記録ID: 1591607
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ハイキング
奥多摩・高尾
綱之上御前山から大野貯水池へ
2018年09月23日(日) [日帰り]
山梨県
あきやまさんぽ
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 06:31
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 512m
- 下り
- 547m
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| 天候 | 曇りのち晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
このコースは前半一般登山道ではないので指導標はありません。吉備人出版山梨東部の山(東編)登山詳細図とコンパス、GPSがあれば便利です。とりつきは多少藪こぎがありますが、少し登ると昔の道の跡が現れます。道なりに登ると綱之上御前山山頂です。ここまでは道迷いしなければ危険箇所はありません。山頂からの下りは南側が切れ落ちているので注意して下さい。下り道は登りほど明瞭ではないので要注意です。古いテープと微かな踏み跡を見逃さないようにして下さい。急坂を下った先に小さな鞍部があり少し登り返します。両側が切れ落ちていて馬の背のようになっていますが、登りきれば広くなっています。所々藪や倒木がありますが道の跡はあります。ピークで大田峠への分岐にピンクテープを取り付けました。それともうひとつ御春山方面にもピンクテープを取り付けました。一般登山道の赤い祠までは危険箇所もなく尾根を真っ直ぐ進めば辿り着きます。一般登山道はよく整備されており指導標もたくさんあるので迷うことはないでしょう。 |
| その他周辺情報 | 梁川駅の近くに商店がありビール冷えてますとありました。四方津駅の近くには商店が見当たらないのでエレベーターでコモアしおつに上がればスーパーがあります。大野貯水池からなら直接コモアしおつに寄った方が早いです。 |
写真
先日牧野記念庭園で見たコムラサキです。葉のギザギザが前部しかないのがコムラサキで、葉のギザギザが全体にあるのがムラサキシキブとのことです。目につくものはほとんどがコムラサキのようです。
7
9/23 9:59
先日牧野記念庭園で見たコムラサキです。葉のギザギザが前部しかないのがコムラサキで、葉のギザギザが全体にあるのがムラサキシキブとのことです。目につくものはほとんどがコムラサキのようです。
アキイロアジサイという園芸種でしょうか？道路脇の藪にありました。
これは花ではなくクサギの実が落ちた後に萼(ガク)だけが残ったものです。遠目からだと花にしか見えません。
ネジバナ系でしょうか？生垣と道路の間にあったので園芸種かもしれないです。
センニンソウかボタンヅルか迷いましたが、葉の形からセンニンソウだと思います。
ゲンノショウコ。昔から民間薬として用いられていてイシャイラズの別名もあるほど優秀な整腸生薬とのことです。
綱之上御前山へのとりつきです。振り返って撮影しています。
ご覧の通り道はなく民家の裏庭の藪を進みます。
ご覧の通り道はなく民家の裏庭の藪を進みます。
ジョロウグモの雌。あちこちに大きな蜘蛛の巣が張ってあるので避けるか壊すかして進まなければならないので面倒くさいです。
藪漕ぎが終わっても蜘蛛の巣のトラップがあるので油断はできません。
おそらくリュウノウギクだと思います。茎が頼りなく這うような感じだったのと日当たりの良い斜面にあったことから。※追記 これはリュウノウギクではないですね。
9/23 11:22
おそらくリュウノウギクだと思います。茎が頼りなく這うような感じだったのと日当たりの良い斜面にあったことから。※追記 これはリュウノウギクではないですね。
コウヤボウキ。卵型の葉なので1年目のようです。2年目の葉は細くなるらしいです。
綱之上御前山山頂到着！山頂には私製の指導標が3枚ありましたが一番手間の掛かっている物を載せます。
マユミかツリバナか調べてみると4裂がマユミで5裂がツリバナとのこと。これは5裂なのでツリバナです。
山頂からの展望は東側から南側にかけてありますが、真南には木があって見通しが悪いです。高尾方面から矢平山まで順繰り撮りました。
2
9/23 12:52
山頂からの展望は東側から南側にかけてありますが、真南には木があって見通しが悪いです。高尾方面から矢平山まで順繰り撮りました。
写真真ん中より少し左にあるのがコモアしおつでその後ろの山が四方津御前山です。
右側の高い山が高柄山で左側の小さく尖った奥の山が鶴島御前山で手前が栃穴御前山です。
南側の木の間から矢平山の山頂が見えます。昼食と作業と撮影で1時間半ぐらいの長居をしてしまったのでボチボチ下ります。
このキノコは直径30cmぐらいありました。食べられればいいのですが、素人はキノコに手を出さない方が賢明です。
太田峠への分岐地点。左に行くと太田峠、右に行くと大野貯水池・御春山です。目印にピンクテープをつけました。
分岐点から10m先の大野貯水池・御春山方向にもピンクテープをつけました。この先に多少藪漕ぎはありますが危険箇所はありません。
3
9/23 13:31
分岐点から10m先の大野貯水池・御春山方向にもピンクテープをつけました。この先に多少藪漕ぎはありますが危険箇所はありません。
一般登山道に出ると赤い祠がありました。大小二つある意味は分かりません。
先端の花は落ちたようですが茎の途中に小さな花があります。次の写真も同じ植物です。
なかなか名前が分かりません。※追記 Landsbergさんのご協力によりノブキと同定しました。ありがとうございます。
これも分かりません。※追記 Landsbergさんのご協力によりイヌトウバナと同定しました。ありがとうございます。
これは登山道に横たわっていたものを脇に寄せて撮影しました。踏まれたのか豪雨で倒れたのかは分かりませんが、細く白い花弁が5枚あるようです。ダイモンジソウのわけはないか。
1
9/23 14:25
これは登山道に横たわっていたものを脇に寄せて撮影しました。踏まれたのか豪雨で倒れたのかは分かりませんが、細く白い花弁が5枚あるようです。ダイモンジソウのわけはないか。
前の写真の花の茎と葉です。細い茎を見るともともと地を這うタイプの植物かもしれません。
指導標の手前に川が流れていて、その上に木の橋が架かっていますが、なんだか落ちそうで怖いです。
希少なのかどうかは知りませんが、こちら側に下りてきてよかったと思いました。
3出葉、蔓性、おそらくマメ科だろうと思いますが、なかなか名前が分かりません。
午前中に見たキクと同種か別種かどうなんでしょうか？キクの同定は難しいです。
この蔓性植物はクズでしょう。繁殖力が強くアメリカに輸出されて今では有害植物に指定されているとか。日本では秋の七草のひとつに数えられています。
4
9/23 15:23
この蔓性植物はクズでしょう。繁殖力が強くアメリカに輸出されて今では有害植物に指定されているとか。日本では秋の七草のひとつに数えられています。
ニラの花。道端のあちこちに生えていました。花も食用になるそうです。
ヒガンバナは大野貯水池周辺の至る所に咲いていました。繁殖力が強いようです。
5角形状の葉、蔓性、とげ状の白い毛が密生しているたくさんの小さな実についている。ウリ系の花ではないかと思われます。※追記 Landsbergさんのご協力によりアレチウリと同定しました。ありがとうございます。
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9/23 15:29
5角形状の葉、蔓性、とげ状の白い毛が密生しているたくさんの小さな実についている。ウリ系の花ではないかと思われます。※追記 Landsbergさんのご協力によりアレチウリと同定しました。ありがとうございます。
スミレ系なのかマメ科なのか見当がつきません。※追記 Landsbergさんのご協力によりナンテンハギと同定しました。ありがとうございます。
4
9/23 15:38
スミレ系なのかマメ科なのか見当がつきません。※追記 Landsbergさんのご協力によりナンテンハギと同定しました。ありがとうございます。
�爐海圓辰函匹辰討覆法�と不思議に思って調べると、山梨県の方言で「ちゃんと」や「しっかり」の意味らしいです。
ハギは種類がいろいろあるようなので同定は難しいですね。※追記 Landsbergさんのご協力によりコマツナギと同定しました。ありがとうございます。
3
9/23 15:56
ハギは種類がいろいろあるようなので同定は難しいですね。※追記 Landsbergさんのご協力によりコマツナギと同定しました。ありがとうございます。
装備
| 個人装備 |
ウインドブレーカー
半袖シャツ
半ズボン
サポートシャツ
サポートタイツ
パンツ
靴下
帽子
インナーキャップ
グローブ
ゲーター
軽登山靴
合羽 上下
ザック
ザックカバー
山と高原地図
吉備人出版地図
学研山の花
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ボールペン
メモ帳
ファーストエイドキット
スマートフォン
時計
ツェルト
ビニール紐
アーミーナイフ
ライター
ローソク
レジャーシート
レスキューシート
ラジオ
マーキングテープ
熊鈴
ミニランタン
調光眼鏡
老眼鏡
モバイルバッテリー（コード）
使い切りカイロ
バンダナ
ティシュペーパー
保険証
クレジットカード
現金
折畳み小鋸
飲料1.5Ｌ
おにぎり4個
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|---|
感想
いろんな野花に会うにはどこを歩こうかと検討した結果今回のルートになりましたが、バリエーションルートを歩くのが目的ではなかったので不意に出現した岩場の馬の背には少々ビビりました。写真を撮る余裕もなかったので載せていませんが、岩場の高山を歩き慣れている上級者の方ならなんでもない場所でも万年初級者で高所恐怖症の私には不安でいっぱいになります。ほんの1~2分のことでしたが緊張しました。馬の背の向こうが広い尾根ではなく、もっと両側が切れ落ちたナイフリッジのような場所なら引き返していたでしょう。一般登山道ではないので情報は少ない上にここを目指してくる方々はそれなりの経験者でしょうから危険という認識もないのかもしれません。だからレコには特記していないので危険箇所は分かりませんでした。そういうわけなのでここにはっきり書いておきますが、私のような万年初級者の方はくれぐれも十分気を付けて歩いて下さい。
主目的である野花にはたくさん会えたので良かったです。しかし知らない野花が多く未だ同定できないものもあり苦労しました。ハギやキクの同定は初心者には難しいので分からなくて当たり前ですが、いつも通い慣れた秋山と近いのに植生が結構違うので少々驚きました。昔の人々や動物・植物には、山一つ川一本越えれば別の世界だったのだろうなと綱之上御前山の山頂から高柄山の陰にある金山地区や桜井地区を思いながら実感しました。
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akiyamasanpoさん、おはようございます。
花の多い秋山散歩が出来ましたね。
バリルートもお有りだったとか、無事で何よりです。
ノブキ、イヌトウバナ、シロヨメナ、アレチウリ、ナンテンハギ、コマツナギのサイトはもしかするとお役に立てるかも知れません。
Landsberg
Landsbergさん
おはようございます。
サイトの紹介ありがとうございます。
参考にさせて頂きます。
これからも楽しい花の山行を拝見させて頂きます。
またアドバイス頂ければ幸いです。
ありがとうございました。
akiyamasanpo
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