予想外によかった赤線つなぎ 嵐山+石老山+石砂山
- GPS
- 07:19
- 距離
- 26.8km
- 登り
- 1,697m
- 下り
- 1,694m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
嵐山 東海自然歩道の標識が随所にありルートは明確です。 ほぼ問題ありませんが、嵐山からねん坂へのルートで、砂地のトラバース部分が一部崩れていて非常に狭くなっていました。 石老山 東海自然歩道の標識が随所にありルートは明確です。 顕鏡寺からの登りは、登山道脇の随所に解説付きの巨岩があり楽しめます。 山頂までの途中2ヶ所ほど展望のきく場所があります。 ほぼ問題ありませんが、石老山から篠原方面への下りは、一部落ち葉が積もっていて滑りやすくなっています。 石砂山 東海自然歩道の標識が随所にありルートは明確です。 頂上直下は急登があります。 ほぼ問題ありませんが、石砂山から伏馬田方面への下りは、一部落ち葉が積もっていて滑りやすくなっています。 |
写真
感想
嵐山
東海自然歩道の標識が随所にありルートは明確です。
ほぼ問題ありませんが、嵐山からねん坂へのルートで、砂地のトラバース部分が一部崩れていて非常に狭くなっていました。
石老山
東海自然歩道の標識が随所にありルートは明確です。
顕鏡寺からの登りは、登山道脇の随所に解説付きの巨岩があり楽しめます。
山頂までの途中2ヶ所ほど展望のきく場所があります。
ほぼ問題ありませんが、石老山から篠原方面への下りは、一部落ち葉が積もっていて滑りやすくなっています。
石砂山
東海自然歩道の標識が随所にありルートは明確です。
頂上直下は急登があります。
ほぼ問題ありませんが、石砂山から伏馬田方面への下りは、一部落ち葉が積もっていて滑りやすくなっています。
相模湖駅から登った陣馬山のルートと焼山登山口からのぼった丹沢主脈のルートをつなぐため山行です。
ルートは、相模湖駅から石老山を経由して道志みちの焼山登山口まで。
ついでに石老山の前後に嵐山と石砂山(いしざれやま)を入れました。
石老山は、富士山の眺望がありそこそこメジャーなところでよい山だろうと期待していました。
一方の石砂山は、おまけでほとんど期待していなかったのですが、自分としては今回のルートで
一番良い山が石砂山でした。
焼山登山口からのバスが、1月3日は休日ダイヤで16時過ぎに一本しかないため、バス便の多い三ヶ木バスターミナルまで遠いですが歩くことにしました。
高尾駅発7:24の小淵沢行きに乗車し、7:36に相模湖駅下車。駅のトイレを使って出発。
真冬のこの時期にこの時間は正直寒いです。
嵐山の登山口まで特に指導標がないので、山と高原地図をたよりに進みました。
登山口からは、東海自然歩道と合流するので標識があります。ところどころ木がまばらになるところから相模湖の風景をたのしみつつ登ること25分で嵐山山頂に到着。そこそこ展望はありますが、アンテナ類が立っており少し興ざめです。
山頂からは、小さな神社の左側の道を進みます。
ここからねん坂まではアップダウンもあり意外と長く感じました。一ヶ所砂地のトラバースがあり崩れていたところで右足が登山道からはみ出してしまい滑りましたが何とか踏みとどまりました。要注意です。
時間帯が早いせいか、ねん坂まで誰にも会わず貸切状態でした。
ねん坂から顕鏡寺は、分岐点が多く不安になりますが、東海自然歩道の道標どおりに進めばOKです。こちらも意外と長く感じました。バス道経由の方が早いかもしれません。
顕鏡寺のあたりからは、巨大な石が次々と現れ解説もあります。時間があればじっくり読みながら登るとよいかもしれません。
途中で、石老山まで1.1kmの標識から数百メートル歩いてまたあと1.1kmとなりましたが、おそらく後の方が正しいと思います。
こちらはメジャーな山なので数組の登山者を追い抜いて登りました。頂上にも2組ほどベンチで休息中の方々がいました。
頂上からは南方面の木がない部分がありそこから丹沢と富士山が見えます。眺望はなかなかのものです。
ここのベンチで少し早いのですがランチにしました。
が、用意したラーメンを作るためのコッヘルを忘れていました(ガーン!!)。
ということで残念ながらホットワインとジャムパンのみの少しさびしいランチとなりました。
ホットワインは先日の塔ノ岳のときと同じレシピです。ほんとうは前日に準備したレモンの皮を足すつもりでしたが、こちらも忘れてました。正月ボケか?
石老山から篠原への道は、雑木主体の明るい道でなかなかよいです。ただ、登山道に落ち葉が積もっており急な部分はかなり滑ります。
篠原は、昔の里山の風情がのこっており、ガスがないのか薪が積み上げられた家があります。なにかほっとするような雰囲気のある場所です。
篠原BSから石砂山への入口に、すこし古びたギフチョウ(早春に成虫となるアゲハチョウ科の蝶。春の女神とも呼ばれ人気がある)の保護の看板がありました。
このときは、看板が古びていたのでもういなくなったしまったのかな、と思いましたが、後で調べるとまだいるようです。
最近、かなりの産地で姿が見られなくなっているので貴重なエリアです(薪を燃料とする家が多く、雑木林が手入れされていることも一因でしょう。手入れされることで林床の植生が維持されます)。
すこし進んだところにトイレがあり使用しました。ただ男性用の方の水道は水が出ず、女性用の方の水道を使わせていただきました。
石砂山の登山道に取り付いてしばらく登ると明るい雑木林の道となり、ギフチョウがいそうな環境です(場所は違いますが、学生のころにギフチョウを見た環境とそっくりです)。食草のカンアオイもありました。
石砂山の頂上直下は、丸太階段の急登が続きそこそこハードです。
頂上にはベンチがあり、周りも雑木で日当たりがよく、とてもいい雰囲気です。個人的には、このようなところが大好きです。
眺望は、丹沢方面が開けていてよく見えます。木の間から富士山も見えますが、大部分は大室山(?)の陰になっています。
いい雰囲気なのでゆっくりしたかったのですが、先も長いので5分ほどで山頂を後にしました。
伏馬田への下りの道も明るい雑木林でいい雰囲気です。こちらも落ち葉の積もった急な下りがあり滑りました。最後は石畳の道になりましたが、この部分は足に堪える感じがありました。
石砂山もだれにも会わず貸切でした。交通の便も悪いです。
石砂山を下りて、車道をしばらく歩いて伏馬田BS、西野々BSを経て焼山登山口BSへ到着。事前に調べたとおり1月3日は休日ダイヤで16時過ぎまで三ヶ木行きは来ません。
ここから三ヶ木まで延々あるきました。かなり遠いです。写真にはとっていないのですが、T字路にぶつかる少し手前で生藤、連行峰、陣馬、城山と見渡せるところがありました。
今回は、赤線つなぎが目的でしたが、石砂山という良い山に出会えてよかったです。
ギフチョウのシーズンにまた来たいです(この時期は人は多そうですが・・・)。
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