平ヶ岳(御池登山口より)
- GPS
- 12:26
- 距離
- 53.4km
- 登り
- 2,903m
- 下り
- 2,892m
コースタイム
- 山行
- 12:04
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 12:26
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
兎田代下分岐→小沢平:やや荒れた所あり。下流部は、雨の後のせいか沢の水流が多く、渡渉2回。 |
写真
装備
個人装備 |
ルナオソフラコ
|
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感想
9月と言えば,毎年恒例の北アルプス。今年は奥穂高岳を予定していました。ことごとく雨に潰されてきましたが,3連休の真ん中の日曜日,貴重な晴れの予報。こうなると登山集中で,さすがに新穂高の駐車場は前泊しないと止めれなそうだし,登山者が多くて岩場渋滞も激しそうだ。
そこで,代替コースとして考えていたのが今回のコースです。8月に投稿した会津駒ヶ岳〜燧ヶ岳コースを企画していた際,思いついたコース。今回もワラーチ(サンダル)で行きます。
深夜の一般道を220キロ,御池駐車場に到着しました。標高1500m,風があって寒いぞ。連休の貴重な晴れ間ともあって,早朝から多くの車,ヘッドライトをつけて準備をする登山者があふれていました。ここは尾瀬の玄関口,きっと燧ヶ岳や尾瀬ヶ原に向かう登山者でしょう。私はここから平ヶ岳を目指します。
スタートしてすぐに湿原を通過,ひと登りしてまた湿原を通過,尾瀬らしさ満載です。このあとは,グングンと下り続けます。昨日までの雨の影響でぬかるみが目立ちます。兎田代下分岐から小沢平への登山道は,事前リサーチどおりマイナー区間でした。倒木が多く,荒れている所もありました。ルートは分かりやすかったです。沢が増水ぎみで渡渉を2回しました。下り基調ですが下流部はアップダウンがあります。下りきると小沢平,ここから国道352号線を4キロほど走り平ヶ岳登山口へ到着,駐車場は満車で路駐する車も多数だったので多くの登山者が入山しているだろう。
登り始めると,若干の脚疲労は感じられるが,ペースを守れば失速することはないかな…と自己判定する。しかしながら,風のない暑さに苦戦しペースが上がらない。樹林帯を抜けると展望は良いが日差しがきつく暑さ倍増。登山者とは全く会わない。ようやく台倉山を過ぎた頃,下山してくる登山者とすれ違い始めました。下台倉山から始まるアップダウンは,山頂到達をより困難にしている印象です。平ヶ岳が100名山の中でも最難関のひとつとか言われるのはこのアップダウン区間によるのではないかと分析しました。単純標高差では1300m程なので困難なイメージはないけど,この長がーいアップダウン区間が登りと下りで待っているのでより遠く困難にしてるのでは。
池ノ岳への急登はきつかったけど,高度が上がったおかげで暑さは緩和されました。池ノ岳の高層湿原を楽しみ,平ヶ岳山頂へ向かいますが,意外に遠いですね。けっこう下って登り返すみたいですね。そして,人生2回目の山頂へ到着。
幕営地の水場で水分をチャージし,予定どおり玉子石を経由して下山開始です。予定より時間がかかっていることに気付く。暗くなる前には戻りたいなと願う。この下りでは,多くの登山者が道を譲っていただいてありがとうございました。秋晴れの展望の良い尾根の下りは最高でした。登山口まで下山完了,再び国道を走り,御池を目指します。2キロほど走ったところで,行きで見つけたカフェに入店。アイスコーヒーともり蕎麦をコール。後からケーキも追加して大満足のひととき。蕎麦はこしがあって,おいしかったです。
再スタートします。まだ12キロぐらいあります。この先,ひたすら11キロの登り坂でした。最後の1キロだけ下りでした。なんとか超スローペースで走りきり,ギリギリ暗くなる前にゴールできました。
ワラーチ(サンダル)での日本100名山,8座目となりました。
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