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記録ID: 1594466
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ハイキング
槍・穂高・乗鞍

乗鞍岳 〜君、軽んじることなかれ〜 B55

2018年09月24日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:23
距離
7.8km
登り
467m
下り
478m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:47
休憩
0:57
合計
3:44
7:45
7:45
8
7:56
7:56
6
8:02
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8
8:10
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35
8:45
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9
8:54
9:35
7
9:42
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4
9:46
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24
10:10
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13
10:23
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5
10:28
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8
10:36
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16
10:52
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5
10:57
11:13
6
11:19
11:19
4
11:23
11:23
4
11:27
畳平バスターミナル
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
平湯バスターミナル発6:40(濃飛バス、往復2,300円)畳平バスターミナル着7:40

畳平バスターミナル発11:50、平湯バスターミナル着12:50、発15:30(あるぺん号3列、7,700円)新宿駅着22:00
コース状況/
危険箇所等
摩利支天岳へは通行止めで行けなかった。
恵比須岳へはそもそも道が無かった。
その他周辺情報 日帰り温泉 平湯バスターミナル3階600円、貸バスタオル200円
5:48、平湯バスターミナル。まだ誰もいない。どうやら平湯温泉に前泊して登る人は少ないようだ。
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5:48、平湯バスターミナル。まだ誰もいない。どうやら平湯温泉に前泊して登る人は少ないようだ。
シャトルバスは、ほおのき平で多くの人を乗せ、畳平バスターミナルへ定刻どおり到着した。
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シャトルバスは、ほおのき平で多くの人を乗せ、畳平バスターミナルへ定刻どおり到着した。
お花畑コースを南下する。今朝も好天、早めに往復しよう。
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お花畑コースを南下する。今朝も好天、早めに往復しよう。
富士見岳。いきなり森林限界超えていて気持ちいいなあ。
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富士見岳。いきなり森林限界超えていて気持ちいいなあ。
恵比須岳と畳平を振り返る。
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恵比須岳と畳平を振り返る。
不消ヶ池と摩利支天岳。
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不消ヶ池と摩利支天岳。
エコーラインの向こう、幾重にも連なる。
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エコーラインの向こう、幾重にも連なる。
剣ヶ峰が見えてきた。
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剣ヶ峰が見えてきた。
肩の小屋、乗鞍観測所。
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肩の小屋、乗鞍観測所。
剣ヶ峰口。前方には乗鞍高原からのバスで上ってきた人々。
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剣ヶ峰口。前方には乗鞍高原からのバスで上ってきた人々。
摩利支天岳の向こうには槍穂高連峰。昨日より、少し遠い。
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摩利支天岳の向こうには槍穂高連峰。昨日より、少し遠い。
権現池。乗鞍岳が活火山であることを思い出させられる。
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権現池。乗鞍岳が活火山であることを思い出させられる。
8:54、剣ヶ峰に到達。今日も360度の眺望に感謝。
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8:54、剣ヶ峰に到達。今日も360度の眺望に感謝。
一時規制解除された御嶽山。やはり大きな存在感。
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一時規制解除された御嶽山。やはり大きな存在感。
どうしても目線はあの稜線へ。
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どうしても目線はあの稜線へ。
左から朝日岳、不動岳、蚕玉岳、摩利支天岳、富士見岳。
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左から朝日岳、不動岳、蚕玉岳、摩利支天岳、富士見岳。
東の空を望む。山並みと雲が美しい。
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東の空を望む。山並みと雲が美しい。
昨日は考えられなかったコーヒータイム。今日は2倍楽しもう。
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昨日は考えられなかったコーヒータイム。今日は2倍楽しもう。
中央の焼岳。昨日のこの時間、稜線を前にして倒れる寸前だった。
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中央の焼岳。昨日のこの時間、稜線を前にして倒れる寸前だった。
直下から山頂を見上げる。空の蒼さが目に焼き付く。
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直下から山頂を見上げる。空の蒼さが目に焼き付く。
蚕玉岳。
イングランド北部の...ではなく、東京大学宇宙線研究所附属乗鞍岳観測所でした。
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イングランド北部の...ではなく、東京大学宇宙線研究所附属乗鞍岳観測所でした。
肩の小屋。なんだか親しみやすく、のどかな雰囲気の場所だった。いつか泊まってみたい。
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肩の小屋。なんだか親しみやすく、のどかな雰囲気の場所だった。いつか泊まってみたい。
エコーラインの向こうには乗鞍高原が。
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エコーラインの向こうには乗鞍高原が。
摩利支天岳の入口には立ち入り禁止の札が。今日の寄り道第1弾は達成できなかった。
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摩利支天岳の入口には立ち入り禁止の札が。今日の寄り道第1弾は達成できなかった。
恵比須岳と畳平。
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恵比須岳と畳平。
帰りは鶴ヶ池に寄って。
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帰りは鶴ヶ池に寄って。
ターミナルから15分の魔王岳。
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ターミナルから15分の魔王岳。
恵比須岳には到達できない。
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恵比須岳には到達できない。
魔王岳。2764m。
烏帽子岳、大丹生岳ですね。
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烏帽子岳、大丹生岳ですね。
もう一度だけ、穂高連峰を。
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もう一度だけ、穂高連峰を。
遠く剣ヶ峰。11時を回り、雲に覆われはじめた。
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遠く剣ヶ峰。11時を回り、雲に覆われはじめた。
ひっそりと亀ヶ池。
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ひっそりと亀ヶ池。
時は移り、平湯バスターミナルにて、飛騨牛ステーキ丼♫。おしまい。
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時は移り、平湯バスターミナルにて、飛騨牛ステーキ丼♫。おしまい。

感想

(前日の「焼岳」から続く)
 上高地からは、平湯温泉まで臨時便が次々と発車していた。およそ25分で到着、宿に向かう。東館は新しく、ゆったりとした造りだった。チェックインをし、早速入浴、ほとんど貸切状態で、高山病の驚きと苦しみが十分に癒された。
 特別休憩室の利用者はほとんどが登山者だった。個室ではないが、山小屋に比べれば十分快適、熟睡できた。5時過ぎには目が覚め、早めにバスターミナルに向かう。自販機で往復乗車券を購入、ベンチで始発バスを待つ。平湯温泉の前泊者は少ないようで、乗客は上高地行も乗鞍行もほとんどいなかった。
 定刻どおり出発、きっかり1時間で畳平に到着した。天候は期待どおり、早いうちに往復しよう。お花畑コースから車道に合流する。既に乗鞍高原からの始発バス組が先行している。皆軽装で、ゆっくりと向かっていた。両側に富士見山、摩利支天岳を見ながら行くと、ほどなく肩の小屋に着く。何となく好感の持てる佇まい、立寄りたかったが、休憩するには早い。剣ヶ峰を目指す。
 剣ヶ峰口から山頂まで標高差260メートル、ようやく「登山」が始まる。昨日の教訓を活かし、少しでもおかしかったら大袈裟に休むことにしていた。幸い、休養十分のお蔭か、いつものようにテンポ良く歩むことができた。青空と山並みの美しさに感謝する。
 蚕玉岳を過ぎると山頂までは僅か、登りは頂上小屋を通らないルートを選んだ。右手に権現沼を見ながら進むと、ほどなく剣ヶ峰山頂に到達する。高密度の焼岳山頂を経験したばかりだから、ちょっとやそっとでは驚かないが、人の姿を入れずに撮るのはやはり難しい。
 風を避けて東側の岩陰でコーヒーを淹れた。時間を気にしないひととき、前方には焼岳、その向こう、槍穂高連峰、旨いコーヒーを味わえた。帰りは幾つかの山に寄り道をしてのんびり行こう、こういう山歩きができるのは、夏山でさんざん雨に降られたからなのかもしれない。
 「メインストリート」から山々は丘の存在、好きな山を登ればよい。けれども最も登りたかった摩利支天岳は立入り禁止だった。ターミナル背後の魔王岳に向かう。そこからは、今回の締めくくりに相応しく、北方の山々を見渡せた。待っていてください。次の機会には、迷わず訪れますから。
 既に空は雲に覆われていた。11時50分、予定よりも1本早いバスで畳平を後にした。平湯で2時間半の待ち合わせ時間が生まれた。日帰り温泉のあと1時間かけてゆっくりと食事をした。これほどのゆとりを享受しても良いのか、少し不安になった頃、頼もしきバスが眼前に現れた。このバスに乗るのは3度目だ。今日も快適な家路に就けるだろう。見上げると雲間から青空がのぞいていた。素敵な二日間を与えてくれたその空に、心から感謝した。

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