東海自然歩道(関が原〜東藤原)
- GPS
- 27:05
- 距離
- 56.4km
- 登り
- 1,971m
- 下り
- 1,949m
コースタイム
東京駅八重洲中央口日本橋三丁目交差点23:10(ウィラーバス(楽天で予約)
12月30日(金)
合計距離;21.57km
累積標高(上り);827m
累積標高(下り);820m
07:10岐阜駅北口、7:56岐阜(東海道線特別快速で約26分)8:23関ケ原駅
関ヶ原駅8:45---9:14福島正則陣跡---9:20不破の関---10:50松尾山11:00---11:40関ケ原町平井---12:10上石津町平井---12:45牧田藤古川橋---12:50藤古川沿い桜並木(休憩)13:10---沢田広瀬橋---15:00桜井白鳥神社15:15---15:40上方白鳥神社---
17:05千体地蔵---17:45柏尾谷---18:30養老公園
12月31日(土)
合計距離;16.44km
累積標高(上り);1,199m
累積標高(下り);1,075m
養老公園7:00---8:20赤岩神社---11:10観音堂分岐(きみどりさんとお別れ)---
11:40川原越入口12:00---13:50川原越14:00---林道の橋---15:20林道の東屋---
18:00川原
1月1日(日)
合計距離;18.82km
累積標高(上り);338m
累積標高(下り);459m
川原6:10---6:50中部電力変電所---長尾---9:05簡易パーキングエリア---9:45聖宝寺---10:45西藤原駅---売店で買物---12:15東藤原駅===(三岐鉄道)===近鉄富田===(近鉄各駅)===近鉄川原町---満殿の湯---近鉄川原町===(近鉄準急)===近鉄名古屋===名古屋駅(新幹線口)17:00(JR関東高速バス:スーパーライナー22号)22:53東京駅(日本橋口)
天候 | 30日・31日・1日ともに晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
http://travel.rakuten.co.jp/bus/ JRバス(名古屋駅〜東京駅) http://www.kousokubus.net/PC/index.aspx 三岐鉄道(東藤原〜近鉄富田) http://www.sangirail.co.jp/ 近畿日本鉄道(近鉄富田〜近鉄名古屋) http://www.kintetsu.co.jp/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にないが、他の東海自然歩道と同様に整備が不完全で登山道上は倒木や浮石が多い。また道標も間隔が不安定で、道標の指し示す方角があいまいなことも多い。距離・時間の標示も間違ったものが多い。 登山ポストはない。 |
写真
感想
2011年のGW以来の東海自然歩道。今回は関ケ原からだ。
ヤマレコで計画をあげたら、きみどりさんとカヨピーさんからミートのお申し出あり。
会いたいと言っていただけるのは単純にうれしい。会うのがこんなバカ夫婦で申し訳ないのですが、感謝感激しております。
これもヤマレコのネットワークと通常の登山でないバックパッキング型の東海自然歩道のスタイルとユーザーのやさしい気持ちのおかげと思います。
12月29日
東京駅を23:10発、ウィラーバス(車両はkamiko bus)で岐阜に向かう。バスは2x2普通のタイプでトイレ付き。東名高速経由2回休憩あり。一人5800円なので何も文句なし。
ドライバーの運転もうまくよく寝れた。
12月30日
渋滞もなく岐阜駅には定刻より30分早い07:10着。JR岐阜駅のヴィドフランスでモーニングのトーストセットを食べてからJRで関ケ原に向かう。
関ケ原駅はホームがいきなり雪だらけ、道路は雪かきしてあるので普通に歩ける。去年カヨピー家族と休憩した不破の関から松尾山に向かう。
ご存知関ケ原の戦いで小早川秀秋が陣を構えたところだ。わずか293mの山だが雪が多くラッセルラッセル。
山頂から関ケ原や伊吹山の眺めは最高。東屋にノートがあったので記入して下山。
関ケ原町平井、上石津町平井、牧田を過ぎ藤古川沿いの伊吹山の見える桜並木で休憩。
広瀬橋を渡ると墓地の点在する地域になり獣害よけのゲートを何度も開け閉めしつつ通過。
桜井白鳥神社は日本武尊を祭る神社で桜の泉が湧いている。近所の方が野菜を洗うためかたわしが置いてあったりする。普通の生活に使われているのはいいことだと思う。
上方白鳥神社はきれいなトイレ有り。
竜泉寺跡の前後はあまり整備されてなく浮き石、倒木で歩きずらい。
織田信長に焼かれた寺の跡から発見された千体地蔵は、ちと不気味。その先の神明神社で日が暮れる。
暗い中、柏尾谷を登る。雪に大人と子供の足跡があり、これがカヨピー親子の足跡であった。
濃尾平野の夜景が美しい、柏尾谷を渡り倒木の多い山道を降りるとすぐに養老公園。
養老公園は非常に広く、養老の滝を中心に、旅館、土産屋、遊園地などたくさんあるアミューズメントパークだ。
カヨピーときみどりさんとミートして、いろいろごちそうになる。
最近、加藤則芳がアパラチアントレイル3500kmを歩いた記録「メインの森をめざして」にはまっている。
この中でアメリカでも四国のお遍路のお接待と同じようなものがあることを知る。
トレイルを歩く人に飲食物などを無償で提供する人たちをトレイルエンジェルと呼ぶのだそうた。
そうなのだカヨピーさんときみどりさんは私たちのトレイルエンジェルだったのだ。感謝しつつ明日にコマを進める。
12月31日
きみどりさんと三人で歩き始める。
きみどりさんはあまりちゃんと整備されてない東海自然歩道のトレイルに横たわる枯れ枝を、ひとつひとつどかしつつ歩く。
また今日だけで三回も道間違えをして、うんざりしているだろうに陽気にギャグを飛ばす。
ヤマレコでは、くだらなくも面白いコメントばかりだが、きみどりさんの優しい一面を知ることができてうれしかった。
川原越入口手前できみどりさんと分かれ先に進む。
川原越入口を過ぎてから雪だらけになる。
かろうじてひとりのトレースがついているがラッセルはなかなか辛い。
07:00に出発し苦闘7時間。ようやく川原越に到着。これで岐阜県は終了し三重県に入る。
川原越からはひとりのトレースもない。6本爪アイゼンを装着して下る。
少し下り林道に出てからすぐに急登になる。
はねぱたにトップを代わり積雪約30cmのきついラッセルを登る。
もう体力的にやばいなと思ったころ、東屋が出てきて休憩。登りもほぼ終わり。
日没まで時間がないがさらに下る。
道標がなぜかなくなり不安の中、GPSロガーと25000地図、コンパスを頼りに下る。
1時間後に道標が出てきて安心した時には日没寸前。結局連日のナイトランになる。
普通の登山ではナイトランはしないが、東海自然歩道は日の短い季節に歩くことが多いのでナイトランは時折出てくる。
夜歩く訓練と思っている。
今日は予定の3分の2しか進めなかった。
1月1日
夜明け前から歩き始める。初日の出とともに藤原岳がその勇姿を見せる。
今日は雪のない里山歩きだ。
聖宝寺は大きな寺だが、目障りな売店などなく、地元の方々に親しまれている感じのいいお寺だ。
トイレもきれいで手洗い場に小さな鏡餅が置いてあった。
そうそう今日は元旦。初詣して歩き始める。
地図をよく見ると、明日歩く予定の三重県民の森から湯の山温泉の間に標高500mの峠がある。
昨日苦しんだ川原越とあまり変わらない。トレースも期待できないだろう。
これから先は電車のアクセスも悪くなる。さぁどうする?
という訳で今回は三岐鉄道の東藤原駅で打ち切ることにしました。
3泊4日の予定が、2泊3日になったがなかなか充実した歩きであった。
普段は整備された登山道ばかり歩くので不備の多い東海自然歩道は、やはりなかなかきついです。
まだ修行が足りないかしら?
帰りは三岐鉄道で東藤原から近鉄富田に出る。富田の駅員に教わり各駅で3つ四日市寄りの川原町駅から徒歩5分の「満殿の湯」600円に行き、三日間の汗を流す。近鉄で名古屋に行きJRの高速バスで東京に帰る。
名古屋のJRバスの切符売り場の職員の方が偶然山好きでなぜか盛り上がる。
山をやっていて良かったと思った。
東海自然歩道もまた歩きたいと思った。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いつも疲れた体に鞭打たせるような待ち伏せにもかかわらず
笑顔でお会いいただきましてありがとうございます
キッカケがなければ東海自然歩道にもhanepata夫妻にも関わることもなく過ごしていたと思うと
ヤマレコを通じて東海自然歩道に親しみを持ち“少し歩いてみようかな♪”と思ったり
せっかくだからお会いしたいな♪ と思えたことはヤマレコ様々の嬉しい限りです
いつも我が家のワガママに笑顔でお会いしていただき嬉しかったです
そして,我が家でも楽しめるルートがあることを知った東海自然歩道にも
時期を見て,養老周辺の東海自然歩道や不破の関から松尾山も歩いてみようと思います
お疲れさまでした
これからも安全に東海自然歩道を楽しまれることを,ささやかながら遠くから見守っていますね♪
今年もよろしくお願い致します
kayo-piさん
年が明けてからお会いしてませんので、改めまして
あけましておめでとうございます
いやいやいつも疲れもぶっとぶお迎えで、
申し訳ないなと思いつつ、楽しみにしております。
松尾山も(雪がなければ)ご家族で普通に登れると思います。
次回の東海自然歩道はGWあたりを予定しております
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する