶がありますが、きれいになっていました。右奥に見える「妙見大士宮」ののぼりは、復活大祭の際に設置されたのでしょうか。
07妙見山路傍休憩地
東屋の奥はかなり植物が茂っていた記憶がありますが、きれいになっていました。右奥に見える「妙見大士宮」ののぼりは、復活大祭の際に設置されたのでしょうか。
08妙見山石積磐座
岡山県の埋蔵文化財地図によれば、東屋の北隣に直径2.8m、高さ1.6mの石積みがあり、「妙見山石積磐座」とされています。実物はひとまわり小さいような気がします。地元では「妙見大士宮」と呼び、住民の守護神としてお祀りしてきたようです。
08妙見山石積磐座
岡山県の埋蔵文化財地図によれば、東屋の北隣に直径2.8m、高さ1.6mの石積みがあり、「妙見山石積磐座」とされています。実物はひとまわり小さいような気がします。地元では「妙見大士宮」と呼び、住民の守護神としてお祀りしてきたようです。
09クロアゲハ♂
黒いアゲハチョウの中でも特に模様が少なく、ほぼ真っ黒に見えます。オスは後翅の表側に白い筋模様が1本ずつありますが、前翅で隠れて見えないことも多いです。靴に染み込んだ汗からミネラル補給をしたかったようで、足元に寄ってきました。ここから砂利道で、まばらに短い草が生えていました。
09クロアゲハ♂
黒いアゲハチョウの中でも特に模様が少なく、ほぼ真っ黒に見えます。オスは後翅の表側に白い筋模様が1本ずつありますが、前翅で隠れて見えないことも多いです。靴に染み込んだ汗からミネラル補給をしたかったようで、足元に寄ってきました。ここから砂利道で、まばらに短い草が生えていました。
10ホタルガ
シロシタホタルガに似ていますが、翅を閉じていると白帯模様がV字型に見えるので区別できます。
10ホタルガ
シロシタホタルガに似ていますが、翅を閉じていると白帯模様がV字型に見えるので区別できます。
11妙見山頂上三角点越しに
          電波塔
標高518.9mの頂上三角点(点名:妙見山)は、道の端にあり、うっかりスルーしてしまうところでした。山頂はほぼ平らなので、電波塔がなければ通過点としか思わないでしょう。ここを過ぎると、草がなくなり、きれいな砂利道になりました。
11妙見山頂上三角点越しに
          電波塔
標高518.9mの頂上三角点(点名:妙見山)は、道の端にあり、うっかりスルーしてしまうところでした。山頂はほぼ平らなので、電波塔がなければ通過点としか思わないでしょう。ここを過ぎると、草がなくなり、きれいな砂利道になりました。
12カバイロツルタケ?
カサの直径5cm、高さ13cm程でつぼがあり、カサの裏側には白いひだがあります。また、表側の縁にもひだがあるのが特徴です。食べられますが、テングタケの仲間には毒キノコが多く、間違えると大変なので見るだけにしましょう。
12カバイロツルタケ?
カサの直径5cm、高さ13cm程でつぼがあり、カサの裏側には白いひだがあります。また、表側の縁にもひだがあるのが特徴です。食べられますが、テングタケの仲間には毒キノコが多く、間違えると大変なので見るだけにしましょう。
13サルノコシカケの仲間
         の幼菌
直径5cm程のほぼ球体のキノコです。焼け焦げたような丸太に生えていました。ここから2,3m程でアスファルト道に出ました。アジサイロードの始まりです。
13サルノコシカケの仲間
         の幼菌
直径5cm程のほぼ球体のキノコです。焼け焦げたような丸太に生えていました。ここから2,3m程でアスファルト道に出ました。アジサイロードの始まりです。
14ニオイワチチタケ
カサの直径3〜6cmのキノコが数本生えていました。チョウジチチタケよりも模様の色のコントラストがはっきりしています。カレーのにおいがするそうですが、まったく気づきませんでした。新鮮なものはほとんどにおわないそうです。
14ニオイワチチタケ
カサの直径3〜6cmのキノコが数本生えていました。チョウジチチタケよりも模様の色のコントラストがはっきりしています。カレーのにおいがするそうですが、まったく気づきませんでした。新鮮なものはほとんどにおわないそうです。
15ホコリタケの仲間
  &キシメジ科のキノコ
上はカサの直径1〜2.5cmでカサに小さな穴があいたものが多かったです。近くには大穴が開いてぺったんこにつぶれたものもあったので、ホコリタケの仲間だろうと思います。つつくと破れ目から胞子がほこりのように舞い上がるそうです。下はカサの直径1.5cm程でキシメジ科だろうと思います。シメジに似た毒キノコもあるので要注意。
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15ホコリタケの仲間
  &キシメジ科のキノコ
上はカサの直径1〜2.5cmでカサに小さな穴があいたものが多かったです。近くには大穴が開いてぺったんこにつぶれたものもあったので、ホコリタケの仲間だろうと思います。つつくと破れ目から胞子がほこりのように舞い上がるそうです。下はカサの直径1.5cm程でキシメジ科だろうと思います。シメジに似た毒キノコもあるので要注意。
16イグチ科のキノコ
カサの直径10cm程、裏は黄土色でスポンジ状、イグチ科のキノコには違いありません。毒キノコは少ないそうですが、たまにハズレが…
16イグチ科のキノコ
カサの直径10cm程、裏は黄土色でスポンジ状、イグチ科のキノコには違いありません。毒キノコは少ないそうですが、たまにハズレが…
17プリンのような色合いの
          キノコ
カサの直径4cm、高さ6cm程で全体的に粉を吹いたように見えました。似たキノコを写真で見たような気がしたのですが、思い出せませんでした。色はプリンに似てかわいらしいです。
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17プリンのような色合いの
          キノコ
カサの直径4cm、高さ6cm程で全体的に粉を吹いたように見えました。似たキノコを写真で見たような気がしたのですが、思い出せませんでした。色はプリンに似てかわいらしいです。
18ツブイボタケ?
直径6cm程の塊でした。ツブイボタケの写真に似ていましたが、自信はありません。
18ツブイボタケ?
直径6cm程の塊でした。ツブイボタケの写真に似ていましたが、自信はありません。
19淡いベージュ色のキノコ
カサの直径4cm、高さ5cm程でカサの裏側には白いひだがあります。つぼやつばはなさそうでした。特徴がないのでお手上げです。
19淡いベージュ色のキノコ
カサの直径4cm、高さ5cm程でカサの裏側には白いひだがあります。つぼやつばはなさそうでした。特徴がないのでお手上げです。
20青いガクアジサイ
上山の千枚田案内板<写真53>辺りまで続くアジサイロードには、たまに咲き残っている花が見られました。これは最近まできれいに咲いていたようで、小さな花が写っています。
20青いガクアジサイ
上山の千枚田案内板<写真53>辺りまで続くアジサイロードには、たまに咲き残っている花が見られました。これは最近まできれいに咲いていたようで、小さな花が写っています。
21ウシガエル
歩いていると、突然、キャン!と悲鳴が上がり、道端の狭い溝の中をカエルが十数匹飛び跳ねて逃げました。鼻先からお尻まで5cm程しかありませんが、この顔はウシガエルで間違いありません。生態系に影響を及ぼす特定外来生物に指定され、世界の侵略的外来種ワースト100にも選ばれています。そういえば、以前にテレビでウシガエルを捕まえて食べるのを見ました。食欲の秋ですが…
21ウシガエル
歩いていると、突然、キャン!と悲鳴が上がり、道端の狭い溝の中をカエルが十数匹飛び跳ねて逃げました。鼻先からお尻まで5cm程しかありませんが、この顔はウシガエルで間違いありません。生態系に影響を及ぼす特定外来生物に指定され、世界の侵略的外来種ワースト100にも選ばれています。そういえば、以前にテレビでウシガエルを捕まえて食べるのを見ました。食欲の秋ですが…
22テングタケの仲間
カサの直径10cm、高さ5cm程でつばがありました。カサの表側はひだではなく、うっすらとひだ状の模様が入っているようです。テングタケの仲間のようなので、毒キノコの可能性が高いです。
22テングタケの仲間
カサの直径10cm、高さ5cm程でつばがありました。カサの表側はひだではなく、うっすらとひだ状の模様が入っているようです。テングタケの仲間のようなので、毒キノコの可能性が高いです。
23ヒヨドリバナ?
法面の上の方に少しだけ見えていました。葉は3裂していないのでヒヨドリバナでしょうか。
23ヒヨドリバナ?
法面の上の方に少しだけ見えていました。葉は3裂していないのでヒヨドリバナでしょうか。
24キツネノマゴ
5mm程の小さな花ですが、よく見ると中央に白い模様がありなかなかすてきなデザインです。最近、群生をよく見かけます。
24キツネノマゴ
5mm程の小さな花ですが、よく見ると中央に白い模様がありなかなかすてきなデザインです。最近、群生をよく見かけます。
25ツマグロヒョウモン♂
上山夢ヘリポート展望台<写真27>へと続く砂利道の入口にいました。メスの前翅の表側の端の方に黒条があるのが名前の由来です。ヒョウモンチョウの仲間のオスの翅の表側はみんなよく似ていますが、ツマグロのオスは後翅に黒い縁取りがあるので区別できます。動画も撮りました。
25ツマグロヒョウモン♂
上山夢ヘリポート展望台<写真27>へと続く砂利道の入口にいました。メスの前翅の表側の端の方に黒条があるのが名前の由来です。ヒョウモンチョウの仲間のオスの翅の表側はみんなよく似ていますが、ツマグロのオスは後翅に黒い縁取りがあるので区別できます。動画も撮りました。
26ヒメジョオン
ハルジオンに似ていますが、この時季に咲いているのはヒメジョオンのほうです。つぼみは下を向かず、葉は茎を抱きません。
26ヒメジョオン
ハルジオンに似ていますが、この時季に咲いているのはヒメジョオンのほうです。つぼみは下を向かず、葉は茎を抱きません。
27上山夢ヘリポート展望台
      より上山集落
展望台周辺は草刈り中でした。ご挨拶だけしてすぐに展望台に上がりました。5階建ての一番上は閉鎖で、2番目にはベンチがあります。上山集落の棚田はまだ稲刈りが終わっていないようだったので、見に行くことにしました。
27上山夢ヘリポート展望台
      より上山集落
展望台周辺は草刈り中でした。ご挨拶だけしてすぐに展望台に上がりました。5階建ての一番上は閉鎖で、2番目にはベンチがあります。上山集落の棚田はまだ稲刈りが終わっていないようだったので、見に行くことにしました。
28上山夢ヘリポート
展望台からズームしてみました。梅と犬をモチーフ?に、中は上山と“集”と“楽”を合成させた造語、周囲には“MERRY TOGETHER”という楽しさを共有するキャッチが描かれています。もう一つは「夢」の字がデザインされています。
28上山夢ヘリポート
展望台からズームしてみました。梅と犬をモチーフ?に、中は上山と“集”と“楽”を合成させた造語、周囲には“MERRY TOGETHER”という楽しさを共有するキャッチが描かれています。もう一つは「夢」の字がデザインされています。
29メマツヨイグサ
草丈は2m程もありました。花が咲いていたためか、これだけ刈らずに残してありました。マツヨイグサの仲間はよく似ていますが、これは茎には赤みがあり、直径4cm程の花はしぼんでも赤くなりません。
29メマツヨイグサ
草丈は2m程もありました。花が咲いていたためか、これだけ刈らずに残してありました。マツヨイグサの仲間はよく似ていますが、これは茎には赤みがあり、直径4cm程の花はしぼんでも赤くなりません。
30上山夢ヘリポートを
 滑走するヤマトシリアゲ♀
秋に見られるのはこのように黄色っぽいので、以前は別種のベッコウシリアゲとされていました。オスの腹部の先端はサソリのように渦巻き型になります。シリアゲムシの仲間は2億数千万年前の化石が発見されており、「生きた化石」と呼ばれることもあります。ヘリポート<写真28>を予想以上のスピードで走っていたので、動画も撮りました。離陸するのかと思いきや、そのまま走り去りました。飛ばへんのか〜い!
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30上山夢ヘリポートを
 滑走するヤマトシリアゲ♀
秋に見られるのはこのように黄色っぽいので、以前は別種のベッコウシリアゲとされていました。オスの腹部の先端はサソリのように渦巻き型になります。シリアゲムシの仲間は2億数千万年前の化石が発見されており、「生きた化石」と呼ばれることもあります。ヘリポート<写真28>を予想以上のスピードで走っていたので、動画も撮りました。離陸するのかと思いきや、そのまま走り去りました。飛ばへんのか〜い!
31上山夢ヘリポートに
 着陸したシオカラトンボ♂
腹部の先端の黒い部分が長く、翅の付け根周辺も透明なので、シオヤトンボやオオシオカラトンボと区別できます。メスはムギワラトンボとも呼ばれます。縄張り争いをしていましたが、勝った方がヘリポートのつなぎ目の部分に着陸しました。
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31上山夢ヘリポートに
 着陸したシオカラトンボ♂
腹部の先端の黒い部分が長く、翅の付け根周辺も透明なので、シオヤトンボやオオシオカラトンボと区別できます。メスはムギワラトンボとも呼ばれます。縄張り争いをしていましたが、勝った方がヘリポートのつなぎ目の部分に着陸しました。
32ムラサキツメクサ
ヨーロッパ原産で、牧草として日本に持ち込まれた帰化植物です。品種改良され、いくつか種類があるそうです。たいてい群生しているのですが、ここはあまり生えていませんでした。
32ムラサキツメクサ
ヨーロッパ原産で、牧草として日本に持ち込まれた帰化植物です。品種改良され、いくつか種類があるそうです。たいてい群生しているのですが、ここはあまり生えていませんでした。
33クズ
秋の七草の一つです。この根からとれるくず粉は、最近は生産量がかなり減り貴重品になっています。今回、道沿いで何度も群生を見かけました。
33クズ
秋の七草の一つです。この根からとれるくず粉は、最近は生産量がかなり減り貴重品になっています。今回、道沿いで何度も群生を見かけました。
34上山夢ヘリポート展望台
大芦高原キャンプ場のホームページでは「北浦展望台」となっていました。草苅り中の方の自動車が写っているので、だいたいの高さがわかります。手前に見えているのがヘリポート<写真28>です。
34上山夢ヘリポート展望台
大芦高原キャンプ場のホームページでは「北浦展望台」となっていました。草苅り中の方の自動車が写っているので、だいたいの高さがわかります。手前に見えているのがヘリポート<写真28>です。
35ツルリンドウ
つる性なのですぐにわかります。咲き始めのようですが、いくつか小さな株がありました。
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35ツルリンドウ
つる性なのですぐにわかります。咲き始めのようですが、いくつか小さな株がありました。
36セトウチホトトギス
大阪府、和歌山県、兵庫県、岡山県、山口県に分布しています。ヤマジノホトトギスに似ていますが、花の中心部が黄色く、花柱にも斑点があります。花期も多少遅いようです。この1株だけでしたが、これから増えるでしょう。
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36セトウチホトトギス
大阪府、和歌山県、兵庫県、岡山県、山口県に分布しています。ヤマジノホトトギスに似ていますが、花の中心部が黄色く、花柱にも斑点があります。花期も多少遅いようです。この1株だけでしたが、これから増えるでしょう。
37ダイコンソウ
バラ科ですが、キンポウゲ科のキツネノボタンの仲間に似ています。もう毛のような細い柱頭が多数集まった実がたくさんできていたので、見分けやすかったです。
37ダイコンソウ
バラ科ですが、キンポウゲ科のキツネノボタンの仲間に似ています。もう毛のような細い柱頭が多数集まった実がたくさんできていたので、見分けやすかったです。
38イタドリ
茎は酸味があり、春の山菜としても知られています。花は2mm程とかなり小さいのですが、長い花穂が目立ちます。群生していました。
38イタドリ
茎は酸味があり、春の山菜としても知られています。花は2mm程とかなり小さいのですが、長い花穂が目立ちます。群生していました。
39ヤブツルアズキ
ノアズキに似ていますが、白っぽい筒状の龍骨弁の先端に翼弁が完全にかぶさってくるむようになっています。花は1つだけでした。
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39ヤブツルアズキ
ノアズキに似ていますが、白っぽい筒状の龍骨弁の先端に翼弁が完全にかぶさってくるむようになっています。花は1つだけでした。
40ヨウシュヤマゴボウ
黒っぽい紫色の実で布などを染めたりして遊んだことがある人も多いと思いますが、毒があるので最近は禁止だそうです。実はできかけでした。
40ヨウシュヤマゴボウ
黒っぽい紫色の実で布などを染めたりして遊んだことがある人も多いと思いますが、毒があるので最近は禁止だそうです。実はできかけでした。
41ママコノシリヌグイ
ミゾソバやヤノネグサ、アキノウナギツカミなどに似ていますが、茎に棘がびっしりと生えて触ると痛く、葉は少し肩が張り出した三角形です。かわいい花にこんな恐ろしいネーミングはちょっと…群生を動画に撮りました。
41ママコノシリヌグイ
ミゾソバやヤノネグサ、アキノウナギツカミなどに似ていますが、茎に棘がびっしりと生えて触ると痛く、葉は少し肩が張り出した三角形です。かわいい花にこんな恐ろしいネーミングはちょっと…群生を動画に撮りました。
42ヨシノアザミ
下の方の羽状に裂けた葉もかなり細くなっています。総苞片は多少広がりますが、このようにしっかり粘着したものも見られます。ちなみに、「ヨシノ」は発見者の吉野善介氏(岡山県高梁市出身)の名前です。この1株だけでした。
42ヨシノアザミ
下の方の羽状に裂けた葉もかなり細くなっています。総苞片は多少広がりますが、このようにしっかり粘着したものも見られます。ちなみに、「ヨシノ」は発見者の吉野善介氏(岡山県高梁市出身)の名前です。この1株だけでした。
43ヨメナ
実物はもっと青みがかっています。ノコンギクなどに似ていますが、花茎はあまり枝分かれしません。また、葉にはあまり毛がありません。
43ヨメナ
実物はもっと青みがかっています。ノコンギクなどに似ていますが、花茎はあまり枝分かれしません。また、葉にはあまり毛がありません。
44ウメノキゴケの仲間
アカマツの幹に張り付いていました。梅の木に生えているのをよく見かけますが、種類が多く、様々な木に生えるようです。
44ウメノキゴケの仲間
アカマツの幹に張り付いていました。梅の木に生えているのをよく見かけますが、種類が多く、様々な木に生えるようです。
45センニンソウ
白い花びらのように見えるのは萼です。ボタンヅルに似ていますが、おしべが萼よりも短く、葉の形には変異がありますが裂けめのない形のものが多いので区別できます。有毒だそうです。
45センニンソウ
白い花びらのように見えるのは萼です。ボタンヅルに似ていますが、おしべが萼よりも短く、葉の形には変異がありますが裂けめのない形のものが多いので区別できます。有毒だそうです。
46ヒメキンミズヒキ
キンミズヒキに似ていますが、花の直径は5mm程で花びらが少し細めです。これは太めに写っていますが、多少個体差があるようです。
46ヒメキンミズヒキ
キンミズヒキに似ていますが、花の直径は5mm程で花びらが少し細めです。これは太めに写っていますが、多少個体差があるようです。
47アキノノゲシ
ケシではなく、キク科です。直径2cm程の白っぽい黄色の花なのでわかりやすいです。見下ろすと周辺に群生していました。
47アキノノゲシ
ケシではなく、キク科です。直径2cm程の白っぽい黄色の花なのでわかりやすいです。見下ろすと周辺に群生していました。
48ベニバナボロギク
アフリカ原産の帰化植物で、うつむいて咲いた花は終わると上を向きます。伐採地や山火事跡地などに生え、植生が元通りになると消えていくため、緑化に利用されることもあるそうです。
48ベニバナボロギク
アフリカ原産の帰化植物で、うつむいて咲いた花は終わると上を向きます。伐採地や山火事跡地などに生え、植生が元通りになると消えていくため、緑化に利用されることもあるそうです。
49ニラ&オオチャバネセセリ
ニラは直径2cm足らずの小さな花ですが、なかなかきれいです。オオチャバネセセリは、イチモンジセセリに似ていますが、後翅の裏側の白斑がジグザグになっています。セセリチョウの仲間は、正面から見るとウサギのような顔でとてもかわいらしいです。
49ニラ&オオチャバネセセリ
ニラは直径2cm足らずの小さな花ですが、なかなかきれいです。オオチャバネセセリは、イチモンジセセリに似ていますが、後翅の裏側の白斑がジグザグになっています。セセリチョウの仲間は、正面から見るとウサギのような顔でとてもかわいらしいです。
50コウゾリナ
茎や萼片に剛毛があるので、カミソリナ、カオソリナが転じてコウゾリナになったといわれています。1株だけでした。
50コウゾリナ
茎や萼片に剛毛があるので、カミソリナ、カオソリナが転じてコウゾリナになったといわれています。1株だけでした。
51青い柿の実
直径6cm程の柿の実がたくさんなっていました。実りの秋を実感しました。
51青い柿の実
直径6cm程の柿の実がたくさんなっていました。実りの秋を実感しました。
52ヒノキ&カゴノキ
アスファルト道が二手に分かれ、中央にヒノキとカゴノキの大木と小さな祠がありました。上山神社<写真54〜56>と関係があるのでしょうか。
52ヒノキ&カゴノキ
アスファルト道が二手に分かれ、中央にヒノキとカゴノキの大木と小さな祠がありました。上山神社<写真54〜56>と関係があるのでしょうか。
53上山の千枚田案内板
      &棚田展望所
上山神社の鳥居のすぐ手前です。かつてこの一帯には、8300枚もの棚田が広がっていました。荒れていた棚田を再生する活動が2007年からNPO法人『英田上山棚田団』によって開始され、『グッドライフアワード2015』で環境大臣賞グッドライフ特別賞を受賞しました。展望所には屋根やベンチがあり、上山神社<写真54〜56>からの帰りにスズムシの鳴き声を聞きながら休憩しました。
53上山の千枚田案内板
      &棚田展望所
上山神社の鳥居のすぐ手前です。かつてこの一帯には、8300枚もの棚田が広がっていました。荒れていた棚田を再生する活動が2007年からNPO法人『英田上山棚田団』によって開始され、『グッドライフアワード2015』で環境大臣賞グッドライフ特別賞を受賞しました。展望所には屋根やベンチがあり、上山神社<写真54〜56>からの帰りにスズムシの鳴き声を聞きながら休憩しました。
54上山演芸場
上山神社の境内に設置された演芸場(舞台)です。盆や秋にはイベントが実施されることもあるようです。鳥居をくぐって石段を上ると、この舞台の床下をくぐって拝殿の前に出ます。これは振り返って見たところです。
54上山演芸場
上山神社の境内に設置された演芸場(舞台)です。盆や秋にはイベントが実施されることもあるようです。鳥居をくぐって石段を上ると、この舞台の床下をくぐって拝殿の前に出ます。これは振り返って見たところです。
55上山神社本殿
御祭神は大足比古大神と大足比女大神、譽田別大神(ほんだわけのみこと)、伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)、菅原大神です。大足比古大神と大足比女大神は農業用水池である大芦(おおあし)池<写真77>を造ったとされています。
55上山神社本殿
御祭神は大足比古大神と大足比女大神、譽田別大神(ほんだわけのみこと)、伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)、菅原大神です。大足比古大神と大足比女大神は農業用水池である大芦(おおあし)池<写真77>を造ったとされています。
56上山神社本殿木鼻
木鼻とは複数の縦柱を横に貫いている頭貫(かしらぬき)や虹梁(こうりょう)の端に付けられた彫刻の事です。立派な龍の彫刻がありました。稲作に欠かせない水神様をお祀りしてあるのでしょう。
56上山神社本殿木鼻
木鼻とは複数の縦柱を横に貫いている頭貫(かしらぬき)や虹梁(こうりょう)の端に付けられた彫刻の事です。立派な龍の彫刻がありました。稲作に欠かせない水神様をお祀りしてあるのでしょう。
57ヒガンバナ&竹
ヒガンバナには毒があるため、ネズミやモグラ、虫などの侵入を防ぐ目的で田んぼの周囲に植えられることが多いようです。ここは民家の前で側に柿の木があったので、観賞も兼ねて植えてあるのかもしれません。竹は本数は少ないものの、いいアクセントになっていました。
57ヒガンバナ&竹
ヒガンバナには毒があるため、ネズミやモグラ、虫などの侵入を防ぐ目的で田んぼの周囲に植えられることが多いようです。ここは民家の前で側に柿の木があったので、観賞も兼ねて植えてあるのかもしれません。竹は本数は少ないものの、いいアクセントになっていました。
58チョウセンアサガオ
花の直径は10cm程でした。ユウガオとは葉の形が違います。別名をダチュラといい、同じくダチュラとも呼ばれる立性の植物(エンジェルス・トランペット、キダチチョウセンアサガオとも)と区別するため、アメリカチョウセンアサガオというややこしい名前で呼ばれることもあるようです。根をごぼうと間違えて食べると食中毒を起こすので要注意です。
58チョウセンアサガオ
花の直径は10cm程でした。ユウガオとは葉の形が違います。別名をダチュラといい、同じくダチュラとも呼ばれる立性の植物(エンジェルス・トランペット、キダチチョウセンアサガオとも)と区別するため、アメリカチョウセンアサガオというややこしい名前で呼ばれることもあるようです。根をごぼうと間違えて食べると食中毒を起こすので要注意です。
59キバナコスモス&キタテハ
キバナコスモスはコスモスに似たオレンジ色や黄色の花を咲かせます。近くに群生していました。キタテハは翅がボロボロだったので、前翅の表側の一番上の列の黒斑の並び方で判断しました。動画も撮りました。よく似たシータテハは岡山県では絶滅したそうです。
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59キバナコスモス&キタテハ
キバナコスモスはコスモスに似たオレンジ色や黄色の花を咲かせます。近くに群生していました。キタテハは翅がボロボロだったので、前翅の表側の一番上の列の黒斑の並び方で判断しました。動画も撮りました。よく似たシータテハは岡山県では絶滅したそうです。
60サルビア・アズレア
別名をスカイブルー・セージというシソ科の多年草です。暑さ寒さに強く乾燥にも耐えるので育てやすい園芸植物です。色も花の形もかわいらしく、人気のようです。周辺は花壇兼、家庭菜園のようで、ミニトマトやマリーゴールドなどもありました。素敵な空間でした。
60サルビア・アズレア
別名をスカイブルー・セージというシソ科の多年草です。暑さ寒さに強く乾燥にも耐えるので育てやすい園芸植物です。色も花の形もかわいらしく、人気のようです。周辺は花壇兼、家庭菜園のようで、ミニトマトやマリーゴールドなどもありました。素敵な空間でした。
61ヘクソカズラ
葉をもむと悪臭がするので「屁糞」と名付けられましたが、花は大丈夫です。連れによると、庭に生えてきたのを剪定すると、正露丸に似た薬っぽいにおいがしたそうで、きついだけでトイレのにおいよりもずっとマシだったそうです。
61ヘクソカズラ
葉をもむと悪臭がするので「屁糞」と名付けられましたが、花は大丈夫です。連れによると、庭に生えてきたのを剪定すると、正露丸に似た薬っぽいにおいがしたそうで、きついだけでトイレのにおいよりもずっとマシだったそうです。
62ジンジャーリリー
春植えの球根で暖かい所では庭ですくすく育ち、高さ2m程になります。花色はオレンジや黄色などカラフルで、ここには白とオレンジがありました。庭のお手入れ中だった方にご挨拶させていただきました。
62ジンジャーリリー
春植えの球根で暖かい所では庭ですくすく育ち、高さ2m程になります。花色はオレンジや黄色などカラフルで、ここには白とオレンジがありました。庭のお手入れ中だった方にご挨拶させていただきました。
63フヨウ
ムクゲに似ていますが、葉がもっと幅広なのですぐにわかります。花色が白からピンクに変化するスイフヨウなども人気です。振り返ると、上山夢ヘリポート展望台<写真34>が見えました。
63フヨウ
ムクゲに似ていますが、葉がもっと幅広なのですぐにわかります。花色が白からピンクに変化するスイフヨウなども人気です。振り返ると、上山夢ヘリポート展望台<写真34>が見えました。
64ツルボ
ヤブラン<写真67>の仲間に似ていますが、おしべが長く突き出ているので区別できます。周辺に10株近く点在していました。
64ツルボ
ヤブラン<写真67>の仲間に似ていますが、おしべが長く突き出ているので区別できます。周辺に10株近く点在していました。
65ホオジロ♂
サルスベリ<写真03>の白花を見ていると、1m先にいました。オスは正面から見ると歌舞伎の隈取のような顔をしています。水浴び直後らしく、羽が濡れてボサボサでした。動画も撮りました。
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65ホオジロ♂
サルスベリ<写真03>の白花を見ていると、1m先にいました。オスは正面から見ると歌舞伎の隈取のような顔をしています。水浴び直後らしく、羽が濡れてボサボサでした。動画も撮りました。
66上山の千枚田
棚田展望所<写真53>よりもきれいに見えます。後で古民家Cafe「いちょう庵」の方に伺うと、周辺は晩稲の酒米なので、まだ青々しているとのことでした。「あきたこまち」のほうは稲刈りが終わった所もあるそうです。間に合ってよかった(^^♪動画も撮りました。
66上山の千枚田
棚田展望所<写真53>よりもきれいに見えます。後で古民家Cafe「いちょう庵」の方に伺うと、周辺は晩稲の酒米なので、まだ青々しているとのことでした。「あきたこまち」のほうは稲刈りが終わった所もあるそうです。間に合ってよかった(^^♪動画も撮りました。
67ヤブラン
古民家Cafe「いちょう庵」の前の辺りです。ツルボ<写真64>に似ていますが、おしべは目立ちません。斜面の少し下のほうに1株だけあり、葉はよく見えなかったのですが、濃い花色でびっしり花やつぼみがついているのでコヤブランやヒメヤブランではないと判断しました。
67ヤブラン
古民家Cafe「いちょう庵」の前の辺りです。ツルボ<写真64>に似ていますが、おしべは目立ちません。斜面の少し下のほうに1株だけあり、葉はよく見えなかったのですが、濃い花色でびっしり花やつぼみがついているのでコヤブランやヒメヤブランではないと判断しました。
68ゲンノショウコ
古民家Cafe「いちょう庵」の開店時間11時には少し早かったので、膝の辺りまで草が茂った道に入り、「いちょう庵」を見上げてみようとしました。足元にゲンノショウコの白花が咲いていました。岡山県では赤花もありますが、東日本に多い白花のほうがよく見かけます。
68ゲンノショウコ
古民家Cafe「いちょう庵」の開店時間11時には少し早かったので、膝の辺りまで草が茂った道に入り、「いちょう庵」を見上げてみようとしました。足元にゲンノショウコの白花が咲いていました。岡山県では赤花もありますが、東日本に多い白花のほうがよく見かけます。
69棚田ズーム
古民家Cafe「いちょう庵」は、見上げても見えませんでした。見下ろすと、棚田がきれいだったのでズームしてみました。この後、用事もあったので、「いちょう庵」には立ち寄らず大芦高原に戻りました。
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69棚田ズーム
古民家Cafe「いちょう庵」は、見上げても見えませんでした。見下ろすと、棚田がきれいだったのでズームしてみました。この後、用事もあったので、「いちょう庵」には立ち寄らず大芦高原に戻りました。
70青いクリのイガ
クリの木が2,3本あり、直径3〜6cmの青いイガがたくさんありました。
70青いクリのイガ
クリの木が2,3本あり、直径3〜6cmの青いイガがたくさんありました。
71トサカケイトウ
アスファルトの境目からたくさん生えていました。最近はろうそくのように細長く伸びる羽毛ケイトウが人気で、昔ながらの赤いトサカケイトウはあまり見かけなくなったような気がします。
71トサカケイトウ
アスファルトの境目からたくさん生えていました。最近はろうそくのように細長く伸びる羽毛ケイトウが人気で、昔ながらの赤いトサカケイトウはあまり見かけなくなったような気がします。
72コミスジ
ホシミスジなど似たチョウはたくさんいます。前翅の裏側の一番上の白い模様がきれいなろうそく型に見えます。動画も撮りました。
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72コミスジ
ホシミスジなど似たチョウはたくさんいます。前翅の裏側の一番上の白い模様がきれいなろうそく型に見えます。動画も撮りました。
73シラヤマギク
秋に咲く白い菊はたくさんありますが、葉の形で一番区別しやすいです。下の方の葉はハート形、真ん中辺りの葉は少し幅広で葉柄が長めです。法面に垂れ下がるように1株だけありました。
73シラヤマギク
秋に咲く白い菊はたくさんありますが、葉の形で一番区別しやすいです。下の方の葉はハート形、真ん中辺りの葉は少し幅広で葉柄が長めです。法面に垂れ下がるように1株だけありました。
74ウスキテングタケ?
カサの直径2〜4cm、高さ3〜5cm程でつばがありました。カサの表側にも縁のほうにだけひだがあります。色からするとウスキテングタケのようです。テングタケの仲間には違いないので、毒キノコの可能性が高いです。
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74ウスキテングタケ?
カサの直径2〜4cm、高さ3〜5cm程でつばがありました。カサの表側にも縁のほうにだけひだがあります。色からするとウスキテングタケのようです。テングタケの仲間には違いないので、毒キノコの可能性が高いです。
75石仏&イグチ科のキノコ
古そうなお墓がいくつかあり、小さな石仏の前にイグチ科のキノコが生えていました。お供え物のように見えました。
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75石仏&イグチ科のキノコ
古そうなお墓がいくつかあり、小さな石仏の前にイグチ科のキノコが生えていました。お供え物のように見えました。
76ヤナギハナガサ
大芦(おおあし)高原入口です。よく似たアレチハナガサよりも花の筒部が長く、より赤みを帯びています。この1株だけでした。
76ヤナギハナガサ
大芦(おおあし)高原入口です。よく似たアレチハナガサよりも花の筒部が長く、より赤みを帯びています。この1株だけでした。
77大芦池
上空をアオサギが飛んでいたので動画を撮りました。5〜9世紀の間に造られたとされる人工池で、上山の千枚田<写真66、69>の農業用水です。伝説によれば、男性二人が村人たちを集めてアシが生えている周辺を掘ったところ、池ができて田んぼが潤ったそうです。後にこの二人をお祀りしたのが上山神社<写真54〜56>だというのですが、御祭神は大足比古大神と大足比女大神、男二人ではなく男女の神様のようです。
77大芦池
上空をアオサギが飛んでいたので動画を撮りました。5〜9世紀の間に造られたとされる人工池で、上山の千枚田<写真66、69>の農業用水です。伝説によれば、男性二人が村人たちを集めてアシが生えている周辺を掘ったところ、池ができて田んぼが潤ったそうです。後にこの二人をお祀りしたのが上山神社<写真54〜56>だというのですが、御祭神は大足比古大神と大足比女大神、男二人ではなく男女の神様のようです。
78インドクジャク♀
高原動物園には、前回(2016年7月18日)と同様、インドクジャクが3羽いました。みんな小屋の中にいましたが、まずこのメスが出てきてうずくまり、翼を少し持ち上げて日光浴を始めました。なかなか平和な光景を動画にも撮りました。
78インドクジャク♀
高原動物園には、前回(2016年7月18日)と同様、インドクジャクが3羽いました。みんな小屋の中にいましたが、まずこのメスが出てきてうずくまり、翼を少し持ち上げて日光浴を始めました。なかなか平和な光景を動画にも撮りました。
79インドクジャク♂
メス<写真78>に続いて、オスも同じく日向ぼっこ。こちらは食後の睡魔に勝てず、うとうとしていました。動画を撮りながらとても穏やかな気分になりました。もう1羽のオスは、まだ食欲の秋真っ盛りでした。左隣にいるはずのニホンジカは、小屋の中なのか、見えませんでした。
79インドクジャク♂
メス<写真78>に続いて、オスも同じく日向ぼっこ。こちらは食後の睡魔に勝てず、うとうとしていました。動画を撮りながらとても穏やかな気分になりました。もう1羽のオスは、まだ食欲の秋真っ盛りでした。左隣にいるはずのニホンジカは、小屋の中なのか、見えませんでした。
80エミュー
見えたのはこの1羽だけです。口笛を吹くと、なぜかくるりとひとまわりしますが、近寄ってはきませんでした。日本では秋から春に繁殖期を迎え、メスはボンボンと太鼓を叩くような声で鳴きます。動画を撮っていると、かすかにブーというような低い音が聞こえました。オスの鳴き声でしょうか。鶏小屋はもぬけの殻になっていましたが、どこかへお引越しでもしたのでしょうか。
80エミュー
見えたのはこの1羽だけです。口笛を吹くと、なぜかくるりとひとまわりしますが、近寄ってはきませんでした。日本では秋から春に繁殖期を迎え、メスはボンボンと太鼓を叩くような声で鳴きます。動画を撮っていると、かすかにブーというような低い音が聞こえました。オスの鳴き声でしょうか。鶏小屋はもぬけの殻になっていましたが、どこかへお引越しでもしたのでしょうか。
81サイヨウシャジン?
花の長さは1cm少々です。ツリガネニンジンによく似ていますが、萼に鋸歯があり、めしべは花の長さと同じくらい突き出て花の先端は少しすぼまります。花の形やめしべの長さは同じ株でもまちまちなので、あまりあてにならないような気がします。萼はよく見ていなかったのですが、岡山県ではサイヨウシャジンが多く、ツリガネニンジンは沿岸部のみらしいので、前者の可能性が高いと判断しました。
81サイヨウシャジン?
花の長さは1cm少々です。ツリガネニンジンによく似ていますが、萼に鋸歯があり、めしべは花の長さと同じくらい突き出て花の先端は少しすぼまります。花の形やめしべの長さは同じ株でもまちまちなので、あまりあてにならないような気がします。萼はよく見ていなかったのですが、岡山県ではサイヨウシャジンが多く、ツリガネニンジンは沿岸部のみらしいので、前者の可能性が高いと判断しました。
82ボタンインコ
縦長の鳥小屋にいました。手前の1羽が羽づくろいをしていたので動画も撮りました。
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82ボタンインコ
縦長の鳥小屋にいました。手前の1羽が羽づくろいをしていたので動画も撮りました。
83ヤギ♂
日本ザーネン種のような気がしますが、少し垂れ耳なのが気になります。角はあるのとないのがいるそうです。うずくまって尻尾を振っていましたが、動画を撮り始めると立ち上がって体をなめ、また座り直しました。犬と同様、うれしかろうと怒っていようと、とにかく興奮すると尻尾を振るそうです。
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83ヤギ♂
日本ザーネン種のような気がしますが、少し垂れ耳なのが気になります。角はあるのとないのがいるそうです。うずくまって尻尾を振っていましたが、動画を撮り始めると立ち上がって体をなめ、また座り直しました。犬と同様、うれしかろうと怒っていようと、とにかく興奮すると尻尾を振るそうです。
84ウサギ
食後はウサギもこうなります(^^♪まだもぐもぐタイム中の1羽は動画にしました。
84ウサギ
食後はウサギもこうなります(^^♪まだもぐもぐタイム中の1羽は動画にしました。
85アイガモ
奥池<写真86>のほとりに出ると、アイガモが仲睦まじく羽づくろいしていました。動画も撮りました。
85アイガモ
奥池<写真86>のほとりに出ると、アイガモが仲睦まじく羽づくろいしていました。動画も撮りました。
86奥池
対岸に見えているのは湖畔バンガローです。池じゃなかったっけ?10棟あり、定員6人だそうです。
86奥池
対岸に見えているのは湖畔バンガローです。池じゃなかったっけ?10棟あり、定員6人だそうです。
87コブハクチョウ&鯉
餌をくれると思ったらしく、近寄ってきました。口を開けて催促する鯉と、チラ見しながらうろうろするコブハクチョウを動画にも撮りました。
87コブハクチョウ&鯉
餌をくれると思ったらしく、近寄ってきました。口を開けて催促する鯉と、チラ見しながらうろうろするコブハクチョウを動画にも撮りました。
88ミソハギ
エゾミソハギやメミソハギに似ていますが、萼片と萼片の間にある針状の付属片が真横に開きます。この1株だけでした。
88ミソハギ
エゾミソハギやメミソハギに似ていますが、萼片と萼片の間にある針状の付属片が真横に開きます。この1株だけでした。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 運動靴 手袋(防水加工) 軍手 雨具 日よけ帽子とフード サブザック ザックカバー 地形図 コンパス マップケース 筆記用具 携帯 時計(防水) タオル カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(山使用可能) eTrex30(GPSナビゲーター)

感想

 今回は標高450m前後の大芦(おおあし)高原を出発点としました。道のほとんどが舗装道路でしたので、運動靴で歩きました。山歩き目的の人は皆無に等しいので、誰も歩かない道を、気楽に里山の散歩感覚で、動植物ウォッチングを楽しみながら進みました。 用事があったので近場で早めに切り上げるつもりが、なかなか進めず、結局、のんびりしてしまいました(^^♪

 写真や動画でも紹介していますが、道端に動植物が絶えず出てきます。前回(2016年7月18日)は約3kmにわたってアジサイロードだった道も、この日は秋の七草の一つクズ(葛)が咲き誇る“クズロード”と化していました。それでも、まだ梅雨時の風物詩のアジサイが多少咲き残っていました。
 キノコは9月に急激に増えたのでしょうか、想定以上の多さに驚きました。この日の2日前に毒キノコ中毒のニュースがメディアで報じられていました。実は、我が家ではキノコを毎日食べているのですが、さすがに、野生のキノコは恐ろしくて持ち帰ることはなく、観賞するだけです。

 今回の最終目的地は上山(うえやま)の千枚田です。この棚田では、限界集落から『集“楽”』をコンセプトに、中山間地域の可能性を引き出す新たな試みが行われています。
 上山地区には、かつては日本最大規模の8,300枚約100haの棚田が広がっていました。しかし、高齢化と後継者不足により荒廃が広がり、その景観が著しく損なわれていました。そこで、2007年より、近畿圏を中心とした都市住民グループが英田上山棚田団を組織し、この耕作放棄地となった棚田の再生に関わっています。
 また、2010年より美作市地域おこし協力隊が実際に美作市に移住して、棚田の再生に携わるなど、耕作放棄地再生においては今や注目すべき地域となっています。今回お会いした古民家Cafe「いちょう庵」の方も移住してこられたようでした。
 上山集“楽”の取り組みは過疎高齢化が進む地域でも、十分再生の可能性があることを示唆しています。ハコモノ行政ではなく、そこに住む人や周りから自発的に集まる人たちが、自らの意志で、地域再生に能動的に取り組むことで、富よりも大事な生きがいと未来の希望が得られるような気がしました。  
 棚田では一般的には5月の田植えから9月の稲刈りまで、美しい田園風景が見られます。地元の年配の方々がやっておられる「あきたこまち」などはもう一部で稲刈りが行われたそうですが、古民家Cafe「いちょう庵」周辺は晩稲の酒米なのでまだ稲穂がまっすぐ伸びて青々していました。黄金色に色づいた稲が見られるのはもう少し先になりそうです。稲刈りは10月に入ってからでしょうか。

 最後に少しだけ大芦(おおあし)高原の高原動物園に立ち寄りました。前回(2016年7月18日)いた烏骨鶏などはいなくなっていましたが、インドクジャクやウサギなどは元気でほっとしました。彼らに癒され、いい気分でフィニッシュできました。




 

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