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Yamareco

記録ID: 1588608
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沢登り
東北

太平山地 旭川・篭沢〜馬場目岳〜焼小屋沢下降

1997年06月22日(日) [日帰り]
 - 拍手
usubashiro その他1人
GPS
08:20
距離
8.5km
登り
766m
下り
825m

コースタイム

日帰り
山行
7:25
休憩
0:55
合計
8:20
6:50
10
7:00
7:00
20
篭沢入渓点
7:20
7:20
120
焼小屋沢出合
9:20
9:20
5
二俣
9:25
9:45
70
4段30m滝
10:55
11:30
30
12:00
12:00
110
焼小屋沢下降点
13:50
13:50
40
篭沢合流点
14:30
14:30
40
15:10
仁別森林博物館
天候 曇り
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
旭又の駐車場から橋を渡り出発。
2
旭又の駐車場から橋を渡り出発。
焼小屋沢を分けると谷が狭まります。
焼小屋沢を分けると谷が狭まります。
最初に出てくる5m滝を登ります。
最初に出てくる5m滝を登ります。
4段30m滝の上部2段、流心を登ります。
4段30m滝の上部2段、流心を登ります。
馬場目岳頂上直下東方の登山道に飛び出します。
馬場目岳頂上直下東方の登山道に飛び出します。
避難小屋のすぐ上に頂上です。
避難小屋のすぐ上に頂上です。
焼小屋沢を下降して旭又に戻ります。さらに仁別森林博物館まで砂利道を歩きました。
焼小屋沢を下降して旭又に戻ります。さらに仁別森林博物館まで砂利道を歩きました。
今回の溯行図です。
1
今回の溯行図です。

感想

 秋田・太平山地の旭川上流の旭又を中心に、手軽な沢が放射状にいくつも分かれていることが気になっていました。そこで今回、馬場目岳南面の沢の遡下降をしてみました。

 旭又の駐車場から橋を渡り、左手にキャンプ場を見ながら赤倉沢沿いの登山道を辿る。10分ほどで篭沢に出合い、そこで支度を整え入渓する。林の中の静かな流れを進むと、20分程で右手に焼小屋沢を見送る。ゴーロを少し辿ると最初の滝が出てくる。5m、3mと続く滝を楽しく直登すると8m滝。ここは、左手より高巻く。
その後は、しばらく倒木の多い河原歩きとなる。左手の斜面には伐採跡もあるが、大きなフキの葉や苔むした感じが、小沢ながら東北の沢らしくて心地よい。
やがて二俣。本流の右俣に入るとすぐに前方に倒木をかけた2段の滝が現れる。これを直登するとさらに2段の滝が連なり、全部で4段30mの逆くの字状の大滝となっていた。この上2段、続く2段12m滝は、それぞれ流心を登る。沢登りらしい楽しさがあふれる所だ。その先も連続する小滝を快適に越え、高度を稼いでいく。左右にルンゼを振り分けていくと、ほんの少しのやぶこぎで馬場目岳頂上直下東方の登山道に出る。
気持ちのよい草原を抜け、避難小屋のすぐ上が馬場目岳頂上。ガスが多くて見晴らしがあまりきかないが、北東には秋田内陸部の山並みが、伸びやかな緑を纏ってゆるやかに広がっている。小さなたくさんの山々に誘われてしまう。しばらく休んで、登山道を戻る。さきほど出てきた地点を越え、さらに登山道を辿るときれいなブナ林に入る。
1001mピーク手前の鞍部より、焼小屋沢を下降する。さほどの傾斜はなく、快適に下降でき、特に困難もない。だいぶ下って篭沢が近づいてくると、苔むした滝など滝場が連続し、楽しさを与えてくれる。それらをクライムダウンしていくと篭沢に戻った。ここまで来れば旭又は近い。
旭又からさらにジャリ道を仁別森林博物館まで、馬場目岳の余韻に浸りながら歩いた。なお、博物館の周辺には秋田杉の美林がある。

〜秋田新幹線「こまち」情報〜
この時期、発売されているJR東日本乗り放題キップを生かし、前夜、最終の「こまち」に乗り込んだ。自由席だが意外に空いていた。しかし、逆に帰りの最終「こまち」は、盛岡まで狭い車内にラッシュ状態でつらかった。

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