記録ID: 1589743
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ハイキング
大雪山
黒岳（ロープウェイなし）〜北鎮岳〜旭岳〜赤岳〜白雲岳：日帰り限界に挑戦
2018年09月15日(土) [日帰り]
北海道
kazu_VLX
- GPS
- --:--
- 距離
- 36.6km
- 登り
- 2,839m
- 下り
- 2,826m
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標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 11:25
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 12:30
9:20
9:30
15分
北鎮岳
18:00
ゴール地点
昭文社地図の参考コースタイム：黒岳麓登山口〜150分〜黒岳5合目〜40分〜黒岳7合目〜70分〜黒岳山頂〜125分〜北鎮岳〜175分〜旭岳〜110分〜北海岳〜130分〜赤岳〜90分〜白雲岳〜110分〜北海岳〜80分〜黒岳山頂〜160分〜黒岳麓登山口。合計1,240分（20時間40分）。
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
層雲峡国設野営場は、トイレが故障のため断念。代わりに層雲峡オートキャンプ場でテント泊（1張500円）。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
黒岳をロープウェイを使わずに登るには、整備されていない登山道を利用するが、現在通行禁止(by上川総合振興局)であり、登るなら余計な税金を使わないように自己責任である。2合目辺りまで倒木が道をふさいでいる部分が多いが、利用できる。それ以外の御鉢巡り等は、観光客が多いこともあり危険な箇所は特になし。 |
| その他周辺情報 | ロープウェイ傍のビジターセンターで山頂の天気等の情報を入手できる。黒岳の麓には、有名な層雲峡温泉あり。この中でも源泉掛け流しのみを狙って入浴。無臭透明な湯。 |
写真
前日にビジターセンターを訪れた際に、黒岳ロープウェイ層雲峡駅傍の橋で撮影。こんな急斜面を登るの!?という感じ。ワクワクとドキドキが入り混じる。
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9/14 14:42
前日にビジターセンターを訪れた際に、黒岳ロープウェイ層雲峡駅傍の橋で撮影。こんな急斜面を登るの!?という感じ。ワクワクとドキドキが入り混じる。
層雲峡神社の真横の道を少し上がると、登山口。登山口の看板は外されており、代わりに通行禁止の看板が立っている。あくまでも自己責任です、良い子は真似しないように。
9/15 5:39
層雲峡神社の真横の道を少し上がると、登山口。登山口の看板は外されており、代わりに通行禁止の看板が立っている。あくまでも自己責任です、良い子は真似しないように。
2合目辺りまで樹林帯の中をひたすら我慢の急登のジグザグ道。国土地理院の地図の等高線通りでかなり急。遠くにでかい雪渓かと思いきや、雲海の海岸線であった。
9/15 6:04
2合目辺りまで樹林帯の中をひたすら我慢の急登のジグザグ道。国土地理院の地図の等高線通りでかなり急。遠くにでかい雪渓かと思いきや、雲海の海岸線であった。
登り始めは倒木が多かったが、思っていたより歩きやすい登山道。きちんと整備さえすれば皆が楽しんで使えるのに、と思う。
尾根に出て少し楽になったところ。木々の間から見える朝の雲海の景色に見とれてしまう。
あっさり1時間ほどで5合目のロープウェイ黒岳駅の辺りに到着。ここにも通行禁止の看板あり。帰りもここを通るのでチェック。
お次は、リフト横の登山道を7合目まで登る。岩石の細い道である。途中の笹が朝露満載であり、ズボンがビショビショ。ここの笹を少し刈ってほしいな…5合目までの方が歩きやすかった。
9/15 6:48
お次は、リフト横の登山道を7合目まで登る。岩石の細い道である。途中の笹が朝露満載であり、ズボンがビショビショ。ここの笹を少し刈ってほしいな…5合目までの方が歩きやすかった。
初めて黒岳を見た。先日8月17日には、黒岳石室で初雪を観測したばかり。今日の天候は、好運にも暑いぐらい。半袖と腕カバーで大丈夫。
9/15 6:55
初めて黒岳を見た。先日8月17日には、黒岳石室で初雪を観測したばかり。今日の天候は、好運にも暑いぐらい。半袖と腕カバーで大丈夫。
7合目、リフト降り場横の展望台にて。朝陽の中、雲海と山々の景色が素晴らしい。ここまででも感動の連続。
7合目からは、老若男女、大勢の方が黒岳頂上を目指して列をなして登っている。黒岳頂上へ向かう途中。紅葉が進んでいる。秋色のコントラストが美しい。
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9/15 7:44
7合目からは、老若男女、大勢の方が黒岳頂上を目指して列をなして登っている。黒岳頂上へ向かう途中。紅葉が進んでいる。秋色のコントラストが美しい。
頂上までの道のり、目の前を登っている方々を大変失礼ながら全て追い越し、山頂へ。岩石がゴロゴロ。多くの登山者が記念撮影。なぜかいつも写真撮影をお願いされる。
9/15 7:56
頂上までの道のり、目の前を登っている方々を大変失礼ながら全て追い越し、山頂へ。岩石がゴロゴロ。多くの登山者が記念撮影。なぜかいつも写真撮影をお願いされる。
黒岳山頂からの景色� �なんて凄いのだろう。前回の旭岳登山は濃いガスのせいで全く景色が分からなかったので、こうして御鉢平の山々の景色を好天の下で見られるなんて幸せ過ぎる。
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9/15 7:56
黒岳山頂からの景色� �なんて凄いのだろう。前回の旭岳登山は濃いガスのせいで全く景色が分からなかったので、こうして御鉢平の山々の景色を好天の下で見られるなんて幸せ過ぎる。
黒岳山頂からの景色�◆１�帽子岳の方角。もっと紅葉していると思ったが、意外に緑。
黒岳山頂を少し下って、黒岳石室にて。利用料を払ってトイレを拝借。使用後は、次の人のために横の自転車のペダルを漕いでオガクズを撹拌しておく(バイオトイレ)。オガクズ交換ボランティアの方々に心から感謝です。
9/15 8:15
黒岳山頂を少し下って、黒岳石室にて。利用料を払ってトイレを拝借。使用後は、次の人のために横の自転車のペダルを漕いでオガクズを撹拌しておく(バイオトイレ)。オガクズ交換ボランティアの方々に心から感謝です。
黒岳石室より反時計回りに御鉢平を廻る。初めて見る御鉢平は感動の連続。大雪の山の上がこんなになっていたとは。リクライニングチェアに腰かけて、ずっとここで眺めていたいな。
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9/15 8:34
黒岳石室より反時計回りに御鉢平を廻る。初めて見る御鉢平は感動の連続。大雪の山の上がこんなになっていたとは。リクライニングチェアに腰かけて、ずっとここで眺めていたいな。
お鉢平展望台。自然が作り出す美しい風景。殺伐としていながらもダイナミック。真ん中が有毒温泉。硫黄成分いっぱいの白い川が印象的。
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9/15 8:47
お鉢平展望台。自然が作り出す美しい風景。殺伐としていながらもダイナミック。真ん中が有毒温泉。硫黄成分いっぱいの白い川が印象的。
前回の登山で、山頂が真っ白で何も景色が分からなかった道内標高��2の北鎮岳山頂に到着。山頂からの景色が観られて感動。しかも快晴。奥に、比布岳、永山岳が連なる。
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9/15 9:20
前回の登山で、山頂が真っ白で何も景色が分からなかった道内標高��2の北鎮岳山頂に到着。山頂からの景色が観られて感動。しかも快晴。奥に、比布岳、永山岳が連なる。
北鎮岳山頂から、黒岳、烏帽子岳方向。けっこう歩いてきた。空と雲が近い。
北鎮岳山頂から、旭岳、裾合平方向。素晴らしい眺め。隣でベテランの年輩の方が、今年の紅葉は、台風のせいで今までで最低だ、とおっしゃっていた。
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9/15 9:24
北鎮岳山頂から、旭岳、裾合平方向。素晴らしい眺め。隣でベテランの年輩の方が、今年の紅葉は、台風のせいで今までで最低だ、とおっしゃっていた。
北鎮岳山頂から、旭岳、御鉢平方向。遠くにトムラウシ山。その右のさらに遠くに十勝岳連峰。できれば今年もう一度十勝岳連峰に行かなきゃ。
9/15 9:28
北鎮岳山頂から、旭岳、御鉢平方向。遠くにトムラウシ山。その右のさらに遠くに十勝岳連峰。できれば今年もう一度十勝岳連峰に行かなきゃ。
次の旭岳に向かう途中のミルフィーユみたいな岩。風化による芸術作品。
北鎮岳と中岳の中間ポイント。真ん中に有毒温泉を配置する御鉢平全体。反対側に、午後に登る予定の白雲岳。左の尖がっているのが烏帽子岳。
1
9/15 9:42
北鎮岳と中岳の中間ポイント。真ん中に有毒温泉を配置する御鉢平全体。反対側に、午後に登る予定の白雲岳。左の尖がっているのが烏帽子岳。
次に間宮岳に到着。前回は、死後の世界かと思うぐらい真っ白だった。
だらだら歩いていたが、いよいよ旭岳の急登。見るからにキツそう。
旭岳の急登と飛行機雲。一歩ずつ登るが、その度に脚が砂れきにズブリと埋まる…力が伝わらない。皆、せいぜい、はぁはあと息を切らして旭岳山頂を目指していた。
9/15 10:49
旭岳の急登と飛行機雲。一歩ずつ登るが、その度に脚が砂れきにズブリと埋まる…力が伝わらない。皆、せいぜい、はぁはあと息を切らして旭岳山頂を目指していた。
前回真っ白けだった登山のリベンジ、念願の晴天の旭岳山頂。道内最高峰に着いたと実感。360°すべて絶景。感動で涙が出そう。前回出会ったyuma_zrxさんに見せてあげたい。
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9/15 11:02
前回真っ白けだった登山のリベンジ、念願の晴天の旭岳山頂。道内最高峰に着いたと実感。360°すべて絶景。感動で涙が出そう。前回出会ったyuma_zrxさんに見せてあげたい。
旭岳を一気に下り、北海岳に到着。御鉢平の向こうに先ほど登った北鎮岳。
北海岳から、本日の最後に登る予定の白雲岳方向。2Dの地図で見るより遠く感じる。今日中に登れるだろうか。
次に目指すは画像中央やや右の赤岳。思っていたより道のりが遠い。
赤岳に到着。疲れが出てきたせいか、とても遠く感じた。それにしても赤岳は、石が組みあがった塊みたいで山という感じがしない。
いよいよ本日ラストは白雲岳。かなりゴツい感じの山。黄色いペイントを頼りに岩場を進む。
白雲岳山頂にて。巨岩を登るのに少々手こずった。360°の眺めは最高である。奥には旭岳がどっしりと構えている。この方向は、雪があるとゼブラ模様がきれいに現れるに違いない。
9/15 14:17
白雲岳山頂にて。巨岩を登るのに少々手こずった。360°の眺めは最高である。奥には旭岳がどっしりと構えている。この方向は、雪があるとゼブラ模様がきれいに現れるに違いない。
白雲岳山頂から、今辿ってきた登山道を振り返る。平地から上に反り上がったようになっている山の斜面に、ポツポツと巨岩が点在している景色が素敵。
9/15 14:18
白雲岳山頂から、今辿ってきた登山道を振り返る。平地から上に反り上がったようになっている山の斜面に、ポツポツと巨岩が点在している景色が素敵。
白雲岳から北海岳へ戻る途中。雪渓の壁が現れる。気温が上がった時に縦方向にガサっと落ちたのだろうか、垂直な壁である。
北海岳から黒岳へ向かう途中。夕陽の中の紅葉が赤みを増してとても美しい。
登山道を少し下り、北海沢を渡る。陽がかなり傾いてきたので、暗くなる前に黒岳5合目以下の登山道にたどり着きたいが、厳しいかな…。
9/15 16:06
登山道を少し下り、北海沢を渡る。陽がかなり傾いてきたので、暗くなる前に黒岳5合目以下の登山道にたどり着きたいが、厳しいかな…。
お次は、大きな赤石川を渡渉。山の上の川渡りは何か不思議な感じがする。黒岳石室までもう少し。
再び黒岳山頂へ戻ってきた。脚の疲労がピークに達してきた。陽がかなり傾いている。正直なところ暗くなる前に下りられるかどうか微妙な感じ。帰りもロープウェイを使う気は毛頭ない。
9/15 16:37
再び黒岳山頂へ戻ってきた。脚の疲労がピークに達してきた。陽がかなり傾いている。正直なところ暗くなる前に下りられるかどうか微妙な感じ。帰りもロープウェイを使う気は毛頭ない。
黒岳5合目の登山口入口（通行禁止）に到着。すでに17:30を過ぎているため、陽が落ちて暗くなる前に黒岳の麓に向けて猛ダッシュ。この後、1合目辺りをダッシュしているときに17:50頃。ヘッドライトを一応持っていたが、9月中旬のこの時間、足元が見える限界を超えていた。ジグザグの道を急降下。つまづきそうになりながら登山口に18:00到着。かなりヤバかった…。層雲峡神社に、無事下山できたことを深々とお礼。
9/15 17:32
黒岳5合目の登山口入口（通行禁止）に到着。すでに17:30を過ぎているため、陽が落ちて暗くなる前に黒岳の麓に向けて猛ダッシュ。この後、1合目辺りをダッシュしているときに17:50頃。ヘッドライトを一応持っていたが、9月中旬のこの時間、足元が見える限界を超えていた。ジグザグの道を急降下。つまづきそうになりながら登山口に18:00到着。かなりヤバかった…。層雲峡神社に、無事下山できたことを深々とお礼。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図（地形図）
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
|
|---|
感想
羅臼岳からの一連の登山旅行の最後が今回の大雪の山々。自分でどれぐらい登れるか挑戦してみたかったが、陽の短い季節ではギリギリのルートであった。無事に下山できたのが不思議なぐらいで、無理すべきでないと反省した。
晴天の中、前回登山のリベンジができて感無量である。とはいえ、大雪山系の目立った表面部分でしかない。来年は、トムラウシに行けるだろうか…。
下山後は、層雲峡にある源泉掛け流しの温泉で、汗で冷えた体を温め、脚をアイシング。さすがに脚を酷使したため、ガクガク。
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