岩木山 360度の展望と稲穂実る田畑

2018年09月17日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 2.3km
• 登り: 383m
• 下り: 371m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:03
• 休憩: 0:37
• 合計: 2:40

11:35 岩木山八合目駐車場
11:55 12:00 鳥ノ海噴火口
12:15 12:20 鳳鳴ヒュッテ
12:48 13:10 岩木山
13:35 13:40 鳳鳴ヒュッテ
14:15 14:15 岩木山八合目駐車場
14:15 ゴール地点

天候

朝曇り→昼晴れ→快晴、風有り、山頂付近は強風

アクセス

利用交通機関：

バス 飛行機

青森空港よりツアーバスにて移動、
津軽岩木スカイライン（有料）の八合目駐車場からスタート

コース状況／危険箇所等

八合目登山口から低木の樹林帯を抜け、鳥ノ海噴火口に出る。
リフト利用者や麓の岩木山神社からの百沢コースと合流し、火山岩の急登岩場を上り詰めれば山頂に到着。
観光ハイク・地元の方・登山者などで賑わう。右側登り右側下り。

この日は強風が吹付け、遮るもののない急登岩場の昇り降りに緊張しました。

その他周辺情報

麓で「嶽きみ」の幟旗をよく見かけ、熱々を賞味したら美味しかった！
お土産にも購入しました。特産のトウモロコシです。

宿泊は南田温泉ホテル　アップルランドに連泊
ランドマークのりんご大観音像とリンゴ畑に囲まれた、料理も地酒も旨い快適なホテル。
日帰り入浴もできます。

写真

9/17 11:58

八合目からの樹林帯を抜ければ、鳥ノ海火口

9/17 11:59

西側は日本海。視界が広がり風吹付ける

9/17 12:08

火山岩がゴツゴツしています

9/17 12:08

登るべき山頂部

9/17 12:13

麓の岩木山神社からの百沢コースと合流。稲穂の実る田畑が広がっている

9/17 12:15

9/17 12:29

下部の窪みは鳥ノ海火口。この付近から山頂までの岩場は強風でした

9/17 12:30

9/17 12:49

山頂到着。

9/17 12:53

岩木山神社奥宮と後方に八甲田山系

9/17 12:53

西側は日本海。肉眼では北海道が確認できた

9/17 12:54

写真では判りにくいが、陸奥湾も見える

9/17 13:00

白神山地方面

9/17 14:29

八合目駐車場に戻り、山頂部を振り返る

9/17 15:22

「嶽きみ」販売所から見た岩木山。この位置からは山頂部が見えない？鳥海山？

9/18 6:42

翌朝、宿泊したホテルから見た岩木山

9/19 11:56

ここからは日を改め、白神山地の暗門の滝への散策

9/19 12:15

暗門第3の滝

9/19 12:27

暗門第2の滝

9/19 12:27

9/19 12:28

9/19 12:31

ここに至るにはヘルメット着用が義務付けられています

9/19 13:10

クロバナヒキオコシ。濃い紫

9/19 13:15

清々しいブナ林です。黄葉にはまだ早い

撮影機器：

IXY DIGITAL 910 IS CANON

感想

luneaciel

　名古屋から青森は遠いと感じていたけれど、飛行機なら一飛び。
あっけなく青森空港に降り立つが雲が多くて、岩木山の姿は裾野のみのあれかしら？
でも風があり、次第に青空が広がる。

　岩木山は津軽富士とも云われ、地元の方々にとても愛されている山だという。
移動中の景色は稲穂が実る田畑が広がり、リンゴ畑が続く平野で、どこからでも独立峰の岩木山が眺められる。裾野を曳く姿は見る場所により形を変えていく。
　なるほどと思う。毎日眺める山なのだ。

　1週間程前にはお山参詣行事があったという、岩木山神社の鳥居越しに山を拝み、今回は津軽岩木スカイラインをくねくねと八合目まで車で上がる。すると視界が開け日本海が広がる。北海道も見え、いつの間にか快晴だ。
　此処からようやく歩き始める。火山活動はレベル1だという岩木山、少しだけ硫化水素の臭いがする場所もある。低木の樹林帯を抜け鳥ノ海火口に出る。
リフトでここまで上がってくる人もいるポピュラーな山。でもこのあたりから風が強い。
　更に山頂に向かう急登は、火山岩がゴロゴロの岩場で遮るものがない。日本海からの強い風に容赦なく吹かれ、山頂からは陸奥湾も見えた。
　青森県は三方を海に囲まれているのだと、この地の自然の厳しさを知る。
それにしても眺めがいい。麓に広がる黄色と緑の田畑に、この山とともに生きてきたこの地の人々と豊かな自然の恵みを思う。