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Yamareco

記録ID: 158756
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

硫黄岳(初ソロ南八縦走は惨敗 反省数々の年末山行)

2011年12月30日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
20.9km
登り
1,578m
下り
1,560m

コースタイム

3:40美濃戸-4:18赤岳山荘-5:56赤岳鉱泉(アイゼン装着)6:15-8:32硫黄岳-9:21横岳(台座の頭)手前で撤退-11:00赤岳鉱泉(残念ビール)11:30-14:00美濃戸
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
強風以外は縦走路、コンディション良し(だそうです)。
硫黄⇒横岳⇒赤岳(去年日の出岳あたりで見えてきた赤岳が感動的だったので・・・)に挑戦しましたが、硫黄⇒横岳の強風で出鼻をくじかれたような格好に・・・
慣れていない人は逆コースで回る方が、歩く人も多いようで安心感あるかもです。

稜線は顔を完全に覆うマスク、ゴークル必須です。
マスクはしていたのですが、持って行ったゴーグルつけるの忘れ、目の下だけ軽い凍傷になっていることに後で気付きました。

ビールは凍ります。どうしても持っていきたい場合は、雨ぶたでなくリュック本体に入れること。350でなく凍りにくいロング缶にすること(笑)
赤岳鉱泉のテント集落(?)
2011年12月30日 06:00撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/30 6:00
赤岳鉱泉のテント集落(?)
やっと、硫黄岳が見えるようになりました。
2011年12月30日 07:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/30 7:36
やっと、硫黄岳が見えるようになりました。
稜線の雲と風
2011年12月30日 07:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/30 7:36
稜線の雲と風
赤岳
2011年12月30日 07:38撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/30 7:38
赤岳
稜線の雲がちぎれて飛んでゆく〜。
光、雲、風のアートですね。
2011年12月30日 07:38撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/30 7:38
稜線の雲がちぎれて飛んでゆく〜。
光、雲、風のアートですね。
赤岳も風が強いのかな。
2011年12月30日 07:39撮影 by  Canon PowerShot SX30 IS, Canon
12/30 7:39
赤岳も風が強いのかな。
朝日に照らされる稜線の雲・・・
2011年12月30日 07:40撮影 by  Canon PowerShot SX30 IS, Canon
12/30 7:40
朝日に照らされる稜線の雲・・・
南アも風が強そうです。
2011年12月30日 07:41撮影 by  Canon PowerShot SX30 IS, Canon
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12/30 7:41
南アも風が強そうです。
手前の木々の雪景色もいい感じです。
2011年12月30日 07:41撮影 by  Canon PowerShot SX30 IS, Canon
12/30 7:41
手前の木々の雪景色もいい感じです。
太陽はまだ横岳の向こう。
2011年12月30日 07:42撮影 by  Canon PowerShot SX30 IS, Canon
12/30 7:42
太陽はまだ横岳の向こう。
写真に夢中で動かしていなかったので、
指先に激痛が・・・

慌ててて、ニギニギ。
2011年12月30日 07:49撮影 by  DSC-TX5, SONY
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12/30 7:49
写真に夢中で動かしていなかったので、
指先に激痛が・・・

慌ててて、ニギニギ。
来た-。
横岳から、ちょっと遅い日の出です。
2011年12月30日 07:50撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/30 7:50
来た-。
横岳から、ちょっと遅い日の出です。
雪煙巻き上がる稜線。

写真手前、氷のかけらの粒々もいっぱい写っていました。
2011年12月30日 08:33撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/30 8:33
雪煙巻き上がる稜線。

写真手前、氷のかけらの粒々もいっぱい写っていました。
岩とガチガチのアイス。
それにこの強風・・・

去年3月に連れてきてもらった時とは全く違います。
2011年12月30日 08:41撮影 by  DSC-TX5, SONY
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12/30 8:41
岩とガチガチのアイス。
それにこの強風・・・

去年3月に連れてきてもらった時とは全く違います。
最初は余裕もありましたが・・・

ついに横岳手前で縦走を断念。引き返す。
ガチガチのアイスと強風がどこまでも続いていそうで恐れをなしてしまいました。

でも後で赤岳⇒硫黄でまわったというおじさんに聞いてみると・・・
2011年12月30日 08:41撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/30 8:41
最初は余裕もありましたが・・・

ついに横岳手前で縦走を断念。引き返す。
ガチガチのアイスと強風がどこまでも続いていそうで恐れをなしてしまいました。

でも後で赤岳⇒硫黄でまわったというおじさんに聞いてみると・・・
今日は絶好の縦走日和だったらしい。赤岳鉱泉で話ししたおじさん曰く、
「強風は硫黄〜横岳の一帯ではいつものこと。もう少し行ってしまえば、風も弱まったよ。」
2011年12月30日 09:21撮影 by  DSC-TX5, SONY
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12/30 9:21
今日は絶好の縦走日和だったらしい。赤岳鉱泉で話ししたおじさん曰く、
「強風は硫黄〜横岳の一帯ではいつものこと。もう少し行ってしまえば、風も弱まったよ。」
続けて、
「今年は雪も少なく、赤岳〜横岳のいくつかのトラバースも歩きやすい。コンディションは稀に見るほど良い年。」
「ここの強風だけはしょうがない。」だそうだ。
2011年12月30日 09:21撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/30 9:21
続けて、
「今年は雪も少なく、赤岳〜横岳のいくつかのトラバースも歩きやすい。コンディションは稀に見るほど良い年。」
「ここの強風だけはしょうがない。」だそうだ。
シャーベット状に吹き出し、残念なことになってしまったビール。でも底に残った2口、うまかった〜。

次回からは、350mlを雨ぶたに入れるのをやめて、凍らないようロング缶を中に入れよう(笑)
2011年12月30日 10:24撮影 by  DSC-TX5, SONY
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12/30 10:24
シャーベット状に吹き出し、残念なことになってしまったビール。でも底に残った2口、うまかった〜。

次回からは、350mlを雨ぶたに入れるのをやめて、凍らないようロング缶を中に入れよう(笑)
大同心、突き出ています。
2011年12月30日 10:43撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/30 10:43
大同心、突き出ています。
ちょっと恨めしい縦走路。
赤岳側から人がきているようです。
2011年12月30日 10:44撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/30 10:44
ちょっと恨めしい縦走路。
赤岳側から人がきているようです。
赤石の頭直下、まだ夏道です。
2011年12月30日 10:44撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/30 10:44
赤石の頭直下、まだ夏道です。
ここはポカポカ
2011年12月30日 10:44撮影 by  DSC-TX5, SONY
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12/30 10:44
ここはポカポカ
稜線の風がウソのよう・・
2011年12月30日 10:44撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/30 10:44
稜線の風がウソのよう・・
数々の反省を胸に・・・
2011年12月30日 12:11撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/30 12:11
数々の反省を胸に・・・
今年最後の山行、赤岳鉱泉を後にします。
2011年12月30日 12:12撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/30 12:12
今年最後の山行、赤岳鉱泉を後にします。
また、来年もきま〜す。
2011年12月30日 12:12撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/30 12:12
また、来年もきま〜す。
あっ、雪に・・
2011年12月30日 12:13撮影 by  DSC-TX5, SONY
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12/30 12:13
あっ、雪に・・
木漏れ日が・・・
2011年12月30日 12:14撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/30 12:14
木漏れ日が・・・
2011年12月30日 12:33撮影 by  Canon PowerShot SX30 IS, Canon
12/30 12:33
2011年12月30日 12:33撮影 by  Canon PowerShot SX30 IS, Canon
12/30 12:33
林道であったカモシカ
2011年12月30日 13:24撮影 by  DSC-TX5, SONY
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12/30 13:24
林道であったカモシカ
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コメント

風強そう
赤岳の写真見ると危険な臭いがしますね。風強そう。
なかなか諦めきれないのに、よく下山という無難な判断をされたと感心します。
2011/12/31 13:41
upaさん
お立ち寄りありがとうございます。

慣れた人には、いつもの風らしいのですが・・・

先行者あるいは、すれ違う登山者が居れば進んだかもしれません。

どうも心細くなってしまったみたいです。
経験の浅い単独行でしたので・・・
2011/12/31 23:38
残念でしたね!
雪山は天候しだいですよ。
単独行は慎重なくらいでいいですよ。
おじさんの話は、半分くらいに聞いてちょうど良い。結果論ですし。
その場のbeingさんの判断は決して間違いではないと思いますよ。
同じ八ヶ岳でも、積雪、天候で全然違う顔を見せるのが雪山。
簡単に日帰りする方もいますが、それは条件が良かっただけで、力量の問題ではないでしょう。
2012/1/2 10:23
beingさん、おめでとうございます
硫黄岳山荘周辺は風の通り道になっているようで確かに風が強いところです。

でも、露出している箇所が凍傷になるくらいですから冬の稜線は恐ろしいです。

軽くすんで良かったです、そのまま続行していたら凍傷ももっと重くなって
今頃は真っ黒になっているか、或いは、もっと深刻な状況に陥ってるかもしれません。

まずは装備、それも持っているだけではなく、必要な時に使えることが大事です。

今回の事は今後の雪山山行の為の良い経験になると思います。

step by step で行きましょう。

ビール、確かにあんな風になっちゃうんですよね。

冬のあいだ酒類を持って行く場合、アルミ箔の断熱効果のあるものに包んで行きます。

−10℃以下になるとビールやワイン類はみんな凍ってしまいます。

断熱材を利用する事が必須ですね。

一昨日の大晦日、燕山荘より燕岳山頂まで僅か30分弱なので、
山頂でお疲れビールをやろうとシェルのポケットに入れて持って行き、
開けた途端同じように泡がシェービングクリームみたいな状況になりました。

ワインもラッパ飲みでしたが、飲んでいく先から瓶の内側が凍り付いていきました。

冬季登山の装備・技術とは別に経験(生活編も含めて)はやはり回を重ねて初めて会得できるものだと思います。

kaitoさんの云われる通り、
気象条件や運が力量以外に大きく左右されるファクターだと思います。

また条件の良い時に是非ともリベンジして下さい!
2012/1/2 13:21
お疲れ様で−す。
正月は郷里で親の具合を見てきました。
・・・で、次は何処に行くの?

上の叔父様たちには
とてもとても
ついて行けそうもありませんが
宿題の出来具合をみながら
身の丈にあった山でも計画してみます。
家内から、部屋の片付けして〜と
指示が飛んでます。(笑)
2012/1/3 0:25
beingさん、初めまして。
ricalopと申します。

良い体験をなさったと思いますよ。

ちょっと気になったのはシェルのフードの形状、セッティングの具合はどうだったのでしょうか。

ゴーグル、バラクバなども含め、強風が予想される場合稜線に出る前に入念に準備する習慣も大事です。
2012/1/4 7:06
kaitoさん
あけましておめでとうございます。

あんなに良い天気だったのに先に進めなかったなんて・・

しかしながら、kaitoさんの「単独行は慎重なくらいでいいですよ。」「正直、雪山単独行は危険です。足をくじいただけで大事になります。くれぐれも慎重に。」のアドバイスも合わせ、
良い教訓になりました。
2012/1/4 8:42
noborundaさん
あけましておめでとうございます。

稜線での凍傷リスクなど良い教訓になりました。
アドバイス通りstep by stepで行きたいと思います。
まずは、ビールは断熱材に入れてゆくことから!(笑)
2012/1/4 8:49
ip-isobeさん
あけましておめでとうございます。

今年は帰省してゆっくり親孝行されたようですね。
機会が合えば、またご一緒しましょう。
2012/1/4 8:51
ricalojpさん
>シェルのフードの形状、セッティングの具合はどうだったのでしょうか。

お恥ずかしながら、今まで気にも留めていませんでした。さっそく確認してみます。

これからは、ゴーグル、バラクバなども含め、強風が予想される場合、稜線に出る前に入念に準備いたします。

アドバイスありがとうございました。
2012/1/4 8:56
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